2024/04/05 - 2024/04/05
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この旅行記のスケジュール
2024/04/05
この旅行記スケジュールを元に
法然院の椿はちょと元気がなかった。この冬がさむかったから,とか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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哲学の道を銀閣寺から南に下がってきて、
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最初のお寺が、
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法然院。
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パンフレットを
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もらいました。
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善気山 法然院 萬無教寺(ぜんきさん ほうねんいん ぱんぶきょうじ)
鎌倉時代の初め、専修(せんじゆ)念悌の元祖法然上人源空「1133-1212」は鹿ケ谷の草庵において弟子
の安楽房遵西(じゆんさい)「?ー1207」と住蓮「?-1207」とともに、専ら南無阿弥陀悌を唱え、六時礼讃
(中国の浄土教の大成者で法然上人が師と仰がれた善導大師「613ー681」の著書である『往生礼讃偈』に
基づき、一日に六回、読経・念佛・礼拝を行って阿弥陀佛を讃歎し浄土往生を願う行儀)を実践された。
1206(建永元)年12月、後鳥羽上皇「1180-1239」の熊野臨幸の留守中後鳥羽院の女房、松虫・
鈴虫が安楽・住蓮を慕い出家し、上皇の逆鱗に触れるという事件が生じて法然上人は讃岐国へ流罪、安楽は
六条河原、住蓮は近江国の馬淵で死罪となり、その後草庵は久しく荒廃することとなった。
江戸時代初期の1680(延宝八)年、忍澂(にんちょう)和尚「1645-1711」は法然上人ゆかりの地に念佛
道場を建立することを願い、師である知恩院第三十八世の萬無(ばんぶ)和尚「1607-1681」に相談、江戸
幕府四代将軍徳川家綱から土地を得て現在に続く伽藍の基礎が築かれた。
知恩院を総本山とする浄土宗の別格本山であり、持戒清浄の道場として数多くの浄土宗僧侶を養成した
が一九五三(昭和ニ十ハ)年、第二十九世信順和尚の代に浄土宗より独立し、単立宗教法人本山獅子谷法然院
と称し現在に至っている。檀信徒の法事などを勤めるため、通常伽藍内は非公開であるが、檀信徒以外の方
も参加される年中行事を執り行い、佛教講座・読書会・音楽会・講演会などを開いている。
毎年四月一日~七日、十一月十八日から二十四日に伽藍内特別公開を行っている。 -
三銘椿(さんめいちん)の庭
境内には薮椿が数多く自生しているが本堂北側の中庭には三銘椿「花笠椿・貴(あて)椿・五色散り椿」が並ぶ。
花笠椿は紅色に白の斑入りの花、貴椿は白い花を咲かせる。五色散り椿は白色・桃色など数種類の色の花
を咲かせ、花弁が一枚一枚散り落ちるのでこの名がある。花期は三月中旬から四月上旬である。 -
大書院・茶室・食堂(じきどう)
大書院は一七九三(寛政五)年の建築で、明治時代末期、第二十六世瑩(えい)誉戒宏和尚の代に改築、現在
に至っている。龍図は狩野派の画家、勝山琢眼「一七四七ー一八ニ四」の筆である。西に吉田山、遠くに愛宕山
を遠望できるため「見晴らしの間」とも呼ばれている。
大書院の北東にある茶室は「如意庵」と呼ばれ、境内(善気山)の東側に連なる如意ケ獄(大文字山)から
名付けられたと考えられる。
食堂は一七九三(寛政五)年に修行僧の道場として忍澂和尚の遺志によって建てられたもので、僧形の文殊
菩薩坐像を安置している。佛教書を読む会・読書会などが開かれている。 -
法然塔
墓地の最上段にあり、法然上人の供養塔である。いつごろ造られたのか定かではない。 -
法然上人の教え
ただ心の善悪をもかへりみず、罪のかろきおもきをも沙汰せず「問題とせず」、心に往生せんとおもひて
口に南無阿弥陀悌ととなへては、声につきて「声にしたがって」決定(けつじょう)往生のおもひをなすべし「必ず
往生できるという思いを抱きなさい」。その決定心によりてすなはち「たちまち」往生の業はさだまる
なり。かく心得ねば往生は不定なり。往生は不定とおもへば、やがて不定なり。一定とおもへば一定する
ことにてさふらふなり。されば詮は、ふかく信ずる心と申しさふらふは、南無阿弥陀佛と申せば、その佛の
誓いにて、いかなる身をもきらはず、「定むかへたまふぞとふかくたのみて、いかなるとがをもかへりみず、
うたがふ心のすこしもなきを申しさふらふなり。
