飛騨高山～白川郷～小原桜～香嵐渓　紅葉には早いけどオバ旅満喫

2023/11/16 - 2023/11/17

会社の同僚と飛騨高山、白川郷～香嵐渓と旅行してきました。
今回は添乗員付きの至れり尽くせりのツアーとあって、何もする気のない私。
最初からトラブル回避の旅は女子会みたいなもので、のんびり食べて喋って笑って、寛ぐオバ旅満喫でした。

エリア 岐阜

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

おはようございます。7時30分松本行、あずさ3号に乗って私たちは旅立ちます～♪
朝が弱い私、遅刻しなくて良かった～
朝ご飯は電車内で食べようと思ってきたけれど、添乗員さんのアドバイスで昼ご飯も買って乗車します。

新宿駅 駅

車窓から見えた信州の山脈(多分)、午前中はまだ天気がいいのです。

10時23分松本駅到着、東京と比べればひんやりしています。

松本駅 駅

ここからは旅行社が用意してくれたバスにて、ゆったり運んでいただけます。
さて目的地にどのルートで行こうと心配する必要なし。

途中のトイレ休憩にて既にお土産買ってる友人、猿ぼぼちゃんと記念撮影します。

バスの中で添乗員さんから、お土産情報を聞かされ洗脳された私達。
〇〇と××は絶対買わなきゃ～と思い込まされ(笑)、飛騨高山に到着しました。
ここも観光地らしく外国人多いです。

飛騨高山 さんまち通り 名所・史跡

わらび餅の有名店『早蕨　いわき』、土日なら昼までに売り切れらしい。
最初にゲットして、飛騨高山をぐるっと回って帰りには完売していました。
ほんのり甘い優しいお味、何も掛けなくても十分美味しいです。

いわき 専門店

次は大のや醸造さん、赤だしの試飲がありました～あったまる(^^♪
お醤油は赤みそを1年、4年と熟成させて作っています。豆麹、麦麹、米麹から造る赤みその製法は大変珍しい。

お勧めの4年物300mlを購入します。
料理に使うより、そのものずばりの香りを楽しむ、刺身醤油として使うのがいいかも？

大のや醸造 (三之町本店) 専門店

お目当ての物を買ったら、次は食べ歩き。
飛騨高山ではみたらしではなく、みだらし団子というみたい。
確かにねっとり甘いというより、醤油本来の味わいで甘くない、素朴な味わいでした。
1本100円とこのご時世、コスパ最高～！
この満足な顔、お見せしたいがSNS怖いので伏せときます。

飛騨牛コロッケ、サクサクパン粉で口の周りザラザラだ((+_+))
美味しかったけれど、まだまだ足りないなあ～

帰りにプリン屋さんでバスの中で食べるプリンを購入、1つ430円て観光地価格だな～

バスに乗って白川郷にやってきました、どうやら展望台に登って撮影スポットから写真を撮る時間はないみたいです。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

白川郷は十数年ぶり、殆ど変わっていない感じです。
メジャーな和田家訪問、入場料400円と値上がりしています。
どこもかしこも値上がりなのは仕方ないけれど‥‥

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

和田家　間口14間、奥行き7間の建坪は、白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きい。しかも、庭や生垣、周囲の田畑や水路などの周辺環境の保存状態も良いことで知られ、白川郷を代表する建物になっています。

豪雪を支える大きな梁、薄暗い屋内が横溝正史の世界みたいです。

添乗員さんからの情報によると、この時代は一家や使用人まで一緒に住む大家族制ですが、財産を相続するのは長男のみで複数人で田を分けるのは財産を減らしてしまう、そこから『たわけ』という言葉に派生したらしいです。

次男三男は部屋住みで肩身が狭かったでしょうね、嫌なら出ていくしかない日本の封建制度の闇を見るようです。

合掌造りが並ぶ風景、日が暮れてきて肌寒くなってきます。

普段は殆ど記念撮影しないのに、マメな友人が都度声掛けして記念撮影してくれました。
後から見ると、寛ぐオバはん感満載で思わずクスっとなります。
この年代は足を切って全身を写さない事、大事ですよ～(^^♪

疲れた後はバスが運んでくれる、添乗員ツアーはバスの中でうつらうつら休養を取れる。


ホテルに着く頃は真っ暗でしたが、これは次の日に撮影したものです。

ホテルアソシア高山リゾート 宿・ホテル

ホテルアソシア高山リゾートは5つ星ホテル、部屋もこの通り広々としていました。
ポット、冷蔵庫当たり前、アメニティ何もない海外と比べちゃいけませんね。
風呂は大浴場に行ったので使っていません。

