2023/12/06 - 2023/12/06
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KIKURIさん
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今回の最大の目的は「国宝鳥獣人物戯画 世界遺産 高山寺 特別拝観」
今年はとても暖かく、京都市内だと例年より紅葉の見頃が1週間ほど遅いようなので、12月に入りましたが鹿王院の夜間特別拝観にも行ってみました
高山寺…西明寺…神護寺…硯石亭…仁和寺…車折神社…cafeグロウ…鹿王院
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【世界遺産 高山寺】
京都駅から栂ノ尾・周山行の8時30分発のJRバスで約1時間
「栂尾山 高山寺」の石碑は富岡鉄斎筆高山寺 寺・神社・教会
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「表参道」
高山寺 寺・神社・教会
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かつて大門があったと伝わる場所には、今は石灯籠が立っています
高山寺 寺・神社・教会
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栂尾にある古刹で、創建は奈良時代に遡るともいわれ、その後、神護寺の別院であったのが、明恵上人が1206年に後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興されました
高山寺 寺・神社・教会
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「境内案内」
高山寺 寺・神社・教会
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「石水院門」
先週までは紅葉でかなり人が多かったそうですが、やっと本来の静けさに戻ったとのことでした高山寺 寺・神社・教会
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「書院」
10時からの事前予約、こちらで受付
「国宝鳥獣人物戯画 世界遺産 高山寺 特別拝観」
執事さんの案内で国宝石水院、国宝鳥獣人物戯画(複製)、国宝明恵上人樹上坐禅像など拝観(約20分)
通常非公開の日本最古の茶園、「遺香庵」を特別拝観(約20分)
書院にてお抹茶と和菓子で一服(約20分)
案内終了後は、各自自由に拝観
特別御朱印・鳥獣戯画グッズ付の約90分です高山寺 寺・神社・教会
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奥に見えるのが、石水院
明恵上人時代の唯一の遺構であり、上人が後鳥羽上皇より学問所として賜ったとされる鎌倉初期の寝殿造りの面影を残す建築物です高山寺 寺・神社・教会
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イチオシ
「石水院 廂の間」
石水院の西正面で、落板敷の中央には今は小さな善財童子像が置かれています高山寺 寺・神社・教会
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吊り上げの蔀戸(しとみど)、菱格子戸、本蟇股(かえるまた)
高山寺 寺・神社・教会
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欄間には富岡鉄斎の木額「石水院」がかかっています
かつて春日・住吉明神の拝殿であったところで、正面には神殿構の板扉が残っており床板は屋久杉だそうです高山寺 寺・神社・教会
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「石水院 南縁」
高山寺 寺・神社・教会
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南面欄間には、後鳥羽上皇の勅額「日出先照高山之寺」がかかっており、ここから高山寺となりました
高山寺 寺・神社・教会
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縁から一歩下がって畳の上に腰をおろすと、風景が柱と蔀戸(しとみど)、広縁によって額縁のように切り取られて見えます
高山寺 寺・神社・教会
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「仏眼仏母像」
高山寺 寺・神社・教会
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「明恵上人樹上坐禅像」
高山寺 寺・神社・教会
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「鳥獣人物戯画絵巻」
複製になります高山寺 寺・神社・教会
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甲乙丙丁の四巻からなる、紙本墨画の絵巻物
高山寺 寺・神社・教会
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有名な甲巻
高山寺 寺・神社・教会
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「裏参道」
石積みの上に低い白壁が続いており、栂ノ尾バス停からは裏参道の少し急な階段を登って5分位です高山寺 寺・神社・教会
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「茶室 遺香庵」
設計を高椅箒庵、建築は三代目木村清兵衛が手掛けています高山寺 寺・神社・教会
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今回は、通常非公開の茶室 遺香庵も執事さんの案内で拝観
高山寺 寺・神社・教会
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「茶徳亭」
腰掛待合で梵鐘「茶恩鐘」を吊り下げており、鐘楼を兼ねた珍しい待合高山寺 寺・神社・教会
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「茶室」
