2024/02/16 - 2024/02/17
118位(同エリア268件中)
さきさん
この旅行記のスケジュール
2024/02/16
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06:32 東京駅発
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電車での移動
こまち1号
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09:45 大曲駅着
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10:25 大曲駅発
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電車での移動
奥羽本線
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10:43 横手駅着
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梵天コンクール
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20:21 横手駅発
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電車での移動
SNOW YOKOTE(¥840)
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20:37 大曲駅着
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20:47 大曲駅発
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電車での移動
こまち96号
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23:01 仙台駅着
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23:30 仙台駅東口発
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バスでの移動
KBライナー(¥4,500)
2024/02/17
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05:24 JR東京駅八重洲南口 鍛冶橋駐車場着
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この旅行記スケジュールを元に
JR東日本から発売された「たびキュン早割パス(キュンパス)」は、2024年2月14日(水)~3月14日(木)の平日限定でJR東日本などが1日乗り放題で¥10,000。
とてもおトクなので利用したいと思い、有効活用するには日帰り、そして乗り放題ならなるべく遠く、青森や岩手など東北方面に行きたいと考えました。
乗り鉄ではないので、旅行は観光が目的。真冬に東北に日帰りで行って何をしようか考えて、「横手の雪まつり」(かまくら)にスケジュールが合うことがわかり決定。
問題は夜のお祭りなのに、日帰りで帰ろうとすると、結構早めに現地を出なくてはいけないこと。そこで、ちょっと工夫して滞在時間を延ばしました。
およそ450年の伝統があり、毎年2月15、16日に開催される「横手の雪まつり」。今年は雪不足で積雪がない!という特異な状況で開催されましたが、地元の方の努力で楽しめました。地元の方一丸でおもてなしをしようとしてくれているのを感じられる、心温まるおまつりでした。
移動費 ¥16,340(キュンパス\10,000など)
食費 ¥300
入場料など ¥200
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日は春一番で、今日も東京駅までの電車がちゃんと走るか心配になったぐらい、朝から強風が吹き荒れていた。
まだ6時過ぎなのに、東京駅の新幹線改札あたりは混雑していてスキー場に行く人も多そうだったが、やはり「キュンパス」効果かな。
私は1ヶ月前の発売開始日のほぼ10時に指定席を確保したが、その後「キュンパス」のおトクさが知られたのか、平日北に向かう新幹線の1番電車はほぼ満席らしい。 -
はやぶさとこまちの結合部。盛岡で切り離し
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06:32 東京駅発「こまち1号」
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今日は「たびキュン早割パス」を活用。JR東日本などが1日乗り放題で¥10,000というとてもおトクなきっぷ。
東京駅の時点ではまだ空席があったが、大宮駅では満席に。北に行く新幹線でこんなことは初めて。
デッキにも人がいて、全席指定なんじゃないの?と思ったら、指定席が満席になると発売される立席特急券というのがあるらしい。平日で満席なんて、「キュンパス」恐るべし! -
荒川を渡るときに富士山がきれいに見えた。
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雪不足と聞いているけど、秋田県内に入ると雪深いところもある。
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09:45 大曲駅着の予定が強風のため、10分弱遅れて到着
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大曲と言えば花火
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一度は見てみたいなあ~
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花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」までは徒歩10分とのことで、電車の待ち時間の40分で行って、10分でも観てこようかと思っていたが、新幹線の到着が遅れて30分ぐらいしか時間がなくなってしまったので、もう諦めて、物産館などみて駅で過ごした。
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日本酒の試飲。惹かれる~帰りならチャレンジするんだけどな~
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10:25 大曲駅発「奥羽本線」
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10:43 横手駅着
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来たよ~雪まつり
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雪が降っていてとても寒くてちょっと心折れたけど、そもそも雪まつりに来てるんだし、思い直す。
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駅前に最初のかまくら。今年は雪不足で市外から雪を運び込んでいるとのこと。積雪もなし。
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横手市役所前の会場に到着。
かまくらにはブルーシートがかぶせてある。昨日は雨だったので溶けないようにかぶせたそう。 -
1時間後の電車にして大曲で「はなび・アム」に行ってもよかったのだけど、そうしなかったのは「梵天コンクール」が見たかったから。
「梵天(ぼんでん)」とは、神霊が降臨するための標示物で、約4.3mの竿の上に円筒形の頭飾りを取り付ける。高さ約5m、重さは30Kgもある。
コンクールには26団体が参加。市内各所から35本の豪華絢爛な梵天が集まり、頭飾りの出来栄えや全体の完成度などを審査して各賞が決まる。
初めて梵天を見たが、どれも立派。見応えある。 -
11時ごろから次々に賞が発表されて表彰式が続くが、賞の数が多くて長い!必ずどれかの賞に選ばれることになっているんだろうか?と思うぐらい終わらない。
その間、吹雪いたり、 -
晴れたり、
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強風吹き荒れて寒さに耐えられずに避難したり、目まぐるしく天気が変わる。
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そして、こちらが1等
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こちらが最高賞の「特選」
梵天は、明日の17日に約4Kmを練り歩いて「旭岡山神社」に奉納される。それも見たかったなあ。日帰りの旅だから仕方ない。 -
やっと12時ごろ表彰式が終わった。
そうしたら、4年ぶりに餅撒きをやるとのこと。事前情報はなかったけど、地元の人はもちろん知っていて、そういえば行った人のエッセイに書いてあった。 -
餅だけでなく、お菓子も撒かれた。たまたまステージ近くにいたので、ベストポジションで臨むことができて、結構ゲットできた。すごい争奪戦だったけど、初めての餅撒き参戦はとても楽しかった。
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持って帰ったお餅は、すべて餅巾着にして有難くいただいた。
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「ほっこり横丁(かまくら協賛物産展)」露店も立ち並ぶ。
