2023/10/07 - 2023/10/07
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morisukeさん
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オッサンネコです。
唐突ですが、『星の王子様』の著者サン=テグジュペリはこう言いました。
かつては誰もが子供だった、でも皆そのことを忘れている、と。
そんな生きにくい世の中に、警鐘を鳴らすスポットをご存じでしょうか。
その名前『クマの森ミュージアム』と云ふ。
その場所では、誰もが笑顔になり、子供にかえる事ができるそうな。
その場所では、個性あふれるユーモラスなクマたちが溢れているそうな。
更には、冬眠しないクマたちが放し飼いというキャッチコピーが付けられているそうな。
何という自由奔放、かつ、わんぱくな場所なのでしょうか!
そんな興味深い情報を聞いてしまったからには、行かねばならぬでしょう。
果たして失われた童心に返れる『クマの森ミュージアム』とは如何なる場所なのか。
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
どうもどうも、オッサンネコことモリネコちゃんです。
今日は少し珍スポ感が漂う「クマの森ミュージアム」にやって来ました。
場所は千葉県の中でも知名度は圧倒的に低い長生郡長柄町(失礼…)
ちなみに千葉三大ラーメンと呼ばれているアリランラーメン
「八平の食堂」は此処から目と鼻の先にありまっす。
さて、件のミュージアムは県道から少し入ったとこにあるんですが…
ホスピタリティ満載で、クマがお出迎えしてくれています♪
これは助かるう~ (´ω`*) -
勿論、道の反対側にもクマがいま…す…?
ク、クマさん…… ( ゚Д゚)?? -
ってホラーテイストで怖いわ Σ(゚Д゚;エーッ!
これしきの事でビビっていたら珍スポは拝めないわけで、
何事もぽじてぃぶに捉えて先に進みましょう。 -
イチオシ
駐車場一帯はそば畑になっていました。
コニファーが防風林の様に連なっていていい感じ (*'▽') -
こちらそば畑。
堆肥のようなにおいがもわっと漂ってきます ( ゚Д゚) モワッ
そば畑は好きだが、このにおいは相変わらず好きになれんのです。 -
それでは満を持してミュージアムの中にTO TSU GE KI です。
入り口の前に料金箱があるので、そこで入場料100円をお支払い。
うーん、リーズナブル…。
先に種明かしですが、このミュージアムは完全に野外です(笑)
森の中に区切られた一画があって、そこにクマがいっぱいいるわけ。
入り口の段階で珍スポ感が漂っていますが、心の中でわくわくを唱えながら入りましょう。
自己暗示、大事です。 ワクワク。(‘-‘。)(。’-‘)。ワクワク -
森の中では木漏れ日の下、たくさんの放し飼いのクマがいまして。
昨今クマの被害が猛威を振るう中で、クマの怖さは周知の事実ですが、
ここのクマさんたちは人を危害を及ぼすことはありません。
というのは、ここのクマたちはすべて、館長が間伐材からチェンソーカービングで作り上げた豪快な彫刻作品 (゚∀゚)ノ なのですぅ。
ちなみに館長は日本にテディベアを始めて持ち込んだ方で、
日本テディベア協会の会長を務めていたという経歴を持っています。
間伐材を使用する事には、里山再生の想いも込められていたそうですが、
残念ながら館長は2022年3月に永眠されたそうです。 -
館内は色んな個性を持ったクマたちが生き生きと暮らしています。
例えば、ギターを弾き語りするクマや、柵の上で転寝するクマも。
クマ好きだったんだなぁ (´▽`*) -
こちらは仲良さ気なクマ2匹。
ムネが白いという事は…、キミたちはツキノワグマなのかい。
河原で仲良くだべっている男子高校生二人的な雰囲気ぃ。
青春やのぅ (*゚∀゚) -
こちらは掃き掃除をするクマさん。
この森では掃いても掃いても落ち葉が尽きる事はないと思いますが…。 -
館内はいろんな表情をしたクマで溢れています♪
ただ残念なことに劣化が激しいものもちらほら散見されて、
当然元は丸太なので、雨風に晒されると痛んでくるようです。 -
これは電車かな。クマの森行きになっています。
写真では伝わりにくいのですが、斜面に丸太が置かれているので、
電車というよりはケーブルカーみたいになっています ( ゚Д゚)
折角なので、客車で一服させてもらいました。
気分はデパートの屋上遊園地にあった電車に乗った気分で…。 -
イチオシ
発車のベルを鳴らすところも手が込んでいていいですね~。
-
消えかけてますが、サン=テグジュペリの名言。
All grown-ups were once children but only few of them remember it.
