大人の休日倶楽部パス（おときゅう）でオホーツク沿岸北上の旅 （その２）

2023/12/04 - 2023/12/08

２０２３年度第２回の大人の休日倶楽部パス（おときゅう）を利用したオホーツク縦断の旅。今回は枝幸までをご紹介いたします。

エリア 枝幸・中川・音威子府(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

2日目の朝は6時半ごろにホテルを出て札幌駅へ向かいました。

札幌駅 駅

札幌から6時50分発のオホーツク1号に乗り込みます。

札幌では雪はほとんど積もっていませんでしたが、石狩平野を北上するにつれて雪深くなっていました。

遠軽10時26分着

遠軽駅 駅

駅構内に立ち食いそば店があったようですが、現在営業しているようには見えません。かつては地方でもさまざまな駅にこうした立ち食いそば店がありましたが、今ではよほど大きな駅でないと見かけなくなりました。

遠軽駅の全景です。
上川あたりまでは雪深かったのですが、このあたりに雪はほとんどありません。

遠軽のバスターミナルは、駅から少し歩いた国道沿いにあります。

ターミナルは北見バスのもののようですが、遠軽と紋別を結ぶ路線は北紋バスとの共同運行路線になっています。乗車した11時10分発の紋別ゆきは北紋バスの運行です。

途中、中湧別駅記念館を車内から撮影できました。
いつの日か、改めてゆっくり見学したいものです。

上湧別百年記念公園 中湧別駅記念館 名所・史跡

中湧別から紋別にかけては国道と旧・名寄本線の軌道が隣接している区間がありますが、バスの左手に見えるやや嵩上げされた歩道が廃線跡に見えるのは気のせいでしょうか・・。

紋別ターミナルには12時52分着です。

紋別バスターミナル 乗り物

昼食はバスターミナルの隣りにある、勝山本店という日本そば店に入りました。
当初は鮨などの海鮮ものを食べようと思っていたのですが、今日の夕食は宿でとりますので、海鮮ものはたっぷり食べられるはずです。そこで、あえて海鮮ものは避けました。
なお、紋別では「レストランあんどう」という洋食レストランが有名ですが、あいにく火曜日は定休だと「食べログ」に記載されていましたので、あきらめました。場所はバスターミナルのすぐ近くです。

勝山本店で注文したのは、900円のかしわそばでした。

勝山本店 グルメ・レストラン

昼食を終えてもまだ時間がありましたので、バスターミナルの周辺を歩きます。
バスターミナルの場所には、かつて名寄本線の紋別駅がありました。ちょうどバスターミナルの裏の道路には、かつては軌道跡であったことを示す小さなモニュメントが歴史を今に伝えています。

紋別からは13時52分発の雄武高校ゆきの北紋バスに乗り込みます。ここからは、いよいよ旧・興浜南線の沿線をバスでたどります。

途中、かつて名寄本線と興浜南線との分岐駅だった興部駅跡に建つ道の駅に立ち寄ります。

道の駅 おこっぺ 道の駅

15時近くになると、早くも夕暮れに向けて日ざしが弱まります。

終点の雄武高校バス停には15時13分着です。
バスは先に雄武のターミナルに着いてから国保病院を迂回して、この終点に到着しました。

バスの終点から、つい今しがた通りすぎた雄武のターミナルに戻ります。
ここも旧・興浜南線雄武駅の跡地にあり、バスターミナルは道の駅と一体になっています。

道の駅 おうむ 道の駅

ここの大きな特長は、高さ24メートルの展望ホールがあることです。ここからはオホーツク海が一望のもとに広がります。

雄武からは17時40分発の枝幸ゆき宗谷バスに乗ります。この先、バスからは雄大なオホーツクを眺められるはずなのですが、この季節ではもう真っ暗。車窓は一面漆黒の闇でした。
この路線のバスは一日2往復しかなく、紋別6時59分発の北紋バスに乗れば雄武8時40分発の枝幸ゆき宗谷バスに乗り継ぐことができるのですが、雄武や枝幸での乗り継ぎ時間が短く素通りになってしまうので、いろいろ考えてこの旅程を組んだ次第です。次の機会があれば、この区間の風景を明るいうちに眺めてみたいものです。

バスは枝幸ターミナルに18時50分着ですが、私はひとつ手前の本町バス停で下車しました。

今夜の宿は市街からは少々遠いホテルニュー幸林を予約しています。
バスターミナルに着いてからタクシーに乗ろうと思っていたのですが、宿に問い合わせたところ、ひとつ手前のバス停で下車すると目の前にタクシー会社があるのでそこで下車したほうが良いとの、ありがたいアドバイスをいただきました。確かにバス停の目の前にタクシー会社がありました。
なお、到着時に写真を撮り忘れたので、この写真は翌朝足を伸ばして撮影したものです。
ホテルニュー幸林での夕食以降については、次の旅行記でご紹介いたします。

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