ボルネオ島8日間④ (グヌン・ムル国立公園滞在編)

2023/12/08 - 2023/12/08

初めてのボルネオ島は、夫とグヌン・ムル国立公園で熱帯雨林を探訪する一週間。乗り継ぎのため、前後にクチンとコタキナバルに一泊ずつしました。この旅行記は国立公園の展示を見学、カヌー、ナイトツアー編です。

12/1 :羽田夜発
12/2 :KL→クチン移動
12/3 :クチン→ムル移動
12/4-7 :グヌン・ムル国立公園　滞在
12/8 :ムル→コタキナバル移動
12/9 :コタキナバル→マニラにて乗り継ぎ、機中泊
12/10:マニラ→成田着

エリア グヌン・ムル国立公園周辺(マレーシア)

翌朝、宿で洗濯を干してから国立公園へ。

滝を見に行くトレイルを歩き始めて小一時間、本部で登録をしないと先へ進んではいけないと看板があり、残念ながら引き返す。まあ、朝の散歩をしたと思えば良いか。

素敵な花が。

散歩をして蒸し暑かったので、本部脇にある展示スペースで納涼。ムル国立公園の地形の特徴、ピナクルができる原理、洞窟の調査の歴史など思いのほか資料が充実していてとても勉強になった。ここを見ずに、ツアーだけ参加して帰ってしまうのはもったいないと思う。写真のジオラマも、地形がとても分かりやすかった。

グヌンムル国立公園 ヘッドクォーターズ 建造物

お腹が空いたのでブランチ。お気に入りのカウンター席で。左はチーズオムレツにトーストのセット、右はラクサ。ラクサは想像と違って、担々麺のようにどろっと濃いスープでご飯が欲しくなる味。オムレツに特徴はないけれど、久しぶりの洋食のせいもあって、とても美味しい。

ムル カフェ カフェ

オムレツにトーストが付くとは思わず、カヤジャムのフレンチトーストも注文していた。ふわふわでカヤジャムのバランスもよくて、美味！あっという間に完食。

食べたあとは、まだみていなかった植物の展示を見る。

今度こそは本部で登録を済ませて、再び滝のトレイルへ。国立公園のトレイルは何度も歩いたけど、熱帯雨林の緑、日差し、鳥の声の中を歩けるのでいつも楽しい。

ほどなくして、頭上でガザガザを音がするので見上げると、なんとサルが三匹ほどいた。ムル国立公園は動物はあまり多くないので、見られるのは運が良い。

大木が根こそぎ倒れているのを発見。すごいサイズ。

滝はけっこう遠くて午後はさらに蒸し暑く、サルも見られたので満足して途中で引き返す。ナナフシっぽい昆虫を発見。

暑くて売店でアイスと、あとで飲む用にミロを購入。マンゴーアイスはRM8と高かった。。。ライムの方は3.5RMだけど、こちらの方がさっぱりとして美味しかった。

いったん宿で休み、夕方からカヌーのツアーへ。時間的にスコールが少し心配だったけど、終わるまでずっと日差しが照っていてむしろ暑いぐらいだった。

国立公園からマリオットホテルまで4５分ぐらい、二人乗りで漕いだ。結構腕が疲れたけど、カヌーに乗る経験はあまりなかったので、楽しかった。ボートで移動したときとは逆の方向で景色も新鮮だったし、ゆっくりと景色を眺められるのが良かった。

スタッフと一緒にモーターボートで国立公園へ帰ることもできたが、せっかくなのでマリオットホテルを見学。

そしてせっかくなので、バーでドリンクを頂くことに。

バーは閑散としていたにも関わらず、オーダーを間違えられて作り直しとなった。メニューをわざわざ指さして注文したんだけれど。。。時間のロスはあったが、雰囲気は良くて楽しめた。バーを利用したので、送迎はサービスでAA Homestay まで送って頂く。

ムル マリオット リゾート&スパ ホテル

これまでずっと夕方はスコールだったので、初めて雨が降らずにきれいな夕焼けをみることができた。しかしこの後、すごい雷が。。。

今日は宿で夕食。かぼちゃカレー(RM8)は、事前に注文すると作っておいてくれるので昼間のうちに頼んでおいた。肉も入っていないシンプルなものだが、辛さもちょうどよくて、ものすごく美味しくて宿の方に感謝を伝える。

この日は国立公園のナイトツアーに申し込んでいたが雷がひどくて、しばし出発するのを待っていた(雨がひどいと動物や昆虫を見ることができない)。参加者みんなが行きたいと希望したので、降ってくる可能性はあるが出発となった。我々にとって最後の夜だったので、遂行されてよかった。写真は、枝にしか見えないナナフシ。クモや数センチの超ミニのかえる、丸まって眠る小鳥、20センチぐらいの大きなカマキリなどなど、色々と見られて楽しかった。宿への帰り道では蛍も発見して、良い夜だった。

グヌン ムル国立公園 国立公園