2023/11/01 - 2023/11/06
123位(同エリア2037件中)
ちゃっぴぃ♪さん
- ちゃっぴぃ♪さんTOP
- 旅行記108冊
- クチコミ551件
- Q&A回答1件
- 216,271アクセス
- フォロワー54人
この旅行記のスケジュール
2023/11/03
-
車での移動
-
その他での移動
カヤックで移動
-
軍艦岩
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
マヤグスクの滝
-
徒歩での移動
-
その他での移動
カヤックで移動
-
車での移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ついに、行ってきました!
念願のマヤグスク!!
ここに行きたくて、ずっと機会をうかがっていました!
真夏は暑いからダメ、強風でも大雨でもダメ。
元々ツアーやってるガイドさんも少ない上に、おひとり様では催行してくれなかったり、料金が高かったり。
そんなこんなで挑戦すらなかなかできなかったマヤグスクの滝。
ついにチャンスがやってきました!
こちらの旅行記は今回の旅のメイン、マヤグスクの滝ツアーの記録です。
マヤグスクの滝に行くにはカヤック2時間+ジャングルトレッキング6時間くらいかかります。
若者以外は安易な気持ちで参加するのはやめましょう。
私は足の指3/10に爪と「み」の間に血豆をつくり、生まれて初めて5日続く筋肉痛を経験しました。
PR
-
朝6時、ガイドさんのお迎えで出発
マヤグスクは西表島のコースの中でもかなりハードだと聞いていたので、前日は早めに眠るなど、なるべくベストな状態で挑戦できるよう準備しました。民宿 母家 mamaya <西表島> 宿・ホテル
-
浦内川河口付近
この日の参加者は私ともう一人、西表常連の50代男性でした。
それぞれ自分で持つ荷物を準備し… -
ガイドさんと我々参加者、計3人
幻想的な風景の中、カヤックで出発浦内川 自然・景勝地
-
心配していた風も無く、干潮から満潮に向かい始めた時間帯なのでわりと楽に進めます。
-
離れていく浦内橋
-
徐々に明るくなって、
-
西表らしい景色がはっきりと見え始めました。
ヤエヤマヒルギとオヒルギかな。 -
アオサギかな?
特に珍しくはないけど、並んでてかわいい -
陽が射してきました
-
イチオシ
サキシマスオウノキ
水面が鏡みたい -
浦内川上流、軍艦岩に到着しました。
ここまでは良いタイム、順調です。 -
ここからカンピレーの滝まではハイスピードで歩ける唯一の区間らしく、休憩どころか景色を見ることもなくひたすら早歩きでした。
-
猛スピードでカンピレーの滝到着
カンピレーの滝 自然・景勝地
-
ハートっぽいポットホール
もっとちゃんとハートっぽく見える角度で撮りたかったのですが、先を急ぐ旅なので断念。 -
ここから先は未知のエリア
-
いざ、マヤグスクへ
-
すごい植物がいっぱいだけど、両足揃えて立てて手が使える所でしか写真が撮れない。
-
行く手を阻む痛そうな草は、ガイドさんがこれでちょっとだけ刈りながら進んでくれます。
某テレビ番組が放送したのをきっかけに、最近は希望者が増え、この地に人が入ることも前より増えたとのことでしたが、それでも草を刈らないと進めないところもありました。 -
植物の勢いがすごい。
あと、湿度も。 -
途中にある看板。
もう一人の参加者さんが遅れはじめて休憩が多くなってきたあたり。
飲み物やおにぎり等、自分の物は自分で持つので荷物が重い。
おまけに防水リュックだから背負い心地が落ち着かないし背中が暑いのだ。こりゃバテるわ。
写真もろくに撮れないくらい急いで歩いてきたのに、ここに来てちょいちょい5分10分の休憩が増える。
そして、後から来たグループにも抜かれる…
屈辱。 -
リュウキュウイノシシが掘った跡
ついでに足元をみるとヤマビル!
ギャーーーーー!!
ブーツの中に入られる前に気付いて良かった。
ヤマビルに吸い付かれると痛くはないけど血が止まらなくなるらしい。
ヒトや動物との遭遇が限られたこの地で、ヤマビルは普段何を食べているのか、気になったのでガイドさんに聞いてみたところ「動物の死骸や糞」とのこと。
いや、まじでそういうのと一緒にしないでほしいし、そういうの食ってる口で吸い付かないでほしい。 -
こうやって写真を撮っている場所はなだらかでいいのですが、半分以上は岩を跨いだり、大股でよじ登ったり、沢を渡ったり、ロープを使って斜面をよじ登ったり。
普段絶対やらない動きの連続。
うん、これはハードだわ。
風が全く通らないジャングルでこの湿度。
涼しい時期を狙って11月に来たけど、ちょうどこの日は全国的に暑く、私の住む九州でも11月なのに30℃を超えた日。
11月に来た意味() -
マヤグスクの滝手前45分くらいの地点で、もう一人の参加者さんがリタイヤされました。
私より西表常連さんっぽかったけど、マジか。
本当ならここで全員引き返さなければならないのかもしれませんが、それだと今回マヤグスクの為だけに来島した私があまりに気の毒だと、お気遣いいただき、ガイドさんと私だけで(更に大急ぎで)滝を目指すことになりました。 -
イチオシ
で、到着!