益田孝(鈍翁)筆の「遺香庵」扁額がかかっています高山寺 寺・神社・教会
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茶室内部は四畳台目下座床で、遠州や織部が好んだ間取りだそうです
高山寺 寺・神社・教会
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南側には苔むした蹲と石燈籠が据てあります
高山寺 寺・神社・教会
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「露地庭」
近代日本庭園の先駆者とされる七代目小川治兵衛の作庭で、苔の美しい庭園です高台寺 寺・神社・教会
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場所的に苔が育つ環境に適しているらしく、珍しい苔も生えているそうです
高山寺 寺・神社・教会
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木の枝にも苔が・・・
高台寺 寺・神社・教会
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通常は非公開なので、このように閉まっています
高山寺 寺・神社・教会
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「日本最古の茶園」
明恵上人が建仁寺の栄西禅師より中国から持ち帰った茶種を賜り、栽培した茶の発祥地と言われています高山寺 寺・神社・教会
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散り紅葉とお茶畑
高山寺 寺・神社・教会
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お茶の花が咲いていました
高山寺 寺・神社・教会
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こちらも通常非公開ですが、茶園は現在も営まれています
高山寺 寺・神社・教会
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拝観後はこちらの書院で一服
高山寺 寺・神社・教会
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お抹茶とお菓子を頂きました
高山寺 寺・神社・教会
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金堂へと向かいますが紅葉の見頃はすでに終わっており、人もいなくて本当にとても静かです
高山寺 寺・神社・教会
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「開山堂」
明恵上人が晩年を過ごし、入寂した禅堂院の跡地建っており「明恵上人坐像」が安置されています高山寺 寺・神社・教会
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「明恵上人 御廟」
明恵上人の墓所高山寺 寺・神社・教会
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「金堂」
かつての本堂の位置に建っており、1634年に御室仁和寺真光院から古御堂を移築したものだそうです
先月の11月11日から20日まで、金堂と本尊釈迦如来の初めての一般公開がありました
都合がつかず拝観出来なかったのが残念
西明寺へ向かいます高山寺 寺・神社・教会
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【西明寺】
高山寺から徒歩15分位
平安時代に弘法大師の高弟 智泉大徳によって神護寺の別院として開かれました
その後荒廃したが、鎌倉時代に我宝自性上人が中興し、1290年に平等心王院の号を後宇多法皇より命名賜り、神護寺より独立しました
戦国時代に焼失し、1602年に俊正明忍律師により再興されました
「表門」
本堂と同じ時期に、桂昌院の寄進によって建てられた一間薬医門西明寺 寺・神社・教会
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「本堂」
1700年に五代将軍 徳川綱吉の生母 桂昌院の寄進によって再建されました
内陣には、仏師 運慶によって彫られた「本尊 釈迦如来像」が祀られています西明寺 寺・神社・教会
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「苔庭」
本堂の東側には苔庭が広がっています西明寺 寺・神社・教会
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本堂と聖天堂をつなぐ渡り廊下は古風な造りで、とても趣きがあります
西明寺 寺・神社・教会
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本堂と客殿は短い渡り廊下で結ばれており、客殿の幅広い廊下には法式に使わていた半鐘と雲盤が吊り下げられています
西明寺 寺・神社・教会
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「客殿」
本堂の西側に建てられており、造営は本堂より古く、1650年頃に移築された建造物で食堂と称して、僧侶の生活や戒律の道場として使用されていました西明寺 寺・神社・教会
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「裏参道」
神護寺に向かいます西明寺 寺・神社・教会
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【神護寺】
西明寺から徒歩5分位
781年、和気清麻呂は国家安泰を祈願し河内に神願寺を、ほぼ同じ時期に山城に私寺として高雄山寺を建立、824年に合併して「神護国祚四真言寺」と改められました
その後何度も焼失しましたが、文覚上人などによって再興されました
「参道」神護寺 寺・神社・教会
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参道からずっと階段が続いており、結構階段が急だったので、結局西明寺からは休憩しながら歩いて30分位かかりました
神護寺 寺・神社・教会
