2023/12/21 - 2023/12/21
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amstrobryさん
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寒い季節になり空気が乾燥してくると東京から富士山が見られる日が多くなってくる。この時期は静岡県に富士山が見られるスポットをよく訪れている。
今回、久しぶりに日本平を訪れるとともに、日本平に隣接しており未訪問だった久能山東照宮を参拝するプランを立てた。それだけだと半日で終わってしまうので、15年ぶりくらいの訪問となる焼津市も訪れることにした。
静岡までのアクセスは「ぷらっとこだま」というJR東海ツアーズが企画している旅行商品を初めて利用。使い勝手を試してみることにした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝6時前の東京駅。静岡駅までのアクセスに初めてぷらっとこだまを利用する。
2日前にネットで利用予約をし、乗車前に切符の引換が必要だった。
引き換えにはスマホに予約情報メールを入れて置き、JR東海の券売機にQRコードを読み込ませたのち、同じメールに表示される6桁の確認コードを手入力する。券売機の画面表示もわかりやすく、簡単に手続きができた。東京駅 駅
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せっかくなのでグリーン車利用のプランとした。
東京からの価格は6600円で、正規の自由席利用と比べてプラス800円程度。席は窓側または通路側かしか指定できないが、売店でのドリンク引換券も付きまずまずのお得感。 -
途中新横浜と小田原の間の車窓から。富士山もきれいに見えた。
ちなみにぷらっとこだまの普通車指定席の価格は5100円(通常期)。
自由席利用よりも安い。過去に何度か静岡駅を訪れているが、もっと早く使い勝手の良さに気づいていれば・・・。
なお、発売される区間は静岡、浜松、名古屋など。すべての新幹線停車駅の取り扱いはない。例えば東京から熱海や三島、豊橋といった取り扱いはない。 -
東京6時30分発の便で静岡駅には7時47分に到着した。ちょうど通勤ラッシュの時間帯で駅周辺はにぎわっていた。
まずは駅前案内所で静鉄バス、日本平ロープウェイ、久能山東照宮セット券を購入した。すべてを別々に利用するよりも数百円程度お得となる。静岡駅 駅
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バスの発車時刻は8時30分と少しだけ時間があるので、県庁の展望フロアで富士山の景色を楽しむことにした。駅からは1キロ、徒歩約15分くらいのところにある。
隣接して駿府城公園が整備されている。 -
8時30分の開庁時間の前だったが職員の方が次々と出勤してきており、展望フロアも開放されていた。こちらは県庁舎別館の21階にある。
静岡県庁舎 名所・史跡
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眼下には駿府城公園、そして奥には富士山がクリアにみられた。富士山をはじめ四方向の景色をあわただしく堪能。
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8時15分くらいまで県庁展望フロアからの景色を楽しみ、8時30分発のバスに。
静岡駅まで戻ると距離があるので、バスの始発である新静岡駅に。こちらは静岡鉄道の駅だがビルの中にあるため一見わかりづらく、久しぶりに利用したので時間に間に合うか焦った。新静岡駅 駅
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無事にバスに乗車。50分ほどで日本平に到着。バスはロープウェイ乗り場まで行くが、一つ手前の日本平夢テラス入り口で下車した。ここが日本平の展望地の入り口付近でいくつかの展望地をたどってロープウェイ乗り場に向かうことができる。
日本平 自然・景勝地
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前回訪れたのが2015年の1月でだいぶ間が開いているうちに立派な建物ができていた。日本平夢テラスという展望回廊が2018年に整備されたようで、富士山のみならず360度の風景が楽しめるようになっていた。
日本平夢テラス 公園・植物園
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こちらが富士山方向の眺望。富士山も駿河湾もきれいにみられて絶景だった。
平日なのでそれほど混雑もしていないところが良い。
しっかりとした施設だが無料で利用することができる。 -
そして日本平ロープウェイ方向の眺望。こちらも駐車場をはじめ整備しなおしたようだ。
前回訪れた時は正月三が日で初詣客を中心にロープウェイが1時間待ちの長蛇の列ができていた。 -
年末にかかる平日なのでロープウェイも混雑することなく乗車。
車窓の景色はなかなか。深い谷のようになっている屏風谷と呼ばれる風景や駿河湾の景色が絶景だった。日本平ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイを下車するとすぐに久能山東照宮の敷地が隣接する。セット券を渡して敷地内に。多くの境内社が見られたが、東照宮は階段を上がった上のほうにあった。
久能山東照宮 日枝神社 寺・神社・教会
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久能山東照宮は徳川家康を祀るため1617年に創建された神社。もともとは久能城があったほか、飛鳥時代には久能寺が創建されたなど長い歴史がある。
社殿はかなり豪華なつくりだと感じた。久能山東照宮 寺・神社・教会
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こちらは東照宮博物館。館内は撮影禁止だったが徳川家康が使用していた机、鉛筆、洋時計などよく保存していたと関心させられる貴重な展示品を見ることができた。また歴代将軍ゆかりの品も見ることができ、じっくりと見学することができた。
久能山東照宮博物館 美術館・博物館
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さて、久能山東照宮はロープウェイを利用しなくても海側から参道を登ってくることができる。階段は1159段。石段ででこぼこしているので転ばないように注意。
海岸の景色は絶景。ちょっとだけ海岸の景色を堪能しロープウェイに。久能海岸 自然・景勝地
