ルクセンブルク・結局チョコとハンバーガー

2023/12/25 - 2024/01/02

日替わりベネルクス、二日目はベルギーの隣国ルクセンブルクに。森の中に佇む小国はお金持ち過ぎて公共交通機関は無料、美しすぎて世界遺産。バーガー通の間で世界一！とも称されるハンバーガーや大公宮御用達のチョコレートを堪能したら日帰り旅はあっという間で身も心も大満足です。

エリア ルクセンブルク(ルクセンブルク)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

日の出が９時前なので、宿を出たのが８時でもまだ夜の気配。

ブリュッセル証券取引所 建造物

明け方まで大騒ぎしていた証券取引所前マーケットでは、朝早くから清掃業者が。お疲れ様です。メトロのBourse駅はこの地下に。

ブリュッセルのメトロはクレジットカードのタッチ決済で楽々。

ブリュッセル北駅で降りたら、Flix Busの目印を頼りにバス停までは徒歩数分。

ブリュッセル北駅 駅

欧州を隈なく結ぶ格安長距離バスは、早めのネット予約で更に割安に。アプリでQRコードを表示し最前列に陣取りました。USB充電可にWC完備。無料Wi-Fiも飛んでいますが、データ利用量に上限あり。

ほぼ定刻通り、２時間半でルクセンブルクに到着です。中心地から少し離れた巨大P横に着くので、ここから路線バスで移動します。

噂には聞いていましたが、ルクセンブルクでは2020年から公共交通機関が全国で乗車賃無料です。お金持ち国家だから、というだけでなく、都心へのマイカー流入を減らし渋滞と環境悪化を抑制するためだとか。国民だけでなく我々旅行者も勿論無料。

ミシュランの星付きレストランだらけの富裕国で、さて昼飯はどうしたものか…と探してたら見つけました。

世界中のハンバーガー通が「世界一！」と絶賛するLux'Burgersは中央駅から徒歩圏です。

メニューは英仏両方記載あり、なのにスタッフは容赦なくフランス語オンリーで攻めてきます。学生時代に単位を落としたトラウマがあるものの、何とか乗り越えて。

近所のバーガーキングよりは勿論割高、でもその理由があるぎっしり豪華ハンバーガー！外はカリッと中モチモチのポテトに、ご当地ビールで満腹です。

無料だし、と適当に飛び乗ったバスで、大勢降りる停留所でこれまた適当に下車すると、偶然そこにノートルダム大聖堂。

ルクセンブルク市 その古い街並みと要塞群 旧市街・古い町並み

誰でも自由に入れます。圧巻のステンドグラス、背部のオルガンも麗しく。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

大聖堂の真ん前、ペトリュス川沿いは年の瀬になってもクリスマスムード。欧州はどこもかしこも年明け位まで赤と緑の延長戦です。

渓谷に渡されたアドルフ橋は街のランドマーク。

アドルフ橋 建造物

この橋、上部は車とトラムが行き交い、両脇に歩道もあるけれども、なんとその下にも秘密の通路が。

橋に吊り下げられた歩行者と自転車専用スペースです。揺れないのでご安心を。

吊り橋スペースから移動遊園地とノートルダム大聖堂。

大聖堂の裏手に続く歩行者天国やクリスマスマーケットを覗いたら、大公宮に。かつての市庁舎が現在、大公の執務室や迎賓館です。夏場しか開放されていないので、外から愛でるだけ。

ルクセンブルクの大公宮 建造物

旧市街の隅っこ、３つの塔の門まで来たら引き返します。

スーパーを覗くも、お目当てのルクセンブルクワインは結構かさばるので断念。

アリマ スーパー・コンビニ

街歩きで小腹がすいたら、この国を訪ねる人が恐らく全員立ち寄る、大公宮御用達のOberweisに。

オーベルヴァイス スイーツ

２階のカフェで自慢のスイーツを。なんと上品な甘さ。

近代的なトラムも乗車無料、鉄道の中央駅を目指します。

一国の玄関口とはいえ、とってもコンパクト。

ルクセンブルク中央駅 駅

ブリュッセルやパリへの直通列車もやって来ます。構内にはOberweisの支店も。

最後のミッションは、絵葉書の投函です。駅の真ん前の郵便局へ。

親切すぎるスタッフ男子が、エアメールを出すならこちらの端末で、と懇切丁寧に。切手の販売もタッチで簡単。何もかも進んでいる。

日没は16時半過ぎ。郵便局の前から無料バスに乗ってFlix Busの停留所に。ブリュッセルでベルギービールを飲みに行く約束をしていたのでいそいそと。美しき小国ルクセンブルク、半日の滞在時間で存分に楽しめました。

ルクセンブルク中央駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2024/02/26 13:52:15

  このハンバーガーなら

  私は、二人で挑戦しなければなりません。若い時の旅は、見落としますね。今、訪れれば、きっと一層あの”山椒の小粒”のような国を楽しめるかもしれません。
  大人の国ですね、DANさん。
  
  ビアレストランの飲んだ後の紙コースターだけは、しっかりまだ手元にあります。ビクトル・ユーゴーの亡命地というのに魅かれて、山の中の寒村に行きました。遠い昔です。

  DONさん からの返信 2024/02/26 23:45:30

  RE: このハンバーガーなら

  こんばんは。実際にはそんなびっくりする程の巨大バーガーではなかったのでどうぞご安心ください。ちっちゃな国なのに都心だけで何軒もハンバーガーショップ（チェーン店も含めて）を見かけて驚きました。ご当地ビールもたくさんありましたね。弾丸トラベルでしたが楽しかったです。
  
  ＤＯＮ