年末年始 憧れのイタリアへ④ ローマから日帰り フィレンツェの街歩き

2023/12/23 - 2024/01/02

ローマから日帰りでフィレンツェへ行ってきました。
フィレンツェの街は見所が多いものの、コンパクトにまとまっているため、美術館にも入場できて充実した一日を過ごしました。

【電車：italo】
　行き 09:43テルミニ→11:17フィレンツェ
　 (PRIMA 同日往復割引 32.90€×1)
　帰り 18:03フィレンツェ→19:35テルミニ
　 (CLUBラウンジ利用可 同日往復割引 49.90€×1)

【フィレンツェ観光コース】
①フィレンツェ中央駅→ドゥオモ広場(外観のみ)
②カフェで休憩(40分)→ ヴェッキオ宮殿(外観のみ)
③ウフィツィ美術館(入館2時間)
④ヴェッキオ橋(橋の上ウインドウショッピング)→ レプッブリカ広場
⑤サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(入場50分)→フィレンツェ中央駅

その他：ウフィツィ美術館(事前予約 29€×1)

エリア フィレンツェ(イタリア)

12/29
8時半に朝食へ。

ホテル ノード ヌオヴァ ローマ ホテル

朝食後、出発！
09:43発のitaloでテルミニ駅からフィレンツェへ。
チケットは同日往復割引で、往路はPrima。
全部1ヶ月前にitaloのHPで購入。

帰りはラウンジ利用可のCLUBにしました。

11:17 フィレンツェに着きました！
駅を出たら、真っ先に出迎えてくれるのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。

徒歩10分くらい、有名なこちらのドゥオモ広場。
これこれ、ずっと見たかった！

人混みがすごい！ドゥオモ、大行列。

ドゥオモ広場 広場・公園

フィレンツェのシンボル、レンガ色のドーム。
全体の外装は白、緑、赤の大理石で装飾されています。　

このレンガ色のクーポラ(ドーム)へ登るには、完全予約制の入場券が必要です。この日12/29、翌日12/30～31のチケットはすべて完売だそうです。

ドゥオモのレンガ色の屋根が見える、このジョットの鐘楼に登りたかったが、まさか当日券は売り切れ！
曇り空・時々小雨なのに…

ということで、塔へ登るのを諦めて外観の見学へ。

鐘楼は1334 年にジョットによって着手されました。彼の死後、弟子によって引き継がれ、1359 年に他の彫刻家によって完成されました。25年もかかりました。すごい！

この説明を読んでから塔を見ると、層によって微妙にテイストが変わっているのもわかります。

ドゥオモ横のチケットセンターは、入場券を求める観光客でいっぱいでした。
扉のところに クーポラ/ドーム SOLD OUT と書かれていました。

ドゥオモの真正面にある金色の門は「天国の門」と呼ばれています。実はこの門はレプリカで、オリジナルは風雨による劣化を防ぐため、ドゥオモ付属美術館に収蔵されています。
レプリカでも十分、見応えたっぷり。 

面白いTシャツ発見！
大量生産のワニのマークが LOW COST？
ドラゴンボールのオレンジ色の(亀)はめ波？

海外てよく見る ニシキゴイ対猫！のTシャツもあります。

あ、馬車が来ました。

パッカパッカと続く、蹄の音も心地よい。
いいなぁ～　羨ましいなぁ～

柴犬！親近感を感じます！

カフェIl Bottegoneでちょっと甘いもの。
家族3人みんな同じものを頼みました。
フルーツタルト３つ、カプチーノ3杯、追加のカフェラテ1杯、合計で39ユーロ。

カフェの窓から見た、絵を売る画家？

カフェを出て、ルネッサンスの芸術作品が堪能できる広いシニョーリア広場へ。
塔があるのはヴェッキオ宮殿。その奥にはウフィツィ美術館があります。

シニョリーア広場 広場・公園

ヴェッキオ宮殿が現在でも市役所として使われていると知って、びっくりしました！
時計の下のアーチ部分には、フィレンツェの街の9つの行政区の紋章が描かれています。

大きな海の神ネプチューンと神話に登場する馬と小さな神々の彫刻。

立派な彫刻が立っている入り口！
左側が、ダヴィデ像のレプリカ。右側の像がバッチョ・バンディネッリ作の「ヘラクレス像」です。

ミケランジェロのタビィデ像が迫力ある姿で立っています。

隣にあるウフィツィ美術館 Galleria degli Uffiziに来ました。入り口の近くにレオナルド・ダヴィンチ！

こちらも2週間前に日時指定のチケットを購入。年末年始なので、ピークシーズンの29ユーロ。
予約サイトがちょっと使いにくかった…

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

3階に上がりました。
有名な作品が3階に多いため、この階は一番混雑していました。

天井はスカーフのような模様。
前日のバチカン美術館もずっと上ばかり見ていたので、首が痛かった！！

スタッフさんはとても陽気で、楽しそうに雑談していました。ただ、どの部屋に何があるかは、良く知っていて、聞けば親切にすぐに教えてくれたので、助かりました！

見学に時間のない方、目当ての作品がある方は、積極的に聞きましょう！画家名はカタカナ棒読みでは通じにくいので、ガイドブックやインターネットの作品写真を見せるのが得策です。

