2024/02/07 - 2024/02/10
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公共交通トラベラーkenさん
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2024年2月7日~10日の3泊4日、沖縄旅行に行ってきました。今回は久しぶりに沖縄本島の那覇エリアを中心に観光します。冬の沖縄は曇りや雨の日が多いので、傘とカッパを持ち歩きながらの観光となりましたが、それほど強い雨に打たれることもなく、無事に4日間を過ごすことができました。
旅行記その1は那覇市内観光です。修学旅行生でにぎわう国際通りからスタートして、いくつかのアーケード商店街を渡り歩き、最後は地元のおじいさん、おばあさん御用達のレトロな雰囲気漂う商店街まで散策します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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15年ぶりの沖縄本島旅行です。前回はレンタカーを使いましたが、今回は公共交通機関と徒歩でじっくり観光します。
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沖縄県唯一の鉄道「ゆいレール」で移動します。
窓からの眺望がとても良いので、これも十分観光になります。 -
旭橋駅で下車。まずはホテルに大きな荷物を預けに行きます。琉球サンロイヤルホテルという所に3泊します。まだお昼前だったのですが、すでに部屋の清掃は終わっているのでチェックインもOKと言ってくださいました。
部屋に入るとまだ清掃は始まってもいませんでした。とりあえず荷物を置いて、フロアの清掃スタッフに声をかけてから観光に出かけることにしました。琉球サンロイヤルホテル 宿・ホテル
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那覇市役所。
なかなか立派な建物です。入り口に大きなシーサーがありました。那覇市役所 名所・史跡
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その隣にある沖縄県議会の建物に入ります。
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あじとやエクスプレス(AJITOYA 県議会店)というカレー屋さんが入っています。入り口の守衛さんに「カレー屋さんに行きます」と告げると建物に入れます。お昼時で店の前に行列ができていましたが、お客の回転が早いのでほどなく入店できました。
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トマトチキンカレー。スパイシーですごく美味しい。スープはお替り自由。サフランライスも1回お替りができます。
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ココスリランカチキン。ほのかにココナッツの甘みのあるカレーでした。
どちらもものすごく美味しかったです。AJITOYAエクスプレスは那覇カレーグランプリ2019でグランプリを獲得した人気店なんだそうです。
美味しいカレーでおなか一杯になりました。 -
那覇観光の中心的な場所、国際通りを歩きます。修学旅行の学生がたくさん歩いています。楽しそうで良いですね。
国際通り 名所・史跡
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学生と一緒になってショッピングを楽しむのもいいのですが、やはりもう少しレトロな雰囲気の商店街を歩きたいものです。
むつみ橋商店街 市場・商店街
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国際通りから脇に伸びる「むつみ橋商店街」のアーケードを進みます。
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いきなりレトロ感がマックスです。
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むつみ橋の地名通り、昔はこのあたりにガーブ川という川が流れていました。今は暗渠となり、その上に水上店舗ができています。
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あまり店舗は入っていないようです。
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映画のセットみたいな廊下です。
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1階に降りて商店街に戻ります。
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なかなか味わい深い看板が並んでいます。
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中国物産館。
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なぞのオブジェ。
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アーケードが切れて中庭のようになったエリアに出ました。
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右に出ると第一牧志公設市場があります。後でこの中も入りますが、今は外観だけにして、アーケードの方に戻ります。
第一牧志公設市場 市場・商店街
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むつみ橋商店街のとなりに平和通り商店街が並行して走っています。こちらの方が少し活気がある感じですかね。
平和通り 名所・史跡
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いい感じの食堂もあります。
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食堂の脇道を奥に進みます。
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照屋ガー(ティーラガー)。
「ガー」とは沖縄方言で「井戸」のこと。 -
国際通りに戻って牧志駅方面にしばらく進みます。
竜宮通り社交街という看板が見えてきたらここを右折します。ここはかつて遊郭だった場所らしいのですが、もちろん遊郭・赤線はもう無くなって、昭和レトロな雰囲気のスナックなどがひしめいています。 -
山羊料理 さかえ。いかにも沖縄的な店構えです。口コミによるとかなり美味しいヤギ料理が食べらるられるらしい。
山羊料理さかえ グルメ・レストラン
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国際通り屋台村。昔はここに「グランドオリオン」という映画館があったそうです。
国際通り屋台村 グルメ・レストラン
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屋根の上の巨大エビがいい感じです。
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懐かしいタバコの自販機。
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ビンのジュースを引っこ抜くタイプの自販機。懐かしいです。オブジェとして置いてあるだけなのかと思ったら、中にちゃんとジュースが入っています。お金を入れる勇気はありませんでした。
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つづいて桜坂社交街へ。社交街とはどうやら歓楽街のことを指す言葉らしい。
