2024/02/05 - 2024/02/05
419位(同エリア4061件中)
れいろんさん
東海岸の旅を終えて、台東から鉄道(台湾鉄道の区間車)で高雄へ移動します。
高雄では1泊して、台湾南部の大都会を楽しみましょう。
以前(2019年12月)、訪問した時の高雄の印象は、「大都会ながら台北ほど洗練されておらず、台北よりアグレッシブな港湾都市」というもの。
六合夜市での食べ歩きも良かったし、他でも美味しいものに沢山であったので、今回も食べ歩きを楽しみたいと思います。
前回の宿題だった龍虎塔は、修復工事中で中に入れない・・・という事で、引き続き宿題となりました。
ちょうど「黄色小鴨」が高雄港に遊びに来ているというので、愛河リバークルーズに参加して会ってきました。
30分に満たないミニミニクルーズでしたが、これがとても楽しく、船からの景色は息をのむほど美しく、大変印象に残りました。
この旅行記の半分ほどが「黄色小鴨」の写真になりますので、ご了承いただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この旅では、台東~高雄間の高鉄乗車を楽しみにしていたので、区間車の各車両の縦向き座席を確保するため、早めに台東駅に行き、張り切って乗り込みました。
結果、進行方向に向いた縦向き座席に座ることができました。
途中の駅、向こう側のホームに止まっているブルーの列車は、台湾鉄道で唯一(?)の窓の空く車両じゃないですか?
乗り鉄さんには涎垂ものらしい・・。(台湾1周乗り鉄の本を読みました。) -
残念な事に、この車両の窓はかなり汚れているんですよ~。
海が見たくて進行方向左側に座ったのですが・・・。 -
お天気も良くなくて、空も海も灰色です。
いろいろ小さな残念がありました。 -
南下していた列車は海沿いを離れ、西海岸に向けて内陸に進んで行きます。
青空が見えだして、車窓は美しい景色が広がっています。 -
山深い内陸部を抜ければ・・・
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・・・枋山駅です。
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遠くに見える海は台湾島の西側の海、台湾海峡になります。
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枋山から先の車窓は海老の養殖池や、
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椰子の木に囲まれた果樹園や、
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椰子の木に囲まれたため池や田圃の景色になります。
北行きの近郊線が多く発着する屏東駅周辺からは、都会の風景となって、地下を走行するようになって、高雄駅(地下ホーム)に到着しました。
台東から2時間40分、ゆっくりとした鉄旅でした。 -
高雄では1泊します。
高鉄もMRTも利用しやすい、高雄駅近くの PAPO’A HOTEL(帕鉑舎旅)に泊まります。パポア ホテル ホテル
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高雄駅地上出口からは290mと目と鼻の先なのですが、高雄駅周囲(地上部)は工事中(2019年の12月の工事中でした~)で、軽く迷ってしまいました。
徒歩5分の所を20分もかけて、どうにか到着です。パポア ホテル ホテル
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フロントでは立て板に水のように英語を話すスタッフが対応してくれました。
彼女の英語が達者過ぎて、上手く聞き取れないや・・・。
やはり、台湾の都市部は英語が上手な人が多いですね~。(東海岸とはずいぶん違いますね。) -
私の部屋は2階。
エレベーターを降りたら、お洒落な空間(特にラウンジという使い方もされていない)がありました。 -
2階の一部は1階からの吹き抜けになっています。
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そこから、階段を上る部屋、下る部屋に分かれています。
エレベーターがあっても、最終的に階段があるなんて、「詐欺っぽい」じゃん!
