2023/10/01 - 2023/10/09
63位(同エリア4268件中)
ねこぱぱさん
(世界一眺めの美しいスタバの続きです)
チェコ共和国で開催されたPIARC2023プラハ大会に参加してきました。
自分にとっては「チェコってどこだっけ?」からスタートの旅路です。
第4回となりましたが今回は教会コンサートとオペラ観賞をメインに紹介します。
最後までどうぞお付き合いください。
10/1 日
羽田→(機中泊)→フランクフルト(トランジット)
10/2 月
フランクフルト→プラハ
宿泊:STAGES HOTEL Prague, A Tribute Portfolio Hotel(マリオット系ホテル)
10/3 火~10/6 金
PIARC2023プラハ大会参加
10/7 土
プラハ→ウィーン
※列車の旅
10/8 日
プラハ→フランクフルト(トランジット)
10/9 月
フランクフルト→(機中泊)→羽田
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(前回のスタバ編からの続きです)
教会コンサートの時間に合わせてスタバを出ます。
いや~最高の思い出が出来ました(o^^o)スターバックス コーヒー (プラハ城店) カフェ
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本日の教会コンサートはティーン教会なのでトラムで旧市街へ向かいます。
何度も利用していると気付きますがプラハの人たちは席の譲り方が自然でかっこいい!どの席でもお年寄りや妊婦さん・赤ちゃん連れを見掛けると直ぐに席を立ってスマートに譲ります。
日本のように座ると目を瞑ったり、動画を見て気付かないフリをする人居ないです。自分も見習おう! -
こちらが今夜コンサートが催される“ティーン教会(Týnský chrám)” です。
この教会の正式名称は“税関の前の聖母マリア教会(Chrám Matky Boží před Týnem)”でGoogleマップにもこの名前で登録されています。かつて裏側に税関(ティーン)があったためだとか… まあ地元のお爺さんが「ティーン教会」って言ってるからいいでしょう。 -
開演まで少し時間があるので寄り道します。
こちらは聖ミクラーシュ教会(Kostel sv. Mikuláše)
12世紀頃に創設。入場無料ですが17時過ぎてて閉まってました(無念)。ここも天上画が有名らしいです。
ここは第一次世界大戦中に軍の駐屯地となっていたそうで… 歴史って怖いですね。聖ミクラーシュ教会 寺院・教会
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「プラハと言えば天文時計」というくらい有名な “プラハの天文時計(Pražský orloj)”
正直なところ「かなりガッカリ」と「スリに注意」という意味で有名です。天文時計 建造物
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自分もリュックを持っていたので(スリが恐いので)壁際まで下がって位置取りします。
毎時ちょうどになると機械仕掛けのからくり人形たちが音楽に合わせて動き出します。皆さん一斉に動画撮影に集中してますね。確かにスリには絶妙なタイミングかも… でした。皆さん気をつけてください! -
旧市街広場(Staroměstské náměstí)を少しウロウロして、そろそろ開演時間が近づいたのでティーン教会に向かいます。
写真ではちょっと判り難いのですが、奥側がティーン教会で手前にそれを阻むように建物がたくさん建ってます。
これは当時プロテスタントの拠点だったティーン教会がフス戦争(1419~1434)で負けてローマカトリックの教会に変わってしまい、それを不満とするプロテスタントが教会の入口を塞ごうと建物を建てたそうです。
今の時代までそのまま残るって凄い執念というか歴史ですね~
ところで入口何処だ? -
手前の建物沿いに歩くと奥に繋がるルートが一本ありました。
スタッフらしき人が居たので「コンサートはここでいいの?」となんちゃって英語で聞いたところ合ってました。とりあえず会話も通じて良かったです。 -
ティーン教会の中です。
コンサートはこのまま使用されるようで特に準備とか装飾もありませんが、充分に雰囲気あって素敵です。
あと、皆んなラフな格好で来てたので日本みたいに敷居が高く無くていいですね。ティーン教会 寺院・教会
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教会自体も装飾や壁画がもう芸術品です♬
なんかセキュリティとか大丈夫なの?って言う感じでたくさん置かれてます。おかげで素敵な写真がたくさん撮れました。 -
コンサートは全10曲。よく耳にするクラシック曲をメインで演奏してくれたので馴染みやすかったです。
演奏の腕前は… まあ毎日やってる教会コンサートくらいのクオリティですが十分に楽しめました。
それと演奏中にスマホ撮影や席移動する人もいて、最初は「えぇ~!」って感じでしたが慣れると違和感も無くかえってリラックスしてクラシックを聴くことが出来ました。自分の後ろ席のカップルは膝枕しながら聴いてたです。
あと、やはり教会の造りなので柱や装飾が多くてサイド席ではほとんど演奏者は見えません。まあ見て無いので自分は気にはしませんでしたけど。。
連れと一緒なら真ん中席がお勧めです。 -
一気に飛ばして翌朝!
