2024/01/15 - 2024/01/15
122位(同エリア4228件中)
Siniさん
この旅行記のスケジュール
2024/01/16
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メルズーガ大砂丘
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ティネリール
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ドドラ渓谷
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この旅行記スケジュールを元に
ついに「本当の」サハラ砂漠へ行く。と言っても、サハラ砂漠の北の端。チュニジアで体験した砂漠の朝日はちょこっとかじった程度。サハラ砂漠といえばやはりモロッコだよねー、と楽しみです。
早朝と言っても日の出が8:30頃なのでモーニングコールは6:00、ホテル出発は7:00頃。5台の4WDでメルズーガ大砂丘まで行きます。
wikiによれば、「砂漠とは、年間降雨量が250mℓ以下と降雨が極端に少なく、砂や岩石の多い土地、地域のこと」だそうです。
さて、サハラ砂漠はどんなところかな?今回はエルフードから往復120キロ。
メルズーガ大砂丘から戻り、朝食後、10:30にホテルを出発。カスバ街道を経て、途中、トドラ渓谷によりますが、ここはなかなか迫力の景色です。エルフードからは約130km。その後、ワルザザートへ移動、約169km。
ちょうどオアシス地域の東のエルフードからカスバ街道を経て西のワルザザートへ移動します。
本日はワルザザートのホテルに宿泊です。
写真はサハラ砂漠、メルズーガ大砂丘からの日の出。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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暗闇を走り、砂漠に入ると固い砂漠の道を一斉にカーレース。ラクダステーションまで競争です。
今朝はサハラ砂漠の日の出を見に行きます。 -
完全防寒して、エルフード(人口24,000人)のホテルを出発。片道約60キロ。最初は舗装の道、そして砂漠の端に着いて、カーレース、そしてラクダステーションまで。
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ラクダステーションから砂漠を歩くこと約25分。
サラサラになっている砂漠まで歩きます。それが思っていた以上に大変。 -
ラクダチームのリーダーのムバラクさんが左手に軽い女性、右手に重い女性(私のこと)をしっかり持って歩いてくれたので助かりました。
ほとんどの人はラクダに乗って日の出のサラサラの大砂丘まで行きますが、今回は添乗員さんを入れて5人が歩きました。砂漠を感じるには歩かなくちゃ! -
日の出を待っています。
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この先は、隣国アルジェリアの国境です。
現在モロッコとアルジェリアの国境は閉じています。西サハラの領土問題で紛争中なのです。(知らなかった) -
イチオシ
日の出を待っている間にベルベル人のラクダ使いたちが面白い写真をたくさん撮ってくれます。
ラクダ使いは20~40代で、携帯の扱いは慣れたもの。 -
イチオシ
待っている間も全く退屈しなかったです。これ大事。
わちゃわちゃやっているうちに陽が上りました。雲が多くて少し残念だけれど。陽気なラクダチームで、思いがけず楽しいひとときでした。 -
モロッコの独立は早かったのに、今ではGDPはアフリカで5番目か6番目に落ちています。南アフリカ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、ナイジェリアに次ぐ。そのうちチュニジアやアルジェリアは最近石油が採掘されるようになり急成長。モロッコは西サハラから鉱物が採掘されると期待し、アルジェリアとの国境紛争中なのです。
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アルジェリアとの緊張感のため、毎年莫大な軍事費を使っており、国内の経済はかなりの打撃を受けているとか。
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イチオシ
帰りもムバラクさんの腕にぶら下がって帰りました。サラサラ砂漠に足を取られ、全く足がついて行きませんでした。
途中で動物の足跡を説明してくれました。これはネズミの巣ですって!!
彼は47歳で5人の子供がいて、、、と聞くとなんでも答えてくれます。回答はフランス語、英語それに日本語。動物の名前など必要な日本語をちゃんと知っています。 -
帰りの車の中から撮影。来る時は真っ暗だったので何も見えませんでしたが。運転手は27歳のディーン君。おしゃれで指輪をしてるので結婚してる?と聞くと、「ち、違うよ。これは友人からもらった」と赤くなって言います(かわいい)。
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この辺はサハラ砂漠の入り口あたり。割と平な砂漠です。
ディーン君は英語とスペイン語を話しますが、フランス語はダメ。スペイン語は旅行者から習ったと。地理的にスペインに近いし、世界中から旅行者が来るのでスペイン語も必須ですね。
写真にはないですが、ちょぼちょぼした木がところどころにあります。アカシアの木だそうです。砂漠もさまざまです。 -
ホテルに到着。すぐに軽く朝ごはん。
Palm's Hotel Club ホテル
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さて、エルフードのホテルを出発。
今日はバスの荷物席の次の1番前の席に座りました。席は自由ですが、なるべく前に座ったら次は後方に座るようにしましょう、くらいのルール。大型バスに18名なので1人で2席利用できます。
ドライバーさんは安全運転で、急ブレーキは1回、町中で子供が自転車で飛び出してきた時だけでした。(子供は驚いてよろけながら歩道へ引き返し大事に至らず、目の前だったので驚きました!)
