2023/12/22 - 2023/12/29
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sonosonoさん
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2023年は、2月のマルタ旅行から始まり、5月に韓国旅行、そして締めくくりとして私たちが選んだのはチュニジア。
周りの人に『チュニジアに旅行する』と言うと反応は微妙。
何があるの?何しに行くの?何処にあるの?…で、なんでチュニジアなん???
チュニジアを選んだ理由は、アフリカ大陸に行ってみたいとか、異国情緒漂う旧市街地を歩きたいとか、古代カルタゴ遺跡に行きたいとか、多彩なモザイク画を見たいとか、ビーチリゾート感も味わいたいとか、、、一言では説明できないけど総合的にすごく魅力を感じました。
チュニジア旅行を決定してからは、ガイドブックを購入したり、旅行記をチェックしたり、YouTubeを見たり…
いろいろとチュニジアに関する情報を集めましたが、なかなか情報が限られていました。
ワクワクしながら旅行した未知の国チュニジアは、これまで訪れたどの旅行先とも異なって、興味深い国でした。
いろいろと小さなトラブルにも見舞われながらも、非常に楽しくチュニジアを満喫してきましたので、旅の記録として残したいと思います。
<旅のプラン> ★この旅行記
- 1日目;関西空港―イスタンブールーチュニス空港移動、(到着後)チュニス観光
- 2日目;カルタゴ遺跡(午前)、シディブサイド(午後)
- 3日目;スース移動(午前)、スース観光(午後)
- 4日目;★ケロアン観光(午前)、スース考古学博物館(午後)
- 5日目;ハマメット移動(午前)、ハマメット観光(午後)
- 6日目;チュニスへ移動後、バルドー博物館(午前)、午後にチュニス空港から帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
-
朝焼けのスース。
AM6時半くらいですが、まだ外は薄暗くひっそり。
澄んだ空気感が心地よい。
起きて身支度を済ませて、朝食へ。
昨夜、ご飯を食べてないからお腹空いた。。。 -
肉類は一切なくヘルシーなビュッフェでした。
まだ朝早いから、朝ごはんを食べに来たお客さんはごくわずか。 -
パンの種類は豊富。甘いパンが多いかな。
別コーナーに食パンや甘くないパンも多数ありました。 -
スクランブルエッグやゆで卵、ポテト、豆など。
-
ズッキーニやナス、トマトなどなど。
-
そしてコーヒーマシーン。
-
旦那さんの取って来た料理。
謎の食べ物も色々あって、右側のグレーのどろったしたものは、食べてみても何か良く分からなかったようです。美味しいかは微妙だったみたい。
オムレツは焼きたてで普通に美味しい。 -
いったんお部屋に戻って、朝焼けを眺めた後はケロアン(カイルアンともいうみたい)へ観光へ向かいます。
フロントでタクシーを呼んでもらうと『5分くらいで来るよ』と。
…10分経っても15分経っても来る気配なし。
(海外タイムですから、まあそんなもんです。)
結局、外で捕まえた方が早いと、ホテルの入り口で流しのタクシーを捕まえてもらいました。 -
ホテルからルアージュステーションまで、タクシーで10分で到着しました。(お支払いは4ディナール)
二人とも、初めてのルアージュに若干ドキドキです。
…というのも大阪で観光フェスみたいな催しがあって、そこにチュニジアのブースがあったので、興味津々で行ってみたところ、ブースで対応されていた方が『え、移動にルアージュを利用するんですか???すごいですね!!!ローカルの方が利用する交通手段なので、よっぽど旅慣れた方にしかお勧めしないんです。』って言われていたから。
でも、きょろきょろしていると、直ぐにあちこちにいるドライバーらしき人に「どこに行くんだ?チュニス?ハマメット?」と声をかけられ、『ケロアン』と地名を伝えるだけで指さしてチケット売り場を教えてくれました。
おー簡単や、全然、困らへんかったやん。 -
チケット売り場では窓ガラスに各行き先への金額が提示されているので、いたって明朗会計。あとは『ケロアン』と伝えてその金額を支払うだけ。
ケロアンへは1人6.2ディナール(310円くらい)でした。 -
チケットを買った後も周りにいるドライバーにチケットを見せると、この車に乗れと直ぐに教えてくれるので、めちゃくちゃ簡単。
車に乗り込んで満員になると出発するシステムです。
私たちが乗りこむと、ちょうど満員になったのでケロアンに向かって出発しました。
タイミング良かった!
