八幡平(岩手側)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨年は、12月に予定していた北陸と大阪への旅が立て続けに中止となり、そのまま年が暮れてしまった。そして今年、ようやく最初の旅に出た。前回から二ヶ月ぶりの旅である。冬と言うことで、雪景色と雪見風呂である。宿を探すと、乳頭温泉郷の休暇村に一部屋だけ空きがあったので迷わず予約した。列車の指定席も取り、後は行くだけとなっていたのだが、直前になり、せっかくなのでもう一泊しようと思い立つ。探してみると、岩手の松川温泉に宿が取れた。急遽日程を変更し、列車も取り直し、いよいよ出発である。<br /><br />(2024.01.26投稿)

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2024/01/20 - 2024/01/22

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旅猫

旅猫さん

昨年は、12月に予定していた北陸と大阪への旅が立て続けに中止となり、そのまま年が暮れてしまった。そして今年、ようやく最初の旅に出た。前回から二ヶ月ぶりの旅である。冬と言うことで、雪景色と雪見風呂である。宿を探すと、乳頭温泉郷の休暇村に一部屋だけ空きがあったので迷わず予約した。列車の指定席も取り、後は行くだけとなっていたのだが、直前になり、せっかくなのでもう一泊しようと思い立つ。探してみると、岩手の松川温泉に宿が取れた。急遽日程を変更し、列車も取り直し、いよいよ出発である。

(2024.01.26投稿)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 大宮駅を9時32分に出る『こまち11号』に乗車。土曜日と言うことで、車内は混み合っていた。車窓には、雪を被った山々が観られる。そして、二時間足らずで秀麗な岩手山の姿が見えて来た。もうすぐ、盛岡駅である。

    大宮駅を9時32分に出る『こまち11号』に乗車。土曜日と言うことで、車内は混み合っていた。車窓には、雪を被った山々が観られる。そして、二時間足らずで秀麗な岩手山の姿が見えて来た。もうすぐ、盛岡駅である。

  • 今回は、雪景色と雪見風呂が目的なので、どこにも立ち寄らない。とりあえず、お昼を食べるために、前回訪れた時に休みであった洋食屋へと向かう。その『金宝堂』と言う店は、大正12年(1923)創業で、昨年100周年を迎えている。落ち着いた雰囲気の店内に腰を据え、有頭海老のフライとヒレカツ、蟹クリームコロッケのセットをいただいた。

    今回は、雪景色と雪見風呂が目的なので、どこにも立ち寄らない。とりあえず、お昼を食べるために、前回訪れた時に休みであった洋食屋へと向かう。その『金宝堂』と言う店は、大正12年(1923)創業で、昨年100周年を迎えている。落ち着いた雰囲気の店内に腰を据え、有頭海老のフライとヒレカツ、蟹クリームコロッケのセットをいただいた。

    洋食 金宝堂 グルメ・レストラン

  • 盛岡駅へ戻り、13時42分発の松川温泉行のバスに乗り込む。真冬だと言うのに、車内は座れない人が出るほどの混雑である。バスは1時間半余りで八幡平マウントホテルに到着。ここで、別のバスに乗り換える。本来であれば、ボンネットバスなのだが、故障のため、残念ながら普通のバスであった。

    盛岡駅へ戻り、13時42分発の松川温泉行のバスに乗り込む。真冬だと言うのに、車内は座れない人が出るほどの混雑である。バスは1時間半余りで八幡平マウントホテルに到着。ここで、別のバスに乗り換える。本来であれば、ボンネットバスなのだが、故障のため、残念ながら普通のバスであった。

  • そして、松川荘口バス停で下車。辺りは一面の雪である。バス停から、凍り付いて滑りそうな坂道をゆっくりと降りて行くと、その先に、今宵の宿である松川温泉『松川荘』が立っていた。

    そして、松川荘口バス停で下車。辺りは一面の雪である。バス停から、凍り付いて滑りそうな坂道をゆっくりと降りて行くと、その先に、今宵の宿である松川温泉『松川荘』が立っていた。

