鹿児島市内でかるかんを食べ比べたあと指宿で人生初の砂むし温泉を経験してきました

2024/02/02 - 2024/02/04

鹿児島に行ってきました。
ネットで観光名所や名物を調べて旅のスケジュールを考えました。
各種見どころがある中で私が選んだのは...

１．指宿の砂むし温泉を経験してみたい。
２．色々なメーカーのかるかんを食べてみたい。

最後に今回の旅を振り返ります。

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

鹿児島空港に到着しました。天気はこれから雨予報です。今日は市内をしばらく歩く予定ですし少しでも天気が持ちますようにと祈りながらバスに乗りました。

鹿児島空港 空港

自分の地元では見ない標識に目を奪われます。

こういった銅像が町中にたくさんありました。

鹿児島といえば坂本龍馬ですね。

市内に到着しました。まず鹿児島中央駅のお土産コーナーに向かいました。ここで色々なメーカーのかるかんを購入することができます。冷蔵庫の前に垂れているビニールみたいなものがお土産コーナーの入口に垂れていて、ここをくぐると甘いお菓子の香りがふわーっと広がっていました。

鹿児島中央駅 駅

桜島大根の本物を初めて見ました。右上の人形みたいにちんまりした大根かと思っていたのですが本物はでっかくてごっつくてびっくりしました。

次は駅向いのイオンに立ち寄りました。ここの和菓子コーナーでもかるかんを発見してニンマリです。

徒歩でホテルに向かいます。鹿児島駅から歩ける範囲に史跡がたくさんあるようです。

武家屋敷二つ家を見学しました。

二つ家の説明書きを読んだのですが「西郷隆盛ら下級武士」とありました。下級武士とは知りませんでした。西郷隆盛が傘の内職をしている姿を想像しながらあとにしました。

天文館に到着しました。天文館と言えばかき氷の白熊の店舗のむじゃきが有名だそうで行ってみました。一般的にかき氷を食べると頭が痛くなるそうですが、私は息が詰まるほどのみぞおちの激痛に襲われるので食べずに外観の見学だけしました。

無邪気 グルメ・レストラン

店頭に白熊のはく製がありました。とても優しいお顔をしているなと思いました。

あと少しでホテルに到着します。「だいやめできばいもんそ」の看板から目が離せません。この宣伝文句を見て何と言っているのか疑問に思う方が多いようで検索したらすぐに答えが分かりました。


ちなみに答えは
・・・
晩酌してがんばりましょう、だそうです。

お世話になるホテルサンフレックス鹿児島さんに到着です。

ホテル　サンフレックス鹿児島 宿・ホテル

購入したかるかんをつまみながら休憩です。バラ売りされていたのがとても嬉しかったです。色々なメーカーのかるかんを食べ比べたいので箱売りだけだと大量になってしまうところでした。

夜ご飯を食べに来ました。鹿児島に着いてから雨が続いています。寒く冷えた体に温かいラーメンがしみます。

自転車の通行帯は全国で同じマークかと思っていたのですが違うようです。気付いてしまうと他の地方のマークも気になります。

この後はホテルに戻り明日の指宿への移動に備えて早めに就寝しました。

翌日になりました。
電車で指宿駅まで来まして、ここから砂むし会館砂楽さんまで歩きます。駅から近くはないのですが都会ではない景色を眺めながらブラブラ歩くのもいい感じです。

指宿駅 駅

砂楽さんに到着しました。左の建物が施設で、冬の間は右のござの囲いの中だけが砂むし温泉場となるようです。

砂むし会館「砂楽」 温泉

火傷に注意という警告が多く、砂むし温泉が初めての私はどれだけ熱い砂なんだろうと不安になったのですが低温火傷の警告でした。確かに砂に埋もれていてもそんなに熱く感じないので長湯ならぬ長砂したくなります。砂からあがった後は温泉に入って砂を流すことができました。

館内には昭和生まれなら一度は作品を目にしたことがあるであろう漫画家さんの色紙が飾られていました。一番右は手塚治虫さんです。砂楽さんの歴史の長さを感じます。

砂楽さんの近くでは砂浜からも波打ち際からも湯気が上がっていました。

徒歩で指宿駅まで戻ってきました。どこかで昼食を食べたいのですが駅周辺の飲食店はここだけでした。店頭にはメニューや金額が分かるものの掲示がなく少し入りずらく感じたのですが、検索してみたところ人気店のようなので入店してみました。結果とても良いランチタイムとなりました。口コミを投稿してくださった先人の方々に本当に感謝です。

さつま黒豚と郷土料理 青葉 グルメ・レストラン

指宿のたまて箱号に乗って市内に戻ります。観光列車というものに初めて乗りました。何もかもが珍しくて写真をたくさん撮りました。

こういったボードに私の撮影心はくすぐられます。

今日は雨で風景ははっきり見えませんでした。温泉で体が温まっていたのもあって、せっかくの観光列車なのに睡魔に襲われてしまいました。。。。

市内にもどり休憩した後は夜ご飯を食べに出かけました。店内にサイン色紙がたくさん飾られている有名なラーメン屋さんです。前日にこのお店の前を通ったときは行列ができていましたが、この日は雨で開店すぐだったせいかすぐに入店できました。

この後はホテルに戻り明日の帰路に備えました。

よしみ屋ラーメン グルメ・レストラン

翌日になりました。ホテルをチェックアウトしたらセンテラス天文館の向いのバス停から鹿児島空港に戻ります。
このバス停に「左斜め後ろのピンクの建物でチケットを購入してください」というようなことが書いてあったので左斜め後ろを振り向いたところ、ピンクとは言えなくもない色の屋根をしたシャッターの下りたプレハブ小屋のようなものが目に入りました。今日は日曜なのでお休みなのかなと思い運転手さんに現金を払って乗車したのですが、バスが進んだときにそのプレハブ小屋の一軒向こう、バス停から死角の位置に真っピンクの看板を掲げたチケットセンターが営業しているのが見えました。だまし絵にひっかかったような気持ちになり笑いました。

空港に到着後はお土産屋さんチェックです。まだ買っていないメーカーのかるかんを見つけました。箱売りしかなかったので帰宅してからしばらくかるかんを食べ続けることになるなぁと思いながらも購入しました。

後日食べ比べた結果ですが、味も食感もメーカーによる違いを感じることができたと思いますし、特に製造から1日違うだけであの独特な食感が全然違ってしまうと思いました。そして自分の好きな味のメーカーを見つけることができました！これからは自分の好きなかるかんを購入後遅くとも2.5日以内には食べきるぞと決めました。

今回の旅では経験することの面白さを改めて実感しました。百聞は一見にしかず、百聞は一経験にしかず、砂むし温泉の砂の感触、観光列車の特別感、かるかんで摂取した砂糖の量、すべてが良い経験となりました。

あっという間の二泊三日でしたがおなかも心も満足の旅になりました。
ありがとうかるかん、ありがとう指宿！

鹿児島空港 空港