おそらく3階以上は、このような複雑な造りになっておらず、大きなスーツケーズの移動も問題ないと思います。 -
さて、お部屋です。
スタンダードダブルルーム(ベンチレーション・ウインドウのみ)→窓なし部屋 -
バスルームはシャワーのみですが明るく、広く、使いやすそうです。
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あの小窓がベンチレーション・ウインドウ。
一応、外側に開きます。手で触れる距離に隣の建物の壁がありますが、雨が降っているか否かくらいは判別できます。 -
私がホテルの部屋に望むのは、立地と眺望とある程度の広さなんですが、今回は立地と価格を重視しています。
この部屋で1泊素泊まり、1008.50 元。 -
4年ぶりの高雄。前回の見残しは龍虎塔。
ですが、龍虎塔は、2024年2月現在、修復工事中で中に入れません。
と、いう事で、前回少し気になっていた愛河のリバークルーズに参加しようと思います。高雄駅 駅
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ちょうど、黄色小鴨が愛河湾に遊びに来ているというので、それも楽しみです。
高雄駅からMRTと市バスで「Love River, Love Boat(愛河愛之船)」の乗船場にやってきました。愛河 滝・河川・湖
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愛河沿いには遊歩道が整備されていて、川風の気持ち良い所です。
のんびりした雰囲気です。 -
チケットを購入しておきましょう。
「次の出航は〇時〇分です」と手書きの案内がありますが、せっかくですからトワイライトタイムに乗りたいものです。
次の船ではなくて、6時前後の船のチケットを下さい。
「タイムテーブルは無いんです・・・。」愛之船 船系
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・・・??
私のいい加減英語と、スタッフの携帯翻訳でやり取りした結果、「船の出航時刻は乗客の数=集客状況に応じて船頭さんが決める。今、販売できるのは表示している〇時〇分出航の船のみでなんです。」
どうしても夕方、ライトアップが始まる時刻の船に乗りたいのっ! -
「ここに表示される次の出航時刻を確認して、乗りたい時刻が表示されたら、切符を買って下さい。船は21時まで運行します。なのでライトアップは必ず見ることができます。」だ、そうです。
「ごめんなさい、また来てください。」
了解しました。丁寧に教えてくれてありがとう。
のんびりと気持ちの好い川辺で待機しましょう。 -
へっへっへ~、ほぼ希望の時刻のチケットを購入しました。
通常の乗船券は150元。黄色小鴨が浮かんでいる期間は飲み物(コーヒー等)とミニチュアのラバーダックのお土産がついて250元になっています。 -
チケット売り場の少し下流側にあるこのカフェで、飲物券を引き換えます。
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店内も店員さんの頭にも黄色小鴨が沢山。
これには、乗船前からわくわくさせられます。 -
私はコールドコーヒーと引き換えました。
缶も可愛いので、持って帰るかどうか悩みましたが・・・
※ チケットの入った封筒もとても可愛いです。 -
・・・乗船前に飲んじゃいます。
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前の時刻のクルーズ船が川を上ってくるのが見えたので、早めに乗船場でスタンバイしておきます。
個人的に良いと思っている)前の方の席に座りたいですから。 -
乗船時、お土産券と引き換えにミニ「黄色小鴨」を貰いました。
お腹に小さな穴が開いていて、軽く押すとピュッと鳴くので、船の中は小鴨の合唱状態でした。 -
さて出航です。
停泊時、船首は上流に向いていますが、くるっと向きを変えて・・・ -
下流に下って行きます。
愛河を愛河湾まで下り、大港橋の手前まで行って引き返すようです。 -
船長さん、ガイドさんの2人体制です。
ガイドさんが、何やら説明していますが、台湾語オンリーです。(慣れた。)
高雄は南の大都会、愛河の左岸には高いビルが立ち並んでいます。 -
周囲も徐々にライトアップが始まりました。
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まず、高雄橋を潜って・・・
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次にライトレールが走る苓雅寮鉄橋を潜ります。
右に見えている、へんてこなデザインの建物は海音館(Hi-ing Music Hall)という多目的ホール(主はミュージックホール)らしいです。 -
苓雅寮鉄橋の下から。
大きな「黄色小鴨」のお尻が見えました。 -
船は苓雅寮鉄橋を潜り終え、愛河湾へ。
黄色小鴨ちゃん~~。 -
なんと、その周りの海面ではサップを楽しんでいる人たちが!