意外に印象に残っていたのは、ピエロ・デラ・フランチェスカの「ウルビーノ公夫妻の肖像」
完全な横顔の肖像画が、別々に独立した額縁に収められていて、不思議な絵です。

レオナルド・ダヴィンチと同じ工房に所属していた兄弟子でもあるボッティチェッリの「春」

ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」
美術に疎いですが、子供の頃の教科書で一度は見たことがある作品がたくさん展示されています。本物を見られてとても感動しました。

「モナ・リザ」で有名なレオナルド・ダヴィンチのデビュー作「受胎告知」

「東方三博士の礼拝 」を描いたレオナルド・ダヴィンチの未完作品。

「キリストの洗礼」
ダヴィンチの師匠ヴェロッキオの他に、工房内の数人で描かれたとされています。
左側の2人の天使はダヴィンチが描いたそうです。

「トリブーナ」と呼ばれる八角形の部屋で特別展をやっていました。室内に入って見学はできませんが、入口越しに写真撮影が可能です。3つの入り口とも行列ができて人気の見学ポイントとなっています。とても綺麗！

３階にある「南画廊」の窓から見た、イタリア最古の橋ヴェッキオ橋とアルノ川

水上の長屋みたいな橋の上に人がいっぱい。お店もあります。

ベネチア派を代表する画家ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」
この作品は２階にあります。２階は３階に比べて空いていて、ベンチに座ってゆっくり鑑賞できました。

カラヴァッジョの｢メデューサ｣
目で見たものを石にしてしまうギリシア神話の怪物、メデューサ。なぜメデューサが蛇の髪を持ち、見たものを石にする力があるかというのは諸説あるそうです。

盾に描かれているこの絵、立体的に見えて本当にすごい迫力！

カラヴァッジョの｢バッカス｣
左下のワインが入っている器に作者カラヴァッジョの顔が描き込まれているという話を、テレビで見たことがあります。

どこどこ？？わかりませんでした！

出口へ。

出口へ進んで行くと、必ずギフトショップを通過する構造。2024カレンダーも！もうすぐ2024！

美術館を出たら、目の前にヴェッキオ橋とアルノ川。
ヴェッキオ橋を目指します。

橋の上も人、人、人…
両側はほとんど金の店やジュエリーの店や高級時計の店や革製品の店。

ヴェッキオ橋 建造物

ヴェッキオ橋の上から見たアルノ川

駅に向かっている途中、レプッブリカ広場（共和国広場）に来ました。
馬のメリーゴーランドあり、素敵！
大人も乗れるかなぁ⁈

レプッブリカ広場 (フィレンツェ) 広場・公園

ストリートミュージシャンが音楽を奏でていたり、大道芸人がいたり、賑やかで楽しい！

立派で印象的な凱旋門

クリスマス新年の美しいライトアップ。

HAPPY NEW YEAR

駅近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
帰りの電車までまだ時間があったので、教会の中を見学。一人7.5ユーロ

サンタ マリア ノヴェッラ広場 広場・公園

外観がとても綺麗なこの教会は、内部も素晴らしい。
中央にひときわ目立つ、ジョットの木製十字架が吊り掛けられています。奥の祭壇にも十字架。
正面から見ると、２つの十字架が信じられないほど美しい。

宝箱のような祭壇に十字架。

修復中の初期ルネッサンスの「三位一体」
追加料金(1.5ユーロ)を払って、足場の後ろに入って間近で三位一体を見ることができました。
…素晴らしかったです！近くで見られてよかったです！

彫刻家のブルネレスキが唯一制作した木の彫刻品、木製十字架。

スペイン人の大礼拝堂。
礼拝堂の中の立体の十字架と上の壁に描かれている十字架が神々しい。

教会を出たら、遠回りしてドゥオモ広場の夜景を見てから駅へ。

駅に着いたら、italoラウンジへ。
ジュースとビスケットを頂きながらちょっと休憩。
ラウンジのトイレはとても綺麗でした。

帰りはCLUB のボックスシート。
カッコいい赤色の本革シート。

軽食のコーヒーとパウンドケーキを頂きました。

テルミニ駅に到着。
疲れたので、夕食はテルミニ駅隣接のフードコートMercato Centrale Roma(中央市場)へ。

胃に優しい温かいラーメンを頼みました。
あっという間に食べちゃった！
写真を撮るのを忘れてしまいました。
ラーメン2杯、水2本、合計40ユーロ。
美味しいけど、高い！

ホテルに戻りました。

ホテル ノード ヌオヴァ ローマ ホテル