有給２日・4泊6日で初めてのベトナム④～チャンアン日帰りツアー～

2023/10/07 - 2023/10/12

はじめてのベトナム旅。
あっという間に４日目。
明日には帰国です。やっぱり１週間はお休みないと満喫できません。

旅のスケジュール
　１日目：成田⇒ハノイ　　　　　　　　ハノイ泊
　２日目：ハロン湾ツアー参加　　　　ハロン湾泊
　３日目：ハロン湾ツアー参加　　　　　ハノイ泊
★４日目：ホアルー＆チャンアン日帰り　ハノイ泊
　５日目：ハノイ滞在　　　　　　　　　　機内泊
　６日目：深夜　ハノイ⇒成田　出社

本日は１日、ハノイから日帰りで世界遺産の古都ホアルーとチャンアンへの
ツアーに参加です。
日本語ガイド付きといくことで、しっかりベトナムの歴史を学ぼうと思ったのですが…。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハノイ大聖堂

ツアーの待ち合わせはホテルに7時30分です。
7時45分くらいになって、ガイドがひょっこり現れます。

市内を点々とお客さんを拾って来るので時間通り来ないのはよくあることみたいです。
ただ、今回はガイドのみ登場。

「バスはまだ」

とのこと。
バスとの待ち合わせ場所のハノイ大聖堂まで移動します。

8時
ようやくバスが来て乗車。

何と。
英語ガイドのツアーに日本語ガイドと僕たちが混乗するという何とも斬新なスタイルです。
なのでバス車内のガイディングは英語。
日本語ガイドは通訳なんてする訳もなく、寝ています。

まあ、英語ガイドの英語も聞き取りやすいので４割程度は理解できましたが。
これなら英語ガイドのツアーで良かったじゃん。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

タインリエム県の風景

9時40分
ハノイから南に約２時間走って休憩です。
目的地のニンビン省の手前のハナム省にある田舎町のお土産屋さんでお手洗い休憩です。

たくさんのツアーバスでごった返す、一大土産店です。

タインリエム県の風景

この辺りは大理石の産地だそうです。
のどかな田園風景と大理石採掘場が見えます。

お土産店はかなり巨大でたくさんの民芸品やベトナムコーヒーが置いてあります。
コーヒーのおススメをガイドさんがしていましたがイマイチ聴き取れず。

シルク製品は手触りがサラサラで気持ちいいものは中国製の偽物。
ゴワゴワしたのがベトナム製。
と言っていました。

契約土産店だと思うが、そんなことバラして良いのかしら…。

大理石王の御殿

車窓から巨大な宮殿が見えます。
何だろうと不思議に思ってのぞき込んでいると、

「大理石会社の社長の家」

とのことでした。
儲かってるんですね…。

車内でサイクリングの希望を聞かれます。
ホアルーではがっつり観光か、観光＋サイクリングかを選択できます。
その辺りの案内を英語ガイドがするのですが、案の定日本語ガイドは僕たちに何も聞いてくれません。

こっちからどうなってるか聞いてみると、
「サイクリングしたいの？　日本人暑いの嫌いでしょ？」

とのことでした。

まあ、ゆっくり観光したかったのでサイクリングは選択しませんでしたが。
ちょっと、ねぇ…

ホアルーの自転車屋さん

10時40分
お手洗い休憩から１時間ほどでホアルーに到着です。

到着前にサイクリング組を降ろし、自転車レンタルタイムです。
観光組もなぜかここで、サイクリング組のレンタルを待たされます。

サイクリング組の準備が終わって、やっと観光組も出発です。

古都ホアルー

10時50分
バスで５分ほど、やっとホアルーに到着です。


が！！


結局英語ガイドが全ての実権を握っているのでサイクリング組（英語ガイド）が到着するまで待つ羽目に。
（チケットは英語ガイドが持っているため）

全然バス選択した意味ないやん！！！

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ホアルー古城　城門

さて、いよいよ日本語ガイドの本領発揮です。
ホアルーは、ベトナム北部を支配した、初のベトナム人王朝・丁朝の都です。
ベトナムは長い間中国の支配下にあったので、968年と比較的新しい王朝です。