おはようございます。
写真はホテル朝食ですが… 気がつくと緑が全く無いですね。栄養が偏りそう…
そして今日も午前中はプラハ会議センターでお仕事。
午後は出番が無いのでプラハ城に行って来ます。 -
仕事では無いのですが…
PIARCの会場では日本ゲストの書道家 真澪(SHIN-REI)さんが、来場者のお名前を漢字にして団扇にサインするイベントが開催されていました。
なかなか思い出に残る取組みですね。本当は並びたかったけど日本語名じゃコンセプトに合って無いのと正直恥ずかしかったので諦めました。そうなんです、対人スキル弱いんです。。
真澪(SHIN-REI)HP
https://shin-rei.com/ -
プラハ城に向かいますが昨日のように長い階段を昇るのはひと苦労なので今回はトラムでぐるっと回って向かいます。
プラハ城裏手のポホジェレッツ(Pohořelec)駅で降りて、まずはすぐ近くの“ストラホフ修道院(Strahovský klášter)” に入りました。こちらは1143年に創設された修道院で世界一美しい図書館があることで有名です。
プラハでは何でも「世界一」が付くのでちょっと笑える…(*´艸`)ププー -
2つある図書室のうち手前側が“哲学の間(Filosofický sál)”
美しい天上画とともに4万冊以上の書物が貯蔵されています。ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会
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奥側が“神学の間(Teologický sál)”
個人的にはこちらの方が神秘的に感じます。此処には約2万点の宗教・神学の書物が保管されているそうです。
ただ両方とも室内への入場は出来ず入口から眺めるのみなんです。
蔵書も保管状態とかちょっと怪しい感じ。。
写真映りは良いですが実物は~くらいの感じで来た方がいいかもです。 -
こちらは隣の建物にある“聖母マリア被昇天大聖堂”
柵があって奥まで入れませんが美しく威厳のある教会です。 -
更に奥に進むと修道院をギャラリー化したような展示室がありました。
図書館とは別に追加の入場料が必要ですが見応えは充分にありました。ただあまり解説とか置いてないので勝手にいろいろ想像しながら見学してます。怪しい横穴とか柵付きの階段とか… 魅惑的です。 -
そして、これがその壁穴…どう見ても日本の城にある“狭間(さま)”ですよね。
日本の城と違うのは、この穴が(外壁じゃ無くて)部屋と内廊下の間にあること。敵はどっちに居るの~?
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) ワケワカラン… -
紹介したい場所はまだまだありますが次に行きます。
ストラホフ修道院、意外に見応えありました。 -
ストラホフ修道院の裏手から坂を降りてプラハ城に向かいます。
それにしても見晴らしが素敵!
統一された屋根の色からちょこんと見えるプラハ城!
怪しい雲も連なってますがドンドン行きましょう! -
またまた寄り道!
途中で可愛い猫のイラストのギャラリーを発見しました。
その名も“ギャラリーニャウ(Galerie Mňau)” 猫いっぱいのお店ですがデザインは少し個性的過ぎたかも…(正直怖い) -
通りすがりの“チェルニン宮殿(Černínský palác)”
チェコ共和国外務省の庁舎だそうです。
お庭が有名との口コミだったので入りたかったのですが、案内看板無いし、扉も閉まってるし、勝手に開けたら怒られそうなので諦めます。。チェルニン宮殿 城・宮殿
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チェコ外務省の目の前にある“ロレッタ教会(Loreta Praha)”
1626年の創設、バロック様式の聖堂で教会の宝物庫には6,222個のダイヤモンドがちりばめられた「プラハの太陽」が収められているそうです。ちょっと見たい!
入りたいけど、ここに寄るとプラハ城の入場時間が危ういので残念ながらスルーします。ロレッタ教会 寺院・教会
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可愛いトロッコ車両が通過します。
乗ってみたいけど高そう。。 -
こちらも素敵なカフェだなぁ~と思って写真に収めたのですが…
カフェ・ロレンタンスカ(Café Lorentanska)
口コミを見たら「評価1.4」
写真にも写ってるようにビールが60CZK(約400円)とありますがサービス料やチップを法外に上乗せして請求するようです。しかもカード不可!
