2023/11/22 - 2023/11/26
1505位(同エリア1787件中)
八福神さん
2023年11月の飛び石休みを利用して、ラオスの古都ルアンパバーンを旅しました。旅行記の後半です。
ルアンパバーン中心部から離れた、
・タート・クワンシーの滝
・パークウー洞窟
などを巡りました。
11/22 関西国際空港19:15→バンコク・スワンナプーム国際空港23:55 Peach
11/23 バンコク・スワンナプーム国際空港10:05→ルアンパバーン国際空港11:20 Bangkok airways
11/23~11/26 ルアンパバーン滞在
11/26 ルアンパバーン国際空港17:20→ハノイ・ノイバイ国際空港18:30 Lao Airlines
ハノイ・ノイバイ国際空港00:40→関西国際空港06:40(+1) Vietnam airlines
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空 バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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11/24(金)
朝早く起床し、托鉢を見学します。托鉢がまだ残っていて町の中心部でこれほど大々的に行なわれているのは珍しいことです。ルアンパバーンの人々の宗教性を感じます。
メインストリートのサッカリン通りは中国人旅行者が多く参加していました。中国の人は寺社仏閣や宗教儀式に熱心です。
喜捨するものは、お米、お金、お菓子など様々です。
よく見ると、修行僧たちは、チョコレートなどのお菓子は、備え付けられた駕籠に捨てていて、お菓子は、行商人が回収しています。おそらく再利用されるのでしょう。
托鉢が行われていることは素晴らしいと思いますが、ややセレモニー化されている印象は拭えません。 -
9:00amに予約していたトゥクトゥクが宿まで迎えに来てくれました。
一本道をひたすらトゥクトゥクで走り、45分ほどでタート・クワーンシーの滝に到着です。
タート・クワーンシーの滝までの道の途中に日本が援助して作られた学校があり、日本がラオスの発展に貢献していることがわかります。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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タート・クワーンシーの滝の入り口は木でデザインされた立派な建物です。入場料25,000kip
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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ゲートからタート・クワーンシーの滝の入り口までは電動カートに乗って移動します。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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タート・クワーンシーの滝の入り口付近はお土産物屋や食事のできる場所が並んでいます。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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入口から少し歩くとツキノワグマの保護センターがあります。ツキノワグマが木に捕まりながら眠っています。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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滝から流れてきたエメラルドグリーンの水が豊富に流れる小川に沿った緩やかな坂の道を歩いていきます。秘境感満載です。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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ゲートから15分くらいでタート・クワンシーの滝に到着です。乾季ですが、結構水量があります。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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滝壺から15分ほどのトレッキングでタート・クワンシーの滝の滝面に到着します。ここでは水着に着替えて水遊びをすることができます。
滝面から水が落ちる様子は迫力があります。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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タート・クワンシーの滝の後は、エレファントパークで象と散歩して、ルアンパバーン中心部に戻ってきました。
ブアンで昼食です。内装はオシャレですが、食事は普通でした。 -
昼食の後は、ルアンパバーンを散策して過ごしました。
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cafe touiで夕食です。優しい家庭料理を楽しめます。
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11/25(土)
パークウー洞窟現地ツアーに参加です。ツアーを予約したiplanettravelの前に8:00am待ち合わせ、トゥクトゥクでシーサワンワッタナー通りとマンタトゥーラ―ト通りの交差点近くの船乗り場から乗合ボートに乗り込みます。8:30に乗合ボートが出発します。 -
メコン川をゆっくりと上流へ向かいます。時間がゆっくりと流れます。
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しばらく移動すると、ラオス鉄道のコンクリート橋が見えてきます。
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川沿いには家と畑が点在しています。素朴な生活が垣間見えます。
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パークウー洞窟の対岸にあるバーン・サーンハイに立ち寄ります。ラオスの地酒ラオ・ラーオを製造していることで有名です。
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パークウー洞窟の入り口が見えてきました。パークウー洞窟はメコン川に面し、崖にできた美しい自然の洞窟で、ルアンパバーンから30kmのところにあります。
11時30分頃に到着、12時30分まで見学です。入場料20,000kipパクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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パークウー洞窟は下の洞窟(タム・ティン・ルム)と上の洞窟(タム・ティン・トゥン)の二つで構成され、4000体以上の仏像が安置されています。仏像のほとんどは木製です。
両方の洞窟は数百万年前は海の下にあったそうです。海面移動の1000年以上後に、古代の部族が洞窟に住み着き、洞窟の中と外で生活し、自然の精霊を崇拝する際に宗教的な目的にも洞窟を使ったといいます。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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下の洞窟(タン・ティン・ルム)
約2500~3000体の仏像が安置されている。花、お香、ろうそくが供えられています。
