要介護の夫を伴ってゆったり命の洗濯旅

2024/02/26 - 2024/02/27

　岡山県の東南、瀬戸内海に面した備前市日生は日本のエーゲ海などと言われ、たくさんの島と、美しい海の広がる所で、牡蠣養殖でも有名です。
　２月には牡蠣祭りのイベントも行われますが、私はこの牡蠣祭りのイベントをはずして、日生に出かけました。要介護で、２本杖でやっと歩いている夫を伴って、命の洗濯旅をして来ようと思ったので、わざと人出の多い時を避けたのです。
　夫は旅が好きでしたが、コロナ禍の中で脳卒中で倒れ、その後、脊柱管狭窄症の手術もし、１人では何もできなくなってしまいました。そんな夫と共に車で、昨年は信州に２回、九州に１回、ドライブ旅をしました。が、この時は何もかも私がしなければならない悲しさ、ほとんど写真を撮る時間も、気分的余裕がありませんでした。
　今回は２日だけのゆっくりゆったり旅なので、少しだけ写真を撮る余裕がありました。そこで、旅行記にまとめてみました。
　ブルーハイウェイを走り、片上湾大橋を渡って備前インターで降り、海の駅に立ち寄った後、日生に入りました。
　泊まったのは活魚料理・旅館「つり幸」です。備前日生大橋が見えるオーシャンビューの貸切風呂は最高でした。
　翌日は備前日生大橋を渡って、鹿居島、その先の頭島までドライブ。この後は日生まで帰り、五味の市、海の駅しおじで買い物。夕立受山にも立ち寄り、同じコースで帰って来ました。
　夫にとってとてもいい気分転換になったようです。私も一時日常を忘れることが出来ました。
　

エリア 備前・日生(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

　今回は２日だけのゆっくりゆったりのドライブ旅。
　国道２号線バイパスからブルーハイウェイに入り、ブルーハイウェイを走り、片上湾大橋を渡って備前インターで降り、トイレ休憩で海の駅に立ち寄りました。

　海の駅に立ち寄った後、日生に入りました。以前夫が元気だった頃は牡蠣の時期よく来ていた日生ですが、久ぶりの訪れです。
　予約していた宿は活魚料理・旅館「つり幸」です。クルマのナビですぐわかりました。

　私たちが泊まった活魚料理・旅館「つり幸」です。入口に大きな錨が置かれていました。

　活魚料理・旅館「つり幸」は４階建てで、４階がお風呂になっていました。

　この日の宿、活魚料理・旅館「つり幸」です。玄関から入って行きます。

　活魚料理・旅館「つり幸」の１階ロビーです。

　ここは活魚料理・旅館「つり幸」の３階の私たちが泊まった部屋です。館内にはエレベーターがあるので、足の悪い夫でも大丈夫でした。

　活魚料理・旅館「つり幸」の私たちが泊まった３階の部屋からは、備前日生大橋がきれいに見えていました。

　ここは活魚料理・旅館「つり幸」の貸切風呂です。備前日生大橋が見えるオーシャンビューの貸切風呂は最高でした。外に露天風呂があって、そこはもっと気持ちがいいのですが、この日は２月の風の強い日とあって、露天風呂には入りませんでした。

　泊まった活魚料理・旅館「つり幸」での夕食です。私たちが選んだのは「四季折々旬の魚を召し上がれ♪」というプランでした。

　活魚料理・旅館「つり幸」での夕食で出た牡蠣フライ、美味しかったです。

　泊まった活魚料理・旅館「つり幸」の私たちの部屋から見た明け方の備前日生大橋が見える風景です。ちょっと幻想的で、素敵でした。

　活魚料理・旅館「つり幸」での朝食です。

　翌日も上天気でした。この日は備前日生大橋を渡って、鹿居島、その先の頭島までドライブしました。

　日生は日本のエーゲ海などと言われ、たくさんの島と、美しい海の広がる所です。これは鹿居島から見た瀬戸の海と日生の町並みです。

　備前日生大橋を渡って、鹿居島、その先の頭島までやって来ました。以前、この頭島の民宿に泊まったこともあります。

　備前日生大橋を渡って、鹿居島、その先の頭島までドライブしました。ここは頭島の港です。フェリーが出て行っています。

　備前日生大橋です。鹿居島はみかん栽培が盛んで、ミカン狩りなどが出来る島ですが、見えている海では、牡蠣養殖が行われています。

　この後は日生まで帰り、宿から遠くないところにある五味の市、海の駅しおじに立ち寄り、買い物します。ここは海の駅しおじで五味の市で買ったものを持ち込めば、焼いていただけます。

　五味の市、海の駅しおじで買い物します。牡蠣祭りの日は人混みがすごかったと聞いていますが、この日は人はまばらでした。

　日生での旅の終わりにと、以前よくハイキングした懐かしい夕立受山に向かいます。

　車で登れる所まで行き、そこからすぐの展望台を目指します。ほんのちょっとの距離ですが山道ですから、夫にとっては大変です。

　ここが夕立受山の駐車場からすぐの展望台です。

　展望台からの眺めです。ここからの片上大橋と片上湾の眺めが好きです。
　この後は、また備前海の駅に立ち寄り買い物、備前インターからブルーハイゥエイに乗り、来たときと同じ道で家路に着きました。
　二日だけのドライブ旅でしたが、夫も私も、久しぶりにゆったりした気分になれました。

この旅行記へのコメント （1）

• Decoさん 2024/03/16 16:01:48

  ゆったりと

  ナオさん、こんにちは。
  
  ご主人さまとゆったり旅行されて、命の洗濯になって…本当に良かったです。
  私の母も昨年骨折して要介護になりました。
  フォートラでもときどき要介護の家族の方と一緒の旅行記を拝見します。以前は大変だろうなと思いつつも実感がなかったのですが、自分が同じ立場になると、これは本当に大変だと感じています。
  信州や九州の旅は余裕がなかったとのことですが、その通りだろうと思います。でも今回はナオさんご自身も旅を楽しまれたようで良かったです。
  お食事もお魚が美味しそう！　貸切風呂もオーシャンビュー。良いお宿でしたね。
  
  私も母を連れて一泊旅行を計画しています。大変だろうな～と思いつつ、でも人生は有限だし、行けるときに行きたいと思っています。
  
  最後の夕立受山の展望台の写真、ご夫婦で思い出の場所に立たれて、読んでいる私も心に響くものがありました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco