2023/02/23 - 2023/02/24
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springさん
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2022年にはじめて、ひらまつのホテル(仙石原)を利用し、好印象でした。
再訪がいつになるかわからないけれども、またいつか行きたいな、と思う程です。ただ、お値段も(ひらまつ系列の中ではお値打ちとはいえ)お高めで、頻繁には再訪が難しそうかも、と思った次第。
ラグジュアリーなホテルも好きですが、旅行は頻繁に行きたい方なので、そうなると1回あたりの予算はおのずと、抑えざるを得ないのです。
・・・
ところが、再訪は思ったよりも早く訪れました。
約1年半ぶりのことです。
冬の仙石原に車で訪れることは初めてなので、「道中、降雪や着雪で、(自家用車で)行けるだろうか」と思いながらも、2月の3連休のうち2日間を使って、再訪することとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
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-
旅の始まりは、羽田。
仙石原なのに、なにゆえ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
これには理由がありまして。
この旅行のひとつ前、2023年末~2024年始にかけて、アシアナ航空で行く韓国旅行に行った時の副産物があるからです。(別途旅行記あり)。
当時、アシアナ航空を利用すると、1人2000円分(500円×4枚、おつりなし、その他いくつか使える範囲内の制限あり)の、羽田エアポートガーデンで使える金券が貰えたのです。しかし、海外にこれから行くというときに荷物を増やすのもどうかと思い、使わずにとっておいた金券で、今回の旅行時のランチと物販購入にとすることに決めました。
ところが、羽田エアポートガーデンの駐車場は、物販・飲食での提携駐車場割引がありません。
そのため、国際ターミナル、…今は羽田第3ターミナルと名称変更しましたが、その駐車場に停めることにしました。(そちらの方が、我が家の場合だと駐車場代が安いのです。ただし、歩きます)
ランチ予約は11時。
この日降雨~降雪予定とのことで、渋滞などを加味して早めの行動を心掛けたところ、9時半ごろには現地付近に到着。ここまでは順調だったのです。が…
駐車場入場の列にずらりと車が並んでおり、進みが非常に悪いのです。
たまに駐車をあきらめてはずれる車もあり。夫曰く、「見込みが甘かった」という反省と、「どちらかというと(入場待機の車が)1人で来ている人も多い、ということは案外これから海外に行くというよりは、お迎えで来た人も多いのでは」と推理しています。
最近の羽田来訪は、早朝や深夜ばかりだったので、(今回は飛行機搭乗の案件ではなかったこともあり)今後の参考になる経験でした。ちょっと先にいくつか旅行計画があるのですが、予約便を昼にするか朝にするか迷った行程のものがあり、現時点で朝にしたものがあるのですが「朝にして良かった」とぶつぶつつぶやいている夫。
(後日追記:この旅行の直後、思わぬ不幸があり、遠方から関東に来ていただいた列席者を羽田空港に往復するという突発的な案件も発生。この時の経験も多少は活かされました)
閑話休題。
まるまる1時間ほど車中待機していた10時半になっても、あと7台くらい待機まち。なので、妻が先にエアポートガーデンに行き、その後の状況によってはランチの予約を解除。物販をいくつか購入し、夫については停められるようだったら止めて、トイレ休憩。時間が間に合えば、アシアナ航空搭乗特典の金券を夫も使う。時間的にダメそうなら妻が適宜使う、というアウトラインをあわただしく決定。羽田エアポートガーデン ショッピングモール
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まずは、掛川市にある製茶店が一般購入者向けの物販・喫茶を経営する「きみくら」の静岡県外初店舗に向かいました。下見をした際に、きみくらのポイントカードを使用できるか確認したところ、「ポイントを使うことはできませんが、貯めることはできます」とのことで、忘れず持参。羽田と掛川、置いてある商品がかなり異なる印象があります。場所柄、羽田限定として売り出しているものは、現地ではあまり展開していないティパック商品が多いです。(掛川では茶葉を売ることが多く、ティパック商品展開は少な目)
以降、羽田エアポートガーデンで購入したものを順不同で記載すると、「抹茶どら焼き、個包装はちみつ、クッキー、ラスク、ビタミンBサプリメント、ハンカチ」等。
途中、夫と連絡をとりあい、ランチは諦めることに。ネット経由で予約していたのですが、当日すぎて電話等でしかキャンセルできないため、せっかくだからと直接伺って、残念だけど連れが来れないので…とご相談しました。あっさりキャンセルを受けて下さり、ありがたい限り。なにかの機会で(他の支店になってしまうかもしれませんが)利用したいと思います。
その時間を過ぎた後、なんとか車を停められたとの連絡が夫から入りました。少し立ち寄れそうということで、時間が迫る中、夫に金券を分け、つまみ系幾つかを吟味していました。
この後悪天候が予想されるため、長居せず駐車場から出ることにします。羽田エアポートガーデン ショッピングモール
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途中、羽田空港近くの(大昔に何度かお世話になった)すかいらーく系列のファミレスでさくっとお昼を頂くことも考えたのですが、閉店の憂き目に…。
とりあえず羽田近辺でのランチをあきらめ、目的地方面の方角に移動。
すでに横浜青葉付近が渋滞しているということで、迂回しつつも東名道に乗り、海老名SA下りに立ち寄ります。
「ここの吉野家でお昼にしたい」と夫。時間があまりかからず、比較的安価で、夫自身吉野家が好き(ただし私があまり利用しないので、近年の利用頻度は低め)。
吉野家ときいて、ふと思い出し財布を除くと、某ドラッグストアで買い物をした際に出てきた「吉野家でTポイント付与 30ポイント」。
おお、これは渡りに船。EXPASA海老名 下り 道の駅
-
とりあえず海老名SAの他のお店の食事にも心惹かれますが、時間が押していますし、今回は夫と同じ吉野家でランチにします。
この後思い切り散在するので、ここでは費用的に節約して、小鉢や汁物はなしにして節約。
夫にはそれを強制はしませんでしたが、どのみちこの日の夜にいろいろ楽しみにしている飲食物があるから、という理由で牛丼並盛。
生姜は好きだけど紅ショウガになると食べられないわけではないもののちょっと回避したい、という私は軽く七味を振る程度。
夫は「これを楽しみにしていたから」と、セルフで盛ることが出来る吉野家の生姜をたっぷりトッピング。
ごはんが白米オンリーではなく麦飯も選べたらきっと、吉野家ランチも増えるのだけど、と思いながら牛丼完食。
お茶を頂いてから、いざ箱根方面へ。 -
前回は往復とも御殿場方面から仙石原を目指しましたが、今回往路は箱根湯本方面を経由してみることにしました。
が、自家用車での箱根湯本方面走行は初体験。
湯本の手前、入生田駅付近で渋滞になり、湯本駅の先の交差点まで根深い渋滞。
とりあえず電車が好きな夫の代打で、(数年前に入れ替わった)新車のロマンスカーを撮影しながら気を紛らわせます。
「ロマンスカーだけど、名鉄に似ている…」とは夫の感想。
ちもとの先、T字路?を過ぎるととたんに車が流れ出します。
降雪がどんどん進むので、途中セブンイレブンに立ち折りつつも、早めに宿に向かいたい。
いくら四駆でスタッドレスといえども、チェーン規制が入ったらマズイので。 -
途中、セブンイレブンに立ち寄って少し買い出しをしつつ、ホテルに向かいます。
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ホテル入口(二股にみえる道路の左側を進む)。
バスを利用されたかたも、この写真の左側エリアから進路を進めます。THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 仙石原 宿・ホテル
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前回訪れた時と、季節が違うからか、絵面がだいぶ違います。
この写真だけを見ると、荒涼としているような気がしないでもないですが、この先は別世界。 -
ホテルに着きました。
もっと写真を…という気持ちよりも「ここは二度目だし、季節がこれだしここでは省略しよう」と、歩みを進めます。というか、案内の方がいるのでゆったり撮影する雰囲気でもなし。 -
車を停めている間、他の同行者はソファ席に案内され、箱根寄木細工に乗せられたおしぼりが提供されます。
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お花のアップ。
真冬とはいえ、生花があると場が華やかになりますね。
ウエルカムドリンクを進められ、夫はアルコール、妻はノンアルコールドリンクを選択。 -
ロビー。
-
予約したお部屋へ案内されます。
このホテルでは一番狭い部屋ですが、狭いと申しましても50平米は超えているのです。
そう考えると、贅沢な空間。 -
部屋備え付けの簡易ポット、最近この手のホテルによくあるポーション状態の珈琲、ティパック(日本茶、ハーブティ)。
この面の下側に冷蔵庫があり、その中に入っている飲料は料金の範囲内です。
夫はアルコールで喜んでますが、アランミリアのジュースも価格帯的には贅沢です。 -
飲み物一覧。
いつの間にか、とっても見覚えのあるお茶会社の瓶が。
(その地域での日本茶をよく買いに行くのですぐに気づいた)。 -
お部屋にあるかけ流しの温泉。
お部屋にあるシャンプー類と、貸し切り温泉にあるシャンプー類は銘柄が違ったりしています。 -
前出のポーション状態珈琲。
3種類の中から適宜選びます。後のターンダウン時、ティパック類の補充はありませんでしたが、なぜかこのコーヒの補充はありました。 -
館内着(女性用と思われる)です。
最初に夫がこの館内着を見つけ、次いですぐにもう一着(リボンなし)を見つけた一言、「お前(自分)はこれを着ておけ、ってことじゃないのね」と感心。
首のところにもボタンがあるので、がばっと開くデザインではないものの、リボンをしめると更に首元の露出が減らせるので、そういった機能性もある意匠。 -
夕食はルームサービスにしました。
3種類のパンには、自家製発酵バターがついてきます。前回の宿泊時は二食付きプランでレストランを利用した際に出てきたそれがとても美味しくて、印象に残った為。 -
オムレツと温野菜。
たまごの立派さ、温野菜との取り合わせの妙はいわずもがなです。 -
アマトリチャーナ。
実はチーズが入っていました。てっきりチーズが乗っていると気が付かずオーダーしたのですが(メニューが写真なしだったため)、前回宿泊時の履歴が残っていたのか「チーズが苦手な人物がいる」ということにホテル側が気が付いて下さり、チーズを別添えにして提供されました。
ルームサービスは夫婦でシェアしましたが、チーズは無事、それが好きな人のところへ。
夕食後ひとやすみ。 -
そして貸し切り温泉へ。
別棟にあるので、足元に気を付けながら。 -
タオル、お水類。
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基礎化粧類など。
男女どちらでも適合するようなラインナップ。 -
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脱衣所からシャワーエリアへ。左右ふりわけで(つまり、2か所に)シャワーあり。
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露天。屋根ありですが、オープンエアーでもあるので風向きによっては降雪などが這い込んだりします。
お風呂から上がったら軽くストレッチをして、就床。 -
翌朝も相変わらず美しい樹氷を眺めながら、レストランに向かいます。
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照明
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贅沢なトマトのジュースと、オレンジジュース。グレープフルーツジュースも選べたと思いますが、グレープフルーツは内服している薬によっては飲み合わせが悪かったりするんですよね…。
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サラダ、スープ、エッグベネディクトがほぼ同時に給仕されます。
朝は時間のない人も多いですしね。ある程度まとめての給仕でも好いと思いますよ。 -
エッグベネディクト拡大。
