2023年は、2月のマルタ旅行から始まり、5月に韓国旅行、そして締めくくりとして私たちが選んだのはチュニジア。<br /><br /><br />周りの人に『チュニジアに旅行する』と言うと反応は微妙。<br />何があるの？何しに行くの？何処にあるの？…で、なんでチュニジアなん？？？<br /><br />チュニジアを選んだ理由は、アフリカ大陸に行ってみたいとか、異国情緒漂う旧市街地を歩きたいとか、古代カルタゴ遺跡に行きたいとか、多彩なモザイク画を見たいとか、ビーチリゾート感も味わいたいとか、、、一言では説明できないけど総合的にすごく魅力を感じました。<br /><br />チュニジア旅行を決定してからは、ガイドブックを購入したり、旅行記をチェックしたり、YouTubeを見たり…<br />いろいろとチュニジアに関する情報を集めましたが、なかなか情報が限られていました。<br /><br />ワクワクしながら旅行した未知の国チュニジアは、これまで訪れたどの旅行先とも異なって、興味深い国でした。<br />いろいろと小さなトラブルにも見舞われながらも、非常に楽しくチュニジアを満喫してきましたので、旅の記録として残したいと思います。<br /><br />＜旅のプラン＞　★この旅行記<br /><br />-　1日目；★関西空港―イスタンブールーチュニス空港移動、（到着後）チュニス観光<br />-　2日目；カルタゴ遺跡（午前）、★シディブサイド（午後）<br />-　3日目；スース移動（午前）、スース観光（午後）<br />-　4日目；ケロアン観光（午前）、スース考古学博物館（午後）<br />-　5日目；ハマメット移動（午前）、ハマメット観光（午後）<br />-　6日目；チュニスへ移動後、バルドー博物館（午前）、午後にチュニス空港から帰国

海外夫婦旅第3弾は6日間のチュニジア珍道中 - 2日目（シディブサイド）

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2023/12/22 - 2023/12/29

69位(同エリア99件中)

エリア

シディ・ブ・サイド(チュニジア)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

グルメ: 3.5

交通: 3.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: ターキッシュエアラインズ

旅行の手配内容: 個別手配

ハンニバル駅から3つ目でシディブサイドに到着。

ここで1人の男性に『日本人？』と話しかけられました。
どこに行っても『Chinese』『ニーハオ』と声を掛けられるので、若干、うんざりしていた私たち。日本人と言われたのは初めて。

この男性、その後は英語で『僕の彼女は日本人』『名前は愛ちゃん（と写真を見せられる）』『でも僕は日本語は１％くらいしか分からない』と。
そのままシディブサイドのメインスポットに向かって歩きますが、その男性も一緒の方角に歩くので、最初は【たまたま同じ方向に行くんだな】程度に思っていました。

『このモスクはシディブサイドで最古なんだ』『チュニス全体では最古ではないけどね』とやたら話してくる男性。
青空の下で真っ白なモスクが素敵です。
（写真を撮っている間も、ずっと解説している男性）

…ん、、、なんだか胡散臭さを感じてきた。
旦那さんも違和感があったようで、『あなたはガイドさんですか？（思いっきり日本語）』

男性『ガイド？？？違うよ、フレンド、フレンド』

いや、めっちゃ怪しいし。絶対、ぼったくり自称ガイド。
ガイドはいらないから、とさっさとその場を後にすることに。
追い払うのもめんどくさい、、、

楽しい観光のテンションが下がってしまいました。
旦那さんも、ややぐったりしています。
街並みは素敵で、絵のような通りも可愛い。
でも、きっと私たちの表情は曇っていたと思います。
チュニジアンブルーと真っ白い壁、チュニジアで最も美しい村と言われる映え～な観光スポット。
ギリシャのサントリーニ島と同じようなカラー。
お土産物屋さんのドアの1つ1つがとても可愛らしくて、街のいい雰囲気を醸し出しています。
眼下に広がる景色は、クロアチアのドブロブニクに似た雰囲気。
ヨットハーバーの形が素敵。
青い空、青い海(^^)
最も高い場所では、眼下に広がる地中海の写真スポットになっていて、多くの観光客が崖っぷちギリギリの場所で景色を楽しんでいました。
高台で景色を楽しんだ後は、歩き疲れて喉が渇いたしトイレにも行きたいねという事で、有名な写真スポット（＋ぼったくりカフェということで有名）でもあるCafe Sidi Chabaaneに行くことに。
カフェの入り口は写真だけ撮ろうという観光客であふれていましたが、特に店員さんは気にするそぶりもなく。

入り口は多くの観光客で混雑していましたが、店中に入るとゆっくりと座ることが出来ました。しかも眺望は最高。
念のため値段を確認したかったけど、ドリンクメニューはなく…