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「楼門」
1623年に再建された正門神護寺 寺・神社・教会
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「境内案内」
今日は映画の撮影をしているそうです神護寺 寺・神社・教会
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「和気公霊廟」
平安京造営の最高責任者であった和気清麻呂公が祀られています神護寺 寺・神社・教会
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「鐘楼」
非公開ですが、「三絶の鐘」と呼ばれる梵鐘があります神護寺 寺・神社・教会
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「明王堂」
扁額は七代目 市川團十郎による筆神護寺 寺・神社・教会
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「大師堂」
弘法大師がお住まいになられた「納涼房(どうりょうぼう)」跡に建ち、戦国時代の武将 細川忠興によって再建されました神護寺 寺・神社・教会
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「毘沙門堂」
1623年に建立され、金堂が建つ前はこの堂が金堂で、本尊の薬師如来像もここに安置されていました神護寺 寺・神社・教会
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「五大堂」
1623年建立、映画撮影のための道具が置かれていましたが、時代劇のようで違和感はありません神護寺 寺・神社・教会
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「そうだ京都、行こう。」2022年の秋のキャンペーンでポスターになった場所です
神護寺 寺・神社・教会
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「金堂」
1934年に山口玄洞の寄進によって再建されました神護寺 寺・神社・教会
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「硯石亭」
時間的に、他にお客さんはまったくいませんでした硯石亭 グルメ・レストラン
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「もみじ餅」
道明寺餅の上に自家製あんがのった一口サイズのお菓子で、お茶はセルフです。
昔ながらの素朴な味でした
市バスもありますが、先に来たJRバスで市内に戻ります
バス停に向かう階段もかなりきつかったです硯石亭 グルメ・レストラン
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【世界遺産 仁和寺】
神護寺最寄りの高雄バス停からバスで30分位
888年に宇多天皇によって建立された寺院で、歴代住職の多くは天皇家から迎えられたことから、門跡寺院としても知られています
「仁王門」
仁和寺の正門仁和寺 寺・神社・教会
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JRバスから嵐電に乗り換えるために仁和寺で降りたところ、偶然「金堂裏堂 五大明王壁画」特別公開が一週間期間延長されていることを知り、予定には入れていませんでしたが急遽拝観しました
仁和寺 寺・神社・教会
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「境内案内」
こじんまりとしたお寺が好きな私ですが、渡り廊下がとても美しいので、仁和寺は好きなお寺の一つです仁和寺 寺・神社・教会
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「御殿入口」
10月に竜王戦がここであったらしく、藤井竜王の看板が立っています仁和寺 寺・神社・教会
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「南庭」
左近の桜・右近の橘、白砂と松などで構成されています仁和寺 寺・神社・教会
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「勅使門」
透かしがとても美しい門仁和寺 寺・神社・教会
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「宸殿」
襖絵や壁などには、季節の風物が原在泉によって見事に描かれています仁和寺 寺・神社・教会
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こちらの宸殿で対局が行われたようです
仁和寺 寺・神社・教会
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「北庭」
優美な池泉式庭園仁和寺 寺・神社・教会
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宸殿と北庭
仁和寺 寺・神社・教会
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「御殿回廊」
霊明殿へと続く回廊は、何度見ても光源氏が出て来そうです仁和寺 寺・神社・教会
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渡り廊下で白書院・黒書院・宸殿・霊明殿が結ばれています
仁和寺 寺・神社・教会
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往時の面影が随所に残っています
仁和寺 寺・神社・教会
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「白書院」
令和6年1月から令和8年3月まで、修理工事により通行止めになるようです仁和寺 寺・神社・教会
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南庭の散り紅葉
仁和寺 寺・神社・教会
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金堂に向かいます
まだ少し紅葉が見られました仁和寺 寺・神社・教会