    松川荘 宿・ホテル

  • 部屋は、6畳の和室。一人旅には十分な広さである。洗面所とトイレは共同である。

    部屋は、6畳の和室。一人旅には十分な広さである。洗面所とトイレは共同である。

  • 窓から外を眺めると、部屋は渓流に面していて、雪の降り積もった綺麗な景色が広がっていた。

    窓から外を眺めると、部屋は渓流に面していて、雪の降り積もった綺麗な景色が広がっていた。

  • 左手に目を向けると、奥の方に地熱発電所の蒸気が見える。

    左手に目を向けると、奥の方に地熱発電所の蒸気が見える。

  • とりあえず、温泉に入る。まずは、外にある露天風呂に向かう。露天風呂は混浴で、女性にはかなり手強い造りであるが、専用の露天風呂も奥にあった。久しぶりの雪見露天風呂であったが、やはり素晴らしい。湯は白く濁った硫黄泉である。内風呂は、扇のような形をした湯舟がふたつあり、ほぼ透明な湯であったが、泉質は露天風呂と同じである。

    とりあえず、温泉に入る。まずは、外にある露天風呂に向かう。露天風呂は混浴で、女性にはかなり手強い造りであるが、専用の露天風呂も奥にあった。久しぶりの雪見露天風呂であったが、やはり素晴らしい。湯は白く濁った硫黄泉である。内風呂は、扇のような形をした湯舟がふたつあり、ほぼ透明な湯であったが、泉質は露天風呂と同じである。

  • かなり好みの湯に満足した後、宿の外へ出てみる。火照った体に、冷たい空気が気持ち良い。駐車場の脇から、宿の裏手が見えた。そこには、部屋から見えた川が流れていた。雪の中を流れる川は、好きである。

    かなり好みの湯に満足した後、宿の外へ出てみる。火照った体に、冷たい空気が気持ち良い。駐車場の脇から、宿の裏手が見えた。そこには、部屋から見えた川が流れていた。雪の中を流れる川は、好きである。

  • しばらく景色を眺めた後、宿へと戻る。雪と湯けむりに包まれた松川荘の姿は、とても風情があった。たぶん、今年は雪が少ないだろうが、それでも十分綺麗であった。

    しばらく景色を眺めた後、宿へと戻る。雪と湯けむりに包まれた松川荘の姿は、とても風情があった。たぶん、今年は雪が少ないだろうが、それでも十分綺麗であった。

  • 18時になったので、食堂へ向かう。食卓には、思いの外、多くの料理が置かれていた。だが、山の中なのに、刺し身の他にも、ホタテやホヤなどがあり、少々がっかり。でも、揚げたての天婦羅は美味しかった。

    18時になったので、食堂へ向かう。食卓には、思いの外、多くの料理が置かれていた。だが、山の中なのに、刺し身の他にも、ホタテやホヤなどがあり、少々がっかり。でも、揚げたての天婦羅は美味しかった。

  • 食事のお供に頼んだのは、初めて見る銘柄であった『鷲の尾 北窓三友 純米』を選んだ。これがなかなか良い酒で、部屋に持ち帰ってゆっくりと味わった。

    食事のお供に頼んだのは、初めて見る銘柄であった『鷲の尾 北窓三友 純米』を選んだ。これがなかなか良い酒で、部屋に持ち帰ってゆっくりと味わった。

  • 翌朝、窓の外を観ると、昨日よりも雪が積もっていた。夜のうちに、かなり降ったようである。

    翌朝、窓の外を観ると、昨日よりも雪が積もっていた。夜のうちに、かなり降ったようである。

  • 朝食には、焼鮭があり嬉しかったが、海苔が無かったのは残念である。

    朝食には、焼鮭があり嬉しかったが、海苔が無かったのは残念である。

  • 大したものは無かったが、大きな椎茸の焼き物は美味しかった。やや辛めの味噌だれに付けて食べると、さらに味わい深く、お酒が欲しくなった。

    大したものは無かったが、大きな椎茸の焼き物は美味しかった。やや辛めの味噌だれに付けて食べると、さらに味わい深く、お酒が欲しくなった。

  • 食後、誰もいない混浴露天風呂に浸かり、雪景色を楽しむ。以前入った峡雲荘の露天風呂も良かったが、こちらもなかなかである。しかし、一度泊まってみたかった松楓荘が廃業してしまったのは残念であった。バスの時間まで部屋で文庫本を読みながらのんびりと寛ぐ。そして、宿の車で松川温泉バス停まで送ってもらった。

    食後、誰もいない混浴露天風呂に浸かり、雪景色を楽しむ。以前入った峡雲荘の露天風呂も良かったが、こちらもなかなかである。しかし、一度泊まってみたかった松楓荘が廃業してしまったのは残念であった。バスの時間まで部屋で文庫本を読みながらのんびりと寛ぐ。そして、宿の車で松川温泉バス停まで送ってもらった。