都がおかれていたのはたったの20年足らずです。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ホアルー古城

壁に描かれた絵が、丁朝の歴史を表しています。
わずか20年足らずで終了し、ハノイに遷都されたためサラ～っと案内は終わります。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ホアルー古城

古都ホアルーといっても、平城京跡のように基礎部分しか残っておらず、
いまある建物は跡から建てられた霊廟が残っているだけです。

初代皇帝ディン・ティエンホアンと２代皇帝レー・ダイハインを祀る霊廟が残っているのみです。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ホアルー古城・ディン・ティエンホアン

日本語ガイドはそれだけ説明すると「後はどうぞ。」
とのことでしたので、仕方なく中に入る列に並びます。

並んでいると後ろからサイクリング引率の英語ガイドがやって来て、色々説明を始めました。
サイクリング組も見学するならそっちにすれば良かった！！
と後悔。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ディン・ティエンホアン廟・龍の玉座

一枚岩から掘られているそうです。
18トンあり、権力の象徴の龍が彫られています。
英語ガイドは「ナショナルトレジャー」って言ってました。

めっちゃ見どころの一つやん。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

レー・ダイハイン廟

ほとんどのグループはディン・ティエンホアンしか見ないのでこちらは空いていました。
でも見どころは多くなく、あんまり日本語ガイドも説明してくれないので本当にサイクリングを選択すれば良かった。と後悔。

適当に見学し、バスで昼食場所に向かいます。

昼食レストラン

12時10分
昼食場所に到着。

てか、朝寄ったレンタルサイクル屋さんです。
サイクリング組が帰ってくる前にゆったり食べることができました。

というかサイクリングの方が目いっぱいホアルーを満喫してる気がする…。

ランチレストラン

ランチはブッフェです。
チキンラーメン風のインスタント焼きそばが美味しかったです。
だんだん色々なツアーがやって来て最終的には大混雑でした。

８割方欧米系。
残りはインド系、韓国人、中国人。

数百人で日本人は数人でした。
本当にコロナ以降、日本人観光客が減りました…。

１時間程ランチして次の目的地に向かいます。

チャンアンクルーズ乗場

13時
世界遺産チャンアンの船乗場にやって来ました。

ベトナムで8番目の世界遺産です。
断崖絶壁の山々とその麓を流れる川や湿原が織りなす風景は雄大で、川をボートで進むアクティビティが人気だそうです。

チャンアン 洞穴・鍾乳洞

チャンアンクルーズ

４人乗りのボートに乗って出発♪
船頭さん手漕ぎでぐんぐん進みます。

途中写真の様な洞窟を何度もくぐります。

チャン アンの景観美関連遺産群 自然･景勝地

チャンアンクルーズ・ラム洞窟

洞窟は結構高さが低くて、頭がぶつかりそうになります。

チャンアンクルーズ・ラム洞窟

たくさんの小舟が出ています。
結構景色がコロコロ変わって楽しいです。

チャンアンクルーズ

お寺があるようです。
ぐんぐん船が進むのですが、僕たちの船頭さん特に力持ちなのか、
どんどん他の船を追い抜いて行きます。

回転早くして稼ごうとしているのかしら。

チャンアンクルーズ・バン洞窟

またまた洞窟に入ります。
洞窟内は狭いので、僕たちの船頭さんも追い抜くことができません。

前の船を煽っています。

チャンアンクルーズ・バン洞窟

長い洞窟は中に明かりもついています。
冒険館があって楽しいです。

チャンアンクルーズ・バン洞窟

洞窟抜けたら、待ってました！とばかりに追い抜きにかかります。

チャンアンクルーズ

とっても雄大な景色が広がります。
今回は少し曇っていたのと、秋に入って大分暑さが落ち着いたのですが、それでもやっぱり暑いです！
結構汗が出てきます。

船頭さんはもっと大変なんだろうな…。

チャンアンクルーズ

チャンアンの世界遺産はチャンアンに加え、午前に行ったホアルー、そしてチャンアンと同じく岩山と水辺の風景で知られるタムコックなどのエリアが、まとめて世界遺産として認定されているそうです。

