2024/01/29 - 2024/01/30
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j3matuさん
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以前から神秘的なアイスブルーの氷瀑として人気の庵滝へ行ってみたいと考えていました。最初は庵滝だけ日帰りで行こうと思っていたのですが、フォローさせていただいているshushu tany さんの冬の日光の旅行記がとても素敵だったのを思い出し、どうせだったら1泊して、庵滝以外も行ってみることにしました。
宿は中禅寺湖のほとりにある旧外国大使別荘の「湖上苑」の予約がとれました。いつも予定を詰め詰めにして、慌ただしい旅ばかりしている私ですが、せっかく眺めの良い温泉宿に泊まるのだから、たまにはゆったりとした旅をするのもいいかもしれない…と今回は「ゆったり旅」も目標に掲げることにしました。(庵滝ハイクが主目的な時点で、世間一般の「ゆったり旅」から外れている気もしますが…)
この旅行記の行程です。まずは東武線に乗って、東武日光駅へ。そこから湯元温泉行きの東武バスに乗り、赤沼バス停で下車。赤沼から小田代原の最短ルートを通って庵滝を目指します。庵滝からの帰り道は、小田代原まで戻って、泉門池へ行き、戦場ケ原自然研究路を通って赤沼に戻ります。その後は、赤沼バス停から東武日光駅行きのバスに乗り、滝上バス停で下車。竜頭の滝の滝上から川沿いの階段を降りて、竜頭の滝へ。次は竜頭の滝バス停からバスに乗り、中禅寺温泉バスターミナルで下車。コインロッカーに預けてあった荷物を引き取り、華厳の滝に寄ってから、本日の宿、湖上苑に向かいました。
本日の歩行距離 14.4km、アップ 320m、ダウン 333m
※庵滝について
基本的に、初心者はガイド付きツアーに参加することを奨励されています。穏やかな晴天の日で、新雪が降り積もっていなければ、そこまで難しくはありませんが、最低限、冬山装備とGPSの読み取りができることは必須条件だと思います。今回の旅行記の内容についても、あくまでも私が行った時のコンディション上での話になります。日々コンディションは変化すると思いますので、最新の情報をチェックした上でお出かけください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅は奥日光にある秘境の庵滝へのスノーハイクが主目的です。ただ、眺めの良い温泉宿がとれたこともあって、いつも慌ただしい旅行ばかりしている私ですが、今回は冬の日光でゆったり旅をするという目標も加わりました。
奥日光方面に訪れるなら、この切符が断然お得! 東武鉄道が出している「まるごと日光・東武フリーパス」(4日間有効)です。東武線各駅からの往復と日光エリアの東武バスが乗り降り自由になる券です。(特急に乗るときは別に特急券が必要になります) 普通に奥日光方面を往復するだけでも元がとれます。 -
8:18、東武日光駅に到着し、8:45発の湯元温泉行きのバスに乗りました。一昨年の秋にも同じバスに乗ったのですが、その時はバス待ちのすごい行列ができて、バスは増発便が出ていました。しかし、今日のバス車内はガラガラ。
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今日は雲一つない快晴。いろは坂の途中では、車窓から白い靄の中に浮かび上がる筑波山の姿も見えました。
今回の旅行では人気の宿に狙いをつけて、2か月前に宿泊予約を入れていました。そういう時、ついていない私はお天気に恵まれないことが多いのですが、今回は2日間とも最高にお天気が良かったです。でも、せっかくの冬の日光だから、雪が降って、超寒いのを期待していた部分もあったので、ある意味、お天気を外したとも言えます…。
バスは中善寺温泉バスターミナルで10分停車するので、その時間を利用してバスターミナル内のコインロッカーにハイキングに必要ない荷物を預けました。 -
9:49、赤沼バス停で下車。ここで下車したのは私一人でした。
写真はバス停近くにある赤沼公衆トイレです。冬季は閉鎖しているトイレも多く、この近辺で利用できる貴重なトイレになります。 -
今回、庵滝に行くために購入したチェーンスパイクです。楽天で2000円ちょっとの安物ですが、なかなかいい仕事をしてくれました。
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トイレを済ませ、チェーンスパイクを装着し、10:03、初めてのスノーハイクに出発です!