  • バス手に着くと、すでにバスが待っていた。しばらくすると、バス停から移動し、かつて泊まった峡雲荘にお尻を向けて泊まった。宿の客が、少しでも雪にまみれないようにとの配慮であった。

    バス手に着くと、すでにバスが待っていた。しばらくすると、バス停から移動し、かつて泊まった峡雲荘にお尻を向けて泊まった。宿の客が、少しでも雪にまみれないようにとの配慮であった。

  • バスで盛岡駅に戻り、再びお昼を食べる。この日は、昨年10月に訪れた時に立ち寄った『えびすけ』とした。とりあえず、黒ホッピーとハムカツを注文。この組み合わせが、お気に入りである。

    バスで盛岡駅に戻り、再びお昼を食べる。この日は、昨年10月に訪れた時に立ち寄った『えびすけ』とした。とりあえず、黒ホッピーとハムカツを注文。この組み合わせが、お気に入りである。

    立呑 えびすけ グルメ・レストラン

  • そして、永久不滅のストラップを提示し、鶏のもも焼きを一本いただく。小さな店だが、焼き鳥は炭火焼きなのだ。それにしても、この店は入りやすい。この日は、店員さんが二人とも女性であった。

    そして、永久不滅のストラップを提示し、鶏のもも焼きを一本いただく。小さな店だが、焼き鳥は炭火焼きなのだ。それにしても、この店は入りやすい。この日は、店員さんが二人とも女性であった。

  • 最後に、お酒をいただく。『菊の司』があると言うのでそれにする。かつて、盛岡の街中に蔵があった造り酒屋の酒である。併せて頼んだ鶏の唐揚げも、揚げたてサクサクでとても美味しかった。

    最後に、お酒をいただく。『菊の司』があると言うのでそれにする。かつて、盛岡の街中に蔵があった造り酒屋の酒である。併せて頼んだ鶏の唐揚げも、揚げたてサクサクでとても美味しかった。

  • ホームへ向かい、12時35分発の『こまち17号』に乗車。この列車で、田沢湖駅へと向かう。峠越えの雪景色を楽しみにしていたのだが、いつしか寝てしまい、気が付くと、もう田沢湖駅の近くであった。

    ホームへ向かい、12時35分発の『こまち17号』に乗車。この列車で、田沢湖駅へと向かう。峠越えの雪景色を楽しみにしていたのだが、いつしか寝てしまい、気が付くと、もう田沢湖駅の近くであった。

  • 駅前から、13時20分発のバスに乗り、乳頭温泉郷を目指す。バスはお隣の国からの観光客が大勢乗り合わせ、一台では乗り切れず、続行便が出るほどであった。多くの客が、鶴の湯温泉や休暇村最寄りのバス停で降り、終点の乳頭蟹場温泉バス停で降りたのは数名であった。

    駅前から、13時20分発のバスに乗り、乳頭温泉郷を目指す。バスはお隣の国からの観光客が大勢乗り合わせ、一台では乗り切れず、続行便が出るほどであった。多くの客が、鶴の湯温泉や休暇村最寄りのバス停で降り、終点の乳頭蟹場温泉バス停で降りたのは数名であった。

  • まずは、バス停からすぐのところに立つ蟹場温泉に立ち寄る。ここに来るのはいつぶりであろうか。前に来た時は、緑の季節であった。

    まずは、バス停からすぐのところに立つ蟹場温泉に立ち寄る。ここに来るのはいつぶりであろうか。前に来た時は、緑の季節であった。

    蟹場温泉 (乳頭温泉郷) 温泉

  • とりあえず、この宿の名物である露天風呂へと向かう。その風呂は、宿から森の中を抜けた先にある。雪の中を歩いて行くのは、とても楽しい。

    とりあえず、この宿の名物である露天風呂へと向かう。その風呂は、宿から森の中を抜けた先にある。雪の中を歩いて行くのは、とても楽しい。

  • しばらくすると、露天風呂が見えて来た。撮影は禁止なので、手前の川と建物だけを撮る。その建物の向こうに、素敵な露天風呂があるのだ。そして、ここも混浴である。先客は、女性1、男性3名であった。湯は透明なので、女性にはかなり勇気がいる風呂である。しかし、やはりここの風呂は良い。初めて冬に来たが、まさに雪見露天風呂であった。

    しばらくすると、露天風呂が見えて来た。撮影は禁止なので、手前の川と建物だけを撮る。その建物の向こうに、素敵な露天風呂があるのだ。そして、ここも混浴である。先客は、女性1、男性3名であった。湯は透明なので、女性にはかなり勇気がいる風呂である。しかし、やはりここの風呂は良い。初めて冬に来たが、まさに雪見露天風呂であった。