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横手と言えば横手やきそば、なんだけど
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秋田と言えばきりたんぽ、ということで
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みそ味のきりたんぽ(¥300)をいただいた。
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雪まつり期間中限定の古民家カフェに行ってみた。満席で利用はできなかったけど、立派な古民家だった。明治38年頃に建てられた商家「佐々木麹店」で、普段はコミュニティーセンターとして使用している。
ここにもかまくらがある。 -
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歩いていたら立派な山門があったので行ってみた。「正平寺」というお寺で、創建は寛治年中(1087~1094)、藤原清衡の三男、小館三郎正衡によって開かれたのが始まりと書かれていた。
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ふれあいセンター「かまくら館」
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吹き抜けに梵天が展示されている。
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¥100で1年中かまくら体験ができる。まあ、今かまくら期間なんだけど…
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二重の自動扉を入ると、
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かまくらがある。マイナス10℃ということで、今現在の外気温より低い。本来はこの寒さなのかな~地球沸騰化で伝統行事も変わっていくのかな?
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水神様をまつり、五穀豊穣などを願う。
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横手を紹介する映像を休憩がてら観た。
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13:30から2階のホールで「横手かまくら冬語り」をやっていて、ふるさと語りの会「とっぴんぱらりのプー」の方が、交代で昔話をお話されるのをちょっと聞いた。
ちなみに「とっぴんぱらりのプー」という聞き慣れない言葉は何かと調べたら、昔話の締めの言葉「めでたしめでたし」みたいな意味の秋田の方言だった。確かに皆さんそれで締めくくっていた。 -
受付でマスクとキャンディーをいただいて、こんなところでもおもてなし
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14:20 バス(\500)で「木戸五郎兵衛村」へ
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「木戸五郎兵衛村」ここもかまくら会場。いろいろなおもてなしをしていただいた。
こちらも市外から雪を運び込んでいるので、雪を敷いているという感じ。そんな努力でかまくらを開催している。 -
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例年だとこういう感じ
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運んできた雪だから仕方ないけど、ちょっと汚れていてかまくらの形もきれいじゃない。
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水神様
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旧寺田家では
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しめ縄作り体験ができる。
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奥では、立派なひな人形が展示されていた。
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昔の商売の様子?
メンコやお手玉などがガラスケースに並んでいた。 -
旧佐藤家では物販や日本酒の試飲をやっていた。りんごなど安くて買いたいなぁと思ったけど、持ち歩くのは重いから断念。
帰りのバス券もこちらで。 -
展示用
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薪が大量に保管されている。囲炉裏にくべる用かな
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外のかまくらに入れてもらって、おもてなしを受けた。
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囲炉裏を囲んで甘酒と
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豆餅をいただいた。
おもてなしを受けたら水神様に賽銭を納めると聞いていたが、納められてる様子もなく、聞くこともできず、どうすればいいかわからなかった。 -
旧黒石家では
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お茶、ぜんざい、お漬物のおもてなし
いろいろ話もできて、有難かった。 -
地元の高校生が作ったしおりももらった。地元一丸でおもてなしをしようとくれているのを感じる。
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旧近野家は
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内部の見学のみ
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立派な機織り機
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けっちすべり、と言うのもやっていて、肥料の空き袋をお尻に敷いて雪の斜面を滑るという遊びで、子供が飽きもせず何回も滑っていた。
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時間調整と休憩のため隣接の「雄物川郷土資料館」へ
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入館料¥100
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横手市の歴史や
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資料室には昔の農機具など
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16:30を過ぎるとライトアップされるので、「木戸五郎兵衛村」に戻る。
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ミニかまくらにも明かりが入っているのだけど、
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まだ明るいから引き立たないかな~
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17:00のバスで市役所前に戻る。2台運行していた。なかなか立派なバスだった。
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いよいよ18時からまつり本番。4か所の会場をまわる循環バスが無料で運行されている。「市役所角」の乗り場のバス待ちの長蛇の列を見たときは焦ったけど、次々に運行していて、10分ほどで乗ることができた。
何分間隔とは決まっていないようだけど、6号車までは見たので、6台以上で運行していたよう。 -
「横手公園」で下車
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足元にはミニかまくら
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かまくらもいくつか
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ここでも甘酒をいただいた。
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「横手城」の展望台に上がった。公園にはかまくらと、多くの観光客
横手城はその昔朝倉城といい、1550年頃、現在の秋田県南部に勢力を築いた小野寺氏によって造られたとされる。別名「韮城」とも言い、敵が登れないように韮を植えた。 -
横手川方面。右側に見えるのはこの後行く、「蛇の崎川原」のミニかまくら
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市街地方面
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狭い城内にはちょっと展示物もあった。
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フォトスポット
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雪がない!
