JRパス利用おばさん一人旅 vol.2 ②函館 ～青函トンネル・道南いさりび鉄道～

2022/12/22 - 2022/12/24

　2022年12月の一時帰国での国内一人旅、「JRパス利用おばさん一人旅 vol.2 ①香川・徳島 ～金刀比羅宮“ことでん”・祖谷温泉～」の続きです。

　12月21日に金刀比羅宮を参拝し、祖谷温泉に宿泊。2日目の12月22日は、松山で道後温泉を楽しみ、高松に戻ってサンライズ瀬戸号で東京に向かう予定でしたが、日本海側の大雪および積雪を受けたサンライズ号運休を受けて、急遽予定変更。JR松山駅みどりの窓口ご担当者のサポートの下、最速で東京へ向かう列車の座席を確保しました。

　12月23日の予定は、生まれて初めて青函トンネルを通るべく、東北・北海道新幹線はやぶさ号でJR新函館北斗駅へ。五稜郭駅で鉄印と鉄印帳をゲットし、五稜郭駅から木古内駅まで「道南いさりび鉄道」に乗車。再び、函館駅に戻って一泊した翌朝は、函館朝市で海鮮を頂く、というもの。

※写真は函館朝市のタラバ蟹。大きい！

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　12月22日、松山で道後温泉を楽しみ、高松に戻ってサンライズ瀬戸号で東京に向かう予定が、日本海側の大雪および積雪を受けたサンライズ号運休を受けて、急遽予定変更。（サンライズ瀬戸号8両のみで運行ってことはないんですね・・・）

　JR松山駅みどりの窓口ご担当者のサポートの下、最速で東京へ向かう列車の座席を確保しました。まずは、JR松山駅15:28発しおかぜ24号でJR岡山駅へ。

※特急やくも号と同じ伯備線と山陰本線を通るサンライズ出雲号は、積雪や暴風、豪雨や倒木の影響を受けやすいのは確かですね

松山駅 (愛媛県) 駅

　道後温泉に入り、道後温泉麦酒館で湯上がりビールを飲めなかった悔しさを、「キヨスク松山銘品館」さんで、松山名物と地ビールを買って紛らわせましたw

　※食べやすいスティック状になっている「おつまみじゃこ天」と梅錦ビールさんのピルスナー

　梅錦ビールさんは1995年に醸造開始、愛媛県で第1号の地ビールとして誕生したそうです。

松山銘品館 お土産屋・直売所・特産品

　駅弁は松山名物を楽しめる「松山名物 醤油めしと真鯛あなごの弁当」。お供のお酒は、雪雀酒造さんのカップ酒、絵柄は道後温泉。

※雪雀酒造さんは創業1915年

　JR岡山駅18:36発ひかり522号で終点JR東京駅に向かいます。東京駅には22:27着。なんとか当日中に東京に到着できました。

　JRパスで唯一使い辛い点があるとすれば、のぞみ・みずほ号が利用できないこと。でも、JRパスの料金設定は、文句を言ったらばちが当たるコスパ最強レベルです。ありがたいことこの上無し！

　グリーン車7日間乗り放題(座席指定料金込み)で約40,000円！(2022年12月当時)　これは怒られるレベルです・・・

※2023年10月1日より、料金が大幅改定。JRパスは7日間普通車利用で50,000円、グリーン車利用で70,000円となり、のぞみ・みずほ号も「JRパス専用のぞみ・みずほ利用券」を追加購入することで利用可能となりました。

岡山駅 駅

　おはようございます！　
　
　2022年12月23日、まずは、やえす初藤さんで朝ごはん。この日は「納豆定食」を頂きました。

　昨夜の宿は、「スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口」。松山駅でじゃらんから検索、最後の一部屋を確保しました。素泊まり・スタンダードルームのプランで、じゃらんポイント1,900ポイントを使用して18,000円(通常料金19,900円)、オンライン決済のみでした。良かったのは、東京駅八重洲口から徒歩10分ほどの駅近だったことと、一晩中入れる高濃度炭酸泉の大浴場があったことです(これは良かった！)。

※一昨日に宿泊した高級温泉宿・祖谷温泉さんの2食付き1人一部屋使用の26,000円を割高だと言ってすみません(汗)　東京、高～い！！

やえす初藤 グルメ・レストラン

　この日の本来の予定は、サンライズ号で東京駅7:08着、やえす初藤さんで朝食を頂き、東京駅8:20発はやぶさ7号で新函館北斗駅へ向かうというものでした。サンライズ号が運休となったことで、多少計画が狂いましたが、朝食以降は従来の計画通りの旅を続けることができました。

　この日の旅の目的は、①生まれて初めて青函トンネルを通る、②「道南いさりび鉄道」に乗車して鉄印と鉄印帳をゲット、③ざんぎと半身揚げを地ビールで、④函館朝市で海鮮を満喫、というもの。