向かう人が少ない場所の場合は、数時間も待つこともあるそうです。 -
ルアージュ、断然いいやん!
列車なんかより何倍も、ルアージュの方が快適。
列車は1日4本とか本数が少ないから、その時間に合わせないといけないし、席は取り合いだし(チュニス⇒スースの間、3時間ずっと座れない可能性もあった…)、しかも目的地まで直行で行ってくれるから移動時間がとても短い。
これは断然、ルアージュでしょ。。。と二人とも満足げに、快適にルアージュでケロアンへ移動しました。 -
窓も割れてないし(列車の窓は割れてバキバキだった…)。
外に走っているお馬さんも良く見える。 -
1時間半ほどして、ここで『降りろ』と促されました。
…ん、ルアージュステーションじゃないぞ。
いきなり降ろされても、ここどこだ???
どうやら(後から分かったんですが)ルアージュステーションよりも、ここで降りた方が観光スポットに近いということで、ここで降ろしてくれたようです。
Googleマップを頼りにグランド・モスクの方向へ歩きます。 -
歩くこと10分くらいで、大きなモスクが見えてきました。
…そこで旦那さん、急に早歩きになります。
この感じ、私には分かります。きっとトイレに行きたいんだと。
こうなると急いでトイレを探さないといけません。
歩いているあたりに食品店があったので、『トイレを貸してくれませんか?』と聞くと、「近くに食堂があるから、そこでトイレがある」と教えてくれました。
超~早歩きで教えてもらった食堂に向かいます(-_-;)
そこで、旦那さんに小銭を渡して『これでトイレ貸してって言って』と伝え、私は外で待機。
待つこと4-5分、無事、トイレを済ませて戻ってきました。
「お金、請求されなかったから、トイレだけ借りてきた」そうです。
何はともあれ良かったです。海外では、いつでもどこでもトイレがあるわけではないので、常にトイレ事情は要チェックです。 -
ややバタバタしましたが、取りあえず一安心。
エッサユリ門からメディナの中に入ります。とても気持ちいい青空。 -
薄茶色のレンガの建物と濃い青空が、良い具合にコントラストになっていて素敵。
-
この建物の色の組み合わせが好き。
-
美しい街並みを見ながらモスクの方へ散策
-
ぶらっと歩いていると可愛らしい絨毯屋さん発見。
並んでいる絨毯がカラフルで素敵。
ちなみにケロアンは絨毯の産地としても知られているそうな。
お土産にいいかも…とチラッと見ていると店員さんから、『ベランダからモスクが見えるからどうぞ』と手招きされ、ノーマネーと言われたので中に入ることに。 -
なるほど、全体像が一望出来て良いですね。
大きな建物って中に入るとあまり全貌を味わうことが出来ないし、こうやって高い場所から見るとよく分かって素敵。 -
チュニジアらしいタイルも水色で可愛い。
-
ベランダにあったトイレもお借りして、せっかくなので絨毯を見ることにしました。
まだ家族にお土産を何も買っていないし、何となく絨毯が気になっていたので、ちょうど良かった。 -
絨毯は本当にカラフルで、色々なパターン、大きさ、素材の絨毯が所狭しと置いてありました。
価格帯も質感も、柄もとても種類が多くって選んでいて『あっちもいい。こっちも素敵』と目移りしてしまう。
100%ナチュラル素材で作っているという事ですが、見た目より全然軽くって持って帰るのも楽そう。
私たちが絨毯を見ながら、「これいいね」「あ、こっちもいいね」「それもいいんじゃない」と【いいね】を連発していると、店員さんが『いいねってどういう意味?』と聞いてきました。
「いいね=Niceっていう意味だよ」と教えてあげると、その後はお勧めの絨毯を見せるたび『(日本語で)いいね』とアピール。きっと、これから日本人のお客さんが来ると【いいね】を使うんでしょうね~。こうやって各国の言葉を覚えるんだろうな。適応力がすごい。
2つ買ったらいくらになる???とか、店員さんと楽しくディスカウント交渉を繰り広げ、悩んだ挙句、この2つを購入しました。 -
表と裏の柄も違っていて、すごく素敵!!!