まあ、そういうことなんだろうね。。。
ジュース程度なら、そこまで膨大な金額を吹っ掛けられることはないだろうと、フレッシュジュースを注文。

冷えて果肉たっぷりのジュース。
とてもジューシーで美味しかったです。
1日中、ずっと歩いていたので良い休憩になりました。
眼下に広がる美しい地中海を眺めながらくつろぐこともできたし、トイレにも行けたし。

ただトイレは決して綺麗ではなく、便座は水浸しで苦労しました。

ちなみにジュースのお値段は2杯で30ディナールでした。

1杯、約750円。まあまあ、チュニジアの物価を考えるとなかなかのお値段ですが、日本の物価で考えると【観光スポットの中心地で、素敵な景色が一望できる有名なカフェで、美味しいフレッシュジュースを飲んだ】と考えると、決して高くない。。。かな。。。
シディブサイドの街並みを散策して、チュニジアンブルーと真っ白な建物と地中海の眺望を味わうことが出来たので、列車でチュニスに帰ることにします。

駅に向かっている時に、さっきの自称ガイド（いやいや、日本人の彼女がいる自称フレンド）を見かけましたが、こっちに目を向けることなく無視して通り過ぎていきました。
シディブサイドからチュニスまでのチケット（一人0.8ディナール＝40円くらい）を購入。チケット安すぎ。
30分くらい待ったかな。。。

どんどん増える乗客。みんなが、なかなか来ない列車にそわそわしだした頃にようやく列車が来ました。
今朝、こっち側に向かってきた時の経験で、線路が寸断されて列車が止まるのは想定内。

もう知ってるから驚きません。余裕しゃくしゃくで止まった列車を下りて、徒歩で次の駅に向かいます。

今回は乗客も多く、次の駅まで大勢で大移動。
Casino駅に着くと、一緒に異動してきた双子コーデ（真っ白い服に同じスニーカーを履いた二人組）の男性から『6年前からずっとこのままなんだよね。全然、工事が進まなくって。』という話を聞きました。

この運賃じゃ、そりゃ高いお金をかけて修繕もできないだろうなと何だか変に納得してしまいました。
夕方、17時くらいにチュニスに到着。
この後は、スースへ移動する翌日に備えて駅の確認。

チュニスからスースへの移動は、列車かルアージュ（相乗りタクシー）のどっちかで考えていました。

最初に考えてのはルアージュでの移動。まず、ルアージュステーションのある場所へ向かうための路面電車をチェックしに行きましたが、全く乗り方が分からない(*_*;

路面電車は難しそう（私たちにはタクシーという選択肢はなかった）という事で、もう1つの移動手段である列車の確認へ。
スースへの長距離列車が出るバルセロナ駅はとても大きな駅。

チケットカウンターや電光掲示板もあって、こっちの方が簡単に移動できそうだね、ということで後は時刻表の確認。
列車の時刻表は壁に貼ってありました。

チュニスからスースへは1日4本。けっこう少ないのね。
ちょっと遅いけど9時50分で行くことにしました。
翌日の移動方法も分かったし、では今夜のご飯を食べましょう。

この日は12月24日のクリスマスイブ、街はひっそりと静まり返っていて歩いている人もまばら。
Googleでチェックしたレストランも閉まっていて、どうしようお店、開いてないね…とお店探し。

何軒かお店巡りをした後、無事、ガイドブックに載っていたロリエントが開いていて、夕食にありつけることができました。
こちらがメニュー。全然、読めない。。。

ガイドブックに、ガルグレット（つぼ焼き料理）があると書いてあったので注文すると『魚？、ラム？』と聞かれ、魚でお願いしました。

すると、店内にある魚の中から選ぶように言われ、、、
選ぶのも良く分からなかったので、『やっぱり、ラム』とラムに変更してもらいました。
もう1品、サラダも注文。
ツナたっぷりのサラダは、ごく普通のサラダ。
ガルグレットは、野菜とラムたっぷりで熱々。

実はこのお店、お客さんの多くが、タバコを吸っていて店内が煙で充満していました。たばこの煙が好きじゃない私たちにとって、タバコの匂いがちょっときつくって辛かった。

煙を外に出すためか、窓が全開でけっこう寒かったので、熱々の料理はありがたい。（ラムはちょっと硬かったかな…）
食いっぱぐれることなく暖かいお食事にありつけて一安心。
（これまでの経験から、クリスマスシーズンの海外旅行では、お店を見つけるのに苦労するので…）

ホテルに帰ってきて荷造りしなきゃ。
翌日はスースへ移動。
残ったワインを飲みながら眠りにつきました。