危なかったです|||(-_-;)|||||| -
なかなか誘惑が多くてプラハ城に辿り着けません。
こちらは”聖教会ベネディクト(Kostel sv. Benedikta)”
とても小さな教会ですが、落ち着いた雰囲気で和ませてくれます。
口コミを見る限りですが、ディスカルド・カルメル会教団の創始者である聖母エレクタの遺体(ミイラ)が保管されているそうです。
目立たないのに何故か吸い寄せられるように此処に辿り着いたのは… そういうこと? -
教会の正面と真後ろだけ垂れ幕(カーテン)が掛かっています。ただ脇まで近付くと絵画やパイプオルガンが垣間見えます。隠すようで隠して無い、なんだか趣きあって素敵です♬
そうそう教会の絵画が見えないと言えば名作「フランダースの犬」を思い出します。
そして自身の年代もモロバレです。。 -
そして遂に到着!
プラハ城、衛兵さんビシッと立ってます。
凛々しいです。プラハ城 城・宮殿
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中庭にある可愛い建物は“聖十字架礼拝堂(Kaple svatého Kříže)”
聖ヴィート大聖堂の宝が展示されているそうですが、今は閉館中とのことです。聖十字架教会 寺院・教会
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そしてその先には“聖ヴィート大聖堂(Katedrála Sv. Víta)”
圧倒的な存在感!
塔の正面にはバラ窓と呼ばれるゴシック建築特有のステンドグラスで作られた円形の窓があるのが特徴的ですね。素敵だわ!聖ヴィート大聖堂 寺院・教会
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聖堂内は無料で拝観出来るエリアがあるので入口を抜けた場所は観光客でごった返しています。
その最前列から撮った写真、感動~! -
その背面を観ると、先ほど外から観たバラ窓のステンドグラスが美しい輝きを放っています。
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教会内のステンドグラス。
無料ゾーンからも充分に堪能出来ます。
ただネットでよく紹介している“アルフォンス・ミュシャのステンドグラス”がどれなのか?(全て?)
違いは判らねど素晴らしい作品が多く飾られています。
̳ට ̫ ට ̳ ゴマカシタ… -
こちらは南塔 (Velká jižní věž)
現在改装中のようですね。ここを昇るとプラハの街が一望出来ます。
どうして昇らなかったのか… 自分でも不思議です。
後悔先に立たずです。。
(*֊ ̫ ֊) シュン聖ヴィート大聖堂の南塔 建造物
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大聖堂の背面です。
もうロボットとか発進してきそうなほど要塞ちっくです。どの向きから観ても違う姿を見せてくれます。
楽しい♬ -
聖イジー聖堂 (Bazilika svatého Jiří)です。
他のゴシック調の建物とは一風変わったテイストが目を惹きます。
ただ創建は902年と聖ヴィート大聖堂(925年)より古いらしい。そして寄り道し過ぎて時間が無いので次行きます!(勿体無い…)聖イジー教会 寺院・教会
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“黄金の小道(Zlatá ulička)” の入口です。
かつて錬金術師達が黄金を生み出す試みを行っていたそうですが、多分金細工職人を集めていた…程度の物語だと思います。
チケットエリアなので入らず。。 -
“黒塔 (Černá věž)” の下を抜けてプラハ城を出ます。
本当はこっちから来た方が正規ルートなのかな?
