2023/06/19 - 2023/06/23
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ごまめ堂主人さん
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65歳ソロ・トラベラーが中央アジア(カザフスタン・キルギスタン・ウズベキスタン)~南コーカサス(アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア)~トルコ~ギリシャを2ヶ月半かけて旅した記録。そのアルメニア首都エレヴァン、現地発ツアーのセヴァン湖編。熟年の一人旅、女性の一人旅、中央アジアでガイド・ドライバーを雇いたい人にも参考になるかもしれません 。
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トビリシからアルメニアアの首都エレヴァンへ陸路で移動。手前の車が旅行会社運行のシェア・タクシー。値段は高いが、運転は安全。右のバンは恐らく無謀運転乗り合いタクシー(ミニバス)。所要5時間程度。国境では荷物をもっていったん車を降りて、出入国したら、もとのタクシーに乗り込むだけ。国境ゲートには車がたくさんいるので、タクシーの色とナンバーは覚えておく。ジョージア出国は10秒。アルメニア入国は私だけ日本人だったせいか、ホテル名や電話番号まで聞かれて、ほかの人より長くかかった。上司が来てパソコン画面のぞいたり。アゼルバイジャン入国スタンプがあるから嫌がられたのかなあ・・・こういう時間はいつでもドキドキする。やっとスタンプ押してくれて、「Well come !」だって。最初からWell comeしてよ。
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タクシーの終点は街はずれ。ほかの客はどんどん消えてしまう。客待ちタクシーは1台のみ。足元見てきて、1万8千ドラム(6280円)とか吹っかけてくる。米ドルならいくらだと聞くと、7ドルだと(笑。交渉成立。初めての国でホテルまで連れて行ってくれるタクシーは実はありがたい存在で、基本的には必要経費として交渉には執着しない。さて着いたホテルはネットで見た写真とは大違い。どうみてもあなたたち観光客ではないよねえというインド系の人たちが、ビリヤードしたり寝そべったり、てんでんにくつろいでいる。受付はなく、正体不明の兄ちゃんが携帯でオーナーを呼んでくれる。お金を払って入った部屋がこれ。暗いのは写真の写りが悪いのではなく、実際の昼間の暗さ。ああここに4泊はツライ。そもそも物騒な予感がする。
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早速ネットでホテルを探すと、すぐ向かいによさそうなホテルが空いている。インド系御用達ホテルに代金払ってしまったけどそれは捨てて、朝食付きのこの宿に移った。安全、快適。ホテルのネット予約が今はの主流というか必須だが、お金払う前に部屋見るべきだった・・・・昔の基本を忘れてる私。
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simカードを買いに行きがてら、夕刻からエレヴァンの街を歩いてみる。信号や横断歩道が整備されて、建物は歴史を感じさせるいい雰囲気で、街路樹もあって、人々が楽しんで歩くことを前提にして街が作られているのがわかる。ほとんどの建物が薄いピンク色の砂岩で統一されていて、上品に、計画的に作られている。歩いていてうきうきしてくる街は、この旅に出てはじめてだ。いっぺんでエレヴァンが好きになった。
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4日しかいないアルメニアでは、エレヴァン発の日帰りツアーで効率的に回ることにした。利用したのは町の中心部にある大手のHyur Serviceというツアー会社。信頼できる、とてもいいツアーを催行しているのでオススメ。ガイドはきれいな英語で聞き取りやすい(私のヒアリング力が追いつかないが)
https://hyurservice.com/en/group-tours-armenia -
翌日はセヴァン湖と、自然に囲まれた保養地ディリジャンを訪ねるツアー。
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セヴァン湖は1900mの高地にある巨大な火山湖。少したまってきた旅の疲れが、雄大な眺めで薄らぐ。修道院は9世紀の建造。アルメニアは世界ではじめてキリスト教国になった国だから、古い教会や修道院が多い。
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1000年以上たつの遺跡の石壁を触ると、古代の人々の時空に触れるような空想がわいてくる。
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ほんと絵になる風景。
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次いでゴシャバンク修道院。
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ここは12~13世紀に建造された修道院群。一つ一つが違った趣を持っていて、非常に重厚で厳粛な雰囲気で、見ごたえがあった。
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次いでハガルツィン修道院。 10 世紀から 11 世紀に設立。
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実は修道院の見学もそこそこにみんながむらがったのは、アルメニアの伝統菓子ガタの売店。パンとソフトクッキーの中間のようなもので、いろいろな種類があるが、蜂蜜を生かしたプレーンが一番おいしい! ほんのり甘い。かまどから焼き上がるたびに、あっという間に売れていく。また食べたい!!
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リゾート地として有名というディリジャンに寄る。手工芸の工房がいくつも入る建物。あいにくの雨と霧で気温が下がり、早々に車に戻った。
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夜7時頃、美しいエレヴァンに帰着。
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Hyur Serviceのオフィスの向かいにあるArt Lunchというおしゃれなカフェテリアに入る。
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ランチ、ディナー、デザート、パン、飲み物すべてセルフで選んで最後に会計。とっても良心的な値段で、しかもおいしい!
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