  • 内風呂にも入ってみる。こちらは、男女別で二種類あり、奥にあった木風呂はとても風情があり、良い感じである。湯の中に、大きめの湯の花が舞っていた。

    内風呂にも入ってみる。こちらは、男女別で二種類あり、奥にあった木風呂はとても風情があり、良い感じである。湯の中に、大きめの湯の花が舞っていた。

  • 蟹場の湯を堪能した後、歩いてすぐの所にある大釜温泉に立ち寄る。ここも以前来たことがある。その建物は、廃校となった小学校の校舎を移築したもので、なかなか風情がある。

    蟹場の湯を堪能した後、歩いてすぐの所にある大釜温泉に立ち寄る。ここも以前来たことがある。その建物は、廃校となった小学校の校舎を移築したもので、なかなか風情がある。

    大釜温泉 (乳頭温泉郷) 温泉

  • 浴室が少し変わったようだが、趣きは変わっていない。湯船には、茶褐色の湯が溢れている。露天風呂には、以前は無かった屋根が出来ていた。少し、開放感が無くなった感じで、少々残念である。それにしても、不思議なことに、ここではずっと貸切状態であった。

    浴室が少し変わったようだが、趣きは変わっていない。湯船には、茶褐色の湯が溢れている。露天風呂には、以前は無かった屋根が出来ていた。少し、開放感が無くなった感じで、少々残念である。それにしても、不思議なことに、ここではずっと貸切状態であった。

  • 大釜温泉の鉄分を豊富に含んだ極上の湯を堪能した後、再び歩いて今宵の宿を目指す。途中、左手に妙乃湯の建物が見えた。ここは、人気の宿であるが、私は立ち寄り湯もしたことが無い。建物が綺麗過ぎるのが、敬遠している理由でもある。

    大釜温泉の鉄分を豊富に含んだ極上の湯を堪能した後、再び歩いて今宵の宿を目指す。途中、左手に妙乃湯の建物が見えた。ここは、人気の宿であるが、私は立ち寄り湯もしたことが無い。建物が綺麗過ぎるのが、敬遠している理由でもある。

  • 妙乃湯を過ぎると、両側は美しいブナ林となる。新緑の頃は、素晴らしい景色となるのだが、冬景色もとても綺麗である。

    妙乃湯を過ぎると、両側は美しいブナ林となる。新緑の頃は、素晴らしい景色となるのだが、冬景色もとても綺麗である。

  • そして、数分で休暇村乳頭温泉郷に着いた。前にあるバス停は、すっかり雪に埋もれていた。

    そして、数分で休暇村乳頭温泉郷に着いた。前にあるバス停は、すっかり雪に埋もれていた。

  • 部屋は、標準的な和室である。今日は、満室だそうだ。お隣の国の方がかなり多い。すぐに大浴場へ向かったのだが、脱衣所にその国の方が溢れ、とても賑やかで入る気になれなかった。

    部屋は、標準的な和室である。今日は、満室だそうだ。お隣の国の方がかなり多い。すぐに大浴場へ向かったのだが、脱衣所にその国の方が溢れ、とても賑やかで入る気になれなかった。

    休暇村 乳頭温泉郷 宿・ホテル

  • 仕方が無いので、夕食に時間まで部屋で過ごす。窓の外は、綺麗な雪景色が広がっていた。

    仕方が無いので、夕食に時間まで部屋で過ごす。窓の外は、綺麗な雪景色が広がっていた。

  • ところが、食堂も混み合い、入れない。結局、部屋に席の確保が出来たという連絡が来たのは、19時前であった。遅くなってしまったが、おかげで静かに食事が出来た。休暇村らしいバイキングであるが、料理は地元の食材も多く使われ、悪くは無い。特に、比内地鶏の親子煮は、とても美味しかった。

    ところが、食堂も混み合い、入れない。結局、部屋に席の確保が出来たという連絡が来たのは、19時前であった。遅くなってしまったが、おかげで静かに食事が出来た。休暇村らしいバイキングであるが、料理は地元の食材も多く使われ、悪くは無い。特に、比内地鶏の親子煮は、とても美味しかった。