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「五重塔」
仁和寺 寺・神社・教会
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「金堂」
仁和寺の本堂で、本尊は阿弥陀三尊です
「仁和寺 秋の特別拝観」
もちろん五大明王壁画を見るのも初めてですが、御室桜を何度か見に来ていますが、金堂の拝観も初めてになります仁和寺 寺・神社・教会
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金堂の裏側に回ると係りの人がいて、かばんを貰ったのですが靴を入れるところがかなり少なかったので、人が多い時は靴を入れたのかな?と思いました
僧侶の説明もしっかりあり、ポスターのように薄暗い中で見ることを想像していましたが、すごく明るい中で細かな部分もまじかで見ることでき、377年の時を経た壁画の迫力もすごかったので久しぶりに感動しました
車折神社へ向かいます仁和寺 寺・神社・教会
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【車折神社】
仁和寺から最寄りの御室仁和寺駅から嵐電で14分 車折神社駅下車すぐ
仁和寺で予定外の時間を取ってしまったので、結構遅い時間になってしまいました
平安時代後期の儒学者 清原頼業公がご祭神の神社
社号柱の文字は、こちらの元宮司だった富岡鉄斎の筆だそうです車折神社 寺・神社・教会
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「大鳥居」
通り抜けはできません車折神社 寺・神社・教会
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「参拝手順」
こちらの手順で参拝します車折神社 寺・神社・教会
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「清めの社」
悪い運気・因縁を浄化し、心身を清める神社車折神社 寺・神社・教会
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「拝殿・本殿」
金運・良縁・学業の神様をまつる神社車折神社 寺・神社・教会
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「芸能神社」
車折神社の境内社の一社で、ご祭神 天宇受売命(あめのうずめのみこと)を分祀創建した神社
芸能・芸術の祖神として古来より崇敬されています芸能神社 寺・神社・教会
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「表参道」
芸能・芸術分野で活躍する人たちの玉垣がずらりと奉納されています
17時30分からの鹿王院の夜間拝観には少し時間があったので、徒歩5分位のところにあるcafeグロウへ向かいます芸能神社 寺・神社・教会
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【鹿王院】
cafeグロウから徒歩10分位
「鹿王院 夜間特別拝観」
足利三代将軍 義光が1380年の24才の時、寿命を延ばす事を祈って建てた臨済宗の禅寺で、覚雄山 宝幢禅寺 鹿王院と名づけられた名刹
開山は義光の師、普明国師です
「山門」
棟門式という様式、本柱が棟まで立ち上がる禅寺門形式で唯一の創建当時の建物で、「覚雄山」の扁額は義光の自筆だそうです鹿王院 寺・神社・教会
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各日150名限定、17時30分からの事前予約制の夜間特別拝観
鹿王院 寺・神社・教会
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「参道」
青苔が茂り、竹林・椿・紅葉が続き天台烏楽の銘木もあります鹿王院 寺・神社・教会
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イチオシ
紅葉がまだまだ見頃で、とてもきれいでした
散り紅葉も・・・鹿王院 寺・神社・教会
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緑の竹林と赤の紅葉のコントラストがとても美しいです
鹿王院 寺・神社・教会
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「中門」
人気観光地の嵐山にあるにも関わらず、30分ほど時間をずらしたためか、事前予約制のためか人はあまりいません鹿王院 寺・神社・教会
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「庫裡」
まずは客殿にて、お茶と和菓子を頂きます鹿王院 寺・神社・教会
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「舎利殿」
源実朝が宋の国から請来したと伝えられる「仏牙舎利」を多宝塔内に安置
四方に仏法護持の四天王を安置し、天井には龍図が描かれています鹿王院 寺・神社・教会
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2020年1月より修復工事を行っており、今回は修復後、初の夜間特別拝観とのことです
もちろん後世に残すため修理も必要だと思いますが、以前の舎利殿とかなり変わってしまっていて大修理前の舎利殿も拝観したかったと思いました鹿王院 寺・神社・教会
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「本庭」
嵐山を借景とした平庭式枯山水苔庭
樹齢300年を越えるモッコクの古木の前にて、平日限定の狂言によるおもてなし鹿王院 寺・神社・教会
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役者さんのようで、そろり、そろり・・・と退場です
鹿王院 寺・神社・教会
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JR嵯峨嵐山駅までは徒歩で15分位でしたが、普段は人がいっぱいの嵐山周辺や駅ですが、全く人がいなくてびっくりしました
鹿王院 寺・神社・教会
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