皆かつては子供だったのにそれを忘れている。
大人になってもわんぱくな心を持ち続けるってのは難しいって事で。
今度ターザニアでも行こうかと本気で思案中… ( ゚Д゚) -
敷地内にあるクマ神社の前で営業している「熊だんご」
値段は不明…。
だが、隣のおみくじはリアルに1回100円。 -
折角なのでクマ神社を参拝します。
ちゃんと鳥居にしめ縄が飾られているのがリアル ( ゚Д゚)
祭られているのはキムンカムイなのかなぁ。
写真は少し前に撮ったもの。
2023年1月に鳥居は赤く塗り直されたそうです (*´з`) -
社の前には狛犬… ではなくて狛クマが鎮座してますねぇ。
このユーモラス、大好物です (=゚ω゚)b
そして、奉られている祭神はと言うと…
出雲大社(大国主大神)
何でここだけガチやねん ( ゚Д゚)
と一人で思わず突っ込みを入れてしまった午後の事でした。 -
ミュージアムには野山に還りそうなクマもたくさんいます。
こちらはそろそろキノコの原木になりそうなクマ。
哀愁が漂っていますが、シュールなほど自然と一体化してますのぅ。 -
ミュージアムにはオサレなログハウスもあります。
残念ながら中は見学できませんが、雰囲気は最高っす ( *˙ω˙)b グッ -
イチオシ
このリースとかオサレ過ぎじゃないの ( ゚Д゚)
-
恐らく世界で一番小さなTeddy Bearミュージアム。
小さい小屋の中に50体以上のテディベアが飾られているそうな。
中には入れず、窓から中を見学するだけになっています。 -
こちらが中の様子。中にはアンティークなものもあるそうです。
いや、そんなにテディベア、知らんけど ( ゚Д゚) -
こちらはアトリエでしょうか。
一声かけていこうかと思いましたが、生憎ながら不在の様でした。 -
ログハウスの周辺には、クマ以外の作品もたくさん展示されています。
若干カオス状態になっている様な気もするのですが、
ここではワンコの写真だけ見て癒されてくださいな (´▽`*) -
こちらは「鳥の楽園」だそうですが、ベンチにいるのはクマ…
やはりクマが好きなんだなぁ…。 -
こちらミュージアムで出会ったハチワレのにゃーさん。
クマだけではなくネコにも会えるとは (゚Д゚;)
黒白の毛並みが立派で、一目でただモノではない事がわかります。
私もネコのハシクレ… しっかりにゃーさんに遊んでもらいました。 -
帰りに「また来いよ」と言われました。
くつろぎ方に貫録がありすぎです(笑)
クマの森ミュージアムのコンセプトは「大切な何かを思い出す空間」
もっと平和や環境、遊び心を大事にして心豊かになって欲しい、
その理念は館長亡き跡もしっかり引き継がれている様に感じました。
クマの森ミュージアムは、笠森観音や吉ゾウ君のお寺からも近いので、
個性豊かなクマたちが気になった方は是非訪問して欲しいと思います。 -
さて、最後にもうひとつ気になるスポットがありまして。
クマの森ミュージアムから下りてくる道からも見えるのですが、
視界の少し先に珍しい展望台があるという事で行ってみましょう。 -
その展望台とは、長生き展望台 ( ゚Д゚)
なんと1回登る毎に1日寿命が延びるそうな。
何で寿命が延びるのかは知らんけど…。 -
こちらが展望台からの眺望。
晴れていれば遠く水平線の彼方に太平洋まで見えるそうですが
この日は生憎の曇天日和。
まぁ曇りメンのモリネコからしたら、雨降らないだけでもマシでしょう。
たくさんのクマを見て、凛々しいネコと戯れ、寿命も一日延ばし、
今日も1日、充実した日を過ごせた事を神様に感謝です。
それではまた~。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- チーママ散歩さん 2024/03/11 08:26:01
- 気分すっきり♪
- どーも、どうも、どうも
お久しぶりのチーママです。
↑ モリネコさんより1個多いから
勝ったな。( ´艸`)
いいお話ですね。
しっかり自己暗示かけて拝見しました。
なるほど、ユーモアあふれる森のくま
ミュージアムですね。
館長さんがお亡くなりになりお手入れが
行き届いていないところもまた
いい味がでていますね。
なんてつまらないことを言うと
年を重ねて現実しか目に入らない老婆の
感想になっちゃうんですね(^_-)-☆。
子供の純粋な心を忘れずにレポートされる
モリネコさんが素敵に感じましたー。
私達大人は子供にいろいろと
あーしなさい
こーしなさいって
教えようとするけれど
子供たちは私達に忘れかけていたもの。
とっても大切なものが何かを教えて
くれるんですよね。
言葉の持つ意味 表現の意味…
裏に秘められたメッセージなど….
年を重ねると裏の裏を見ようとして
勝手な解釈に狼狽して….勝手に疲れるけれど
物事まっすぐに見て、
もっと素直に人生 生きてみようっと感じました(^_-)-☆
私も昔は子供だった。
サン=テグジュペリの言葉とともに
忘れかけていた大切なことを想い出した
気がしました。
日々の忙しさや余裕のなさで、気持ちがいっぱいいっぱいに
なっていたところ、この旅行記を拝見して
良い意味でふっと力が抜けたような気がしました。
あー気分がいい♪
月曜だけと、なぜか気分がいい。
仕事でもしちゃおうかな。 ← 大人の義務。
- morisukeさん からの返信 2024/03/18 19:49:20
- RE: 気分すっきり♪
- チーママ姉さま
どうもどうもどうもどうも、書き込みありがとうございます。
毎度返事が遅くなり申し訳ないです _(._.)_
そして今回は素敵なコメント… 身に沁みました (涙)
個人的な所感ですが、木を使ってクマを作っちゃうとか、今のご時世中々見ないと思います。昔はアスレチックとかがもっと身近にあって、学校帰りに遊び倒した記憶しかないのですが、昨今は怪我をする遊具は、ブランコですら撤去しちゃう時代。
与えられた過剰な安全が多すぎて、本当に大事な感覚が失われつつあるような気がしています。こんなこと言っちゃうと色んな方面から怒られちゃうのですが(笑)
色々ありますが、私はいつまでもわんぱくでありたい (*´з`) と思っています。
実はクマの森は過去に二度ほど訪問していて、館長とお会いしたこともあるのです。
ミュージアム自体は館長の意思を引き継いだFamilyが運営していくそうですが、やはりどこかお手入れが行き届かなくなった様な印象を受けました。まぁでも珍スポってこんなもんなので、私個人的にはそれもいい味ぢゃないかと (ΦωΦ)フフフ…
チーママ姉さまの近くでも是非怪しい珍スポがあれば教えてくださいまし。
それではまた〜。
Mori Neko
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