10年ぶりの台湾③

2024/03/12 - 2024/03/18

１日目：大渓老街
２日目：烏来、廸化街、寧夏夜市
３日目：淡水、西門、永康街
４日目：台中、鹿港
５日目：台南
６日目：高雄
７日目：帰国

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日はまず淡水へ向かいました。
朝食は現地で摂ればいいだろうと地図を見ながら営業している店をチェック。

淡水駅 駅

ところが淡水老街とは異なる方向へ。肝心の店は肝が太くないと入れなさそうなレベルでした。次に近いところへ移動を繰り返すうちにどんどん離れていきます。

仕方ないので方向を修正してご飯は淡水紅毛城を見たあとにすることになりました。
淡水興建宮に遭遇。入り口に朱家一同と書いてあるので朱姓の方の廟なのかな。

路地を歩くと狭い道にも遭遇する。坂道が多くて大変でした。

やっと川に出ました。もう河口が見えています。本来のルートに戻れたみたいです。
というか本当はバスで最寄りまで行けばすぐなんですけどね。

最後の坂を登ると入り口に到着。入場料を払うとまず売店がありました。

紅毛城 城・宮殿

階段を上ると紅毛城の全貌が見えました。スペインを思い出します。赤レンガではありませんでしたがサンティアゴデコンポステーラで泊まったホテルがこんな感じでした。

紅毛城 城・宮殿

タイル。台湾ではタイル模様のコースターがお土産の定番です。
これは太陽の模様でしょうか。
ここはポルトガルのよう？

紅毛城 城・宮殿

建物は西洋式なのに、植物は南国なのが面白い。
内部のインテリアもかなり興味深いものです。実際に足を運んでいろいろな角度から見てみるのがいいと思います。

紅毛城 城・宮殿

ようやくブランチ。人が集まっているエリアを見つけたので、その中から魚介系の政宗阿給老店を選びました。

メニューは壁にあるこの６種類。値段も全て45元と分かりやすい。
開いている席を確保して、店内の列に並んで調理している男性にこの写真を指差しながら注文します。

出てきたのがこちら。炒米麺と魚丸湯です。ビーフンと魚のつみれスープですね。
なんの魚かは分かりませんが美味しい。スープも海鮮の出汁が効いててＧＯＯＤ。
ビーフンも海鮮系の味付けらしく空腹も相まってぺろりと平らげました。

相席していた台湾人家族の食べていた肉丸を見ていたら、お父さんがにっこりして親指をぐっ。また来ることがあったら頼みます。

帰り際にチェーン店のCOMEBUYを発見。
緑茶ヨーグルトを注文しました。不思議と違和感がない。

中正路から少し外れて中山路、清水街へ。
完全に昭和の世界です。今も漁師町なんかではこういうところを見かけますね。
ここは現役で生活感にあふれていて楽しい。

淡水龍山寺に到着しました。
やはり龍山寺は龍の装飾が多い。

門の屋根の装飾は真ん中が宝塔。左右に龍があります。
本殿には八卦を背負った麒麟がいました。その他カニやエビなど海に近い街らしい装飾もあります。どんな意味があるんだろう。

淡水を堪能した後は西門へ。

お、西門紅楼だ。

西門紅楼 劇場・ホール・ショー

しかし私の目的地はそこではないので一枚写真を撮って移動。
目的地はここ、蜂大珈琲です。
いまやカフェは台北にたくさんあります。廸化街の森高砂咖啡館か迷いましたが、昨日は歩きたくなかった（烏来でたくさん歩いた）のでここを訪問。

蜂大珈琲 カフェ

?用と店員さんに伝えたら列に並ぶよう指示されました。外を見るとテイクアウト客とは床に待機列と書いてあるところに人がいます。
待っていると道の向かい側に天后宮があります。たしか弘法大師の像があるんだよなーと思いながらショーケースのお菓子や珈琲豆を眺めます。

台北天后宮 寺院・教会

阿里山珈琲が売られています。高い！
ちなみに店内メニューには台湾珈琲という名前のものがありましたのでそれを頼みました。かなりすっきりした珈琲です。普段からシティローストかミディアムローストの豆を買っている私にとってちょうどいい味わいでした。