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赤沼からまずは小田代原を目指します。最初は湯川沿いに遊歩道が続きます。雪はしっかりと踏み固められていて歩きやすいです。チェーンスパイクのおかげで滑る心配もなく、気持ち良く歩けます。スパイクで雪を踏みしめると、「サクサク」といい音が出るんですね。
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橋を渡ります。
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橋の上からの眺め。川は部分的に凍っているところも。
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誰もいない林の中…聞こえるのは私の足音と鳥の鳴き声だけです。
一度、すぐ近くの木の枝にアカゲラ(たぶん)が飛んで来たのですが、カメラを取り出そうとモタモタしている間に飛んで行ってしまいました。くぅ~、残念! 私のデジカメでも十分撮れそうな距離だっただけに悔やまれます。 -
今日は本当にいいお天気。青空がまぶしいです。サングラスを持って来て良かった!
極寒に備えたウェアや手袋も用意してきたのですが、普通のものでも歩いていると暑いくらいです。 -
途中、戦場ヶ原展望台がありました。看板には誰かがつくったひよこ(?)ちゃん。なかなか完成度が高いです。
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戦場ヶ原展望台からの眺め。右方向。
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左方向。
戦場ヶ原にはいくつか展望台や展望所がありますが、こちらの展望台はちょっと木が多くて、眺望は今一つ。 -
展望台の出口付近にはたくさんのひよこちゃん。どなたの仕事かは分かりませんが、頑張りましたね!
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10:41、小田代原近くの車道に出ました。冬季以外は小田代原に行くバスが走る道ですが、冬季はバスは運休しています。道はガリガリに凍ったアイスバーン状態になっていて、さすがに滑るかと思いましたが、ここでもチェーンスパイクは威力を発揮してくれました。
この辺から漸く人とすれ違うようになってきました。 -
小田代原近くになると、白樺も増えてきます。
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10:57、小田代原に到着。秋に来た時はここからの眺めが一番好きだと思いました。冬も美しい! とりわけ正面に見える、うっすらと雪化粧した太郎山が美しいです。
小田代ガ原 自然・景勝地
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アップで。写真中央に見える1本の白樺が「小田代原の貴婦人」と呼ばれ、写真家に愛されている木です。
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小田代原を通り過ぎ、車道歩きを続けます。吹雪の時とか、シェルターになりそうなうろがある木を発見しました(笑)
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小田代原からの車道を登って、下りた辺りの右手に、このような看板が見えてきます。これが庵滝への入口になります。11:08着。ここから先には正式な登山道やハイキングコースはありません。従って、道標なども設置されていません。川沿いを行くので、道を外すと、川に落ちる危険性もあります。
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看板には単独での入山ダメ、雪山未経験者はダメと書かれています。私はダブルで違反しています。そのせいか、ちょうど通りかかったパトロール中らしき男性に声をかけられてしまいました。「本当はガイド付きツアーで行ってほしいんだけど…。よ~くよ~く注意して行ってよ!?」
ハイ、ご心配をおかけしてすいません。一応、よ~くよ~く下調べして、準備もして来ています。細心の注意を払って進ませてもらいますね。 -
道がないとは言っても、人気の庵滝ですので、たくさんの人の足跡(トレース)はあります。ただ、入口付近はトレースがはっきりしていますが、先に進むにつれ、トレースが複雑に枝分かれし、どれが本トレースなのか分からなくなっていきます。
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存在感のある大木。
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倒木が道を塞いでいます。
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この木の左側はたぶん川なんじゃないかな?