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なかなかの寂れっぷりです。
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しっかり営業しているスナックもあるみたいです。この時の時間は午後1時40分でした。
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桜坂劇場という映画館がありました。ここには以前、『オリオン座(桜坂オリオン)』という劇場があった場所になります。
昔の沖縄には映画館が多く存在し、1960年には120館もあったとのことです。「国際通り」「沖映通り」「平和通り」などの通りの名前は当時そこにあった映画館の名前から付けられたものなのだそうです。 -
映画は、第二次世界大戦で傷ついた沖縄の人々の心を癒してきた文化の一つだったのでしょう。
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再びアーケード街に戻ります。
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味わい深い趣のお店が多いです。
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網の目のような商店街の路地を歩きます。
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沖縄と言えばオリオンビールですね。
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第一牧志公設市場に戻ってきました。
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ここは老朽化による建て直しのため2023年3月にリニューアルオープンしましたが、戦後間もないころ那覇市開南付近に自然発生した闇市が前身という長い歴史を持つ市場です。
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沖縄の海の幸が並びます。
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ちょっと毒々しい色合いの魚もいます。
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1階で鮮魚・精肉を購入し、2階の食堂で調理してもらって食べる「持ち上げ」システムなるものもあるらしい。先ほどカレーを食べすぎたせいで、まだおなかいっぱいです。
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街歩きを続けます。
台湾茶屋という看板が見えてきました。ここは後でお茶を飲みに来る予定です。台湾茶屋 グルメ・レストラン
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もう少し奥に進んでみましょう。どんどんローカル度が増していきます。さて右にするか左にするか。
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右にします。
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新天地市場本通りという所に出ました。戦後すぐから衣料服を扱っていた新天地市場が2011年11月に閉鎖され、その後新天地市場本通りが整備されました。その名残で今でも衣料品店が多いらしい。ここまでくると観光客の姿はまばらで、地元のおじいちゃん・おばあちゃんばかりが目立ちます。
新天地市場本通り 市場・商店街
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のんびりした空気に満たされた、沖縄らしい場所だと思います。
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新天地市場本通りからの続きで太平通り商店街に入ります。
太平通り 名所・史跡
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ここもいい雰囲気です。
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玉突場があるらしい。
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玉突。ビリヤードではなく玉突というのが歴史を感じさせます。
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味噌専門店があります。よく見ると「いなむどうち用」という味噌があります。「イナムドゥチ」は「イノシシもどき」という意味で、イノシシ肉が手に入りづらくなったため、豚肉を使って作られるようになった、おそらく豚汁のような郷土料理のこと。
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この商店街は全体的にリーズナブルな商品が多いようです。
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先ほどの看板では「太平通り」こちらは「大平通り」と書かれています。
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振り返って見ると、思ったより人が多い。地元客でにぎわう活気ある商店街でした。
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普通の観光ルートに戻りましょう。巨大な壺屋うふシーサーの前で記念撮影します。
壺屋うふシーサー 名所・史跡
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壺屋やちむん通りの入り口近くにある、那覇市立壺屋焼物博物館に入ります。
壺屋地区は、300年前に琉球王府が各地に点在していた陶窯を集めて以来、焼物の町としての歴史を歩み続けてきた場所です。那覇市立壷屋焼物博物館 美術館・博物館
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ヤチムンとは焼物のこと。沖縄・壺屋の焼物に関する資料を収集保管するほか、技術的に関連の深いアジア諸国の焼物なども併せて展示しています。
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まずは壺屋焼についての解説動画で学習してから展示品を鑑賞します。全体的に素朴な味わいの焼き物が多いようです。
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これは中国産の石材を使用した輝緑岩製石厨子(1492年)。
厨子は骨壺のことなんだそうです。 -
漆喰シーサー
『シーサーの始まりは石や木で作られた獅子です。瓦葺きが普及し始める明治以降、瓦葺き職人が作る漆喰シーサーや壺屋焼のシーサーが屋根にのり、各家庭に広がっていきました。』 -
中国の獅子や沖縄のシーサーがたくさん展示されています。
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鮮やかな厨子。沖縄では火葬をせずに棺桶に入れ、数年後に遺骨を取り出し洗い清め(洗骨)した後、厨子に納める風習があったそうです。
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迫力と愛嬌を併せ持つシーサー。傑作だと思います。
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現在の作家さんたちの展示会もあります。
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トイレの中も壺屋焼です。