※はやぶさ7号に乗り込みます

東京駅 駅

　大宮駅に近づくと、車窓には富士山が！

※埼玉県からも富士山がこんなに大きく見えるんですね

　はやぶさ号は津軽半島を進み、奥津軽いまべつ駅を通過、いよいよ青函トンネルに入ります。

※青函トンネル入り口には「青函トンネル入口広場」があります

青函トンネル入口広場 公園・植物園

　青函トンネルに入りました！　

　車内電光掲示板にメッセージが流れます。これまで北海道には飛行機でしか行ったことがなく、初めて海底を通って北海道に上陸します。

　いつか、三厩にある「青函トンネル記念館」の体験坑道に行ってみたいですね。ついでに、階段国道339号もw

※今回の旅の目的①達成！

　12:17分、新函館北斗駅に到着しました。

新函館北斗駅 駅

　新函館北斗駅12:35発の函館本線快速はこだてライナーでJR五稜郭駅を目指します。

　五稜郭駅に到着。ここから道南いさりび鉄道に乗車します。

JR五稜郭駅 駅

　まずは、鉄印帳と、道南いさりび鉄道の鉄印をゲット！

※今回の旅の目的②達成！

　コンテナ貨車を牽引するディーゼル機関車

　五稜郭駅13:41発・木古内行きの列車は、ラッピングのない普通の車両でした。

※地方鉄道のガタゴト感があっていい感じx

　列車は五稜郭駅を出発すると、函館湾の海沿いを走っていきます。渡島当別駅を出ると函館山が車窓のほぼ中央に見えるようになります。

　車窓には海が広がります。

　14:36分、終点木古内駅に到着。

　ここからはJRパスを使って、JR木古内駅14:49発はやぶさ19号で再びJR新函館北斗駅に戻り、快速はこだてライナーでJR函館駅に向かいます。

※新幹線だと木古内駅から新函館北斗駅まで僅か12分。道南いさりび鉄道を往復するという手もありましたが、便利さに負けてしまいました・・・

木古内駅 駅

　JR函館駅に到着。函館を訪れたのは初めてです。

　函館駅前にあるモニュメントは、工業デザイナー林昌平氏によるもの。「ふれあい」をテーマに全国から公募され，272点の応募作品の中から選ばれたそうです。

函館駅 駅

　今夜の宿は「東急ステイ函館朝市 灯の湯(あかりのゆ)」。宿泊プランは、「【早期割28】28日前までの予約がお得な早期割プラン！充実設備で快適ステイ【1名】(素泊まり)」で、一泊7,084円(安い！)

　部屋は綺麗でコンパクト、函館駅からは徒歩10分強で朝市からも近い便利な立地。

東急ステイ函館朝市 灯の湯 (あかりのゆ) 宿・ホテル

　部屋は全室バス・トイレ付き。　
　
　とはいえ、お部屋のお風呂を使う必要がないぐらい、特に良かったのが大浴場！ 18階最上階にあるお風呂は天然温泉で、函館市内を一望できる展望大浴場。ガラス張りのモダンで綺麗なお風呂は、併設された露天風呂がインフィニティ仕様で、オーシャンサイドだと函館湾が一望できます。

※入浴時間は15:00～25:00・5:00～11:00

　更に、お部屋にはドラム式洗濯乾燥機が設置されてました(全室設置されています)。

※使用料は無料。長期滞在者や夏に北海道一周旅行をしている人にとってはありがたい設備です

　ホテルで少しゆっくりした後は、半身揚げを買いに五稜郭駅に戻りました。

　北海道に一時赴任していたことのある弟にお勧めを聞いてみたところ、「半身揚げは絶対食べて！」ということだったので、旅の目的③に「ざんぎ(これは私が食べてみたかった)と半身揚げを地ビールで頂く」というのを組み込みました。

　ホテルのレセプションの方に聞いてみたところ、「半身揚げは小樽の名物なので、函館駅近辺にはお店はないですね・・・」とのこと。ネットで検索してみると、五稜郭駅から徒歩15分のところにお店があるではないですか！

※ラッキーピエロはまた次回

　小樽なると屋ポールスター店にやってきました。　

※テイクアウトのざんぎと半身揚げを待つ間、小樽ビールを頂きました！

小樽なると屋 ポールスター函館店 グルメ・レストラン

　ホテルに戻って、ざんぎと半身揚げでビール！（ビールは北海道限定のサッポロクラシック）

　欲張ってたくさん買ってしまったので、これは翌日に持ち越しです。

※今回の旅の目的③達成！

　おはようございます！　2022年12月24日、クリスマスイブw

　部屋からの眺めがこれ。「東急ステイ函館朝市 灯の湯」さんはコスパ最強。とても快適に過ごすことができました。控え目に言っても最高でした！

※お世話になりました

　朝ごはんは函館朝市の有名店「味処 きくよ食堂」さんで、4種お好み丼を頂こうと思っていたのですが、昨晩のざんぎと半身揚げが重すぎて全然お腹が空いていない・・・。

函館朝市 名所・史跡

　せっかく函館にいるのだから、何か海鮮を食べていきましょう！

　まずは、軽くホタテのバター焼き。おお、朝ビールが進みますねx

　もう一品、活ほっき貝のお刺身を頂きました。

※ごちそうさまでした！

　JR函館駅9:00発北斗5号で一旦JR新函館北斗駅に戻り、9:35発はやぶさ18号でJR二戸駅へと向かいます。

　せっかく函館に来たのに、五稜郭にも、函館山ロープウェイにも、金森赤レンガ倉庫にも行きませんでした・・・。これはまた来なければならないということですね！

　「JRパス利用おばさん一人旅 vol.2 ③岩手・秋田 ～IGRいわて銀河鉄道・乳頭温泉“大釜温泉”～」に続きます。