2024/02/26 - 2024/02/28
5296位(同エリア11019件中)
まつこさん
この旅行記のスケジュール
2024/02/26
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飛行機での移動
伊丹空港7:55発→福島空港9:05着
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バスでの移動
福島空港発9:20発→郡山駅
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電車での移動
郡山駅10:15発→JR快速 猪苗代駅10:52着
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バスでの移動
会津バス達沢行き 猪苗代駅13:30発
2024/02/27
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バスでの移動
中ノ沢温泉9:14発→猪苗代駅
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電車での移動
猪苗代駅9:59発 会津若松行き→会津若松10:31着
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会津若松駅周辺を散策
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電車での移動
会津若松駅11:25発→喜多方駅11:42着
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喜多方うるし銀座
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電車での移動
喜多方駅13:52発→猪苗代駅14:50着
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バスでの移動
会津バス 猪苗代駅15:35発→老人福祉センター前 下車
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この旅行記スケジュールを元に
コツコツ貯めたANAマイルの一部に有効期限が迫ったので、以前から泊まってみたかった中ノ沢温泉にプチ湯治に行きました。ANAのセールにはほぼ登場しない福島空港に特典航空券を使って降り立ち、中ノ沢温泉に連泊しました。
雪道が怖いので車は運転せずバスとJRで移動して、間の日は喜多方まで電車で足を延ばし、途中の乗り継ぎ時間に会津若松と郡山の駅前も散策してきました。
北風が吹き荒れる寒い日で、中ノ沢温泉では毎朝積雪で道路はアイスバーン状態でしたが、強酸性の熱いお湯に何度も浸かり、会津訛りも聞けて元気回復の旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日は風が強く、福島空港に着陸が難しい場合は仙台空港に着陸するかもしれないという、条件付きフライトでした。伊丹空港から福島空港までの機材はプロペラ機です。薄曇りの日でしたが高度が低いので地上が大きく見えます。これは伊勢湾上空から知多半島、渥美半島を見渡した所。
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雪を被った富士山も普段のフライトより大きく見えます。
機体は中央アルプスを横断して福島空港へ向かいます。普段経験しないルートなので興味深く下界を見下ろすのも楽しかったです。
そしてやはり着陸時は強風のためエレベーター状態となりかなり揺れました。 -
福島空港からは空港バスで郡山へ。郡山からはJRで磐越西線に乗って猪苗代駅で下車です。
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猪苗代駅周辺は消雪道路となっており、道路のあちこちから小さな噴水のように水が吹き出しています。
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猪苗代駅の駅前から雪を被った磐梯山が望めます。
バスの時刻までまだ2時間以上あるので駅前を歩いても、シャッターの下りたお店が多くて、仕方なく観光案内所で「道の駅猪苗代」や「野口英世記念館」までの行き方を尋ねると、徒歩では無理、バスも本数が少ないので時間的に次の中ノ沢温泉行きのバスに間に合わないそうで、食事したら駅の待ち合い室に居るしかないみたいでした。
時折雪も混じり、凍える冷たい風が吹き付けて、とにかく寒い! -
とりあえず観光案内所で訊いた、「あまの食堂」さんにお昼ご飯を食べにお邪魔しました。
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福島名物のソースカツ丼。このように丼の蓋を立てて供されます。湯気がこもらないよう、そして蓋に熱々の豚カツを載せられるように。
豚カツの肉が分厚くても柔らかくて揚げ方が絶妙、美味しかったです。 -