念願のマヤグスクの滝!!
本当に大急ぎだったので途中の写真は無し。
すごい岩をよじ登った記憶だけはある。
そして、なんとこのくらいの水量の時は滝を登れるのです!
なのでリュックを置いてここから更によじ登ります。
身長くらいの高さの岩をよじ登りました。
腕の力も要るよ、マヤグスク。 -
イチオシ
よじ登った先にもう一段滝が…
-
マヤグスクの滝の上段
マヤ(猫)グスク(城)
猫の城というだけあって、ここに至る道中、何度かイリオモテヤマネコのオシッコの臭いを察知しました。
なんで知ってるかはこちらの旅行記にて↓
https://4travel.jp/travelogue/11822409 -
水量が多すぎる時はここまでは来られないらしいので上れてラッキーでした。
-
滝の上の景色
-
この環境を堪能したいけど
ささっと写真だけ撮っておりなければなりません
一人途中でリタイヤして待っているので -
滝上からの景色
-
マヤグスクの滝での滞在時間は滝上と合わせて15分くらいでした。
そして帰ってから気付いた大失態
動画1本も撮ってない(泣)
もう二度と行けないかもしれない、一生の思い出になる場所なのに
動画が無い(号泣)
マヤグスクの滝のダイナミックさ、静止画でお伝えできるでしょうか。
写真中央左上あたりに私がおります。
というか、こんだけ絶景なのにフォートラではスポット登録がないのね、マヤグスクの滝。 -
リタイヤしたもう一人の参加者さんが待っているので、更にペースアップして大急ぎで戻ります。
自分のペースじゃないからこれがかなりキツかった…
水の中を歩いたりするため、靴はフェルトブーツ。
乗った岩が滑ったり、ぐらぐら動くこともある。
乗れそうな岩がない時は水に入るが、濁っていたら深さが分からないので神経も使う。
次の足を置く場所が私にとってはいちいち危険を感じる道なのだ。
トレッキングシューズのように足首まで保護してくれるわけではないので、滑らないようにバランスを崩さないように足の指まで力が入る。
普段使っていない筋肉を酷使している感じ。
それを結構なスピードで歩かねばならない。
休憩できるのはほんのちょっと、水分補給だけ。
写真は多分、サキシマキノボリトカゲ -
私はマヤグスクの滝を死ぬまでに絶対に見たかったし自分の意志だからいい。
だけど、乗り気ではない人を誘えるか、
自分の大事な人にこのツアーを勧められるかといえば絶対にNO。
「絶対見たいわけじゃないならやめとけ」と言います。
マヤグスクはそんなコースでした。
参加者全員が同じペースで歩けてロスタイムがなければここまで無理はしなくても良かったのかもしれませんが。
写真はサキシマカナヘビ -
これは何だったかな…
オオハナサキガエル?
ちなみにこのコース、参加者が1名のみの場合の参加費は35,000円
複数いれば22,000円なので今回は22,000円でした。 -
食虫植物モウセンゴケ
今回は元々催行が決まっていた日に、同意を得て相乗りで参加させてもらいましたが、マヤグスクはかなりハードなコースなので、体力やペースの分からない他人様とご一緒するより、多少費用は上がっても可能なら貸切りで申し込む方が良いのかもしれません。
万が一自分がしんどくなったとき、他の参加者に気を使わなくていいし。
実際、参加する前に私が一番気にしたのはこの点。
ペースについていけなくて迷惑かけたら申し訳ないな…と。
なのでマヤグスクに挑戦すると決めてからは、なるべく運動することを心がけ、当日ベストコンディションで参加できるように体調面も可能なかぎり調整して臨みました。
これから行ってみたいと思う方の参考になれば幸いです。 -
さて、環境の暑さだけでなく、脚が腕がというか全身が熱くてたまらん!という状態で、やっと浴びられそうな水のエリアにもどってきました。
冷やさないとショートしそうなくらい熱い。 -
ここまでくればもう安心
カンピレーの滝カンピレーの滝 自然・景勝地
-
ここからは自然研究路
スニーカーでも長靴でも歩ける道です -
遊覧船の時間を気にしなくて良いカヤック組だからといって、終了時間を気にしなくてよいわけではない。
脇目も振らずカヤックを降りた地点に戻りました。 -
さようなら、マヤグスク
滞在時間ちょびっとだったけど、死ぬ前に見れて良かったです、でも本音を言うと1時間くらいはあそこで休憩したかったです。
さようなら、マヤグスク -
最後の力を振り絞ってカヤックを漕ぎます。
岩をよじ登ったりでけっこう腕も使ったので、行きと違ってパドルがやたら重い。 -
西表島らしい景色。
西表は海も川も山も楽しめる楽園です。
満喫するには体力要るけどな。 -
見えてきたゴール、浦内橋。
マヤグスクの滝へのツアーは「これが自分の限界だ」と思い知らされるツアーでした。浦内川 自然・景勝地
-
無事宿に帰り着いてシャワーを浴びて…
止まったら、もう動けないかも…と思うような身体の異常を感じながら、どんだけヤバかったか他の宿泊者さん達に語りながら夕食を食べ、痛い痛い言いながら休みました。
以上、マヤグスクの滝の記録 おわり
少しでもこれから挑戦しようと思う方の参考になれば幸いです。民宿 母家 mamaya <西表島> 宿・ホテル
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 琉球熱さん 2024/02/10 00:10:44
- おめでとーーーー!!! ・・・それより、どこよ?