私は雪山未経験者ですが、生まれも育ちも雪国北陸なので、雪の恐ろしさは身に染みています。大雪の日、小学校からの帰り道に、道路と川の境が分からなくなって川に落ち、なかなか這い上がれなくて死ぬかと思った…という体験もしています。
蘇る苦い記憶…川には絶対に落ちたくありません。改めて、本トレースを外さないようにするぞと決意を強めました。 -
複雑に広がるトレース。
偽トレースと本トレースの見分け方は、基本、本トレースの方がより踏み固められていて、圧雪された道になっています。たまに、どちらもよく踏み固められていて紛らわしい箇所がありますが、そういう時は行きたくなる方の道が偽トレースです。おそらく本トレースは川を避けて、迂回する道になっているんだと思います。丘を登って、どう考えたって回り道だろうという道が多いです。それに対して、偽トレースはアップダウンがない場所を最短距離で行くような道になっていることが多く、思わずそちらの方に行きたくなる感じの道になっています。そちらの方に行ってしまうと、最初のうちは大丈夫なのですが、途中から大変な道になるそうです。
私も何回かどちらの道に行くか悩んだ箇所がありましたが、すれ違った人が「こっちに行くと大変なことになるよ」と道を教えてくださって、事なきを得ました。 -
2つの小山の向こうに綺麗に冠雪した日光白根山が見えてきました。
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おっと~。ドキドキ渡渉ポイントがありました。穴の下には水が流れているのが見えます。どこに足を置くのが正解なのか…(汗)
おそるおそる確認しながら足を置いて、無事に渡ることができました。 -
庵滝の入口から庵滝まで距離にして2km、約250mほどアップします。普段ならば楽勝のトレッキングですが、さすがに雪の上だとちょっと疲れるなぁ…と思った頃、奥の方に何か見えてきましたよ。
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庵滝手前にドーンとかまえていたワンちゃん。なんだか門番みたい(笑)
キンタローくんというのだそうです。飼い主さんが教えてくれました。 -
12:01、キンタローくんに挨拶をして先に進むと、バーンと庵滝の全貌が見えてきました。
…想像以上に大きい! そして、本当に青く見える!
庵滝はゆっくり時間をかけて凍結していくため、このような青みがかった氷になるのだそうです。 -
向かって右側の滝は簡単にそばに行けます。ただし、そばには落下した氷柱があったので、あまり近づくのは危険。私も用心のためヘルメットを装着しました。
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右側の滝は完全に凍結しているわけではなく、この氷の筒の中を水がザァザァと流れています。この氷が一際薄いところが本当に繊細で、氷でできたレースのカーテンみたいで素敵です。
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その隣にはクラゲさん。
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さて、次は向かって左側の滝ですが、そちらの滝に近づくには少々問題が…。2つの滝の間には、大きくて深そうなこの滝壺とそこから流れる川があるのです。落ちたらただでは済まない…。
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どこかにあちら側に渡るポイントがあるらしいのですが、もしかしてここ?
いやいや無理でしょ(汗) -
他を探して奥の方まで行ったら、もっと簡単なところがありました。ホッ。
ここが渡渉ポイントです。真ん中の足場もしっかりとしていて、危なげなく渡ることができました。…そうは言っても、内心はドキドキでしたけどね(笑) -
居合わせた人に写真を撮っていただきました。滝の大きさが伝わるでしょうか?
人気の庵滝ですので、お天気が良い土日には写真待ちの行列ができることもあるようですが、平日の今日は4人だけで丁度いい感じでした。 -
左側の滝、
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右側の滝を見上げながら、奥へと進みます。
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滝の裏側に入りました。すごい眺め!
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大きな氷柱の後ろには小さな氷柱。
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なんだかニョロニョロみたい。
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神秘的なアイスブルー。噂に違わぬ美しさでした。
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下山は、三本松茶屋のガイドさん(下見に来てたらしいです)と途中で一緒になり、おしゃべりをしながら楽しく歩くことができました。無料で日光のことをいろいろ教えていただき、得した気分です。行きは長く感じた道のりも、あっという間に下りて車道まで戻って来ました。
三本松茶屋では1000円でスノーシュー&ストックをレンタルできるみたいです。安いですよね。来年は私もスノーシューデビューしてみようかな? -
三本松茶屋のガイドさんはそのまま赤沼に戻るそうですが、私は行きと同じ道を戻るのが嫌なので、泉門池方面に向かって、戦場ヶ原を突っ切る自然研究路を通って赤沼に戻るつもりです。(やや大回り) そのため、小田代原手前にある、この泉門池への分岐点でお別れしました。
この道が泉門池までの最短ルートになるのですが、よく見るとトレースが少なめで、だいぶ心許ない感じでした。そのため、安全を重視して、この道を行くのは断念しました。少し遠回りになりますが、小田代原まで一旦戻って、そこから泉門池を目指すことにしました。 -
13:08、小田代原まで戻って来ました。
小田代ガ原 自然・景勝地
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小田代原を周回する木道は雪が多めですが、しっかりと踏み固められた道ができています。
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男体山は雪少なめ。
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一昨年の秋に来た時は、カラマツの黄葉が最高に美しかった場所。
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小田代原の木道を過ぎた後は普通の山道に入りますが、こちらもトレースははっきりとしています。目印に赤テープも貼られていて、安心して歩けます。
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こちらの分岐で赤沼方面に向かうのですが、その前にちょっとだけ寄り道、湯滝方面へ。
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何の足跡だろう?
