2023年末の南国旅（パート６：初めてのマラッカ（前編））

2023/12/16 - 2023/12/16

初めて夜を明かしたジョホールバルを出発し、この日はマラッカへと向かいます。

世界遺産都市としてもお馴染みの海辺の町で、観光客にも人気の都市なのですが、実は私はこれが初訪問となります。
鉄道が通じていない街、というのは、どうしてもアクセスが後回しになってしまっていたのですが、やはり、マレーシアを代表する町の一つですので、せっかくですから1泊して、昼夜双方の姿を楽しんでから、首都クアラルンプールへと向かうことにしました。

という訳で、本旅行記では、マラッカに到着した日の様子を、夜散策をメインに綴らせて頂きます。


（表紙：マラッカラブ、的な、どこの町でも見かけるやつ。夜の姿の方が綺麗かもね～♪）

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ジェットスター・アジア航空 ピーチ航空 ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

土曜日で混雑していたJBからマラッカへのバス。

13時半発の便も最後の一席でした。

バスの仕様などは選んでいる余裕がありません。

マラッカまでは約3時間のバス旅となります。

ラーキン セントラル バス系

車内の様子。
１＆２列で、なかなかゆとりのある席です。

私の残っていた最後の一席は2列側の相席となりましたが、席が思ったより広々していて快適に過ごせそうです( ´∀｀ )♪

という訳で、QRコード付きのチケットを取り出し…。

行くぜ、マラッカ！

玉ねぎ坊主（？）も見えるラーキンさんもさいなら～。

またお会いする日まで～♪

途中の車窓。

マレー半島も、かなりパーム椰子で汚染（？）されておりますね。

これを大量消費している我々のような国の民として、心が痛みます…。

で、高速を降りてマラッカIC（？）へ。

それらしき風情ある建物ですね。

殆どがETC的なラインになっているけど…。

いよいよ来たぜ、マラッカ！

途中、バスは空港の傍も経由しました。
規模的には国内線専用の空港かしら？

バトゥ ブレンダム空港 (MKZ) 空港

で、バスが並んでいる…。

マラッカセントラルにとうちゃこ。

セントラルの綴りが、マレー語ではS始まりになりますね。

マラッカには鉄道が通じておりませんので、ここが公共交通の拠点ということになりますね。

マラッカ セントラル バスターミナル バス系

で、ここまで運んで頂いたKKKLバスさんもさいなら～。

快適なバス旅でしたが、そういやこのバス、途中休憩がなかったな。

事前情報だと、JB＝マラッカ間のバスは、1回休憩が入ると思っていたんですが…。

それにしても約3時間の高速バス旅が700円程、いかに隣国の保証金なしのカード代金だけで500円以上も取られる交通系ICが高額に感じてしまうわ。

因みに、今のシンガポール、出国の際の費用も結構高額（6000円以上）なので、シンガポール行かれる方も、バス代かけてでもクアラルンプール出国（航空会社によってはJB出国も可能）にされた方がお得ですよ～。（特に同じマイル数で飛べるアワード航空券利用の際とかは、検討の価値あり。）

今回はKUL出国の予定ですが、その際のアワード発券における空港税（出国税？）徴収は2000円弱でした。シンガポールとは恐らく4000円以上差があるので、航空券の価格差が3000円程度なら、マレーシア出国を考えましょう。

では、ターミナル内に入ってみましょう。

中は案外広々としていますな。
ラーキンと比較すると、建物自体が新しく感じられますね。

マラッカのBTは、割と最近、市街地の中心部からこちらに移ったらしいので、そりゃ当然だけどね…。

で、問題はこの後です。

とうちゃこが17時前になってしまったこともあり、当初利用する筈だった市内バスがなかなか来ません。

周りの人に聞いてみても、そのうち来るでしょ、的な、マレーシア感覚なので、このまま待って市街地で宿探しに失敗したら、時間を相当ロスしそう、と思ったので、ここは諦めて、タクシーを利用することにしましょう。

翌日も日曜日、なので、本日と同じような失敗をしないためにも、翌日のクアラルンプールまでのバスチケットを、乗りたい時間で取っておきましょう。

まあ、確保しちゃうと、バスに乗り遅れるわけにはいかなくなるので、よりテキパキと翌朝も動くだろう、という自分に対するプレッシャーをかける目的もあります。

流石に、クアラルンプールまでのバスの本数は多いですな～。会社もバスのタイプも色々選べるみたい。

良いバスだと14RM位の金額が出てきたけど、ここは安さ優先で14時半発のこの便を予約。

10RMを切る金額です。

約2時間のバス旅が300円位で楽しめるって凄いよね～♪

そりゃ、時間もかかるし高い鉄道は利用しなくなるわな。

因みに、マラッカからも、最寄りの鉄道駅まで移動して鉄道に乗る、という方法もなくはないらしいですが、時間も費用もメチャメチャかかるらしいので却下。

ここではキャッシュがつカエル機械にて、現金払いです。

で、チケットを事前ゲット。

14時半発で予約しましたので、翌日は市街地を正午位に出発することを目標にしましょう。

で、ラーキンと同じように、乗車時には、こちらのゲートを潜って、専用の待合室でバスを待てるようですね。

では、この日は早く宿にとうちゃこしたいので、思い切ってタクシーに乗車しましょう。

最近のマラッカのタクシーはマラッカセントラルから市街地まで20RMの均一料金となっている、という事前情報を入手していたので、金額を尋ねて20RMと言われたので、安心して利用することが出来ました。