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博物館を出て、先ほど通りかかった台湾茶屋に戻ります。ここで少し休憩です。
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ここだけ台湾の下町みたいな風景になっています。
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高山ウーロン茶を注文してみました。優しそうななおじさんがお茶を入れていくれます。店内に流れるBGMは台湾語の「ズンドコ節」でした。
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黒砂糖をかじりながら飲むと美味しくなります。全部飲み終わると2煎目を入れてくれます。
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全部で6煎までお茶を入れてくれました。毎回お茶の香りや味が変わるのが面白いです。3煎目あたりが一番美味しかった。
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美味しいお茶で元気を回復しました。先ほど店の前の二股に分かれた路地の右側に進んだので、今度は左側の路地を歩いていきます。
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こちらの通りもなかなかいい雰囲気です。
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壺屋やちむん通りを観光します。
壺屋やちむん通り 名所・史跡
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南窯という喫茶店の店内を通り抜けて裏庭に進むと、沖縄県文化財指定荒焼登窯、南窯(ふぇーぬかま)が残っています。
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窯の周囲をぐるりと回ることができます。
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現存する荒焼窯で唯一のものなんだそうです。窯の周囲を囲む琉球石灰岩の切石積みの石垣のことを石牆(せきしょう)というそうです。
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通りには琉球石灰岩が約400mにわたり敷き詰められ、陶芸工房や直売店、ギャラリーが20件ほど軒を連ねています。
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壺屋区役所跡の案内が立っている分かれ道から細い路地に入り込んで、やちむんやきもの散歩道という名前の道に出ます。この道もなかなか風情があります。
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ビンジュルグヮーにやってきました。
ビンジュルグヮーは、ビンジュルという仏様と壺屋の土地や集落を守る神様を祀った、壺屋地区の一番重要な御嶽です。ビンジュルはビンズル様のことですね。 -
新垣家住宅。
新垣家住宅 名所・史跡
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残念ながらこの日は公開していませんでした。約400坪の屋敷内には、赤瓦を連ねた主屋、作業場、離れ、登窯(のぼりがま)や石造の「フール」(豚小屋兼便所)、石垣などが残っているそうです。
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背伸びして石垣の上からのぞいてみます。奥の方に窯があるみたいです。たぶん「東ヌ窯(アガリヌカマ)」と呼ばれているものでしょう。
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やちむん通りの東端、東の井戸(東ヌカー、アガリヌカー)があります。壺屋村が出来て一番最初に掘った井戸だといわれているそうです。いまでも拝所として大切にされています。
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安里駅までやってきました。
安里駅 駅
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駅のすぐ近くに栄町社交街という盛り場があります。ディープスポット系のサイトなどでよく紹介されているエリアです。まだ時間が早いので静まり返っています。
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スナックや飲食店の看板に混ざって、旅館が数件存在しています。
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どんな人がどのように利用しているかは不明。
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続いて栄町市場に入ります。
栄町市場 市場・商店街
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ここも昭和レトロな雰囲気漂うアーケード街です。
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市場といっても、奥に進むとたくさんの飲食店が軒を連ねています。
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ひめゆり同窓会館という看板があります。
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現在の栄町市場がある場所には、戦前、ひめゆり学徒隊で有名な沖縄県立第一高等女学校がありました。
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当時の女学生たちの写真などが展示されていました。
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ヤギ肉を扱う肉屋さん。
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迷路のような細い通路。
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楽しそうにお酒を飲んでいる人たちがたくさんいました。若いころに来ていたら一緒に飲んでいたかも。
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駅前のスーパーで夕食を買い込んでゆいレールでホテルに帰ります。
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ホテルに到着。ラウンジにウェルカムドリンクがありました。
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最近旅行の定番になっている、スーパー惣菜の夕食。ジューシー、県産島豆腐とひじきの炒め煮、グルクン野菜南蛮あんかけ、ポーク玉子おにぎりなど、沖縄的な料理を多めに買ってきました。どれもなかなか美味しい。
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デザートは「ジーマミー黒糖ぼた餅」。これはかなり破壊力がありました。おなかがパンパンになります。
旅行初日は那覇の商店街を練り歩きましたが、沖縄ならではの独特の風景をいろいろ愉しめたと思います。明日は首里城公園など、メジャーな観光スポットを中心に歩きまわる予定です。
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