2023夏・北海道東日本パスの旅（パート７：今度こそ本当のお別れ、札幌エスタ）

2023/08/28 - 2023/08/28

2023年夏の北海道東日本パス（以下北東パス）を利用した旅も、本旅行記が最後となります。

黒岳からのノロッコ、という後半の旅の流れでしたが、最終日は、いよいよおしまいだなと、もう一度札幌エスタに行きたくなってしまったので、また和寒から札幌まで往復するだけ、という、お財布的にも旅人的にもダメダメレベルのフィナーレとなります。

（表紙：札幌に住み始めて以来、そごう時代を含めて眺め続けてきた札幌エスタの最後のポスター。閉館前は沢山の箇所に貼られていました。本当に色々と有難うございました！）

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の北東パス旅もいよいよ最終日となりました。
曇り空の朝でした。

本日は始発に乗車しましょう。

和寒駅 駅

始発恒例の学生さん行列に並んで乗車。
学生さん達も時々乗車してくる胡散臭いおっさんを認知してそう…(-_-;)。

で、座席が少ないH100殿に、既に諦めモードで床座りが常態化している車内にて…。

行くぜ、札幌！（旭川・岩見沢乗継だけど…）

結局本旅は、7日間連続での和寒発着となります。

塩狩峠の碑。
横には長野政雄氏の顕彰碑もございます。

三浦綾子の「塩狩峠」、是非、読んでみて下さいね～♪

長野政雄顕彰碑 名所・史跡

で、あさイチ恒例の塩狩駅での交換。

お相手は54さんですね。
あっちに乗りたい～、と思うのも、始発旭川行乗車時のルーティーンですな。

塩狩駅 駅

という訳で、さいなら～、54さん。

稚内（名寄）までの安全運行、宜しくね～。

で、こちらもケロケロマニアマニアの方にはお馴染み。

世界三大大移動の一つと並び称される（？）、蘭留の大移動です。

てか、あと2つはゲルマン人と誰やねん！

蘭留駅 駅

H100殿には、基本的に旅ネタの要素はなし。

さいなら～。

旭川駅 駅

旭川からは岩見沢行きの普通列車に乗り継ぎます。

こっちの車内は今のところ快適ね。
721さんにはいつまでも頑張って欲しいけど…。

滝川にとうちゃこ。

既に半分は有名無実化している根室本線（富良野～新得）も遂に来春廃止ですな。

滝川駅 駅

まだ存続する滝川～富良野間では、絶滅危惧種のキハ40殿が定期運用されております。あっちに乗りたい～。

滝川からは一旦人がいなくなります。

再びお客さんが増えるのは美唄位からですね。

で、お馬さんがお出むカエルてくれる岩見沢にとうちゃこ。

岩見沢駅 駅

ここからは、ロングの可能性もあった訳ですが…。

おっ、この子は！！！

ラッキー！！！

という訳で、札幌までクロスシートが確定です( ´∀｀ )。

函館本線上の札幌市域駅は森林公園駅から、ということになります。

この駅の傍に、超高級オレンジホテル（九州在住のTさん、早速使用させて頂きます！）があるので、よくお世話になっている駅でもあります。

ただ、ここの超高級オレンジホテル（←言いたいだけやろ！）、シャワーがないのがちと残念…。

森林公園駅 (北海道) 駅

ここの最寄と言えばもう一つ。

北海道百年記念塔がありましたね。
既に、解体されてしまいました…(;´Д｀)。

この名所案内も、そのうち撤去されるのかしら？？？

で、数年前に大幅リニューアルされた苗穂駅。

新しくなってから、逆に立ち寄っていない気もするな…(;´Д｀)。

昔の苗穂駅が好き過ぎて、今だにロスかも…。

苗穂駅 駅

で、めでたく（？）開業予定が延長された高速鉄道が乗り入れ予定の…。

道都の代表駅にとうちゃこ。

札幌駅 駅

という訳で、早速、札幌エスタ前へ。
1週間前に来たばかりだけど、今度こそ、最後の訪問ということになります。

なんだか泣けてきたよ…。

とか言いつつ、一旦は大通方面へ。

8月ももう終わろうという時期なのに、まだ30度近くありました。
夏が長くなった分、冬が短くなってくれると嬉しいけど、実際に短くなるのは秋だけな気がするな…(;´Д｀)。