チャンアンクルーズ

チャンアンクルーズ

タムコックを訪ねるクルーズもありましたが、タムコックは沿岸が水田になっていて、また景色が違うよです。

僕たちが訪ねた時期は田植の時期では無かったので残念ながら水田の美しい景色は楽しめませんでした。

チャンアンクルーズ

チャンアンクルーズ

それにしても物凄い数の小舟が出ています。
結局乗船中に僕たちの船は軽く５０隻は抜かしたと思います。

どんだけ先を急ぐのか…。

チャンアンクルーズ

チャンアンクルーズ

地元の人でしょうか。
何やら大量の水草を積んでる人たちが居ます。

チャンアンクルーズ

食べるのかな…。
こんなにたくさん積んで沈まないのか心配です。

チャンアンクルーズ

知り合いなのか船頭さんが親しげに話しかけます。
そういえばガイドさんが「ボートマンたちは普段農業をしている。暇な時期にボート漕ぎのバイトをしている」と言っていたので、地元の知り合いなのでしょう。

のんびりしてて癒されます。

チャンアンクルーズ

ここまでで既に１時間近く経過しています。
楽しいですが結構飽きてきました…。

そろそろ帰らないかな～。

チャンアンクルーズ

クルーズは奥まで行って、ぐるっと回って帰ってくるようです。
いつの間にか引き返していたようで、反対方面からの船とすれ違うようになりました。
相変わらず僕たちの船はどんどん他を追い抜いて行きます。

チャンアンクルーズ

チャンアンクルーズ

何とも言えない牧歌的な風景です。

チャンアンクルーズ

14時40分
船着き場に到着！！
通常２時間くらいなので、３０分位すっ飛ばしたみたいです。

途中、下船できる寺院もあるのですが、声をかければ下船できるようです。
まあ、十分満足できたので船頭さんにチップを渡し、集合場所に向かいます。

が、

僕たち乗船したの最初の方だった上に、50隻くらい追い抜いたので、同グループの人はもちろんまだまだ帰って来ません。

のんびり待ちます。

15時10分
全員そろって最後の目的地へ出発です。

ムア洞窟・ハンムア

15時30分
ニンビンの景勝地、ハンムアに到着です。
下から約500段の石段を登った頂上から、チャンアンの絶景が広がる地です。

英語ガイドさんからは絶対１時間で戻ってくるように！
と念を押されます。

「日本語ガイドは同行しません」と最初の申し込みの案内がありましたが、
なぜか付いてきました。

彼は終始大人しく、やる気が無いわけでも知識が無いわけでもない。
聞けば歴史などもきちんと答えてくれるのですが、こっちから質問しないと全然説明してくれません。
その点が残念です。

