2023秋の八重山ひとり旅 ｰ 無理せずゆったり島時間 ｰ

2023/11/01 - 2023/11/06

念願のマヤグスクの滝へ行った翌日、人生で経験したことのないような、一言で筋肉痛と片付けて良いのかも分からない体の不調を抱えた状態で過ごした日の記録です。
前日のマヤグスクの滝へのツアーの記録はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11882475

エリア 西表島(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 自転車 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は起きられないかと思いました。
体が固まって動かないのです。
普段、山登りした日は湯舟に浸かって足や腕をマッサージするようにしているのですが、mamayaさんには浴槽がありません。
ただでさえ過酷だったマヤグスクの滝ツアーの後なのに、ケアを全くしなかった結果、地獄の筋肉痛を数日間味わうことになりました。
足の爪の色もなんか紫やし。
痛すぎて頭も働かないので朝ご飯の写真も食べかけで撮影。
この日は通常どおりの量（パン２個）にしてもらいましたが、１個はお昼にでも食べようとそのままラップに包んでおきました。
西表島は油断すると強制プチ断食に突入する土地なので食べ物は貴重です。

民宿 母家 mamaya ＜西表島＞ 宿・ホテル

地獄の筋肉痛。
こんなこともあろうかと、この日はフリーにしていましたが、とはいえ動かなければ固まって本当に動けなくなりそうな痛みだったので、多少無理してでも出かけることにしました。
まずは自転車を借りて…

青烽窯さんへ

お休みのこともあるので、一応来店前に開いてるかどうか確認して行くようにしています。

西表焼 青烽窯 お土産屋・直売所・特産品

クールなイリオモテイエネコくん

私は地獄の筋肉痛だけど、どこも痛くなさそうでうらやましい。

西表の土で作られた器たち。
ここの器が好きで、来るたびに何か１個買って帰ることにしています。
今回はヤエヤマヒルギの柄の平皿を１枚購入しました。
家にいても西表を感じたいのです。

※許可を得て撮影しました

青烽窯さんを出て星砂の浜へ。
ここはオフシーズンでも絶対誰かいるくらいメジャーな観光地。
ちょこっとだけ写真撮って終了。
地獄の筋肉痛で感覚が麻痺してるからやけくそですが、西表島は坂道が多いのでギア無し自転車はそれなりにキツイ。

星砂の浜 （西表島） ビーチ

せっかく買ったお皿を割ってしまわないように、一旦宿に戻りました。
荷物を置いて飲み物を持っていつもの浜に出かけます。
空のペットボトルに水を入れていくとカメラの海水を洗い流すのに便利なのでそれも持って行く。

民宿 母家 mamaya ＜西表島＞ 宿・ホテル

例の藪を抜けた先の貝殻ビーチまでやってきました。
うん、やっぱり人いない。

本当にいつ来ても誰もいない。
静かだし、誰もいないし、ちょうどモンパの木の影もいい感じであるので

ちょっと昼寝
でも寝たら節々が固まるんだ

波の音しか聞こえなくて本当に贅沢な時間満喫中なんだけど、体の節々が異常な悲鳴をあげていて動きは石のゴーレム状態。

モンパの木の影に寝転んで撮影
体は痛いけどマジで誰もこなくて幸せ。
この砂浜をコロコロコロコロ端っこまで転がりたくなります。

昨日湯舟に浸かれなかった代わりにキラッキラの海で半身浴

ゴーーーーーージュワーーーーーーー…
貝殻ビーチなので波の音も違うんですよ
音のおすそ分け動画（20秒くらいですが）はこちら↓
https://youtube.com/shorts/IZ_Ka3z3HuI?feature=share

ヒトはいないけど生命体はけっこういます

集団引っ越しからの新居の奪い合い？
もうめちゃくちゃ笑

気配はそこら中に

ミナミスナガニ
すばしっこくて撮るの大変でした

小さいヤドカリ

このコはさっきの集団引っ越しの中にいたコっぽい

岩の上にもヤドカリ

白っぽいおうちの美人さん

本当に誰一人来なかったので好きなだけヤドカリを愛でていましたが、もし目撃者がいたらこの日の私は無人ビーチを徘徊する野良ゴーレムに見えたんだろうな。

水分が切れそうなのでそろそろ戻ります。
人がいなくてすごく好きなビーチ場所なのですが、ここを通るのが難儀なんですよ。

で、このあたりのヤドカリはかわいくない

オカヤドカリさんはサイズと色がかわいくない

藪ゾーンを抜けました。
ハイビスカスでホッとする。
しかし筋肉痛、というか体の筋という筋が錆びたような感じで、同じ姿勢でいると固まって動けなくなる状態。
筋肉痛で「これ、直らなかったらどうしよう」という不安を感じたのは初めてでした。
恐るべし、マヤグスク

宿の夕飯
西表島で朝・夜ごはんのことを心配しなくていいのは本当に助かります。
疲れてどこにも行きたくない時に部屋着でそのままごはんを食べられる有難さを感じる地獄の筋肉痛の夜でした。

民宿 母家 mamaya ＜西表島＞ 宿・ホテル