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循環バスで「本町」に移動
「蛇の崎川原」のミニかまくら -
雪が足りなくてプラスチックのかまくらもある。暗くてよく見えなかったけど、足元には雪がなく、田んぼのようにぐちゃぐちゃで、靴が泥まみれになった。
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蛇の崎橋から
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「二葉町かまくら通り」
いくつかかまくらが並んでいる。道路には全く雪がなく、趣きには欠けるけど、歩きやすくて、そしてそこまで寒くない。 -
子どもたちが入っていて、「入ったんせ~(入ってくださ~い)」ということで、入っているかまくらもあった。
私も入りたかったけど、だんだん帰りの電車の時間が迫ってきて時間がない。 -
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また循環バスに乗り、「南小」で降りる。循環バスにはほぼ待たずに乗れて便利。ちなみに横手南小学校のミニかまくらは雪不足で中止。
ちょっと歩いて「旧片野家」へ。 -
道中が暗くてほとんど人がいなかったけど、着いたら多くの人がいた。ここでもいちご入りのぜんざいをいただいた。
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「旧片野家」は約5,200平方メートルもの敷地に、明治から大正期にかけて建築されたとみられる近代和風建築の住宅などが建っていて「羽黒町武家屋敷通り」のメインとなる施設。庭でかまくらを開催していた。
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歩いて市役所の方に向かう。四日町通りには露店が並んでいた。
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街なかにもかまくら
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市役所前の会場では、昼間にはブルーシートがかぶっていたかまくらもブルーシートを外されて、多くの人で賑わっていた。
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「ほっこり横丁」も大賑わい
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駅に向かう。
駅前の「よこてイースト」イルミネーションとかまくら -
朝はこんな感じだった。
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「ラブかま」は大人気
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20時過ぎに駅に戻った。天井がキラキラ
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「キュンパス」の宣伝がかわいい
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20:21 横手駅発
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「SNOW YOKOTE」特急券¥840
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臨時電車に乗りたかったわけではなく、横手の滞在時間に余裕を持つためにこの電車にしたのだけど、意外と面白かった。でも10数分の乗車で特急券¥840はコスパ悪い。
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木の座席
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だるまストーブ!
乗務員の方たちが石炭を入れていた。 -
お餅を焼いていた。
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20:37 大曲駅着
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ミニ新幹線なので、在来線と同じようなホーム。ここに新幹線が来るとは思えない簡易なホーム
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20:47 大曲駅発 「こまち96号」こまちの上り最終電車は仙台行き
東京行の最終電車は1時間ぐらい前。それに乗るには横手を19時ごろに出ないといけなかったので、「キュンパス」で東京まで帰るのは諦めて、横手での滞在時間を優先。おかげで1時間以上滞在時間を延ばすことができ、雪まつりを楽しめた。
車内は行きと違って、混んでいなかった。 -
23:01 仙台駅着
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新幹線の最終電車が終わった表示は初めて見た。
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東口に向かう。仙台駅には何度も来ているけど、東口には初めて来た。
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なぜアンパンマン?
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「ヨドバシ仙台第一ビル バスターミナル」はこの時間、夜行バスの発車ラッシュで10分間隔ぐらいで夜行バスが出発しているようだった。
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23:30 仙台駅東口発「KBライナー」¥4,500
ほぼ満席。普通のバスよりも席の幅も前後の間隔も狭くて、とても窮屈だった。夜行バスは値段を取るか快適さを取るか、考えるなぁ~ -
途中2~3回休憩があって、「那須高原SA 」では体を動かしかったので、下車した。
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驚いたのが深夜2時台にお店が営業していたこと。確かに高速バスも一般の車もそれなりに停まっていて、利用している人はいたので、それなりに売り上げがあるのかな?
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05:24 ほぼ定刻に、東京駅八重洲南口の鍛冶橋駐車場に到着
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