大通公園 公園・植物園

さっぽろテレビ塔も激写。
札幌部分が平仮名表記なのも、札幌市民が言いたがるネタの一つ。
まあ、ナゴヤドームのカタカナ表記を言いたがる名古屋市民みたいなもんか。
バンテリンになっちゃったけど…。

さっぽろテレビ塔 名所・史跡

さて、ここでは怪しげな外貨コインを日本の電子マネーにチャージすべく、狸小路のドンキへとまいりましょう。

狸小路商店街 名所・史跡

結局、コメの国のコインしか、回収してくれんかったけどな。

ちょっとレアな1ドルコインもちゃんと回収されたわ。

円安のおかげで、なかなかの金額になりました。
まあ、これでもかなりの悪レートだけど…。

てか、この機械、日本の硬貨は受け付けてくれなくなったのね…。
前までは端数の電子マネーチャージに、よく使っていたのにな。
きっとやる人多くて、止めちゃったんだろうな。

多分、ゆうちょATMでの硬貨授受が有料になってしまったことも関係しているように思うわ。

という訳で、カエルりはポールタウンとチカホを経由して、サツエキエリアに戻ってまいりました。

本日は地下からエスタに入ってみましょう。

札幌エスタ ショッピングモール

半世紀の節目をむカエルことなく、閉店してしまうんですね…。

駅サイトとエキサイト(excite)を掛けていますね…。

まっ、閉店っつても、お買い物の場所としては、そんなに立ち寄った訳でもないので…。

最後の晩餐（昼餐）的に、こちらの焼きそばを購入しておきましょう。

これが、人生最後の札幌エスタでのお買い物、ということになりました。

という訳で、地下でお買い物してから、最後までエキサイトするために…。

10階にエレベーターで直行しましょう。

と思ったら、エレベーター内がエキサイトし過ぎていて（？）、乗るのが億劫だったので、結局エスタのエスカ（レーター）利用することにします。

そんな通路上に、一面のメッセージが貼られていました。。

お子様のエすた、素敵～♪

そごう時代からのメッセージも多く見られましたね。

こういうのって、閉店後はどうなっちゃうんだろう？
どこかに保存されたりするのかな？
それとも、どこかでひっそりと破棄されてしまうのかな…。

ビックカメラも9月からは向かいの東急百貨店内にお引越しです。

売り場の多くは既に移転済み、のご様子。

大型テレビがドカンと売り出されてた。

持って行くのが面倒だから、売ってしまいたい、的な感じなのかしら？？？

同じように名残惜し気な皆様の列に続いて、エスタのエスカで10階をしみじみと目指しましょうね。

で、10階にとうちゃこ。

この昭和な風情のエスカとも、個人的にはこの日が見納めとなりました。

10階エスカ脇からの景観。

東急百貨店も、そのうち閉店しちゃうんじゃないかな、なんて思ってしまう。

これからも高速鉄道開業に向けて、どんどんと見慣れない街へと変貌を遂げていくんだろうな…。

もう個人的には、札幌も心的に遠い町になってしまいました…。

では、ここからもう1階登って、一週間前と同様、そらのガーデンへと向かいましょう。

11階までは階段で移動。

ここを上り下りするのも、これで最後です。

秋の装いを感じますね。

エスタがむカエル最後の夏。

正確には秋を待つことなく、この景観も見納めです。

お花に囲まれながら、先程購入した焼きそばを頂きましょう。

都会のオアシス的な存在で、大好きな場所でした。

これで最後か…。

ちょっと涙ぐんでしまったわ…。

そらのガーデン 名所・史跡

向かいには、デンと構えるJRタワー。

