2024/03/01 - 2024/03/01
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j3matuさん
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この旅行記のスケジュール
2024/03/01
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電車での移動
→大月駅6:19 6:25→甲府駅7:13 7:24→松本9:18 9:26→長野駅10:58
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バスでの移動
長電バス 急行スノーモンキーパーク行き 11:15→12:02
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徒歩での移動
徒歩約35分
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徒歩での移動
徒歩約35分
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バスでの移動
長電バス 急行長野駅行き 14:00→14:44
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電車での移動
長野駅15:10→
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電車での移動
→松本駅16:25 16:41→大月駅19:48 19:56→
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この旅行記スケジュールを元に
以前、同じ職場のアメリカ人男性が「冬休みにスノーモンキーを見に行ってきたんだよ」と話してくれたことがありました。最初は「スノーモンキー? なんだそれ?」と思ったのですが、スマホの写真を見せてもらって理解しました。あぁ、地獄谷温泉のお猿さんのことかぁ。外国人観光客からは「スノーモンキー」と呼ばれて、とても人気なのだそうですね。そのときの写真がとても可愛くて、私もすごく行きたくなってしまいました。でも、見られるかどうか分からないものに、あまりお金をかけたくない…というわけで、春の青春18きっぷを利用して行ってみることにしました。
寒い方がお猿さんが温泉につかっている確率が高いそうなので、あまり暖かくならないうちに…と、18きっぷの利用開始日の3/1に急いで行ってきました。(←せっかち)
地獄谷野猿公苑までは非常に遠い道のりでした。自宅最寄駅から始発電車に乗り、普通電車を短い時間で何回か乗り換え、大急ぎで行っても長野駅には11:00着予定。そこから次は11:15発のバスに乗り換え、12:00着予定。更にバス停から30~40分歩いてやっと到着するのです。もし長野駅前11:15発のバスに乗れなかったら、観光する時間はとれなくなってしまうので、電車が10分以上遅延したらそこでアウトとなります。電車トラブルに遭いやすい身としては、本当に地獄谷野猿公苑に行けるのか自信がなかったため、行けなかった場合の代案を2、3個用意して出かけました。
結果、電車は途中遅延したのですが、なんとか長野駅までに遅れを取り戻し、無事に地獄谷野猿公苑に行くことができました。奇跡的! 帰りは遅延もせず、完璧な運行でスムーズに帰って来ることができました。
今回の旅で、JRの往復代は普通電車利用でも10000円弱くらい本当はかかるので、青春18きっぷ利用で7000円以上お得になりました。大月行きの中央線、甲府、松本行きの中央本線、長野行きの篠ノ井線、全ての電車にトイレ車両があったので、長時間の電車利用も問題なく過ごすことができました。
野猿公苑での歩行距離 5.9km、アップ 252m、ダウン 243m
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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春の青春18きっぷを購入しました。第一弾は、長野県にある地獄谷野猿公苑を目指します。
地獄谷野猿公苑までの道のりは遠く、大月駅、甲府駅、松本駅で普通電車を乗り換え、長野駅でバスに乗り換え、最寄りのバス停からは更に30~40分歩きます。そのため、長野駅からの11:15発のバスに乗れなければ、地獄谷野猿公苑の観光の時間がとれなくなってしまいます。しかも、乗り換え時間はすべてタイトなので、行き着けない可能性大! 電車が遅延して行けなかった場合に備えて、代案も用意しつつ、ハラハラドキドキの旅をスタートさせます。 -
まだ暗いうちに出発したのですが、明るくなってくると車窓からは雪景色が楽しめました。山梨、長野の山間部はどこも一面の樹氷で圧巻の眺めでした。
雪のせいか、電車は少しずつ遅延を重ねていきました。電車の乗り換え時間がタイトなので心配でしたが、どの電車も遅延した電車を待って出発してくれたので、電車は問題なく乗り継ぐことができました。問題は最後のバスへの乗り換えです。乗り換え時間は15分しかありません。さすがにバスは待ってくれないだろうから、間に合うかドキドキ。 -
松本駅に到着する少し手前で、地獄谷野猿公苑の「X」を確認しました。毎朝9:00にお知らせを入れてくれるのです。お猿さん達は公苑に出勤しているようですね。もし欠勤のようだったら、あきらめて松本観光に切り替えるつもりでしたが、このまま先へ進みます。