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先ほどの分岐から2分ほどで泉門池に到着しました。13:40
冬場はこの池に水鳥がたくさんいると聞いていたのですが、見当たらなかったので、すぐに引き返して赤沼方面に向かいます。雪景色も格別でした by j3matuさん泉門池 自然・景勝地
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背の高い木が少なくなってきました。
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お日様、ギラギラ。
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男体山に向かって伸びる木道。日当たりがいいので雪はほとんど解けています。木道を傷つけないように、ここでチェーンスパイクを外したのですが、その途端に滑る滑る。チェーンスパイクのありがたさを実感しました。
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戦場ヶ原の展望台(行きとは違う場所)からの眺め。雪は少なめですが、秋とはガラッと雰囲気が違って素敵です。右方向。
戦場ヶ原 自然・景勝地
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正面。
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左方向。
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倒木した木の根っこが芸術的!
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白い2本の枝の間、赤茶の木肌がむき出しになっているところに、オオアカゲラがいました。木をつついている音や木の皮を投げ捨てる様子を見ることはできたのですが、またもやカメラにおさめることはできませんでした。うぅ~ん、悔しい。
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湯川が見えてきました。川の方にはこんもりと雪が積もっている場所も。
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この辺は全面解けています。
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湿原中に含まれる鉄分がバクテリアの働きで赤く見えるという川。雪とのコントラストで更に鮮やかに見えます。
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V字の倒木の上に雪が積もって、なんとも風流。
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湿原はこれで見納め。
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水鳥がいました。
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食事に夢中になって、なかなか顔を上げてくれませんでした(笑)
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14:31、赤沼バス停に到着。初めてのスノーハイク、とっても楽しかったです。
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赤沼バス停から14:37の東武バスに乗り、14:41に滝上バス停で下車しました。竜頭の滝上の眺めです。遠くに中禅寺湖が見えます。
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川をアップで。所々雪が積もっているのがイイ感じです。
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滝上からは川沿いの階段を降りていくことにしました。この階段、冬季は殺人的にツルツルするという話だったので、念のためにチェーンスパイクをつけましたが、暖かい日だったせいか、雪はしゃばしゃばで、それほど危険箇所はありませんでした。
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川のほとりの所々に、氷柱ができています。
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アップで。
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ここからの滑滝風の眺めが一番好きです。冬もいいですね。
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あれは一種のしぶき氷なのかな?
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クラゲちゃんみたい。
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竜頭の滝まで降りて来ました。秋に来た時はすごい人だったけど、今日は独り占めです。
竜頭ノ滝 自然・景勝地
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向かって左側の滝。
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右側の滝。なかなかの氷柱ができています。
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竜頭の滝バス停に向かう途中、たくさんの猿に会いました。写真はうまく撮れませんでしたが…。
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木の上に猿がいますが、逆光…。今日はとことん鳥や動物の写真にツキがないようです。(腕の問題か?)
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竜頭の滝バス停から15:11発の東武バスに乗り、15:30に中善寺温泉バスターミナルで下車。コインロッカーに預けていた荷物を引き取り、宿に向かい…いやでも、まだ早くない?…そうは言っても、今回の目標は「ゆったり旅」だし、もう宿に入ろうよ…と心の中で葛藤があったものの、やっぱり宿に向かう前にちょっとだけ寄り道することにしました。中善寺温泉バスターミナルから徒歩5分ほどのところにある華厳の滝に向かいます。
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華厳の滝は冬で水が少なめなせいか、完全凍結しているように見えます。
ほぼ凍っていました by j3matuさん華厳滝 自然・景勝地
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上段の滝をアップにすると、こんな感じ。
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滝の下段はこんな感じ。脇の方だけ一部水が流れています。
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華厳の滝を後にして、今度こそ宿に向かいます。雲の間から光が差して、中禅寺湖の一部の湖面だけが輝いています。キラキラして綺麗!
中禅寺湖 自然・景勝地
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橋のたもとから。
長くなったので、この続きは旅行記②で紹介させていただきます。
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旅行記グループ 冬の日光・ゆったり(?)旅
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