2024/03/19 - 2024/03/21
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ココ&ナッツさん
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ギザ3泊、カッパドキア2泊、イスタンブール1泊の旅
私はトルコに行きたい、娘は一度はピラミッドを見てみたい、ということでツアーを探したらあるではないか、エジプトとトルコ両方に行くツアーが、まるであつらえたように、エジプト・トルコ8日間
しかも全行程航空機利用なので楽だと思い、初めて添乗員付きツアーに申し込んだ
エジプト国立文明博物館
ツタンカーメン黄金マスク・ミイラ
ハンハリーリバザール
三大うざい国?
香水のお店、パピルスのお店
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス
-
前日はギザ、ダハシュール、サッカラのピラミッド巡りをした
とうとう本物のピラミッドを見ることができ感激
ギザのホテルからカイロへ移動30分ぐらいか
途中、車窓から屋根が銀色に輝く巨大なモスクを見た
モハメッドアリ・モスク
エジプトはモスリムの国
ちょうどラマダン月に当たったけど、施設が早く終了する以外は観光客にはあまり影響はなかったガーマ・ムハンマド・アリ 寺院・教会
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観光客が立ち寄るバザール、ハンハリーリバザール
そばには大きなモスク -
観光客が多いので、中国語と日本語で店の呼び込声がかかる
なぜか「山本山 やまもとやま」と声掛けしてくるおニイちゃんが多い -
イチオシ
同じようなお土産屋さんが立ち並ぶ、観光客用のバザール
ハン・ハリーリ・バザール 市場
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なかなかエキゾチックなバザール
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細い道が入り組んでる
ここでは品物には値札がなく定価はない、すべては向こうの言い値
もちろん値引きを見越しての言い値
同じツアーのお客さんは初めUS50ドルだった品を、最終的には5ドルになった、と嬉しそうに話していた
いちいち値段交渉するのには時間と忍耐がいる
もちろんスーパーなどは値札が付いて定額で売っている
観光客相手の店はまだまだ交渉文化は根付いている
買い物していて手持ちのUSドルが少なくなってきたので、日本円で支払い可能かお店に聞いてみると、初めは断るものの、だったらいらないと帰ろうとすると、しぶしぶ日本円での支払いをOkしてくれた(支払いは1000円札単位になる) -
バステト像(猫の神様)
病気や悪霊から守護する女神、多産のシンボル
私が行ったお店では、連れが欲しかったバステト像は5ドルと言って来た
そんなに吹っ掛けてこないので、「値切りがい」がない(笑)
例えば5ドルを3ドルにしてもらったところで、あまりうれしくない、双方にとってうれしくないだろう
まぁ適正な値段なんてわからないので、結局自分が納得した価格で買えれば双方にGOOD、ということで・・・
結局値切らず、もうひとつアヌビス像↓もつけてもらった -
金色のアヌビス神像(犬系の神様(オオカミ))
そして黒いバステト神像(猫の神様) -
エジプト考古学博物館のアヌビス像
ピーンと上に伸びた耳とスリムで優雅な身体がいいね
冥界の神、ミイラづくりの神様 -
そしてバステト神、再登場
Pyramids Park Resort ホテルのロビーにも鎮座していたピラミッズ パーク リゾート カイロ ホテル
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途中、車窓から見えるバザールは地元民のもののようだ
大規模でびっくり
ところでエジプトは世界3大うざい国のひとつだということを初めて知った
あとの二つはインドとモロッコらしい
主に物売りやバクシーシのしつこさからきているのだと思う
私見で結論を言えば、それほどうざい・・とは思わなかった
ラクダライドではラクダ引きからチップをねだられたぐらい、寄付だと思ってあげた
確かにピラミッドなどの観光地には、物売りが次々にわいてくるのは確か
でも「レシュクラン」「ノーサンキュー」と言えばすぐに諦めて去り、次の人に行く
売っている品は、スカーフ、トートバッグ、ピラミッドやツタンの黄金マスクなどのフィギュアで、ワンダラー、$1ならお安いものだと思うけど欲しくはないので断った
バクシーシの子どもにはひとりも会わなかった
ツアーで参加しているのもあるだろう、何かあればツァーポリスもついているからね
ただレストランでも観光地入場料でも、観光客用料金の高さにはびっくり
承知の上だけど高い
アンコールワットでもそうだったけど、観光資源に頼っている国だし納得できる
この後に行くトルコでもそうだった -
