ボルネオ島8日間③ (グヌン・ムル国立公園滞在編)

2023/12/06 - 2023/12/07

初めてのボルネオ島は、夫とグヌン・ムル国立公園で熱帯雨林を探訪する一週間。乗り継ぎのため、前後にクチンとコタキナバルに一泊ずつしました。この旅行記はピナクルズの登山を終えたあとグヌンムル国立公園本部に戻り、翌日にキャノピーウォークと、レイサーケイブという洞窟でケイビングを楽しんだ様子です。

12/1 :羽田夜発
12/2 :KL-クチン移動
12/3 :クチン-ムル移動
12/4-7 :グヌン・ムル国立公園　滞在
12/8 :ムル-コタキナバル移動
12/9 :コタキナバル-マニラ移動、機中泊
12/10:マニラ-成田着

エリア グヌン・ムル国立公園周辺(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: エアアジアX
• 旅行の手配内容: 個別手配

二泊三日のピナクル登山が無事に終わり、熱帯雨林を三時間歩いて船着き場に帰ってきた。

ハードな登山だったので、モーターボートで風をきって進むのが爽快でたまらない！天気も良くて、ボートは何度乗っても気持ちが良いし、石灰岩の崖や村の雰囲気を眺められるのも楽しい。

お腹ぺこぺこで、国立公園のカフェへ。空路で物資を運んでいる割に、マレーシアの街中の1.5-2倍ほどの価格設定なので良心的だと思う。

ムル カフェ カフェ

連れが注文したUmai というサラワク州のセビチェとサラダのセット。サラダは酸味が強いコールスローで、セビチェはレモングラスが効いていて、どちらも微妙にライスに合わなかった。

私が注文したチキンpansoh という緑色の不思議なスープ。味はまあまあ。別注のナスの天ぷらが衣にしっかりと味がついていて、すごく美味しかった。日本よりさっぱりしてやや甘めのマヨネーズもよく合う。

AA Homestayに再びチェックイン。ピナクルズの登山のキャンプでは湿気で洗濯物が全然乾かなかったけれど、国立公園に戻ると日差しがたっぷりで乾くので嬉しい。

共用スペースでお茶をしばきながら、ひたすらのんびりする。アクティビティに参加する体力は残っていないので、この日はゆっくりする。部屋にいるより、共有部の方がいくらか涼しくて快適。

夕食は再び国立公園のカフェへ出向いた。右からフライドチキン、青菜炒め、オクラのサンバル炒め。オクラがサンバルとピッタリで美味しく、ご飯が進む。オクラって脇役のイメージがあったけど、炒め物にしてもすごく美味しいのだなーと発見。

コロミーというサラワク州ローカルの麺料理も注文。少し油っぽいけれど、良い意味でチープさがクセになる味。トレッキングの後は食欲が止まらない！夜10時頃には就寝。

翌朝は早起きして、7時からのキャノピーウォークに参加。別のツアーでも会ったイタリアからの一人旅の方、ドイツからの一人旅の方、ニュージーランドからのご夫婦など参加者が多くて色々と交流が出来た。

早朝の方が動物を見られる可能性が高いとのことだったが、残念ながら何も発見できず。トータルで400-500mぐらいの空中散歩を楽しんだ。

キャノピーウォークを終えて、そのままボタニカルループを個人的に歩くことにした。

案内板がたくさんあって、勉強になる。

朝の散歩を満喫。

昨日の夜たらふく食べたので、ブランチは軽めにチキンヌードルスープにした。

ムル カフェ カフェ

連れはガッツリとナシ・レマ。カレーが濃厚で美味しいし、サンバルは本当にご飯と合う。

rojakという、マレーシアオリジナルのサラダも頼んでみた。きゅうり、油揚げ、フルーツにピーナッツと甘辛いタレがかかっている。タレが具材に合っていて、意外な美味しさ。後日、コタキナバルでも食べたけれどこちらの方が具材のバランスがよく、タレも美味しかった。

ブランチの後は、いったん宿に戻って昼寝をして国立公園に戻ると、キャンセル待ちをしていたRacer caveのツアーに参加出来ることに！一人165RMとツアーの中では高額だが、日本でケイビングの体験をすることを考えれば安価。

ライト付きヘルメットとハーネスもつけて、洞窟の奥へと進み、降下をする。本格的で、参加した国立公園のツアーの中で一番面白かった。

ガイドさんが蛇やクモ、コオロギのような昆虫をライトを照らして教えてくれる。この洞窟に住む特有のレイサースネークは計4匹も発見して、丸まって休んでいる数十センチ下を通過する箇所もあって、少しドキドキした。貴重な経験ができてとても満足。
この日の夕食は宿で食べるも、写真を撮り忘れてしまった。。。

～続く～