写真に写っているのはアシスタントのサラ君。 -
砂漠の景色の中(いわゆるカスバ街道)を走ってやってきたのはここ。
カスバとは泥壁で作った要塞のことです。カナート (ホッターラ) 史跡・遺跡
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カナート(ホッターラ)です。これはかつて使われていた砂漠の地下水の灌漑施設。
少ない雨は地下を通ってずーっと遠くまで流れ、砂漠の民、動物にとっての大切な水でした。途中にところどころ井戸があり、これはその一つでした。 -
座って漕いで水を汲み上げます。ガイドさん実演中。
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砂漠に見えるポコポコしたものは水を汲むための井戸です。
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井戸の中は深ーい闇。
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地下水道の入り口のチケット売りのベルベル人のおじさん。DH20 (300円)を支払います。写真掲載了解済み。
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階段を降りて、
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降りて、
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降りていくと、少し広い所に出て、説明板があり、灯りが付いています。
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次のカナートの上明かり(井戸)まで行けるようです。
フランス人家族が両方行ってみたけれど50メートルくらいで後は暗くていけない、と教えてくれました。 -
カナート見学の後も砂漠はひたすら続きます。
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ここでトイレ休憩。
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トイレ番は男の子。この子(10~12才の男の子)は僕はアラブ人だ、(だからフランス語は話さない)と言ってました。オアシス地方には圧倒的に砂漠の民、ベルベル人が多く住んでいる。
ちなみにモロッコの人口は3600万人。アラブ人65%、ベルベル人30%。よって公用語はアラブ語とベルベル語です。 -
カスバ街道にある小さな町を激写するために下車。ティネリールだったかと思います。
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川の流れに沿ってオリーブとナツメヤシが植えられている。
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典型的なオアシスの町です。
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トドラ渓谷で下車。
モロッコのグランドキャニオンだそうです。 -
すごい大岩が奥まで続いています。
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所々(発見したのは2箇所)でロッククライミング中。
世界中からクライマーが集まるそうです。が、渓谷は3~6月、9、10月が観光シーズンとのこと。 -
ダデス川が長い年月かけて約40キロの大渓谷を造りあげたと。
ダデス川のほとりまで降りていく。 -
イチオシ
300mの絶壁!えええ!マジか?
ガイドさんは300mと言うけれど、、、調べてみたら160mと書いてあるのも発見。
何にしてもこんな絶壁を間近に見上げるのは初めて!迫力があります!! -
イチオシ
トドラ渓谷は圧巻でした!
空が割と開けているので明るい渓谷です。 -
トドラ渓谷からランチへ。
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レストラン入り口。
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いつものスープ。
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目玉焼きののったミートボールのタジン鍋。
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肉は牛ひき肉でした。
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他にライスと付け合わせの野菜。
デザートは撮り忘れ。 -
レストランの隣にはお土産屋さん。
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アルコールを売ってる珍しい店があったので寄ります。
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こんなにたくさん。しかし店の空いてる時間は日中の限られた時間のみ。空いてる店を探すのに苦労しました。
でここではモロッコのワインがなく、スペインのワインでしたので購入せず。 -
次のトイレ。このツアーは90分に一度トイレ休憩があり、ちょっと多すぎない?と思っていたらどうやら、ツアー客の中にその間隔でトイレへ行く必要のある方がいらしたようです。
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大抵は幹線道路脇のガソリンスタンドを利用しますが、トイレはどこもまあまあきれいで、洋式で、水洗で、数も多めですからこれまでのイスラム教国のどこよりもストレスが少ないです。
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たいして欲しいものはありませんがお土産などもいろいろ売ってます。
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またこんな荒野を走ります。遠くに見えるのはアトラス山脈。ふうん。
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道なき道を行く車が見えました。
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久しぶりに明るいうちに着いたホテル。
サハラ砂漠の西(南)の玄関口に当たるのがワルザザートです。1920年代にフランス軍によってサハラ砂漠最前基地として作られた町。現在はモロッコ軍が駐屯してます。Hotel le Fint ホテル
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今夜の宿泊はワルザザートのホテルフィントです。
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ロビー。
来る途中はずっと軍関係の土地でしたが、ホテルは町はずれ。 -
プールあり。砂漠のリゾートホテルです。二階建てです。
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夜はライトアップされてきれいでした。
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客室。強い太陽を避けるようなどっしりしたカーテンで暗めの室内。
実はエアコンが効かなかったんですが、なんとか夜はぐっすり眠れました。旅に慣れた頃には旅の終わり。 -
ベランダからは学校のような建物。
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バスタブ付きで良かった!
砂漠の町なのでここでも節水を求められます。 -
食事はホテル内のレストランで。
この旅は移動が多いので夕食はどうしてもホテルで、となってしまいますね。 -
今回の旅が良かった点の一つは、食事の時に1人参加も2人参加も、皆さんと、和気あいあい出来たこと。いろいろな方と相席して楽しく話ができました。福岡、広島、富山、静岡など地方の方が多く参加していました。
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パスタ系が多かった夕食。炭水化物ばかり並んでます。
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珍しくソーセージが出ました。
本日はカスバ街道を通って、サハラ砂漠の端、モロッコ領土内を東から西へ移動してきました。信じられないほどズーッと砂漠地帯でした。つづく
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