蜂大珈琲 カフェ

その後数分歩いて姜心比心（西門門市）に到着。
店員さんがスマホの翻訳アプリを使ってしっかり接客してくれます。
つまり買うまで逃がさないぞ、ということで……まぁ気になってたからいいんですけど。
ちなみにマッサージオイルとマッサージクリームを試させてもらいましたが、すごく温かくなって気持ちよかったです。ただ二つセットにしないといけないらしいのがネック。レートがいいときなら買うんだけどなぁ。

西門でもう一つくらい何か食べたいなーと思いまして、一甲子餐飲も気になりながらちょっと重いかなと判断。その結果アイスを食べようと永富氷淇淋に向かいます。

永富冰淇淋 スイーツ

３種類のフレーバーを選ぶ。タロイモ、龍眼、ストロベリーを選択。龍眼はしっかり果肉も入っていて美味しかったです。

永富冰淇淋 スイーツ

東門に移動します。目的地は永康街なんですが、その前に閉店間際の店に行く。
西門駅に向かう途中で赤レンガの建物に遭遇。西本願寺台湾別院跡地というらしい。

西本願寺広場 (萬華406号広場) 広場・公園

西本願寺の鐘もありました。そうえいばさっき本願寺豆花ってお店があったことを思い出す。そういうことだったのか、と納得するも束の間。メトロに乗り込みます。

西本願寺広場 (萬華406号広場) 広場・公園

目的地に到着。員林商店というお店です。
ここの料理は真っ黒なおにぎりと豆漿があるというので気になってたんです。

写真だけ見ると人によってはう゛っ、となるかもしれません。
台湾の黒米は細長く硬めなので外見がこうなる模様。味のほうは絶品。歯ごたえのある米の中に揚げパンと肉でんぶが入っているんですが、この肉でんぶがいい仕事をしています。おかかのおにぎりが一番近いかも。
豆漿はちょっと香ばしい味と香りでした。

さて、永康街で雑貨でも見ようかなと歩いている最中、集合住宅の扉が開いているのを発見。この鉄の扉の向こうはどうなっているのかな、と覗き見る。長屋スタイルの団地ですね。

歩いていると焼き菓子屋を発見。ほとんど売り切れていましたが、パイナップルケーキがあったので買ってみました。

途中公園でぱくりと一口。
生地がビスケットに近いくらい焼いてある。日持ちするようにしてるのかな。
はす向かいにあった手天品でも買っておけばよかったかも。

好公道金雞園を発見。事前に調べて気になっていた店の一つ。

美味しそうだ。美味しそうなんだけど……さすがに一週間滞在するとなると全部現金払いは厳しいので泣く泣くパス。
いくつかガイドブックに載ってる雑貨屋を見て回る。Ｔシャツが一番ツボだったけどさすがにこれは部屋着になってしまう。ホテルへ帰ろう。

小籠包の口になっていたのでホテルの近くにある済南鮮湯包へ来ました。
一昨日の七十二牛肉麺のすぐ近くです。

済南鮮湯包 中華

かなりきれいな外観。注文はテーブルにあるＱＲコードを読み取って行うのだけれど特に説明はなし。　いや、たぶん書いてあるんだろうけど読めないんです。
とりあえずプレーンと蟹の小籠包と一品ものを注文。
……うーん。これは點水樓や京鼎樓のほうが美味しかったな。

済南鮮湯包 中華

というわけで満腹になる前に店をあとにしました。
帰り道にホテルのそばにある飲食店の集う路地に向かいます。
そこでひと際人が並んでいる店を発見しました。金湘台湾小吃という店で、魯肉飯と鶏肉飯がメインらしい。ハーフアンドハーフを頼んだつもりが魯肉飯でオーダーが通ってしまった。
ところがこの味が絶品。魯肉飯は台湾・日本あわせていくつか食べましたが、ここのが一番美味しいと思います。今のところ。

ついでにドリンクスタンドにも寄ります。ここも人が並んでいました。
あとで知りましたがけっこう色んな都市で見かけるチェーン店でした。

注文したのはチーズ入りの烏龍茶（焙煎軽め）。
この頃になると糖度は50％が一番好みだと気が付いて、選べる商品はたいてい糖度50％、氷30％です。
チーズの層が最初に来て、それから烏龍茶がやってきます。けっこうしっかりした量のチーズが入っていて美味しい。

さて、明日はどんなドリンクを頼もうか。