夕食はレストラン『華雲』にて和定食をいただきます。
これ入り口から会場まで、高級料亭みたいですね。

お品書きによると飛騨牛のすき焼き風鍋や、地鶏の石焼などテンション上がる献立が並んでいます。
ここで友人たちはビールもご注文。

アップでご覧ください、小鉢も種類が多いですよ。
美味しかった～満足、満足。

広々したロビーには売店もあります、宿泊客は10％割引で品数も多いです。

大浴場は５Fと７F、日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。
着いた日は５Fが女湯でしたが、次の日の朝風呂で７Fにいってもレイアウトがそっくりでおまけに両日、真っ暗なので(早朝5時は日が昇ってません)違いがよく分からなかった。

それでも広大なスペースで、内湯よりも露天の種類が多く、寝湯や岩風呂、打たせ湯など大浴場好きにはたまらない施設でした。

朝は会場は変わってレストラン『ロジエール』、ビュッフェの種類多いです。
ブダペストやウィーンに比べると、これぞ日本のおもてなしと胸を張りたくなる。
全種類食べるのは到底無理です、おかゆとみそ汁飲んだらパンが1つしか食べられない。食は年々減っていくのに、新陳代謝悪くて痩せない、なんでやねん！

今日は愛知まで移動して小原の四季桜と香嵐渓の紅葉を愛でます。
と言っても天気予報は雨、何とか小原に着くまでに雨は止みましたが足元悪いです。

小原の四季桜 花見

雨が降っていたのもあって、4～5分咲きという感じです。
天気が良くないのか観光客は我々ツアーのみ、貸し切り状態です。

紅葉も見られます。一通りぐるっと見て次の目的地に向かいます。

東海地方随一の紅葉の名所『香嵐渓』、昔来た際は渋滞で全く動かなかった嫌な思い出しかない。
天気予報は雨だがここもどうやら止んだみたい、観光先で降られたことはない晴れ女パワーが効いたかも！

ここも紅葉なら5分どころ、青空ならもっといい写真になりそうなのにね。
でも降っていたせいで人も少ない。

香嵐渓 紅葉

渋滞がなかったので自由時間もたっぷり取っていただきました。
でも日本人ツアーって添乗員にとっては楽だよね、再三注意しなくても集合時間前に出発できる。
インバウンドで外国人も増えているけれど、インド人ツアーなどは1時間前に集合時間を設定しなければならないとか…わかる気もします。

待月橋から顔隠しては意味ないですけれど、何枚も撮ってくださいました。

待月橋 名所・史跡

香嵐橋、香嵐渓の吊り橋で撮影スポットとしても人気です。
上高地の河童橋的ロケーションですね。

吊り橋は歩くたび揺れて、気持ち悪くなりそう((+_+))

香嵐橋 名所・史跡

周りの木々が赤ければ最高のフォトスポット、『香積寺』の山門。

香積寺 寺・神社・教会

1427年、滅亡した足助氏の菩提を弔うために飯盛山（いいもりやま）の足助氏の居館（飯盛山城）跡に建立されたらしい。
もう少ししたら一面の紅葉が見事でしょうね。

時間的にこれ以上奥に行くのも、飯盛山に登るにも体力が無いので、モミジのトンネル迄戻ってきましたが、まだ緑のトンネルでした。

香嵐渓 もみじのトンネル 自然・景勝地

雨上がりもあって川の水量は多め、それでワイルドな一枚撮れました。

鎌倉時代、元弘の変(1331年）で笠置山に立て籠った篭城軍総大将となった武将　足助次郎重範を祀る神社。
確か捕まって処刑されたのではなかったかな、でも名前にあやかって足腰の神様になっているのでしょう。

読み方がずっと分からなかったけれど、足助(アスケ)と読むそうです。
ずっと自分の足で歩けますように。

足助神社 寺・神社・教会

天気持って良かったです、ありがとう！香嵐渓。

昼食は名物、五平餅。
私はみたらし団子も食べてみましたが、何か味が被ってました(泣)
甘いみたらしを想像したけれど、東海地方も飛騨高山と似ているのか？
京風の甘味ダレが食べたかった。

後はずっとバス移動で長野まで戻ります。
帰りは茅野駅からで、そう大きな駅でもないので食事が出来るサービスエリアで休憩を取ってくれます。
飛騨高山ラーメン、やっと食べられました。