  • お酒は、秋田の地酒三種お試しを飲む。やはり、雪の茅舎は美酒である。他の二種類も、味わい深い酒であった。

    お酒は、秋田の地酒三種お試しを飲む。やはり、雪の茅舎は美酒である。他の二種類も、味わい深い酒であった。

  • これまで泊まった多くの休暇村の中では、料理の種類が多く、素朴だが郷土料理の感じが良く出ている。

    これまで泊まった多くの休暇村の中では、料理の種類が多く、素朴だが郷土料理の感じが良く出ている。

  • 秋田名物の『しょっつる鍋』や『きりたんぽ鍋』もある。

    秋田名物の『しょっつる鍋』や『きりたんぽ鍋』もある。

  • 甘味も、いつものミニケーキは無かった。とは言え、これはさすがに食指が動かなかった。

    甘味も、いつものミニケーキは無かった。とは言え、これはさすがに食指が動かなかった。

  • 代わりに、休暇村ではお馴染みのアイスをいただく。

    代わりに、休暇村ではお馴染みのアイスをいただく。

  • 食後、大浴場へ行くと、嘘のように静かであった。思い思いの場所で、静かに湯に浸かっている。湯は、やや鉄分を含んだ茶色い湯の花が舞うものと、田沢湖高原温泉から引き湯している白濁の硫黄泉の二種類が楽しめる。露天風呂には、その硫黄泉が注がれていて、雪見風呂の風情が感じられる。浴後、自由に飲み物が飲める場所にあったアイスキャンディを部屋でいただいた。

    食後、大浴場へ行くと、嘘のように静かであった。思い思いの場所で、静かに湯に浸かっている。湯は、やや鉄分を含んだ茶色い湯の花が舞うものと、田沢湖高原温泉から引き湯している白濁の硫黄泉の二種類が楽しめる。露天風呂には、その硫黄泉が注がれていて、雪見風呂の風情が感じられる。浴後、自由に飲み物が飲める場所にあったアイスキャンディを部屋でいただいた。

  • 翌朝、7時に食堂へ行ったが、何故か空いていた。好物の焼き鯖があったので、嬉しくなり、つい多めに取って来る。海苔もあり、それだけで満足であった。

    翌朝、7時に食堂へ行ったが、何故か空いていた。好物の焼き鯖があったので、嬉しくなり、つい多めに取って来る。海苔もあり、それだけで満足であった。

  • 9時半頃までのんびり過ごし、雪景色を観ながら蟹場温泉の方へ歩いて行く。昨日は終日雪が降っていたのだが、今朝は曇り空である。

    9時半頃までのんびり過ごし、雪景色を観ながら蟹場温泉の方へ歩いて行く。昨日は終日雪が降っていたのだが、今朝は曇り空である。

  • 乳頭蟹場温泉バス停から、9時55分発のバスに乗る。昨日の混雑を考慮してか、すでにバスは二台待機していた。始発のこのバス停から混み合い、休暇村前バス停で待たなくて良かった。

    乳頭蟹場温泉バス停から、9時55分発のバスに乗る。昨日の混雑を考慮してか、すでにバスは二台待機していた。始発のこのバス停から混み合い、休暇村前バス停で待たなくて良かった。

  • 結局、この日も二台で運行。月曜日とは思えない混雑であった。終点の田沢湖駅で降り、少し早いがお昼とする。入ったのは、駅前にあった、その名も『駅前食堂』。無性にラーメンが食べたい気分であったので、醤油ラーメンを注文。なるとの代わりにお麩が載っていたが、まさにラーメンと言った姿であった。味も素朴であり、ほっとする。

    結局、この日も二台で運行。月曜日とは思えない混雑であった。終点の田沢湖駅で降り、少し早いがお昼とする。入ったのは、駅前にあった、その名も『駅前食堂』。無性にラーメンが食べたい気分であったので、醤油ラーメンを注文。なるとの代わりにお麩が載っていたが、まさにラーメンと言った姿であった。味も素朴であり、ほっとする。

    駅前食堂 グルメ・レストラン

  • 列車の時間までかなりあったので、近くの土産物屋を物色。そのうちの一軒『市』では、地酒の試飲が出来るので、迷わず立ち寄る。二種類飲んでみたが、どちらも好みの味わいであった。しかし、他に面白いものがったので、違うものを購入。その後、別の店で、稲庭うどんも買い込んだ。

    列車の時間までかなりあったので、近くの土産物屋を物色。そのうちの一軒『市』では、地酒の試飲が出来るので、迷わず立ち寄る。二種類飲んでみたが、どちらも好みの味わいであった。しかし、他に面白いものがったので、違うものを購入。その後、別の店で、稲庭うどんも買い込んだ。