私たちは凄くいい買い物をしたと笑顔ホクホク、いっぽう店員さんは『そりゃ、いい買い物したからね。。。こっちはいっぱい値引きしたから悲しいよ…』って感じで、なかなか面白い店員さんでした。
左の紫色の絨毯はお義母さん、右のオレンジ色は旦那さんの妹さんへのプレゼント。凄く喜んでいただけて良かった! -
お土産の買い物を済ませた後は、北アフリカ最古のグランド・モスク(シディ・ウクバ・モスク)に。
入り口で共通券(グランド・モスク、アグラブ朝の貯水池、シディ・サバブ霊廟など)を一人12ディナールで購入。
私には、ヒジャブの代わりとして頭に巻く布を貸してもらえました。 -
存在感のあるシンプルなモスクが青空の下で際立って美しい。
中庭には大理石が一面に敷き詰められていて、雨が降ったら思いっきりツルっと滑りそう。 -
これは中世からずっと使われていた日時計。
-
外観はシンプルですが、内装は豪華。
ムスリムじゃない人は中に入れませんが、入り口から少しだけ見ることが出来ました。 -
柱はローマ遺跡で使われていたものを流用しているそうな。
一通り、モスクを満喫した後は城壁の内側を散策しました。 -
城壁には世界遺産マーク。
-
広場のタイルも素敵。
-
-
ここはチュニス広場かな。
大きなメディナへの入り口はチュニス門。 -
活気のあるメディナを通り抜けます。
-
やや迷いながら、ラクダさんが井戸から水をくみ上げる様子が見られるビル・バルータに到着。
井戸の周りをラクダが歩いて水をくみ上げます。このお水を飲むとご利益があるとガイドブックに書いてありますが、流石にそれは…ご遠慮しました。
グルグルと3回、井戸の周りを歩いてくれました。心づけとして2ディナールをお支払い。 -
メディナは本当に多くの人でごった返していて、歩くのが大変。
人をかき分けつつ、ようやくメディナを通り過ぎて大きな通りに出ることが出来ました。
アグラブ朝の貯水池の方面に歩いて15分ほど。
このあたりにあるレストランでランチを頂くことに。 -
Poccolo Mondoというイタリアンレストラン。
メニューはこちら、ピザの種類が豊富です。
この中からピザを1つオーダー。 -
もう1つ、何が出てくるのか分からないままPlat Du Jourを1つくださいとメニューを指さし注文。
-
最初にサービスのパンとスープが出てきました。
このスープ、ガイドブックで調べるとショルバ・フリックという一般的なスープらしいです。ハリッサの味付けの辛いスープは、乾燥した挽き挽き割り小麦の触感が面白くって、おだしの風味もあって美味しい!
大きな器に入ったスープが一人1皿。これだけでお腹が膨れます。 -
注文したピザは、生地で具材が包まれたタイプ。
中にチーズたっぷりの具材が入って、これまた美味しい!
旦那さん曰く、『人生で食べたピザの中で5本の指に入るくらいの美味しさ』…だそうです。確かに、すごく美味しかった。 -
そしてもう1品、頼んでいたお料理。
魚のすり身のお団子や野菜がハリッサで煮込まれたシチューのような感じのお料理は、こちらもとても美味しくいただきました。
残念ながらアルコールはありませんでしたが、どれも美味しくて大満足のランチでお腹パンパン。
お支払いはチップ込みで32ディナール(約1600円)。安い! -
いや~、美味しかったね~と満足げに次の観光スポットへ。
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