余裕で茅野駅に着き、ここからあずさ54号で新宿21時15分着。
何とかあずさの先頭車両をとらえようとしたけれど、私も友人も撮影に失敗。
車内は快適で喋ったり寝たりで新宿まで過ごしました。

茅野駅 駅

今回の私のお土産はこの位、既に醤油以外は消費してしまった。
醤油はお正月には使えるといいのですが、1泊2日はあっという間に終わりました。
いつもはオリジナル旅行を楽しんでいるけれど、こういうゆったりしたお任せ旅行もいいかも、旅のプロである添乗員さんのつぶやきから色々な知識を得ることが出来ました。

一緒に行ってくれた友人たちありがとう！
11月16日5089歩。
11月17日7966歩。
全然、歩いてないやないか？　でもこれくらい無理のない方がいいかもね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （6）

• まつかこさん 2023/12/03 23:15:43

  横溝正史

  オカンカンさん
  
  こんばんは、私も感じました横溝正史の世界。もしかして撮影場所？と思ったほどです。
  昼間だからさほど怖くなかったですが、夜はきっと一人ではトイレ行かれないかも。
  たわけの言葉の意味、昔の日本・男子それも長男なんですね。
  
  母は姑に男の子で無ければ孫では無いと言われたのがショックだったと言っていました。
  まつかこ

  オカンカンさん からの返信 2023/12/04 20:40:52

  RE: 横溝正史

  まつかこさん　　　　オカンカンです。
  
  いつもありがとうございます。
  古い日本家屋って本当に暗いですね、外から見えないようにという意図が、必然的に光を遮る建築法になっていったのかな…
  
  昔は女性より男性を産んだ方が偉いみたいな風潮ありましたね。
  女性の方が優秀でも威張ってられた、男性にとって都合のいい世の中でもありました。
  長男だけに相続しても、まぬけで全部無くしてしまうかもしれないのにね。
  今の時代には合わないですね。
  

• ちふさん 2023/11/25 20:47:43

  白川郷の秋、いいですね！

  ８時ちょうどではない、あずさ２号ではないやつでの、松本駅行きいいですね！
  バス旅行で白川郷で、団子とコロッケ、最高ですね！
  そして、高山ラーメン。空腹時に食べると絶対にうまいやつですね！
  素敵な旅行記、ありがとうございました！

  オカンカンさん からの返信 2023/11/26 09:59:39

  RE: 白川郷の秋、いいですね！

  ちふさん　　　　オカンカンです。
  
  あずさ2号が通じる年代、お仲間(笑)ですね。
  あずさ、メチャクチャ快適で新幹線みたい、流石日本です。
  食べ歩き、団子やコロッケ、プリン、飛騨牛の串焼きも食べたかった…十分食べてますね(笑)

• クサポンさん 2023/11/23 22:18:57

  わらび餅

  オカンカンさん
  クサポンです
  
  いわきのわらび餅買えたんですね。私が行った時は売り切れ。高山での1番の心残りです。
  いつかリベンジしたい！
  お味噌は私も買いました。
  もちろん、みたらし団子も食べたよ。
  
  このツアーは鉄道とバスの組み合わせでいいですね。
  バスばかりだと渋滞が心配だもんね。
  
  白川郷は雪の時素敵でしたよ。
  そして、！たわけ！1番心に残りました(^◇^;)
  ガイドさんがいるといろんな話が聞けるのはいいですね。
  
  私は来月鉄道で湯治旅の予定です。この私がゆっくり出来るのかな～(ｰ ｰ;)
  

  オカンカンさん からの返信 2023/11/24 21:47:10

  Re: わらび餅

  クサポンさん　　　　　　オカンカンです。
  
  いわきのわらび餅、有名だったんですね。
  そんなに甘くなくて、何も掛けなくても美味しかったです。
  
  バスばっかりでも飽きてしまうし、電車に乗ったりでメリハリが付きました。
  何もかもお任せのツアー、集合時間が慌ただしいけれど、たまにはいいなと思います。
  
  たわけ！笑っちゃいますよね。いやはや言葉にはちゃんと語源がある。
  添乗員さんは他にも、国内の紅葉の名所とかホテルとかを教えてくれました。旅のプロから学ぶことも多いです。
  
  来月は湯治旅ですか！湯上りに一杯もいいですね。
  お酒強くて羨ましいです、お気を付けていってらっしゃいませ。