    田沢湖いち お土産屋・直売所・特産品

  • それでも時間があったので、駅の椅子に座って待つ。そして、12時12分発の『こまち22号』に乗り、今回の旅を終えた。雪景色と雪見風呂を楽しむ旅。雪もしっかりとあり、雪景色も雪見風呂も堪能できた。今年も、良い旅が出来そうである。

    それでも時間があったので、駅の椅子に座って待つ。そして、12時12分発の『こまち22号』に乗り、今回の旅を終えた。雪景色と雪見風呂を楽しむ旅。雪もしっかりとあり、雪景色も雪見風呂も堪能できた。今年も、良い旅が出来そうである。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • M-koku1さん 2024/05/04 12:44:49
    冬の乳頭温泉
    旅猫さん 

    冬の乳頭温泉!
    とても興味深く拝見いたしました。
    宿で冬の写真とかが飾られていて、凄いなあとは思ったのですが、
    予想以上に雪深いところですね。

    混浴はいくら年をとってもやはり抵抗感があって、なかなか入れません。
    たまたま妙之湯で、女性が3人(見知らぬ者同士でした)いて、思い切って3人で入ってみましょうかという話になり、混浴へ移動。
    先客で男性が一人いましたが、私たちの勢いに押されたのか、逆にこそこそと隅の方へ行ってしまい、私たちが滝を見られる一等地でゆっくり温泉を楽しむことができました。とてもレアなケースだったと思います。

    休暇村も非ジャパニーズだらけでしたか・・・

    冬もいいですね。
    今度考えてみたいです。

    いつもご訪問ありがとうございます。御礼申し上げます。

    Mより

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/05/05 09:27:21
    RE: 冬の乳頭温泉
    M-koku1さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    冬の乳頭温泉は、雪深くて雪見風呂が楽しめます。
    余計なものが雪に埋もれて、綺麗ですよ。
     
    混浴は、女性でも男性でも、なかなか難しいですよね。
    透明な湯だと、なお勇気がいる。
    数で勝る方が強いと言うのは、よくあります(笑)

    休暇村でさえも、今はお隣の国の人が多いです。

    旅猫
  • hot chocolateさん 2024/02/16 00:09:22
    雪景色
    旅猫さま

    こんばんは。
    ご無沙汰しておりました。

    若かりし頃は、スキーに行くため、雪景色は見慣れていましたし、大好きでした。
    今は、寒いので、冬景色・雪景色は苦手・・・
    表紙の雪景色、心臓が凍りつきそうです。

    洋食屋・金宝堂の有頭海老のフライとヒレカツ、蟹クリームコロッケのセットは、なんだか昭和の雰囲気がしますね。大正かな。有頭海老が美味しそう。

    盛岡駅からの松川温泉行のバスは、座れない人が出るほどの混雑とは信じがたい・・・
    真冬なのに。

    「永久不滅のストラップ」って、何ですか。初めて聞きました。

    乳頭温泉郷へのバスは、お隣の国からの観光客が大勢乗り合わせて、1台では乗り切れないほどなのですか。
    この寒いのに、雪深い東北の温泉地に殺到するなんて、日本人気もすごいですね。

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/02/16 23:31:33
    RE: 雪景色
    hot chocoさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    スキーも最近はまったくやっていません。
    もう、遠い過去です(笑)
    今は、温泉でまったりが一番(^^)

    金宝堂は、かなりお洒落な洋食屋です。
    令和でも普通に。
    知り合いの旅好き美魔女に教えたら、すっ飛んで行き、がっつり食べて喜んでいました。

    松川温泉は、かなり渋いのですが、何故か混んでいました。
    最近は、お隣の国の方々に人気のようです。
    雪があると、真冬でも寒くないですよ。
    日本人の雪見温泉好きも負けじと来ていました。

    「永久不滅のストラップ」は、今回も立ち寄った立ち飲み屋のストラップで、それを購入すれば、店が潰れない限り、いつでも串焼きが一本無料なのです。
    面白いので、初めて立ち寄った時に購入し、今回で二度目の無料でした(笑)

    旅猫
  • willyさん 2024/01/30 17:22:18
    初めまして
    旅猫さん

    初めてコメントを書かせていただきました。これまでずっと楽しみに拝見してまいりましてきっかけをつかめずにおりました。そして当方にも度々ご訪問いただき、投票もたくさん頂戴して有難うございます。お礼がとっても遅くなりまして申し訳ありません。