通過した時は失念していたのですが、この黒塔には多数の拷問器具が展示されており… 興味本位というか人間の性なのか… とても見たかったです。
無念。 -
入口からはモルダウ川(Vltava)とチェコ橋(Czech Bridge)が一望出来ます。
素晴らしい景色! -
その脇にはそれらしき展望デッキが。。
すっごい人集りです。もちろん迷わず突っ込みます! -
素敵… (ㆁωㆁ*)ウットリ
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チェコに来て… プラハに来て本当に良かった~と思える瞬間でした。
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プラハの名所“古城の階段(Staré zámecké schody)” を降りて旧市街に戻ります。
降りは楽ですね~♬ -
この日の夜は会社の仲間と待ち合せて懇親会に参加。
幹事予定のお店が予約が取れず?急遽飛び込みで入ったのですが、案の定プチぼったくりの被害に遭いました。
お店の名前は“SVEJK Restaurant” チェーン店のようです。
口コミにもある通り勝手にいろいろ追加してきます。
当方も英語が堪能な上司が居たのでちょっと安心していたのですが、色々食べたくて1種類ずつオーダーしたものが全て人数分きました
((((;゚Д゚)))))))
確信犯でしょうが観光客相手に上手くやられた感じです。まあ美味しかったのでプラハの思い出(勉強代)だと思って割り切りました。Svejk Restaurant U zeleneho stromu 地元の料理
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翌朝、おはようございます。
この日はプラハ会議センターで終日お仕事だったので一気に夜の報告まですっ飛ばします。
ホテル朝食はいつものように緑少なめ、茶色多めでバランス悪し…ですが美味しく頂きました。
食事だけはチェコ料理は自分の口に合っているみたい。
カロリー過多だけがちょっと心配です。 -
今夜はオペラ鑑賞に“エステート劇場 (Stavovské divadlo)” にやって来ました。
普段は全くオペラとか無関心なんですけどプラハ旅行でいろいろ検索すると… ここは避けて通ってはいけない必須イベントです。行ってみましょう!スタヴォフスケー劇場 (エステート劇場) 劇場・ホール・ショー
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それほど大きい劇場ではありませんが、1787年にモーツァルトの代表作オペラ「ドン・ジョバンニ」がこのエステート劇場で初演されており、更にモーツァルト自身が指揮した由緒ある劇場です。
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プラハ最古の劇場で客席も650席ほどの造りですが、桟敷席が馬蹄形に配置され金色の装飾が高級感を醸し出しています。
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ただ1階席以外は絶壁感が半端なく、決してオペラ鑑賞に向いた造りでは無いと思います。
それでも雰囲気は最高です♪ -
この日の演目は「フィガロの結婚(Figarova svatba)」
ざっくりあらすじを言うと、
結婚を間近に控えた理髪師のフィガロとスザンナ。そのスザンナに色気を出すアルマヴィーヴ伯爵(領主?)、浮気者の夫に悩む伯爵夫人のドタバタ物語。
まあ欧州人はこう言うの好きだねって感じですが、モーツァルト自身は貴族批判を盛り込んだちょっとドロドロした作品です。 -
第2幕が終わった時点でブレイクタイム。
皆さん優雅にお酒を楽しんでます♬
もちろん自分はそこに入り込める勇気も無くウロウロするだけです(^^;)
実はこのオペラは4部構成で全4幕で2時間50分の長丁場。19時スタートで休憩入れると3時間越えの22時過ぎ…
あらすじなど事前勉強して来たとはいえ流石に飽きて来たので電車の時間を見計らって途中離脱しました。
(芸術の解らない自分でした~) -
最後は少し残念な去り方をしてしまいましたが、それなりにプラハで芸術の夜を嗜むことが出来て満足です。
教会コンサート、今回のオペラもお値段的にはかなりリーズナブル(席にも寄ります…)に体験出来るので皆さんも是非体験してみてください。 -
(ラストの1枚)
カレル橋越しに観るプラハ城の夜景です。
夜のプラハ城も絶品でした♬
今回はかなり内容を端折りましたが、“音楽の都プラハ”を自分なりに体験して報告させて頂きました。
次回はプラハ出張のスピンオフ編をまとめて紹介します。最後まで読んで頂きありがとうございました。プラハ城 城・宮殿
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2024/02/22 05:35:05
- 大人になるほど
- 楽しめる国ですね。ねこぱぱさんの本日記を拝見して、痛感。私は、まだ40代でした。
”街が美術館”とは、フィレンツエを表現する言葉のようですが、もうプラハの壮麗さ、
荘厳さには、私は、街角に立ち尽くすという感じでした。ただ一度だけですが、ねこぱぱさんのおかげで、余すところなく再訪できました。ありがとうございます。
その日に、”ドン ジョバンニ”のチケットが買えたので、慌てて黒ヒールを購入。Box席お隣は、小柄なおばあさん一人。その服装も首飾りも、あの時代を通り抜けてきたものに違いないと、オペラの間、ちらりちらり眺めていたのも良い思い出です。
修道院の図書館!?このためにだけ行ってもいいなあと思い始めました。素晴らしい情報と素敵なお写真ありがとうございます。
- ねこぱぱさん からの返信 2024/02/22 13:03:08
- Re: 大人になるほど
- mom Kさんへ
素敵なコメントありがとうございます
(*´ω`*人)
自分は出張でプラハだったので何の想いも知識も無く行きましたが、良い意味で裏切られたと思える素晴らしい街でした。是非機会があればもう一度行きたいですね♬
mom Kさんもプラハ再訪の際は素敵な旅行記をお待ちしてます。
ではでは!これからもどうぞよろしくです。
ねこぱぱ
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