- ちゃっぴぃ♪さん、やったね!
念願の、というより渇望のマヤグスク
迫真のレポートでしたよ
わたしは行く機会に恵まれなかったけど、かなりハードル高いね
ハイペースだったことがかなりの負荷になっちゃったようで、それを耐え抜いての筋肉痛に血マメは勲章です(マメじゃない点がこのルートのハードさを物語る・・・)
キノボリトカゲやカナヘビまで遭遇できて、ヤマビルのおまけつき(笑)
これは西表満喫って言えるでしょ
ワタシの人生初のヤマビル体験は、何を隠そう西表、それもやっぱり滝の遡上中で
血、いっぱい出たよ~
多分ガイド氏は応急処置ができるキットは持っていたと思うけど、避けられるに越したことはないよね~
マヤグスクの/に「上の滝」があるなんて、初めて知った!
行ったからこその景色、とても価値があると思いますよ
動画なくても気にしない! 充分迫力です
そんなことより、ちゃっぴぃ♪さん、どこよ?(笑)
「乗れそうな岩がない時は水に入るが、濁っていたら深さが分からないので神経も使う。」
これも体験したからこそ
西表の川って透明度が低いから、見えないんだよね~底が
石の川床かと思えば泥でにゅるって埋もれたり・・・
見えないってのがけっこうなストレスになるんだよね~
リタイアした男性、「え?一人で下山??」と思ったら、「待機」(笑)
それはそれで恐いな
カラダ使って五感もフル稼働して、これこそ西表の楽しみ方だと思います
リゾートホテルで出来合いの「自然」で勘違いするなら竹富島に行けばいい・・・なんて密かに思ってる私からすると、ちゃっぴぃ♪さんは同志に見える!(笑)
---------琉球熱--------
- ちゃっぴぃ♪さん からの返信 2024/02/11 23:41:16
- Re: おめでとーーーー!!! ・・・それより、どこよ?
- 同志の琉球熱さん、こんばんは♪
マヤグスク、すんごい山登りをしょっちゅうされてる琉球熱さんなら、体力的には全く問題ないと思うんですが、タイミングが難易度高いんですよねー。
当日晴れてても、増水してて道が無くなってて催行不可とか、途中まで行って引き返すとかあるみたいです。
マヤグスクに上の滝があることは私も当日知ったのですが、これまた水量が多いと上の段には上がれないので、1回目で上がれた点はラッキーでした。
>泥でにゅるって埋もれたり…
そうそう!
どこまで沈むか分からないところを歩くのって、西表あるあるですね(笑)
ヤマビル、生まれて初めて見ましたけど、フェルトブーツのファスナーのところからうねうね入り込もうとしていてめっちゃ気持ち悪かったです。
ヒトや動物に遭遇することが限られた土地で、普段は何を食べて生きてるのか気になったのでガイドさんに聞いたところ、生き物の死骸や糞だと聞き、聞かなきゃ良かったと後悔しました。
あ、これ本文に追記しとこ。
>そんなことより、ちゃっぴぃ♪さん、どこよ?(笑)
自分でもぱっと見分からないくらい同化してますが、中央左上くらいにいるんですよ(笑)
顔以外肌が出ない格好で色もアースカラー、フォートラに載せるために唯一出ていた顔の部分を隠す加工をしたら完全にマヤグスクと同化しちゃいました。
心霊写真みたいに浮かび上がった人型シルエットが私です(笑)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
民宿 母家 mamaya <西表島>
3.23
西表島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
44