昼食を食べても中ノ沢温泉行きのバスが来るまではまだ1時間以上あって、駅の待ち合い室をウロウロしました。
関西では見かけない自動販売機はバナナオーレ等温かい飲み物が豊富にあり、ちょっと飲んでみたくなりました。 -
単線なので上り下りの電車が行き違いの度に駅で待ち合わせです。
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ようやくやって来た達沢行きのバスに揺られること約30分、中ノ沢温泉で下車して、平澤屋旅館さんにチェックインしました。
最初から布団が敷かれ、暖房で暖まった和室に入ると昭和世代の私達にはこの上なく落ち着けました。 -
すぐにひと風呂浴びてお昼寝してから夕食。
メインは豚しゃぶですが、お刺身ありバイ貝のわさび和え、ナメコのおろし和え、ウドの煮物、ホタテとワカメの煮物、茹でエビ、茶碗蒸し、果物…と盛りだくさんですが、味のバランスが良くて野菜も食べられるので完食しました。
苦しいほど満腹で動けず、また寝て深夜に入浴です。
お湯は少しだけ硫黄の匂いのする硫酸硫黄泉、強酸性ですがさらりとしていながら、入浴後は肌に1枚ベールをまとったようにしっとりして汗が引きません。 -
翌朝の朝食。
ホッケが朝食と思えないボリュームでしたが、ご飯の友の佃煮や筋子と共にまた完食。 -
本日は喜多方にラーメンを食べに行きます。
夜の間に降った雪で、朝の道路はパキパキです。宿からすぐのバス停で猪苗代駅行きのバスを待つのですが、雪が吹き付けて北海道並みに寒かった! -
郡山は全く積雪は無かったのに、こちらはまだまだ冬景色です。
尚、この時は積雪で目立たなかったのですが、帰りに田んぼのあちこちに白い点が見えて、目を凝らすと白鳥でした。この辺りではかなりの数の白鳥が越冬しているようです。 -
バスが少し遅れたため、駅に着いたら既に会津若松行きの電車が待っていました。あわてて改札を通り、跨線橋を渡って向かいのホームの下り電車に乗り込みますが、上り電車の方も遅れていて行き違い電車を待っていたのでセーフでした。
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終点の会津若松に着きましたが、次の喜多方行きの電車が出るのはまだ1時間も先です。
いったん会津若松駅を出て駅前を散策します。が、1時間で観光スポットまで行って帰るには遠く、バスセンター併設のカフェとお土産を見て時間を潰す羽目に。
1時間後、ようやく喜多方行きの電車に乗れました。 -
向こうのホームには憧れの只見線の電車がいました。この電車にもいつか乗ってみたい。
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喜多方駅に到着して駅前通りを歩いていくと喜多方駅前郵便局があります。
相方はATMで軍資金を補充。蔵の町らしい郵便局です。 -
喜多方の中心部まで行くには時間が足りず、駅に近い「喜多方うるし銀座」を歩いて掘り出し物を探します。
何軒か漆器のお店が在るなかで、入りやすかった「北見八郎平商店」でお盆とスプーンを購入しました。 -
駅を出た直後は混んで満席だった桜井食堂さんも1時間経過したら空いてきたので、ゆっくりと喜多方ラーメンを味わいます。
透き通ったあっさりスープに、薄味だけど脂身のある柔らかいチャーシューが美味しかったです。 -
こちらは支那そばと餃子。餃子はニンニクが効いています。
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中ノ沢温泉に夕方までに帰るには喜多方では2時間ほどしか時間がありませんでした。漆器を見てラーメンを食べてお土産屋さんであかべこのボタンを買ったら、電車の時間になりました。
改めて正面から喜多方駅を眺めると、やはり喜多方の蔵をイメージした建物です。
滞在時間が短くて勿体なかったけれど、次に喜多方に来るときはゆっくりと散策したいものです。 -
猪苗代駅からバスに乗って、今日は中ノ沢温泉の手前の「老人福祉センター前」のバス停で降りました。蓬莱堂製菓の草だんごを買うためです。
バスを下りて坂道を上っていると「高原列車は行く」の歌碑を見つけました。作曲家の古関裕而さんが子供の頃、中ノ沢温泉に軽便鉄道で遊びに来た記憶を元にして作曲されたのだそうです。 -
歌碑も雪を被っています。
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宝来堂製菓は中に入ると販売窓口のすぐ裏が工場になっていました。本当はもっと商品の種類が多いのですが、夕方に行ったので売り切れて、笹だんごしか残っていませんでした。
笹を剥くと中は素朴なヨモギだんごで、あっさりしたあんこが入っています。 -
宿に戻ったらまた入浴。今日は大浴場も空いていてゆっくり浸かれました。さらに女湯の露天風呂に行き、隣の混浴露天風呂から音がしないので勇気を出して混浴の方に進入したら、ラッキー、誰もいないので混浴露天風呂を独り占めでした。
さて夕食は昨夜よりもグレードアップメニューです、牛肉の陶板焼きにあん肝のとろろ和え、天ぷら、もずくの酢の物、茶碗蒸しは牡蠣入り、今日もバランスはばっちり。
夕食後も、休憩の後で入浴です。 -