エスタの跡地には何ができるんだろう…。

お花の中にあったのがこちらの作品です。

こういう作品名となっています。

作品は簡単に撤去し辛いよね。

エスタのメモリアルの一つとして、どこかに移設されるのかな…。

芝生のエリアもありました。

ここに寝そべって、空を眺めるのも好きでした…。

雨天時はこちらで過ごしたこともありましたね。

因みに、そらのガーデン自体は冬季閉鎖されておりましたので、冬景色は見たことありません。

という訳で…。

永遠のさらばじゃ、そらのガーデン。
今までありがとう…。

さて、6日前にお別れを済ませたはずのエスタに、この日なぜ再訪したかというと、このイベントも見たかったから…。

23日には豪快な書道のイベントもあったみたいですが、その後の数日で、このプラニスホールの壁面に、色々なメッセージが書き込まれていました。

そのプラニスホールの入口。

エスタなのにJRタワーを冠しているのが味わい深い…。

ホールの壁面にメッセージ、なんて、結局は落書きだから、最後じゃないとできないよね…。

びっしりとエスタの思い出がメッセージや絵で表現されております。

そごう時代から通われた方も多いでしょうね。

初期はまだ、デパート文化が繁栄している昭和でもありました…。

そらのガーデン人気もやっぱり高いですね～。

こんな黒歴史の暴露も…。
そごうの社食、というのが良いですね～。

エスタに青春を感じる方も多いみたいですね。
そういえば、私が札幌に来た頃は、パセオ（既に閉店）もアピアもJRタワーも大丸も何もなかったので、エスタ（そごう）の存在感は群を抜いていたように思います。

プラニスホールの全景。

中央にテーブルが配されて、周囲のメッセージを眺めつつ、瞑想に耽ることもできます。

絵心ある方は羨ましいですね。

恋人との待ち合わせ、なんて、甘酸っぱい思い出ですね～。ス・テ・キ。

ジブリ最新作になぞらえて…。

札幌市民と書いて、きみたち、と読むらしい。

変貌著しい札幌、確かに市民の皆様方の生き方も問われそうですね。

引き続き、メッセージを眺めていきましょう。

屋上に菊池桃子さんや中山美穂さんがいらしたこともあるんですね。

芸能人がデパートの屋上でイベント、という自体が昭和を感じますな…。

札幌市民から和寒町民となった今では、こちらのメッセージも沁みました。

エスタの閉店一か月後には、併設のバスターミナルも閉鎖となります（これを書いている時点（同年11月末）で、既に閉鎖されました…。）。

メッセージはまだまだ続きます。

壁面に収まりきらずに、柱にも書き込みが見られますね～。

このホールの最初の企画展は岡本太郎さんだったんですね～、へぇー！！！！

やはりそごう時代からのメッセージも多いですね。

オープン初日に来られた方も。
9月1日オープンだったので、8月31日閉店にしたのかもしれませんね。

もしかして、エスタの歌とかあったのかしら？？？

いろんな方がいますね～。

鉄道マニア的には、こういうセンスにも惹かれるな。
新幹線は要らんけど。

そらのガーデンのお花達の行く末は、飛行石に委ねられているのね。

エスタからラピュタか～♪

という訳で、皆様のエスタの思い出をお腹いっぱい堪能させて頂きました。

ほんとうに、長い間ありがとう、札幌エスタ！

このイベントに関する告知はこちら。
まあ、ここで何か書いても良かったけど、書く場所も書くペン（探せばあったのかな？）もないので、単に眺めるだけ、で終了。（～の儀ではないけど…。）