ムア ケイブ 山・渓谷

ムア洞窟・ハンムア

ひいひい言って登ること15分。
頂上に到着です。

眼下にはハムコックの景色が広がります。
水没しています…。

季節が違えば美しい水田が広がるのですが…。
でも水田の時期だと暑すぎて登れなかったと思います。

ムア ケイブ 山・渓谷

ムア洞窟・ハンムア

頑張って登ってよかった。
なかなか雄大な景色が広がります。

ムア ケイブ 山・渓谷

ムア洞窟・ハンムア

よく見てみると水田跡の横の川にもたくさんの小舟が…。
どうやらあれがハムコッククルーズのようです。

田植えの時期だと絶対きれいだと思います。
また来たいですね～。

ムア ケイブ 山・渓谷

ムア洞窟・ハンムア

ハムコッククルーズも写真のように洞窟に入っていきます。
楽しそうですね♪

ムア ケイブ 山・渓谷

タイガーケイブ

16時
一通り景色を堪能し、下まで降りてきました。
まだ集合まで時間があるので、ハン洞窟にやってきました。

タイガーケイブ

中には虎が祀られています。
虎が住んでいたようです。

ハンムアの駐車場のワンコ

16時40分
時間になっても全員揃いません。

そりゃあそうです。
「あなたも登るの！？」と思っちゃうプラスサイズの欧米人も登ってましたもん。
１時間で戻れるわけないよね。

英語ガイドさんは右往左往しています。
帰着が遅くなっちゃうもんね～。

僕たちは駐車場に居た天使ちゃんと戯れて時間を潰します。

ムア ケイブ 山・渓谷

ハンムアの駐車場のワンコ

16時45分
やっと全員そろって出発です。
ワンコにお別れ。

途中お手洗い休憩をとり、一路ハノイへ戻ります。

ムア ケイブ 山・渓谷

夜のハノイ大教会

19時10分
バスは順調に進み、ホテルに到着です。
ホテルのコンシェルジュにおすすめのレストランを聞きます。

スタッフからは「MET」がお勧めよ！
と言われたので、さっそくそこに向かいます。

が！

ホテルのすぐ近くにあった「MET」は満席で３組位待っています。
並ぶのが大嫌いな僕たちは仕方なくウロウロ徘徊。

大聖堂前は野外カフェや食堂になっており、大混雑でした。
こんなところで食事するのも楽しそう！

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

ベトナム料理レストラン「MET」

19時30分
フラフラ歩いていると空いている、良さげなレストランに到着！
迷わず入ります。

なんと、こちらもさっき入れなかった「MET」でした。
どうやら市内に３店舗ほどあるようです。

適当に春巻き三種盛とワイン１本を注文。
これがめっちゃ美味しい！

特に揚げてあるのがサクサクで餡もギッシリ。
気に入ってお代わりしちゃいました。

苦手だったパクチーも入っていなくて良かった。

ベトナム料理レストラン「MET」

続いて鶏肉のバンブー（竹筒）焼
こちらも鶏が柔らかくて美味しい。
ワインが進む進む。

ここで２本目を注文。

「まだ飲むの！？僕は３年この店にいるけどあなた達ほど飲む客は初めてだ！」
と店員さんに驚かれました。

ご飯が美味しいとお酒が進みます。

ベトナム料理レストラン「MET」

こちらはエビとトマトの炒め。
これは可もなく不可もなく。
そんなに特徴無かったかな。

結構一品一品にボリュームがあるのでたくさんの種類食べられないのが残念です。

22時
お腹いっぱいになったので帰ります。

ルーフトップバー

22時10分
少し飲み足りないのでホテルのルーフトップバーにやって来ました。

お客さんは誰もおらず、店員さんは暇そうです。

グランド ホテル デュ ラック ハノイ ホテル

ルーフトップバー

カクテルを注文。
夜風が気持ちいいかな。と思ったら、結構風がビュンビュン吹いて台風状態です。

いつもこんなに風が強いのか、今日だけなのか分かりませんが結構寒いです。
外歩いていると気づきませんが、高い場所にあるからでしょうか。

グランド ホテル デュ ラック ハノイ ホテル

ルーフトップバー

向かいのホテルもバーになっています。
ハノイのホテルの屋上は皆こんな感じでバーになっているようです。

バー巡りも楽しそうです。
３杯ほど飲んでのんびりします。

グランド ホテル デュ ラック ハノイ ホテル

ルーフトップバー

平日だからでしょうか。
誰もおらず暇そうです。
韓国でもベトナムでもホテルのバーの仕事って結構暇で良さげです。

23時30分
結構冷えてきたのでお部屋に戻ります。

もう明日で終了。
あっという間です。

グランド ホテル デュ ラック ハノイ ホテル