    松楓荘、お湯も最高でしたのに本当に心から残念でなりません。いつも看板の猫がいて、先代はわたしの最初の愛猫と全くそっくりの猫で、会いに行くのがどんなに楽しみだったかしれません。古遠部も廃業したそうで、素晴らしい温泉が次々と消えていくのが残念です。
    我が国の宝である素晴らしい温泉の数々、他国の方にも愛でていただきたいとは思うものの、にぎやかで入る気になれないというのもこの頃とみに実感しており共感深いところです。
    これからもたくさんの素敵な旅をご紹介ください。楽しみにしております。

    willy

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/30 20:09:04
    RE: 初めまして
    willyさん、初めまして、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    こちらこそ、いつもご訪問等、ありがとうございます。

    松楓荘が廃業となったのは、残念でした。
    多くの温泉好きに親しまれていたので、がっかりしている人が多いことでしょう。
    看板猫がいたのですね!
    会えなくて残念です。
    古遠部も廃業したとは。。。
    名湯が次々と消え、寂しくなります。

    静かに湯に浸かる外国の方もいますが、どこぞの国を中心に、賑やか過ぎて困ります。
    落ち着いた風情の中で、ゆったりと湯に浸かりたいものです。
    多くの日本人もそうですが、有名温泉地の立派な宿に客が殺到する昨今、個人経営の小さな湯宿は増々厳しくなりますね。

    それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
    旅猫
  • チーママ散歩さん 2024/01/28 20:23:45
    まるで五郎さん?
    雪見風呂が目的の旅とはいいですね
    こんばんは旅猫さん

    寒いからこそ身体の芯から温まる温泉
    「ふへ~」って浸かってゆっくりしたいものですね。
    お風呂へ行くまでの道が凄いですね。
    すでに雪深い。 
    防寒対策ばっちりでないと行けないですね。

    混浴もあったのですか?Σ(・□・;)
    先客に女性???
    タオルを身に着けて入るところなのでしょうか
    衝撃的です~。

    地酒とそのお酒に合う郷土料理をレポートされるその
    ご様子は、お独りで日本酒や食事を楽しむ
    孤独のグルメの井之頭五郎さんといつも重なって感じます。
    きっと旅猫さんの口調からそう感じるのかも( ´艸`)

    コラ 秋田名物 八森ハタハタ
    男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)
    能代春慶♪
    あ~ しょっつる鍋食べたいです。
    ブリコも大好きです♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/29 22:18:14
    RE: まるで五郎さん?
    チーママ散歩さん、こんばんは。

    書き込みありがとうとございます。
    冬は、やっぱり雪見風呂です!
    美しい雪景色に囲まれた露天風呂は、とても素敵です。
    熱い湯に浸かると、思わず声が出ますね(笑)

    乳頭温泉郷最奥の蟹場温泉は、建物から離れた渓流沿いにある混浴露天風呂が有名です。
    冬は、雪に埋もれ、とても風情があります。

    東北の温泉では、混浴が普通にあります。
    江戸時代までは、それが常識でしたので。
    この時の先客の女性は、かなりの温泉好きらしく、バスタオルや湯あみ着も無く、手ぬぐい一枚でした。

    五郎さんですか。
    ほとんど観たことはないのですが(^^;

    しょっつる鍋は、人気でした。
    秋田は、美味しいもの、お酒も含めて多いので、好きな場所です。
    ハタハタも美味しいですよね(^^)

    旅猫
  • ポテのお散歩さん 2024/01/27 21:48:25
    雪景色
    旅猫さん こんばんは。

    岩手の洋食のお店、懐かしいレトロな雰囲気なのではないかしらと
    お写真の雰囲気から想像します。
    有頭海老とヒレカツ・蟹クリームコロッケが豪華で美味しそう(^^)
    レモン絞り器がいいですね♪

    真冬で積雪の多い時期でも 松川温泉行のバスは満員だったのですね。
    雪見風呂は風情がありますものね。

    休暇村 乳頭温泉郷もお隣の国の方で満室だったのですね。
    勝手な思い込みで、休暇村は国内の人しか宿泊出来ないと思ってました。
    静かな所を探すのは、なかなか難しくなりましたね。

    とは言え、炭火で炙ったきりたんぽや鮎が美味しそうで
    お料理が工夫されていて、しょっつるときりたんぽの2大鍋が
    あるのもポイントが高いです!