フランシス・ガニエルが1865年から1867年にメコン川探検旅行を行った際の報告書の中で書かれた描画が、パークウー洞窟を描いた最古のものです。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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もともと地元の人が洞窟を自然の精霊を崇拝する目的で使っていて、その後、ファーグム王が洞窟を宗教的な目的で利用しました。ラオスの王族で仏教が導入された後、この洞窟は王族の庇護を受けることになり、新年の宗教儀式として王とルアンパバーンの人々が毎年洞窟に巡礼するようになります。王族は崇敬のため、職人に洞窟内部に安置する仏像を作るように依頼し、それらの仏像は木製で木の樹脂で形づくられ、赤や黒の漆で塗られ、金箔が施されました。
パークウー洞窟は、祈りの場所として長い歴史を有しています。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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洞窟内の3000体以上の仏像は、18世紀から20世紀にかけて作成されたものです。木製のものがほとんどですが、銅や石でできたものもあります。最も美しい仏像彫刻は18世紀と19世紀に発見されたものです。金箔や銀箔でできた仏像もあるが、それらは盗難に遭ったといいます。洞窟はラオスの歴史と文化遺産に触れることができる場所です。
パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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上の洞窟(タム・ティン・トゥン)
中は50m×17mの大きさで、奥はやや暗い。入口の左側には仏像が並んでいます。
入口から上の洞窟の入り口まで278段あるそうです。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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奥に進むと仏像がずらっと並んでいます。かつては大きな坐った仏像が安置されていたといいます。
パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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沢山の仏像が並んでいます。1m50cmくらいのものが数体ありますが、多くは小ぶりです。
パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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14:00頃、ルアンパバーンに到着です。
同乗したこどもたちが乗合ボートで退屈そうにしていました。思いの他、メコン川の船旅が長いです。時間短縮のため、陸路で洞窟に行く人も多いようです。 -
Nang Taoで昼食です。ルアンパバーン名物のカオソーイをいただきます。ピリ辛のチリソースと柑橘系果汁が効いています。
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国立博物館を見学します。ラーマーヤナをテーマにした絵、仏像、各国からの贈り物など王朝時代の資料が展示されています。
王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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国立博物館内のパバーン仏安置祠です。カンボジアから送られたパバーン仏が鎮座しています。キラキラした装飾と細かなデザインが見事です。
パバーン仏の写真撮影は禁止されています。王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ル・カフェ・バーン・ワット・セーンで夕食、あっさりとおかゆをいただきます。
2階に中国人と思しき団体客がいて、スタッフ・キッチンもてんやわんやでした。クレープを注文すると、「キッチンの人数が足りないからムリです」と苦笑いしながら断られました。世界最高水準の日本の接客に慣れている身にとっては、なかなかの塩対応だと思わざるを得ません。
ラオス鉄道の開通で中国からの観光客がこれからますます増えて、ルアンパバーンはその姿を変貌させていくことになりそうです。 -
11/26(日)
午前中は、まだ見ていない中心部から少し離れた場所を散策し、ワット・ビスンナラートに立ち寄ってみました。
ワット・ビスンナラートは、ビスンナラート王統治時代の1512年に建築され、ビスンナラート王にちなんでワット・ビスンナラートと名づけられた、ルアンパバーンで最古の寺院です。寺院の建築に4000本以上の木を使ったといいます。
ルアンパバーンで最も崇敬されているパバーン仏は1513年から1715年と1839年から1894年の2度、ワット・ビスンナラートに安置されました。
1887年に中国・雲南のホー族の侵入でルアンパバーンの大部分が破壊されたときに消失し、1896年にサッカリン王によって再建されました。
本堂には幅5m高さ64cmのルアンパバーンでもっとも大きな仏像が安置されています。本堂には銅製や木製の仏像があり、それらの多くは400年以上前に製作されたものであり、いくつかは15世紀のものもあります。ワット ヴィスンナラート (すいか寺) 建造物
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タート・パトゥム(大いなる蓮のストゥーパという意味)はワット・ビスンナラートの敷地の北東の角に位置する大きなシンハラ様式のストゥーパであり、ビスンナラート王の命で1514年に建築されたといいます。高さ35mのストゥーパはシンハラ様式のストゥーパはラオスで唯一です。タート・パトゥムは、てっぺんのドームがすいかに似ていることから別名ワット・マークモー(すいかストゥーパ)と呼ばれています。ストゥーパは正方形の台座に乗っており、それぞれの4面には蓮の葉が描かれています。1917年にストゥーパが破壊されたとき、15世紀から16世紀の金、銅、クリスタル、鉄、木でできた仏像が地下聖堂から発見されました。1932年にストゥーパは再建され、発見された貴重な仏像の一部は地下聖堂に保存され、残りは現在ではルアンパバーン国立博物館で展示されています。
シンハラ様式ということは、スリランカの影響でしょうか。仏教伝来の歴史が感じられて興味深いです。ワット ヴィスンナラート (すいか寺) 建造物
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昼食はポポロでピザをいただきます。1枚のサイズが大きめです。トッピングの野菜は新鮮で、ベジタリアンには助かる店です。
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17:20ルアンパバーン国際空港発のラオス国営航空でハノイへ移動、夕日がキレイでした。
ルアンパバーン国際空港 (LPQ) 空港
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TAECで購入したラグです(17USドル)。
ルアンパバーンのお土産屋さんには色々足を運びましたが、ここが一番手ごろな値段で上質のものが購入できます。
外国人オーナーの店と比べると素朴な印象の品物が多いです。 -
パーサー・パーで購入したクッションカバー(765,000kip)
100%ラオス麻、サイズは45cm×45cm
無印良品クッション(43cm×43cm)と組み合わせるとピッタリ、さりげなくオシャレでカワイイと思います。
ルアンパバーンのお土産物店はいろいろ回りました。
・TACE:一番手ごろな値段で上質、種類がやや少ない
・パーサー・パー(ラオス語で布の言葉-langege of cloth-という意味):一番実用的で万人受けする雑貨が多い
・セラドン:仏具っぽいお土産が多い
・オークポップトック:高級な布の製品が多く、値段は高め
・マテサイ:地味な色づかいの製品が多い
お土産用コーヒーについては、
・D&Tスーパーマーケットには、粉コーヒー、豆コーヒーとインスタントコーヒーはあるが、ドリップコーヒーは置いていない
・バラマキ用ドリップコーヒーを置いているアーロムディー・ショップはガイドブックには無休となっているが、日曜日が休みになっているので要注意
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