これがですね、通常のものよりもさらに濃厚でして、「食べた!」感が強いんですよ。濃いお味が苦手な人はギブするかも、というくらい濃い。なにかって、タンパク質系(たまご系)およびクリーム、脂質がこってり。存在感がすごい。 -
そして再三この記事に出てきた「自家製の(ホイップ)バター」とは写真右。
アランミリアのミニジャムはひらまつの銘が。
たしかに美味しいんですが、日本のジャムも(これとは系統が違うものになるかもしれませんが)美味しいジャムはたくさんあるような。
そもそもの原料である果実の制作も、日本の生産者は全般的に高齢化をはじめとする廃業の危機に陥っているとこも少なくないでしょうから、日本のジャムも今あるうちに応援したいな、という気にはなっています。 -
とりあえずそんなことはおいて、ヨーグルトやフルーツも(写真は1人前)。
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紅茶、とどこかで見覚えのある茶器。
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朝食を終え、お部屋に戻る途中に見かけた寒椿。
お部屋に戻ったら、休憩のち、最後の温泉を部屋で堪能。
荷造りをし、名残惜しくもチェックアウト。 -
どこか一か所くらいは観光しておこうという意図で、大涌谷へ。
駐車場に車を停めるのに時間がとにかくかかるという噂通り。心づもりがあったので、とりあえず耐えます。この日も悪天候でロープウエイが運休という事情も重なったからか、代替バスも混雑。待ちきれず降車して山を登っていくたくましき観光客もいらっしゃいました。 -
大涌谷駐車場渋滞に耐えて、無事到着。
硫黄の香に、自然の力づよさを感じます。
体が弱っている方は、たしかに刺激が強そうな感じですね。
天候もあまりよくないので、売店で大涌谷を楽しむことにします。 -
お迎えの看板。
いわゆる顔ハメではないですね。すでに有名キャラクターが黒たまごにはまっています。大涌谷くろたまご館 専門店
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お土産品人気ランキング。
一位はいわずもがな。
とりあえず夫婦別行動でお買い物をしましたが、二人合算すればこのランキング5品はコンプリートしていました。
良い意味で、俗っぽい施設です。
お土産選びには苦労しません。
「ご当地」感もありますしね。
この後は高速道路が渋滞しないうちに、(適宜休憩はしますが)一路自宅に帰ります。 -
さあ、自宅に着きました。
大涌谷といえば黒たまご。本当はたくさん買いたいところですが、いかんせん日持ちがあまりしないので、1袋のみ。
そのまま頂くバージョンと、ポテトサラダに使うバージョンと、それから(この記録を書いているのが諸事情により1か月半ほど後なのでうろ覚えですが)大涌谷の売店で買ったカレーか、ラーメンのどちらかのトッピングで使いました。
本来は、旅行記の概要はだいたい一、二週間ほどで下書きを書いて、その後推敲しつつも旅の記憶が鮮明なうちに公開することが多いのですが…。
この旅行から帰宅した翌日深夜、筆者の近しい立場の人が急逝。
かなりバタバタしてしまった結果、推敲のタイミングがずれてしまったため、旅行直後のフレッシュな感想があまり出ていないな、もっと感動したり意識が向いた部分もあったのだけれども…などと自認と反省。
ここは旅行サイトなので、旅行に絞った感想を残しておくと「あと1日でもどちらかの日程がずれていたら、(数か月以上前から予約を入れて楽しみしていた旅行を)楽しめなかったり、中断したり、(直近過ぎるのキャンセルなので…)けっこうなキャンセル料が発生したりもあったはずです。
そうなると、心のどこかで「こんな時に」とか、「せっかく楽しみにしていたのに」などと、ほんのわずかでもやるせない思いを抱かない、とは断言しきれないと思うのです。そういった意味では、本当にギリギリのタイミングでした。
それでもなお、この道中で鮮明に覚えているのは冬の仙石原の樹氷の美しさ、ひらまつ系の仙石原は良いホテルだということ。
最後に、金銭的備忘録。この旅行でかけた費用は(高速代とガソリン代を除き)79218円と、別途手持ちのクーポンが5千円分。ざっくりとした費用として、8万5千円前後費やしました。
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