たまたま、ターミナル内を歩いていたら、本日の宿のパンフを見つけてしまいました。

タクシーの運ちゃんには、ここまで行ってケロ、って言うだけなので、簡単～♪

BT傍には、名古屋なんて店もあったがね！　

で、流石はタクシー。
全く迷うことなく、あっという間に本日のお宿にとうちゃこ。

約3時間のバス旅運賃と、約10分のタクシー代がほぼ同じ、ってのが凄いな。
まあ、タクシー代も日本に比べたら安いから、たまには利用するのもありかな？

”ここで寝なさい”ホステル、って名前がまたスゲーな( ´∀｀ )。

スリープ ヒアー ホステル ホテル

でも、このホステル、思ったより凄く良かった。

清潔感もあって、予約サイトには書いてなかったけど、実はコンチネンタル形式の簡単な朝食（食パン・コンフィチュール・飲み物程度だけど…）がついています。

それで、宿泊税も含めて1600円弱の請求だったので、またマラッカでも良い宿を見つけたな、という印象です。

最近はあまりに安い宿だと、いわゆる”トコジラミ”とかが心配になるのですが、この手の新しいゲストハウス（キャビンタイプ）は、空調もしっかりとしていて、そのリスクも少ないので、バックパッカー以外のお財布重視の旅人の方にもお勧めしたいですね。

という訳で、涼しいお部屋でひと眠りしつつ、暗くなるまでちょっと休憩しましょう。

マラッカの市内バスは遅い時間帯になると極端に本数が少なくなるみたいなので、出来るだけ早く到着するようにしましょうね。そうすれば、無駄にタクシーに乗らなくても済みそうだし（まあ、日本人の多くの方は、この位の金額だと、簡単にタクシー乗っちゃうだろうけどね…。）。

で、1時間ほどお部屋で休んだ後、再び外に出た頃には暗くなり始めておりました。

涼しくもなって来ましたので、マラッカ市街地のナイトウォークを開始しましょう。

こんな通路も経由しつつ…。

マラッカと言えば、トライショーですね。

これは観光客向けっぽくない地味なデザインだな…。

マラッカ川の辺にやって来ました。

暗くなってからもクルーズ船が頻繁に往来しております。
流石、観光地。

マラッカ川 滝・河川・湖

で、賑わいを見せるエリアへと突入しましょう。

装飾が輝いていて美しいですね～♪

湖海殿(保生大帝) 寺院・教会

観光地のマラッカですので、道標も整備されていて判りやすいですね～♪

で、観光地だけに屋台街も大繁盛。

ただ、値段的にはやっぱり、ボッタクりっぽい価格だったので食べへんけど。

ジョンカーストリートのナイトマーケット 市場

またマラッカ河畔に来ましたよ。
夜の風情も素敵ね～。

まだこの時点では、夜のマラッカ川しか見てないけど…。

そして、トライショーを見てびっくり。

うわっ、メチャメチャ輝いてる～。

強面のおっさん達が、可愛らしいキティちゃんやピカチュウのデコトラ的なデコトライショーに乗っている姿は、ある意味カオス。

まあ、これを人力で漕ぐには、体力要りそうだから、そういうおっさんが運転するんだろうけど…(-_-;)。

で、混雑でワヤになってるジョンカーストリートを経て…。

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

オランダ広場にとうちゃこ。

デコトライショーだらけで眩し過ぎ～。

オランダ広場 広場・公園

こんな噴水もあるのね。

お財布的に欧州に行けない今は、こういう場所で欧州を味わっておきましょう。
マレーシアって元々英領だし、UK行った扱いにしとくか。

ビクトリア女王噴水 建造物

この電飾のデザインは、何となく旭川・買物公園通りのに似てるんちゃう？

こっちは暑いけど、向こうはメチャメチャ寒いんだろうな～(;´Д｀)。

マラッカにもあるリトルインディア。

リトルインディア お土産店

最後は、リトルインディアのメインストリートを歩いてカエルりましょう。

北側入口にはこんなゲートもあったよ。

素敵なデザインのお家なんかも最後に眺めつつ‥。

宿に戻って夕食。

観光地では逆に屋台フードとかは食べたくなくなるので、カップ麺と、宿に置いてあった飲み物とココナツクッキーみたいなの。
カップ麺と一緒に、豆乳の１Lパックを購入したので、明日の行動用ドリンクとして、那覇から持ち続けているシークワサーペットボトルに入れカエルて持ち運びましょうね。

という訳で、マラッカの夜散歩をメインに綴らせて頂いた本旅行記はこれにて終了です。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

スリープ ヒアー ホステル ホテル