疑ひながらも念佛すれば往生す。 問酒飲むは、罪にて候か。法然上人の答まことには飲むべくもなけれども、この世の習い。 -
山門(茅門)
古来の門は一八ハ七(明治二十)年に焼失し、その後、旧来通り再建された。昭和時代初期、倒木のため
倒壊、再建されて現在に至っている。茅葺の屋根は二十ー二十五年に一度葺き替えられる。 -
白砂壇(びゃくさだん)
山門を入ると両側に白い盛り砂がある。中興された当初は当山の前庭には池がなく、五つの白砂壇があっ
たが放生池が設けられて現今のーーつが残った。砂壇は水を表していて砂壇の間を通ることにより心身を
清めて浄域に入ることを意味している。砂壇上には水を表す紋様描くことを基本としている。 -
講堂
山門を入って右手にある。一六九四(元禄七)年建立の大浴室であったが一九七七(昭和五十二)年、第三十世
峰雄和尚の代に内部を改装し、現在は主に美術展の会場として利用されている。 -
放生池(ほうじよういけ)
山門より玄関に到る参道の山側にあったが大正時代中頃、植治こと小川治兵衛によって経蔵前まで拡張
され石橋が架けられた。北端を東寄りに斜めに架橋され、名匠の苦心が偲ばれる。 -
経蔵
一七三七(元文ニ)年の建立で、中央に釈迦如来坐像、両脇侍は毘沙門天と」早駄天である。毘沙門天は北方
の守護神としては多聞天と呼ばれ、」早駄天は、南方の守護神である増長天のハ大将軍のーつで伽藍の守護
神である。この他、内部には五百七十巻余の経典の版木を所蔵している。 -
地蔵菩薩立像
本堂正面の石段上の洞の中に安置されている。一六九〇(元禄三)年、忍激和尚四十六歳の時、鋳師筑後に
命じて自身の等身大の地蔵菩薩像を鋳造させたものである。 -
本堂
一六八一(延宝九)年五月に客殿造りの堂宇が先ず完成し、一六八八(貞享五)年に再建の時、悌殿と拝殿を
別設した。内陣の天井は蛇腹形で黄壁山菖福寺の法堂と本堂「大雄宝殿」の天井を模したものである。
堂内には恵心僧都(えしんそうず)源信「九四ニー一〇一七」作と伝わる本尊阿弥陀如来坐像、観世音菩薩立像・
勢至菩薩坐像、御自作と伝わる法然上人立像「頭光踏蓮(ずこうとうれん)の像」、中興第一世萬無和尚坐像を
安置している。本尊前の須弥壇「直壇(じきだん)」上には二十五菩薩を象徴する二十五輪の生花を毎朝並べ、
二十五菩薩の散華(さんげ)と呼ばれている。
現代では、死ぬことを永眠、死後は無になる、千の風になるなどと言われることが多いが、佛教では死後
は六道「地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天」輪廻を続けるか、浄土へ往生するか、涅槃(ねはん)に入るかと説かれ
る。法然上人の教えでは、専ら念佛を唱えれば、一切衆生を悟らせようという阿弥陀佛の本願により死後
は阿弥陀佛の浄土である極楽の菩薩となり、何れ佛になると説かれている。 -
方丈
一六ハ七(貞享四)年に、もと伏見にあった後西天皇「一六三八ーー六八五」の皇女誠子(ともこ)内親王
「一六五四ー一六八六」の御殿「一五九五(文禄四)年建築」を移築したもので「桃山の間」とも呼んでいる。屋根は
当初、柿(こけら)葺きだったが一七三一(享保十六)年の修繕に際し、瓦葺きとなった。一九六二(昭和三十七)
年八月、強風により北側の樟の木の大木が倒れ、著しい被害を蒙ったが、翌年三月に修復が完成した。
狩野光信「一五六五ー一六〇八」筆の障壁画「「桐に竹図」「槙に海巣(かいどう)図」(重文・桃山時代)、一九七一
(昭和四十六)年に奉納された堂本印象「一八九一ー九七五」「昭和時代の京都画壇を代表する画家」筆の襖絵
四十ハ面「「静風自来」「快風悦水」「古徳安道」「浄妙慶虚」」が納められている。襖絵は四月下旬ー十月中旬の
間、収蔵庫に保管している。 -
方丈庭園
心字池に架かる石橋の向こうに阿弥陀三尊「阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩」を象徴する三尊石が
配置された浄土庭園である。心字池の奥には当山中興第二世忍激和尚が錫杖(しや<じょう)で感知されたと
伝わる善気水「錫杖水」が三百四十年余り絶えることなく湧き出している。 -
鎮守社
方丈庭園の東北隅の石段上にあり。一六ハ九(元禄ニ)年建立の詞の中には弁才尊天を中央に、両脇に吉祥
天、摩利支天を安置している。弁才天は忍激和尚が一六六八(寛文八)年春、琵琶湖の竹生島に参寵して
所願成就を祈祷された時、霊験あらたかであった因縁により当山の鎮守とされたものである。 -
しんせつな、
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せつめいでした。
法然院 寺・神社・教会
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哲学の道のソメイヨシノ 花見
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