翌日は飛行機で帰らないといけないので、早朝からじっくりと名残のお湯に浸かってから、温泉成分を石鹸で洗い流します。もったいないけれど、レディの身体から硫黄の匂いがするのもちょっと。本音は1週間くらい湯治したいところですが。
朝食のご飯の友も昨日とは少しずつ変わっていて、連泊の客への心遣いが嬉しい。 -
中ノ沢温泉を後にして郡山に戻ってきました。飛行機の搭乗時刻まではまだまだ時間があります。
2時間程度で散歩できるコースを観光案内所で紹介していただき、まずは駅の横にある「ビッグアイ」という建物の22階にある科学館の展望室に昇ることにしました。 -
ビッグアイ1階、科学館に昇るエレベーター。
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郡山市街が360度見渡せます。右手に阿武隈川が流れる広い盆地ですね。そのせいか、駅前を歩いていると飛ばされそうなほど風が強かったです。
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郡山駅から徒歩10分の安積国造(あさかくにつこ)神社です。
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ヒトネノミコトが安芸国からこの郡山に安積の国造として任ぜられて開いたという由緒ある神社だそうです。その後坂上田村麻呂が宇佐八幡大神を合祀したとも伝わっています。
この一帯は丘になっており、寺社が集中して並んでいました。 -
安積国造神社に程近く、如宝寺がありましたが、こちらは補修中でした。
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山門の下に立派な庭園があり、向かいのパン屋さんでコンビーフサンドを買ってベンチで頬張りながら一服しました。
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民芸品が買いたくて探した「和久屋」さん、お店の前に写真撮影用のあかべこが立っていて可愛らしいです。お店の中には和雑貨が細々並んで、どれも手に取ってみたくなります。
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購入したのはお相撲さんのハンカチ、なぜかフランス国旗柄の紙風船、起き上がり小法師のメモ帳、どれも味があります。
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お昼は和食以外の物が食べたくなって、インドカレーを食べ、カフェでコーヒー飲んだりお土産を探したりするうちに空港バスに乗る時間になりました。飛行機が飛ぶかどうか心配になるほどの強風。
そしてバスで福島空港に到着。フライトは問題無いようで安心しました。
福島はウルトラマンの産みの親、円谷英二監督の出身地だとか。空港入口にウルトラマンポストが立っているのをはじめとして、空港のお土産屋さんにはウルトラマングッズがたくさん並んでいました。が、オバサンが買ったのは福島名産ドライフルーツでした。福島はフルーツ天国ですから。
帰りの飛行機は乗客も少なめで全員の搭乗もスムーズに完了したらしく、予定時刻より早く離陸、伊丹空港にも早く着陸できました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちーちゃんさん 2024/03/04 07:08:12
- 中ノ沢温泉!
- 初めまして、ちーちゃんと申します。
実は、昨日一昨日の晩に中ノ沢温泉に泊まって来たばかりです。
しかも同じ平澤屋さん!
福島の中では、割と地味な温泉地ですが、
とっても良い温泉でしたね(*^_^*)
昨日はまた違う温泉に泊まりましたが、
まつこさんの旅行記を読んで、
「あー、連泊して他の場所に遊びに行くのも良かったな」と思いました。
白鳥が見られるかな?と思いましたが、
もう1羽も見当たりませんでした。
まつこさん、見られて良かったですね♪
羨ましいです(^O^)
お土産の笹団子も同じものを買いました。
お料理も同じ(同じ旅館だからそうなんですが)
デジャブか!と思いました。(^。^)
温泉でプチ湯治、楽しめましたね(*^^*)
- まつこさん からの返信 2024/03/04 09:40:58
- Re: 中ノ沢温泉!
- 中ノ沢温泉も平澤屋さんも、良いですよね。同志がいて嬉しいです。
福島にはたくさん温泉があるので、移動して他の温泉地も良かったのですが、私は強酸性の濁り湯が大好きなので、不便でも連泊を選びました。
今年は暖冬なので渡り鳥の移動も早いと聞いていましたが、白鳥さん達はあれから間もなく北に渡っていったのですね。
猪苗代湖は見ていませんが、湖岸にはおそらく白鳥も居ただろうと思います。
関西では冬の間、琵琶湖に近い田畑で越冬しているので、猪苗代湖でも同様なのかな、と思います。
福島は果物も美味しく、温泉も多く、人情もあって良いところですね。
何度でも行きたい場所です。ちーちゃんさんもまた旅のお話を聞かせて下さい。
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