新宮から中辺路と海沿いを観光

2023/12/31 - 2024/01/01

日本一長距離な路線バスという言葉に誘われ、八木新宮線に乗ってみました。その後、新宮から紀伊半島を巡りました。

■日程
・12月29日 東京⇒京都⇒橿原神宮前
・12月30日 橿原神宮前⇒新宮
★12月31日 新宮（牛馬童子像、橋杭岩、古座の一枚岩）
★01月01日 新宮⇒和歌山⇒関西⇒成田

■バス
・大和八木駅09:15⇒本宮大社前14:23/16:23⇒新宮駅17:49

■鉄道
・東京09:42⇒京都11:57（のぞみ321号）
・京都12:10⇒橿原神宮前13:02（特急）
・新宮11:27⇒和歌山14:48（くろしお22号）
・和歌山16:09⇒日根野16:45（快速）
・日根野16:50⇒関西空港17:00

■フライト
・関西18:25⇒成田19:55（GK208）

■費用
・東京⇒京都 18,950円（グリーン）
・京都⇒橿原神宮前（近鉄特急1,070＋920円）
・八木新宮線 5,350円 （奈良交通）
・ザ橿原ダイワロイヤルホテル 14,288円（スタンダードツイン朝食付30%off 18,778円/クーポン▲3,500/ポイント▲1,000）
・ホテルニューパレス 38.000円（2泊・ツイン朝食付45,100円/クーポン▲6,000/ポイント▲1,100）
・大紀レンタカー 5,060円（Nワゴン）
・トヨタレンタカー 8,250円（C2基本8,250/免責1,650/メンバー割▲1,650）
・特急くろしお（新宮⇒和歌山）2,310円+1000ポイント（アップグレードグリーン）
・関西⇒成田 12,230円 （Jetstar）

エリア 新宮(和歌山)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

■3日目 12月31日（日）大晦日
新宮からレンタカーで熊野古道（中辺路）と海岸線を周ります。
大晦日のためレンタカーの営業時間が短く、効率的に移動しなければなりません。

新宮駅 駅

1時間半ほどかかって、11:00時過ぎに「道の駅 熊野古道中辺路」に到着。
車を停めて、少し歩くことにします。

道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

目的の牛馬童子の像までは、800m。
看板が整備されているので、地図は必要ありませんでした。

800mならば近いと思いましたが、

ずっと登り道なので、それなりに大変。

杉木立の中を、さらに進みます。

歩くこと30分ほどで牛馬童子像に到着。
古道から少しだけ外れ、こんもりと盛り上がった場所にありました。

箸折峠・牛馬童子像 名所・史跡

牛と馬の背に乗った人は、花山法皇がモデルだと説明されています。

この像の頭部が切断される出来事が何度かあったらしく、それをモチーフにして内田康夫さんが浅見光彦シリーズの「孤道」を書き、執筆中の2018年に亡くなられています。
ミステリーと旅という組み合わせが、旅行好きには刺激的でした。

牛馬童子像を後にして振り返ったところ。
こんもりとした上に象があるので、標識がないと素通りしてしまいそうです。

今日は、寒くなく風もなく、歩くのには快適。
熊野古道日和でした。

中辺路から串本まで一気に移動して、14:00頃に橋杭岩を見学。
奇妙な造形ではあるものの、「これだけ？」というのが正直なところ。
何か見落としているのかも、と思いつつも先へ進むことにします。

橋杭岩 自然・景勝地

橋杭岩の生い立ちはブラタモリを見て知ってはいましたが、改めて説明を読んでみると、陸側に散らばる岩は巨大地震による津波で運ばれたものだそうです。

その後、少し山側に戻って古座の一枚岩を見学。
個人的には、こちらの方が見応えがありました。

一枚岩 自然・景勝地

道の駅に車を停め、少し下流にかかる橋から写してみました。
しかし、この数分後に天気が急変し、土砂降りの雨。
慌てて車に戻り、見学は断念して新宮へ戻ることにします。

16:00頃、新宮に戻ってきました。
レンタカーを返却しながら、雨の様子を聞いてみると、
「こっちはほとんど降りませんでしたよ」
とのこと。
古座では、前が見えなくなるほどの雨だったのに、不思議です。

周辺の飲食店が休みなので、夕食はホテル内で済ませます。
事前に電話で尋ねた時は「食事の提供は休止中」だったのですが、急遽和定食のサービスが行われるようになったようです。
・・・ところが、
原因は定かではありませんが、紅白歌合戦が始まる頃から胃痛が始まり、吐いては水を飲むことを5回繰り返し、ゆく年くる年の時間になって、ようやく体調が落ち着きました。
散々な年越しとなりました。

■4日目 1月1日（月）元旦
さすがに朝食を食べる元気はなく、胃に少しだけ入れておく程度にとどめておきます。
写真は部屋から見た新宮城跡の眺め。

10:00頃、ホテルをチェックアウト。
和歌山へ向かう電車の時間に合わせて、遅めの出発。

ホテルニューパレス＜和歌山県＞ 宿・ホテル

ホテルの部屋からも見えた新宮城跡に登ってみます。

正面やや左に泊まっていたホテルが見えます。
その後ろはスーパーオークラ。

熊野川方向は視界が開けていて、良い景色です。

新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園

城は丘陵上に建てられているので、なかなか登りがいがありました。

新宮駅に移動し、駅前の徐福公園を少しだけ見学。

徐福公園 公園・植物園

徐福のものとされている墓標。
はるか昔、中学生の時に一人旅で来たことがあるはずです。
当時の記憶では、簡単な金網に囲まれていただけだったように思いますが、昔のこと過ぎて記憶は曖昧、正確ではないかもしれません。

現在は綺麗に整備されています。
自分だけにしか分からない懐かしみでした。、

和歌山までは、「パンダくろしお」で移動します。
（新宮11:27⇒和歌山14:48）

新宮駅 駅

紀勢本線に乗るのも、何十年ぶりかになるはず。
昔は夜行の普通列車が走っていたので、ホテル代を節約するのに重宝しました。
ボックス席で寝るのはきつかったけれども、良い思い出です。

3時間20分と長時間の移動となるので、グリーン車を予約。

グリーン車に乗って南紀の海を眺める時が来るなんて、夜行に乗っていた頃は考えもしませんでした。

とは言え、今回はポイントを使ってアップグレードしたので、世の中が便利になった恩恵を受けただけですね。

紀伊田原駅を過ぎたあたりの景色。

かなり波打ち際を走っています。

こちらは、昨日訪れた古座の辺り。

和歌山到着後、少し時間があるので和歌山城へ行ってみました。

和歌山城 名所・史跡

ここへも来たことがあるはずですが、全然記憶に残っていません。

年末年始の旅行はこれにて終了。
関西空港から成田へ飛び、帰宅しました。