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帰りは海側の景色を楽しんだ。
日本平に戻り、再び富士山の景色を楽しんだのちバスに乗車した。 -
日本平を訪れた後の目的地は焼津。バスは途中東静岡駅を経由するため、こちらで下車。静岡駅まで乗車するよりも多少早く焼津に向かうことができる。
東静岡駅 駅
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東静岡駅からは約20分。焼津駅に到着。
温泉が湧くこともあり、駅前には足湯が整備されていた。焼津温泉 JR焼津駅前足湯 温泉
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さて、駅前にある観光案内所で電動自転車をレンタルする。市内をまわるには距離的には自転車が便利。レンタル料800円に加え後で戻る保証金500円。
また、各地で配布しているマンホールカードもいただくことができた。焼津市観光協会 (焼津駅前観光案内所) 名所・史跡
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まずは駅から約2キロ。焼津さかなセンターへ。マグロの水揚げ量が日本一であることで知られるほか、カツオ、サバなどの水揚げも多く、焼津といえば漁港を思い浮かべる。
焼津さかなセンター 市場・商店街
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平日ながらツアーバスなども乗り付け、写真は人が少ないところを撮影したが、全体的には賑わいのある市場だった。とりあえずは待たずにすぐに入れる飲食店を探す。
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マグロ中トロ海鮮丼と桜エビの単品を注文した。桜エビは独特の甘みがあり良好。久々の海鮮丼もおいしくいただけた。
焼津さかなセンター 山水 グルメ・レストラン
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さかなセンターから750メートルの全珠院を参拝。そのあと2キロほど離れた小泉八雲記念館を訪れた。
焼津との接点は意外だったが海がとても気に入り、夏には毎回訪れていたのだとか。コンパクトな資料館だが、焼津とのかかわりを知ることができる。焼津小泉八雲記念館 美術館・博物館
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同じ敷地内には歴史民俗資料館もある。漁業の町ならではの道具や産業を紹介するコーナーがあるほか、被爆した第五福竜丸に関する展示も特徴的だった。
焼津市歴史民俗資料館 美術館・博物館
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さて、次は海岸沿いに出て富士山の景色を眺める。ただし、午後になると雲が出ることが多く、あまりきれいには見られないとも思う。
まずは博物館から6キロほど離れたディスカバリーパークに。ディスカバリーパーク焼津天文科学館 美術館・博物館
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ここは主にプラネタリウム等がある施設だが、展望フロアは料金不要で利用ができる。
そしてちょっと雲がかかってしまったが、富士山を正面にみることができた。 -
ここからは駅に向かって海岸沿いをサイクリングする。この辺りは海岸線に沿って遊歩道が整備されている。時折海岸に出て風景を楽しんだ。
和田浜海岸 自然・景勝地
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ディスカバリーパークから約3キロ、小川港に。港越しに富士山を眺めることができる。
小川港 名所・史跡
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続いて小川港から1.5キロ、親水公園ふぃしゅーなを訪れる。公園として整備されており、こちらも少し雲を被った富士山がみられた。
親水公園 ふぃしゅーな 公園・植物園
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周辺には無料で見学できる施設が2つ。まずは深層水ミュージアム。
海洋深層水の活用について、深海生物についてなどちょっとした知識を深めることができた。深層水ミュージアム 美術館・博物館
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次に深層水ミュージアムから斜め向かいにあるうみしるに。
こちらは簡易的な展示だが、海にまつわるテーマを展示しているほか、大きな水槽もあった。うみしる 名所・史跡
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次にうみしるから1.5キロ離れた焼津神社を参拝。日もだいぶ傾いてきた。
焼津神社 寺・神社・教会
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409年に創建されたと伝わり、実に1600年以上の歴史を有する。境内はゆったりとしているが住宅街に隣接し、閑静な環境だった。
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次に神社から1.5キロ離れた焼津漁業資料館を訪れる。こちらは有料施設。
レトロな展示室には漁業用具やカツオ漁船などの展示が。また、昔の焼津の写真も多く展示されていた。焼津漁業資料館 美術館・博物館
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最後に温泉に入浴。いくつか旅館を含む日帰り入浴施設があるが、エキチカ温泉くろしおが駅から近く気軽に利用できそうだった。料金は1時間750円。泉質はナトリウムカルシウム塩化物温泉でPhは8.6。かけ流しのようだが、塩素臭が多少あり。入浴中は多少つるつる感があった。内湯のみ。きれいな管内で鍵付きロッカーも完備しており安心だった。
エキチカ温泉 くろしお 温泉
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自転車を返却し、静岡駅からぷらっとこだまを利用し東京に戻る。1時間ちょっとの乗車時間だが、快適な移動空間を過ごすことができた。
ある程度観光地は訪れた感のある静岡県だが、まだまだ訪れていないところを開拓したい。
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