しかし、松本駅から長野駅行きのワンマン電車に乗り換えて間もなく遅延は10分にまで広がりました。長野駅でのバスの乗り換え時間は15分…これはもうダメか? -
ところが、長野駅到着までに最大10分あった遅れを見事に取り戻してくれました! 篠ノ井線、素晴らしいです。予定通り、10:58に長野駅に着くことができました。バスには余裕で間に合いそうです。
事前に調べておいたので、バスへの乗り換えはスムーズ。東口方面へ出たら左折して、階段を降りたすぐのところがバス停になります。長野駅 (JR東日本) 駅
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ここから長電バスに乗るのですが、HPで事前に調べておいたことと若干違いがありました。
1つは、地獄谷野猿公苑に行くには、23番乗り場から出る急行奥志賀高原ホテル行きに乗って、スノーモンキーパークバス停で途中下車するということになっていましたが、バス停にいた誘導スタッフに「スノーモンキーパークに行く人は24番乗り場になります」と言われました。同じ時刻に奥志賀高原ホテル行きとは別にスノーモンキーパーク行きが増発されたようです。これが今日だけの措置なのか、いつもなのかはちょっと不明です。
もう一つは、急行バスは後払い方式となっていたのですが、乗車前に乗車券の提示が必要だと言われました。乗車券は長野駅のみどりの窓口の券売機でも購入できますが、バス停にいたスタッフさんからも購入できるようです。
私は、長野駅からのバス往復と地獄谷野猿公苑の入苑料がセットになった「スノーモンキーパス」を利用したかったので、乗車券は購入しませんでした。本当に地獄谷野猿公苑に行けるかどうか、ここにたどり着くまで確信が持てなかったので事前購入はせず、バス待ち時間に電子チケットを購入しました。(短時間で購入できるように、会員登録とクレカの登録だけは事前にしておきました) スノーモンキーパスは4000円です。バスの往復が3600円、入苑料が800円なので、400円お得。長野電鉄の長野駅でも購入できますが、長電の駅はバス停の反対サイドにあるので、電子チケットがおすすめです。 -
東京から長野駅までの往復を青春18きっぷ1回分(2410円)で済ませる身としては、長野駅からスノーモンキーパークバス停の往復バス代が3600円は高い!と感じてしまうのですが、このバスは高速道路や有料道路を使うバスなんですね。じゃぁ、高くても仕方ないか。
長野駅までの電車の車窓はずっと曇天でしたが、ここに来て青空も見えてきました。山々が美しい! -
予定通りの12:02にバスはスノーモンキーパークバス停に到着。ここからは一般道を歩いて、地獄谷野猿公苑の入口まで向かいます。
道路の雪は解けていますが、解けた水が結構流れていました。防水の靴の方が良さそうです。 -
12:09、地獄谷野猿公苑の入口に到着。私の早歩きで7分くらい。普通に歩いたら10分ほどかかるかも。バス停からここまでは緩やかな上り坂でした。
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防寒具などの用意をして来なかった人はここでレンタルもできるようですね。
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入口付近の階段と地獄谷温泉後楽館付近の急階段以外は、ずっとこのような平坦な道が続きます。昨夜、雪が降って10cmほどの積雪があったということでしたが、私が訪れたときにはもう綺麗に整地されていました。
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このようなぐちょぐちょゾーンもありました。
私は冬用の登山靴に滑り止めのチェーンスパイクを装着して歩いていましたが、他の人の足もとを見ていると、スノーブーツの人が多かったように思います。中にはパンプスで歩いている人も。ツルツル滑って、キャーキャー言っていましたが…。スニーカーでも大丈夫と言えば大丈夫そうですが、防水のものにした方がいいと思います。一番のおすすめは滑り止めをつけた長靴ですね。 -
12:31、地獄谷温泉の後楽館が見えてきました。ここも、外国人に人気の宿になっているみたいですね。
地獄谷温泉 温泉
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遠目に間欠泉が見えます。帰りに余裕があったら寄ってみよう。今はとにかくお猿さんです。何しろバス、電車の関係で、鑑賞時間が1時間とれるかどうかという感じなのです。
後楽館からは少しだけ急階段を上ることになります。ここは滑りやすいので要注意。手すりにつかまって、ゆっくり上り下りすれば大丈夫です。 -
最後の急階段を登ったら、野猿公苑の料金所が現れます。(写真を撮り忘れました) 電子チケットの私は料金所のお姉さんにスマホを見せると、コードを入力してくれて、そのまま入苑できました。
料金所を抜けると、早速お猿さんがお出迎え。なんだか門番みたい!地獄谷野猿公苑 名所・史跡
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入苑の注意書きには、目線を合わせちゃダメと書かれていますが…合っちゃった。
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険しい崖が見えたら…
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木道が現れて…
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早速、入浴中のお猿さんが見えました!
