【赤犬の尻尾】2023年４度目の帰国

2023/12/08 - 2023/12/21

コロナまん延により、日本にいると欧州での活動に支障を来すと判断し、2022年に日本人に対する入国（帰国）規制がほとんど無くなるまでの３年間、帰国しませんでした。
その反動から、実質日本人に対する入国規制がなくなった2022年以降は、今までより行き来が増えました。

ここでは、2023年４度目の帰国の様子を掲げます。

いつものごとく、この旅行記の最大の目的は自身の備忘録でして、ご覧の皆さんには面 白くない内容かと存じますが、この点どうぞご理解くださいませ。

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルトから東京に飛ぶ新ジャンボ機が、手前からふたつ目に見えます。
乗る時でなく、この写真を見て初めて知ったのですが、この機材はボーイング７４７の通算1500機目に製造されたものです。
尾翼下の胴体にその記述が見えます。
（機の上と下にある邪魔な灰色は、撮影場所のガラスに短い間隔で施されている線です。）

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

このときは、プレミアムエコノミークラスでしたが、４列あるそのクラスは主翼の上にあり、窓からの眺めはこんな感じで良くない！（これでも最後列。）

さあ、12時間におよぶ空の旅の始まりです。

機内サービスが始まってのアペロは、カンパリ＋オレンジ(ｼﾞｭｰｽ)。
コロナ禍の影響で、１年前はプレを含むエコノミークラスで、これが呑めなかったのですが、徐々に戻って来て何より。

食前のワイン。

一食目。
小皿もひとつ増えて、寿司が復活。どの道そんなに旨くないけど。

ウロ戦争でこんなルート。

到着前の二食目。
この卵料理の臭さは、何とかならんのかねぇー！
でも食べちゃう狡い私。

日本の上空に達しました。
京都府北部。上のフェアリングの下に天橋立が隠れちゃってます。

富士山。
12月なのに雪が少ないような気がします。

横浜の街と富士山。

東京国際空港に着陸。
ここ絵は、－400の方が複雑で良いね。

羽田空港(東京国際空港) 空港

毎回ほとんどドイツワインを免税範囲を超えて持って行くので、今回も正直に申告し、納税しました。
これは、その納税通知書です。
なんでこんなものを掲げたかというと、税関吏が言うその課税額が毎回違うのです。
それは、
aa) （一般的普通に）関税を掛ける。
bb) 日EU間の経済連携協定(EPA)締結により、酒類関連関税は撤廃されたので、（まったく）要らない。
cc) 関税は掛からないが、酒税は掛かる。
dd) 関税は掛からないが、国内消費税は掛かる。
等です。
今回は、初めaa)で（高く）請求されたので異議を申し立てると、要件を（初めて）確認しcc)となりました。
このときは空港で待ち合わせの時間があったので、ヒマ潰しに税関のデスクに行って官吏の資質を問うたら、
「EPAは納税者がその旨を行ってくれないと、適用されないことがある。」
とのこと。
それは怠慢でプロじゃないだろと反論するも、それが規定だとのこと。
これを読んでいる皆さん、同様のケースではしっかり言って、余計な税金を払わないようにしませう！

空港を少し散策したら、麺で餡かけ焼きそば具を包み込んだ、横浜名物の店があったので、入ってみました。

羽田エアポートガーデン ショッピングモール

店内。

品書き。

蟹肉入りフカヒレスープ、点心の盛り合わせとマンゴープリンが付いたセットを取りました。

これが梅蘭焼きそば。中に具があります。
味は、麺がパリパリと柔らかいところが味わえて、旨かった。

少し遅れて来た点心。
シウマイ、蒸し餃子と小籠包。これは（悪くないけど）大したことない。

この間の東京滞在中の様子を、
【赤犬の尻尾】喰探 - 2023年４度目の帰国で
https://4travel.jp/travelogue/11875570
に記しています。大したものではありませんが、どうぞご覧ください。

あっと今の日本滞在は終わり、このジャンボ機でドイツに戻ります。

いつもように、東京湾に出て北に向かって....

霞ヶ浦上空で右に180度旋回。そののち銚子辺りから北東にに針路を取り、ロシアとの空域の境の南のふちをベーリング海へ向かいます。

霞ヶ浦 自然・景勝地

アペロはカンパリがなくて、白ワイン。

一食目。

ベーリング海を通り抜け、北極海へ。
オーロラを期待したのですが、見えなかった。残念....

ノルウェー西岸辺りで二食目の変な焼きそば。
大して旨くないけど、少し前までのサンドイッチに比べれば、大きな進歩。
ここでも、機内サービスが少しづつコロナ前に戻ってきていることが分かり、何より嬉しいです。

この日の航路。
ロシア上空に戻るのは、いつの日か？

フランクフルトの街が見えて、この長旅もお終いです。