    朝は温泉に入られたのですか?
    これからはインバウンドの団体さんとの時間を出来るだけ避ける工夫が
    必要になりますね(*^-^*)

      ポテ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/28 09:28:03
    RE: 雪景色
    ポテさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。
    『金宝堂』は、思ったよりも新しい感じの造りでした。
    と言うか、とても品ある落ち着いた感じのお店でした。
    11時半の開店直後に入りましたが、二組しか先客はいませんでした。
    でも、その後続々と入って来て、12時前には待つ人も数人出ていました。
    今週末に知人が訪れたそうでした、やはり混んでいたそうです。
    料理は、なかなか美味しかったですよ。
    そうそう、レモン搾り器、久しぶりに見て、嬉しくなりました。

    松川温泉は、まだお隣の国の人は少ないようでしたが、それでも混んでいました。
    結構、お年寄りが多く、みなさん元気だなと(笑)
    やっぱり、雪見風呂は雪国の楽しみです。

    乳頭温泉郷は、鶴の湯があまりにも有名になったので、凄い混雑です。
    おかげで、周辺の宿も大いに賑わっていて。。。
    特に、お隣の国の人が多いです。
    休暇村に、あれほど泊まりに来ているとは驚きでした。
    食事は、休暇村得意のバイキングですが、他の休暇村よりも地元食材が多く、個性的な感じがしました。
    泊まるのは三度目でしたが、前より良くなったような気がします。
    しょっつるときりたんぽの鍋は人気がありました。

    温泉は、夜も朝も、みなさんが食事中に入りました。
    朝は、内風呂も露天風呂も貸切で、ゆっくり雪見風呂を堪能しました。
    これからは、食事時間をずらすのが基本ですね。

    旅猫
  • 天星さん 2024/01/26 23:13:31
    温泉に励んでおられる!
    長ーーーーーーーいこと、ご無沙汰してます。
    気づけば、2024年
    温泉奉行さま、お元気に見回りをされてますね!
    旅…………忘れてました!
    ふと、どこかへ行きたくなりました。

    えちご

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/27 06:44:43
    RE: 温泉に励んでおられる!
    えちご殿

    お久しぶりです。
    飽きずに、見回りを続けています。
    温泉は、やっぱり寛げます。
    旅、忘れていましたか(笑)
    ぜひ、どこぞにか行ってみてください。
    楽しさが、また湧いてきます。

    旅猫
  • nimameさん 2024/01/26 09:11:03
    雪景色(*'▽')
    旅猫さん・おはようございます。

    1月20日から岩手方面へ・
    さすが雪深い山奥ですね!
    nimameも数年前に今中さんと乳頭温泉方面に行き・
    宿は大釜温泉に泊まり・後入浴手形を買って湯めぐりしました。
    でも沢山ある中から蟹場温泉・孫六温泉・そして鶴の湯へ
    そんなに入れないものですね!
    後・黒湯温泉は眺めて・休暇村も眺めに入った記憶が・
    でもお隣の人達が大勢泊まっていたのね。
    網走もコロナが収まり少しは観光バスが来ているかと・
    偵察に行きましたが、まだ少なめでやはり観光客はお隣の言葉が聞こえました。
    特徴は声が大きくて少しうるさいかな?・
    でも貴重なお客様ですからね(笑)
    それにしても休暇村バス停の屋根の雪凄い!!
    屋根潰れないのかな??
    今回昨日から嵐で此方も雪が降りましたが・雪より風が強くてホワイトアウト状態でした。
    nimameは一歩も外に出ず・テレビのニュースで本州からの観光客が網走駅で凄い天気にぶつかりビックリしてます。
    コメントしていましたよ(笑)
    でも久し振りに懐かしい宿見て・ここへ行ったわ~と・
    やはり違いますね。
    行った場所は色々と思い出しますもの(^^♪
    nimame

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/26 12:18:50
    RE: 雪景色(*'▽')
    nimameさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    今年は雪が少ないようですが、さすがに東北の山奥は雪がありました。
    雪見風呂は、やっぱり素敵でした。
    今中さんと乳頭温泉を巡られたのですね。
    蟹場の露天風呂は、女性にはなかなか難しいですよね。

    コロナ禍も過ぎ、またお隣の方々が急激に増えてます。
    どこへ行っても出会う感じです(^^;
    静かに山のいで湯を楽しむと言うことも、過去のものになりそうです。。。

    休暇村前バス停は、かなり頑丈に造られているようです。
    シェルターのような感じです(笑)
    北海道は、吹雪になると物凄いですからね。
    津軽も凄いですが。

    他の人の旅行記で、自分が言った場所を見つけると不思議な感じです。
    そして、とても懐かしく感じますね。

    旅猫

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