最長路線バスに乗りバス旅

2023/12/29 - 2023/12/30

日本一長距離な路線バスという言葉に誘われ、八木新宮線に乗ってみました。その後、新宮から紀伊半島を巡りました。

■日程
★12月29日 東京⇒京都⇒橿原神宮前
★12月30日 橿原神宮前⇒新宮
・12月31日 新宮（牛馬童子像、橋杭岩、古座の一枚岩）
・01月01日 新宮⇒和歌山⇒関西⇒成田

■バス
・大和八木駅09:15⇒本宮大社前14:23/16:23⇒新宮駅17:49

■鉄道
・東京09:42⇒京都11:57（のぞみ321号）
・京都12:10⇒橿原神宮前13:02（特急）
・新宮11:27⇒和歌山14:48（くろしお22号）
・和歌山16:09⇒日根野16:45（快速）
・日根野16:50⇒関西空港17:00

■フライト
・関西18:25⇒成田19:55（GK208）

■費用
・東京⇒京都 18,950円（グリーン）
・京都⇒橿原神宮前（近鉄特急1,070＋920円）
・八木新宮線 5,350円 （奈良交通）
・ザ橿原ダイワロイヤルホテル 14,288円（スタンダードツイン朝食付30%off 18,778円/クーポン▲3,500/ポイント▲1,000）
・ホテルニューパレス 38.000円（2泊・ツイン朝食付45,100円/クーポン▲6,000/ポイント▲1,100）
・大紀レンタカー 5,060円（Nワゴン）
・トヨタレンタカー 8,250円（C2基本8,250/免責1,650/メンバー割▲1,650）
・特急くろしお（新宮⇒和歌山）2,310円+1000ポイント（アップグレードグリーン）
・関西⇒成田 12,230円 （Jetstar）

エリア 橿原(奈良)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

■1日目 2023年12月29日（金）
日本最長の路線バス（八木新宮線）に乗るため、まずは京都経由で奈良へ移動。
移動が目的なので、いつもより遅めの出発です。
スゴイカタイアイスを食べつつ京都へ。
（東京09:42⇒京都11:57）

京都駅で近鉄に乗り換え、橿原神宮前へ。
（京都12:10⇒橿原神宮前13:02）

移動だけとはいえ、せっかく奈良へ行くので、古墳を見学することにします。
橿原神宮前で車を借り、15分ほどでキトラ古墳へやってきました。

壁画を体験できる「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」は、本日休館日とのこと。
知っていれば他の場所へ行ったのに、残念です。
ホームページを見ると、12月29日～1月3日は休館日である旨、ちゃんと書かれていました。

キトラ古墳 名所・史跡

古墳脇の説明書を見て、壁画を想像するしかありません。

折を見て、再訪したいと思います。
ただ、かえすがえすも残念。

さて、何処へ行こうかと車を走らせていると「高取城」という標識を見かけました。
古墳は諦め、そちらへ寄ってみることにします。

予備知識ゼロで歩き始めましたが、

けっこうな山城です。

階段もかなり急こう配。

石垣が見えるたびに、ここが本丸かと思いながら頑張って登るのですが、なかなか辿り着けません。

在りし日の城の姿の想像図。
えっ、こんなに大きかったんだと驚きました。
かなりの規模なのに、今まで存在を知りませんでした。

本格的な山城のようです。
なんとなく安土城と同じような雰囲気を感じます。

日本三大山城なのだとか。
（他の２つは「岩村城」と「備中松山城」）
苗木城や竹田城が入っていてもおかしくないと思うのですが、なにか事情があるのでしょう。

30分ほど歩いてきたものの、本丸はまだ先。

ようやく天守跡に到着。
見学者は数名のみ。

石垣の高さは結構ありますね。

天守台の跡も広大です。

記念に、標識を写しておきます。
意外な場所で意外な城に出会えて、なかなか楽しかったです。

高取城跡 名所・史跡

城の縄張りを示した図がありました。
最近登った竹田城よりも規模が大きいように感じました。

高取城から橿原神宮前を通り過ぎて、大和八木駅前の「かしはらナビプラザ」で明日のバスチケットを購入。
始発の橿原神宮前には営業所がないので、「168バスハイク乗車券」を予め買っておく必要があります。

こちらがチケットです。
（後日撮影）
八木新宮線は、同一便で完全乗車した場合に記念品が貰えるそうです。
自分たちは「本宮大社前」で途中下車し、後続のバスに乗ったため貰えませんでした。

その後、ホテルにチェックイン。
（宿泊時は「THE KASHIHARA」）

グランドメルキュール奈良橿原 宿・ホテル

目当ての飲食店が27日までの営業だったので、ホテル内のレストランを予約しておきました。(7,000円/人）

食事は和食か洋食かの、どちらかのみ。
値段の割に、味は今一つな感じでした。

■2日目 12月30日（土）
大和八木駅で、09:15発新宮行バスを待ちます。
ちょっと早いかなと思いつつ、8時半過ぎに着いたところ、結構並んでいます。

でも、それは勘違いで、他の方が並んでいたのは「イオンモール橿原行」のバスでした。

新宮行はこちら。
ただ、08:50頃になると新宮行にも列ができ始めました。

バスが到着し、結構な人数が乗り込みます。
それでも一応全員座れました。

大和八木駅 駅

10:20頃、五條バスセンターに到着。
トイレ休憩で少し停車。

車内の様子。
特にすることなく、バスはゆっくり進んでいきます。
後部の席で景色を眺めて過ごしましたが、多くの人は寝るか携帯をいじるかしています。

五條から南下し始めると、バスは山の中へ。

やがて「天ノ川」と平行して走るようになります。

反対から来た大和八木行のバスとすれ違うところ。

12:00時過ぎに「上野地」に到着し、しばらく停車。
バス停から歩いて数分の場所に、つり橋があります。

風はなかったものの、結構揺れました。

谷瀬の吊り橋と言うそうです。
このバスについて調べるまで、つり橋のことは知りませんでした。

谷瀬の吊り橋 名所・史跡

絶景ですね。

携帯のバッテリーが僅かのため、途中の十津川温泉では撮影を控えました。
14:00時過ぎに本宮大社前でバスを降り、大斎原を見学。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

冬の日は短く、早くも夕暮れの雰囲気。

熊野川の土手の上でお菓子を食べながら、しばし休憩。
バスは、五條、上野地、十津川温泉で休憩時間がありますが、食料は手に入らないので事前に買っておく必要があります。
朝食を沢山食べておいて、良かったです。

もうすぐ日が沈みます。
熊野川の景色も、なかなか良いですね。

続いて本宮大社に参拝。
しかし、この写真を最後に電池が無くなり、携帯が使えなくなりました。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

バスは予定の17:49より30分ほど遅れて新宮駅に到着。
途中、湯の峰温泉、川湯温泉で外国人が全員降りて、新宮到着時の乗車は3人のみでした。
ホテルにチェックイン後、5分充電して携帯を起動させ、夕食へ向かいます。

ホテルから歩いて5,6分の海鮮居酒屋で夕食。
刺身は昨日のホテルより美味しかったです。
ただ残念ながら、こちらも喫煙可の店でした。

和食 割烹 きのした グルメ・レストラン