因みに、そらのガーデン自体は、実は新しくて、12年の歴史しかなかったんだけどね…。大袈裟に思い出を綴った割には、実は大したことなかった、というオチ。

表紙にもさせて頂いたポスターに掲載されている文章。

やっぱり沁みますね…。

この日は28日、ということで、閉店まで残り3日となっておりました。

最後に、エスタのエスカ（←しつこい！）で下っていきましょう。

移転間際のビックカメラフロアの広がる2階を経由して…。

バスターミナルの2階エリアへ。

勿論ここにも、エスタの広告が見られますね。

外国人にとっては、エスタの閉店なんて、何も心に残らなそうだけどね…。

そんなバスターミナル側から眺めたビックカメラ入口の様子。

これももう、過去の風景となってしまいました…。

そしてバスターミナル２Fフロアの様子。

駅前バスターミナルは待合室がなかったので、ここや地下のベンチなどでバス待ちをしたこともよくありましたね。

この角度で眺める札幌駅・大丸も見納めですね。

こうして、エスタとの惜別を果たすことが出来ました。

本当に長い間、どうもありがとう。

そして、バスターミナルも。

ここの照明の清掃・交換をするアルバイトをしたこともありました。

東側に向かって、微妙に下がっているので、同じ高さで進むと、どんどんと届かなくなってきて、背伸びとか腕を伸ばしたりして、体中が筋肉痛になったことも良い思い出です…。

札幌駅前バスターミナル 乗り物

建物自体は、解体されるまで、まだ眺めることは出来るのかもしれないですね。
（一番最新で、11月半ばに訪問した際は、そのまま残っておりました。）

旅の最終日にエスタロスで、やる気は一切なくなりました。

後は素直にケロ（帰路）に就くことにしましょう。

札幌駅 駅

札幌駅の見慣れないホームにも、大分免疫が出来てきたな…。

岩見沢行きに乗車。

この方向幕、ということは…。

ハイ、めでたくクロスシートゲットです。
まあ、岩見沢はすぐ着いちゃうけどね。

秋空を眺めつつ、あっという間に…。

岩見沢にとうちゃこ。

ありゃ、こんな子が停まってら。

富裕層列車への興味はそれ程でもないですが、一応撮っておきましょう。

岩見沢の駅名標と共に…。

岩見沢駅 駅

実は、翌月にわが町和寒で再会することになるんですが…。

ここからは旭川行の普通列車に乗りカエルます。

岩見沢からもこの子にお世話になるので…。

勿論ここでもクロスゲット。

安心して黄色シール食材を頂くことができます（狸小路のドンキで購入）。

田んぼは既に黄金色に色づいて、収穫を待つばかりですね。

ラスタカラーの江部乙駅舎。

アフリカに行きたくなりますね～。

江部乙駅 駅

で、旭川にとうちゃこ。

旭川駅 駅

さて、本日は月曜日ということで、そういやイオンシネマが1100円の日だなと思い出し、急遽、ジブリの最新作を観てみることにしました。ｄポイント使って観られるのも良いよね～♪

イオンモール旭川駅前 ショッピングモール

映画鑑賞の後は、イオンでお買い物してから、20時半の快速なよろに乗車。

今回の北東パス旅程としては、これが最後の乗車となります。

旭川駅 駅

今回も七日間ありがとう、北東パス。

またお会いする日まで～。

で、和寒にとうちゃこ。

さいなら～。

これにて、今回の北東パス旅は全て終了となりました。
まあ、危ない日もあったけど、七日間全てノルマ金額の1620円は乗車することが出来ました。

和寒駅 駅

この時期の和寒駅。

蛾が大量発生するのが嫌や～(;´Д｀)(;´Д｀)(;´Д｀)。

で、翌日からは再び南瓜の収穫作業です。

これにて2023年夏の北東パス旅に関する一連の旅行記は全て終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

この旅行記へのコメント （2）

• マプトさん 2023/11/26 21:39:02

  エスタ

  すっかり冬景色ですね。
  エスタ、私にとっては、そごうの頃から知っているんで、余計寂しさを感じます。バスターミナルもよく利用しました。
  札幌、これからどうなっていくのかなぁ

  ケロケロマニアさん からの返信 2023/12/12 07:01:34

  Re: エスタ

  マプトさん、こんにちは。
  エスタ閉店してしまいましたね。まだ建物が残っている間は、余計に寂しさを感じてしまいます。
  
  そう言えば五輪招致も白紙に戻って、高速鉄道の開業も急ぐ必要がなくなりましたね。
  
  このまま建設中止にして欲しいものです。
  
  バスターミナルもクローズで、当分は混乱しそう。予約制のバスに関しては、大通のバスターミナル使う方が良いかもしれないですね。