鑑賞時間が1時間と限られた時間で、お猿さんが温泉につかるところを見られるのかと心配していましたが、いきなりの目標達成です。 -
結構、近くで見られるのね。
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アップで。気持ち良さそ~。目がトロン。
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奥にいる身を寄せ合ってるお猿さんもかわいい!
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上から見るとこんな感じ。
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別の猿も来ましたよ。
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思っていたより、そ~っと静かに入るのですね。
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そしてこのお猿さんは縁につかまらずに、ちんまりと入浴。
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仲良く寄り添っていたお猿さん達は毛づくろいを始めましたよ。
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ん~っと…これはどういう状況なのかな? …温泉を飲んでいる???
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温泉の周りにもたくさんのお猿さんがいました。
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皆、なぜか雪を掘り掘りしているんです。エサでも埋まっているのかな?
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掘り掘りに夢中だから、なかなか顔を上げてくれない(泣)
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今日は日差しがあって暖かいから、温泉につからなくても気持ちいいよね。
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赤ちゃん猿も掘り掘りしてるーっ! かわい~。
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人がすぐそばにいても全く気にすることなく歩いている猿たち。
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あまりに堂々としているので、人間が遠慮して道を空けています。
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川辺にもたくさんのお猿さん。
地獄谷渓谷 自然・景勝地
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あんな川の中にまで…。
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青空が美しいお天気の日です。厚着してきたら、ちょっと暑いくらいの陽気になりました。(ここまで結構歩いたせいでもある)
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川原にいた子猿さん…この子が魔性の可愛さを発揮してくれました。
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なんかモグモグしてるー。
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…と思ったら、今度はゴロン。
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お母さん(?)が来た!
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毛づくろいの催促だったのね!
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気持ち良くて、またゴロン。
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もう一度起き上がって、
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今度はこちらにゴロン。
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お母さんのお顔がようやく見えた!
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子猿さんのサービスショット、いただきました!
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観光客(特に外国人の女性)の愛を一身に浴びた子猿さんでした。
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バスの時間が気になるので、そろそろ戻ります。木と木の間、下方に見えるのは地獄谷温泉後楽館の露天風呂のようです。お猿さんと一緒に入浴できるとの評判です。日帰り入浴もできるそうですが、時間がないのでスルー。
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あっちも露天風呂?
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行きに後回しにした後楽館前の間欠泉です。勢いよく吹き上げています。
地獄谷温泉 温泉
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周りにはしぶき氷。
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帰り道、お天気はいいのですが…、
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気温が上がりすぎて、木の上に積もっていた雪が解け、雨のように降り注いできます。時には、まとまった雪がザザーッと落ちて来ることも。直撃した観光客は雪まみれになっていました。この季節、晴れた日でも防水のアウター(フード付き!)が必要のようです。
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地獄谷野猿公苑の道を抜けると、上林温泉の一般道に出ます。行きよりも賑やかになっていました。素敵なカフェや日帰り入浴できる温泉などがあるようですが、バスの時間があるのでスルー。ゆっくりできなくて残念です。
上林温泉 温泉
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13:50にバス停に戻って来ました。バスの出発は14:00なのですが、もう結構並んでいます。
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バス停前にはカフェなどもあるようです。当然私は寄る時間はありませんが、バスの待ち時間に余裕がある人は寒い中待たなくてもいいというのが心強いですね。
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14:55にバスは長野駅について、15:10発の松本行きのワンマン電車に乗れました。
長野駅 (JR東日本) 駅
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篠ノ井線のハイライト、姨捨駅です。この駅が有名な理由が2つ。一つは珍しいスイッチバック方式の駅であること。駅の案内表示もスイッチバックを意識して作られていますね。
姨捨駅 駅
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もう一つはこの景色です!
標高551mの山の中腹にある駅からは長野盆地が一望できます。この景色が素晴らしいので、日本三大車窓の一つと謳われています。少しの時間停車してくれたので、ホームにある展望台のようなところからパシャリ。 -
右方向の眺め。
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左方向の眺め。篠ノ井線、素晴らしい!
行きのハラハラドキドキは何だったの?…というほど、帰りは一度も遅延することなく、スムーズに進みました。時折、美しい車窓を眺めながら、往復で小説を2冊完読できました。タイパを気にする人には向かないですが、私はこんな旅も大好きです。ちなみに、今回はあまりにもスケジュールがタイトで、一日3食は全て電車やバスの中で持参したサンドウィッチとかでした。次回はもう少し余裕を持ったスケジュールにして、その地の美味しいものも食べられる旅にしたいなぁ。
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2024 春の青春18きっぷ
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