もうランチの時間
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ハンバーグのようなもの、エジプト名物コフタ
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エジプト考古学博物館
ツアーの良いところは、切符を買うために並ばなくてよい事休むスペースがあまりない by ココ&ナッツさんエジプト考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口前にはパピルス、ちょっと元気がない
パピルスは下エジプト(ナイル川下流)の象徴
ロータス(蓮)は上エジプト(上流)の象徴 -
ここの目玉は、間違いなくツタンカーメン黄金マスク
写真撮影はNGなのでwikiからの画像
16才で命を落とした少年王、凛々しいお顔
ほぼ同じ高さで面と面で向き合った、吸い込まれそうなオーラを放っている
いろいろ言いたいことはあるんだろうな、といった表情に見えた
1㎏もの23k金地金 よくこれだけの量のゴールドを集めて加工したものだ
ブルーはラピスラズリ
他にも目がくらむような圧倒的なゴールドの作品、精巧な金細工の数々
前日、ギザのピラミッド群を見て4000年前にこれらを造った古代エジプト人の知恵と技術と根気は偉大だと思った
それと同じことをこの黄金マスクを目の当たりにして思った -
ツタンカーメンの副葬品も展示があり、これも驚きの連続
これはカノープスの箱
ツタンカーメン王の臓器(肝臓、肺、胃、腸)が入れられていた壺を収納する箱
端正な顔はツタンカーメン王の御顔に似せているという -
これはクフ王のピラミッドから出土した唯一の像
世界最大のピラミッドに残されたものは、たったひとつの数センチの像だけ
もし盗掘に会わなかったらどんなものが残されたんだろう -
この書記像、教科書にもよく出てくるね
エジプトの200ポンド札の図柄にもなっているそうで
何千年も前のものとは思えないほど、生き生きとしている
好きな像の一つ -
これも数千年前のものとは思えないほど色彩が鮮やか
ラーヘテプとネフェルトの座像 -
ハトシェプスト女王像
目鼻立ちがはっきりした、さぞかし美しい女性だったろうと想像できる
旧約聖書の「出エジプト記」でモーセをナイル川で拾って育てた義母は彼女とも言われている。
ちなみに、エジプトの女王と言えばクレオパトラ7世
近年彼女は絶世の美女ということのほどではなかった、という説がある
それは彼女の横顔が描かれたコインが見つかったことから
それでも、シーザーやアントニーといったローマの大将軍を魅了した女性なので、容姿だけでなく人間的にも魅力的だったのだろうと思う
シーザーと出会った時、シーザーは50才半ば、クレオパトラは16才だった
エジプトでは王位継承権は一番上の王女が持っているという珍しいしきたりで、弟のプトレマイオス13世は妹のクレオパトラと形だけの結婚した
結局エジプトはローマ軍に敗れ、このクレオパトラ7世の自殺をもって300年続いたプトレマイオス朝は終わり、同時に3000年にわたる古代エジプト王朝も終焉した
その後はローマ帝国の属国となってしまった
ちなみにクレオパトラ7世はエジプト人ではなくギリシャ人で、ギリシャにはクレオパトラさんという名前の女性がたくさんいるという -
ここには保存状態の良いミイラがある
人間だけでなく動物もミイラもあり驚いた
これは魚だよね
(人さまのミイラは心情的になんとなく写真に撮らなかった) -
首の長いワンコ
愛犬ペットだったのだろうか -
物憂げな表情のおさる
表情を感じさせるほどに残っているのがすごい -
山羊かな?子牛かな?これもミイラとは思えないほど生き生きしている
棺の形がぴったり合っているのもすごい
ツタンの黄金マスクや副葬品とおなじぐらい印象的だった -
神聖な牛の像
後方のハトフル女神の礼拝堂の壁画が美しい
さて圧倒的な展示の数々だったが、ここエジプト考古学博物館には、ひとつだけ本物ではなく、複製品がある
それはロゼッタスターン
その石碑には碑文があり、同じ内容で3種の言語で書かれていった
古代エジプト語のヒエログリフ、民衆文字(デモティック)、ギリシア文字3種類
ここからシャンポリオンがヒエログリフを解読した話は有名
かくしてロゼッタストーンはヒエログリフを理解する鍵となり、他の古代エジプト語の記録も解読が可能になったことは大きな意義がある
この貴重なロゼッタストーンの本物、大英博物館に鎮座しているのを見たことがある
エジプト政府は再三こういった遺産を返すようにイギリス、またはフランスに要求しているが、なしのつぶて・・
日本の北方領土返還要求と同じぐらい困難なことだろうと思う
人はいったん手にしたものを返したくないものだ、ましてや貴重なものは -
ちょうどラマダン月に当たり、お店なども早め閉まるようなので、5時過ぎに夕食
ラマダン月には朝6時から日の入りまで断食、これが約1か月続く