暖かい高雄だから、真冬でも海の遊びができるのでしょうか。
黄色小鴨の周りでサップ・・、シュールです。 -
船は右に旋回します。
黄色小鴨、お尻しか見えないじゃん!
悲しい・・・ -
あれっ、右側にも、もう一羽いるじゃないですか?
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でも、こちらもお尻しか見えません。
船は進んで・・・ -
・・・右側の小鴨が綺麗に見える場所で停泊しました。
後ろの海音館(Hi-ing Music Hall)の奇抜でファッショナブルなデザインと、昔ながらの黄色くて丸っこいラバーダック!? 良いです!高雄音楽センター 劇場・ホール・ショー
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ガイド氏の説明は台湾語のみだったのですが、船長さんは少し日本語が話せて、「ここで、船が少し止まる。席を立って写真撮る。大丈夫。。。」と、私に教えてくれました。
嬉しかったです。ありがとう。高雄音楽センター 劇場・ホール・ショー
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2羽の黄色小鴨が浮かぶ愛河湾。
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黄色小鴨も可愛いのですが、船の正面、ライトアップされた大港橋(Great Harbor Bridge)と黄昏色の空も美しい。
高雄港大港橋 建造物
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黄色小鴨がいなくても、この美しい空を見るために、「Love River, Love Boat(愛河愛之船)」に乗船しても良いですね。
高雄港大港橋 建造物
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船は大港橋(Great Harbor Bridge)の手前で向きを変えて、帰路につきます。と愛河湾周囲の素晴らしいライトアップ。
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岸やビルの屋上から光線が放たれていて・・・
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海音館(Hi-ing Music Hall)も複雑な外観に複雑なライトアップ。
これは見ごたえがあります。 -
黄色小鴨が光背に包まれているよう、神々しい?
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やはりトワイライトタイムに乗船して大正解です。
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何枚も、何枚も、写真を撮ってしまいます。
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黄色小鴨と海音館(Hi-ing Music Hall)。
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光に包まれている愛河湾。
煌びやかな高雄港です。 -
ライトアップも素晴らしかったし・・・
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・・なにより二羽の黄色小鴨の存在感が「ヤバかった(若者言葉)」!
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黄色小鴨ちゃん、さようなら。
また、どこかの国で会えると良いなぁ。 -
船は愛河の河口に入って行きます。
まず、光線を放つ苓雅寮鉄橋を潜って・・・ -
高雄橋を潜ります。
本当に、このミニミニクルーズが楽しかったです。 -
「Love River, Love Boat(愛河愛之船)」の発着所のそばからは、愛河貢多拉船(愛河ゴンゴラクルーズ)も出航しています。
緑色の船体が川面に映えます。 -
ゴンドラは上流に進んで行きました。
そして、私たちのクルーズも終了です。 -
暗くなって、チケット売り場も、側の木々もライトアップされていました。
綺羅綺羅と素敵な愛河でした。愛之船 船系
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ホテルまではバスとMRTで戻ります。
バスの中の照明は「レトロ台湾」といった色調で、先ほどまでの愛河周辺とは別の国みたいでした。 -
MRTの改札前のクレーンゲームにも黄色小鴨のブースがありました。
巨蛋駅 駅
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高雄駅に戻ってきました。
高雄駅 駅
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この天井もイルミネーションもなかなか凄いです。
このエスカレーターを登った所にはアニメイトがありました。 -
六合夜市に行こうかとも思ったのですが、面倒になってしまったので、高雄駅内のお店で簡単に夕食を済ませてしまいましょう。
MRTの改札から上ったところ(地下1階?)にフードコートがあります。 -
カフェがあり、東南アジア料理、ラーメンなどのお店もありますが、やはり台湾料理にしておきましょう。
このお店では悠遊カードで支払いができました。
Taiwan the Lucky Land キャンペーン で当たった5,000元が、まだ相当残っているので、これはありがたいです。 -
肉粽とスープをいただきました。合計110元。
悠遊カードのチャージ金額はなかなか減りません。
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