エジプトは厳格なムスリムさんが多く、ガイドさん、バスドライバーさん、ツアーバスには必ず添乗するポリススタッフさん、皆さん断食されていた
エジプトの3月は観光のベストシーズンで過ごしやすい気候、それでもピラミッドツアーの後は暑くてのどが渇くので水分が欠かせないけど、彼らは断食中なので水一滴飲めない、唾を飲み込むのもダメ、とても厳しい
とろける暑さの夏にラマダンが当たってしまったら、さぞかしツライものになるだろう
その前に脱水で熱中症になりそうで、健康に悪いとは思うキャビア シーフード レストラン シーフード
-
3泊目の早朝、Pyramids Park Resort Cairoのホテル朝食ビュッフェ
三日間ともメニューはほとんど変わらない
パンと発酵バターが美味しかった -
最後にお土産の話
日本からのツアーにもれなく付いてくる、パピルスのお店
奥にみえるのがパピルス
エジプトのパピルス、paperの語源にもなってる・・世界史などで習うところだからちょっと興味はある
パピルスの茎の断面は三角形(ピラミッドのみならず)
それを縦横に組み合わせて紙を作る、簡単には破れないぐらい丈夫だ
紀元前から作られてというから、ピラミッドや神殿など、本当に古代エジプト人は偉大
翌日は香水のお店に寄った、
香水の起源は古代エジプトと言われているぐらいで、アロマエッセンスも特産
フランスのイメージが強いけど、本家本元はエジプト -
購入する目的だったローズオイル(精油)を大人買い
その他珍しいロータス(蓮の花)オイルやブレンドオイルも購入
蓮の花の香はどんなものかというと、優しく爽やかで控えめで万人に受けうっとりするような香り、要するにとても良い香り、香りをお届けできないのがもどかしい
エジプトの国花はロータス、そして上エジプトの象徴、ナイル川に多く自生している
お釈迦様の浄土には蓮華が咲いているという、印象がとても良い花でもある
こういった日本人のツアーが立ち寄るお店は、日本語上手な現地スタッフが商品説明してくれる、特に香水のお店のスタッフさんの話術は、上手なんてものではなく通販TV顔負けで話術でお客さんを引き込む、商品もスゴイけど、どう勉強したらこんなに面白く魅力的に話せるようになるのだろうか、と感心していると、気が付けばツアーに参加したほとんどの人がこの店のバッグを手にしていた
あとバザールで購入したのは、香水のプチガラス瓶(画像)
精油の種類に合わせて香水瓶を追加購入した
これがあると便利でローズ、ロータス、ブレンドなど家で色々な香りを気軽に楽しめる -
朝、イスタンブールに向かうため、カイロ国際空港へ
日の出後、途中の風景
ピックアップの車を待っているのだろうか、たくさんの人が高速道路わきに立っている、見慣れない光景 -
相変わらず建設途中で放置されたようなビルが目につく
-
朝もやの中のカイロ市街は神秘的
汚れたところを隠し、きれいなところしか見えない -
喧噪と混沌とした日常が戻ってくる嵐の前の静けさのよう
-
イチオシ
モスクのシルエットが浮かび上がってこの上なく美しい
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カイロ国際空港にて
今思うとエジプトで感動的に美味しいと思ったのは、フレッシュジュース
マンゴジュース、レモンジュース、アボカドジュース
どれも搾りたての果実感たっぷり
最後のフレッシュジュース飲み納めに、空港でストロベリージュースを飲んでみた
イチゴジャムを伸ばしたものを飲んでいる感じだったカイロ国際空港 (CAI) 空港
-
カイロ国際空港を飛び立つと、眼下にカイロ市街が見えてきた
そしてその向こうにギザや、遠くにはサッカラのピラミッドの四角錐の影も見える
こう見ると、ナイル川ベルトと砂漠の境がはっきりしている
砂漠でないエリアは、昔ナイル川の氾濫して浸水したエリア -
上からみると、ギザのピラミッドは砂漠の際にあり、市街地が迫っていることがよくわかるね
やはり圧巻だった大ピラミッド、サッカラやダハシュールで色々なピラミッドをみられたのも良かった
ツタンの黄金マスクをはじめ圧倒的なボリュームのゴールド細工
古代エジプト人の偉大さを感じた
事前ある程度勉強して行ったので、前回と違い感動もひとしおだった
ラクダ体験も楽しかった
ツアーなので現地民と触れ合う機会はあまりなかったけど、親切にされたり垣間見るだけでも興味深かった
目的だったローズオイルも買えた
フレッシュジュースが美味しかった
何よりもトラブルもなく無事に旅程を終えられた
さあ、これから2時間ちょっとで次の目的地トルコへ「行くよイスタンブール♪」
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旅行記グループ
エジプト・トルコ8日間 2024/3
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ピラミッズ パーク リゾート カイロ
3.74
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