2023/10/24 - 2023/10/26
15位(同エリア496件中)
ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2023/10/24
-
自転車での移動
レンタル自転車
-
飛行機での移動
与那国空港(16:30)→新石垣空港(17:00)
-
バスでの移動
カリー観光バス 17:20発石垣港離島ターミナル直通
-
車での移動
タクシー
-
車での移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
飛行機で石垣島経由で与那国島に到着後、島の観光スポットをレンタル自転車で巡りました。
本当は観光タクシーを利用して観光したかったのですが、航空券を手配した8月初旬に予約するのを失念してしまい、9月に入ってからタクシー会社に連絡したところ既に予約が一杯でした。与那国島のタクシー事情を甘く見ていました。
第2案でレンタカー利用を提案したところ、私の運転技術に疑念を持つ妻から強く拒否されて断念。結局、自転車をレンタルすることになりました。
与那国島は起伏の激しい島ですが、電動自転車が手配できて何とか観光することができました。
今年5月、JALの航空券が全路線一律6,600円になる「スマイルキャンペーン」を利用して1人で訪れた石垣島ですが、その際に渡航できなかった波照間島への心残りがあったので、「スマイルキャンペーン」ほど割安ではありませんがJALのタイムセールを利用して再び石垣島へ行くことを計画しました。
そこで妻を誘うと「与那国島に行くなら行っても良い」と宣うので、私も以前から行ってみたいと思っていた場所でもあり、「渡りに舟」で行くことにしました。
石垣島~与那国島は、フェリーも利用できるのですが、与那国島の主だった観光スポットを巡るのに4~5時間もあれば十分だと思ったので飛行機を利用して日帰りにしました。
私が前回の石垣島の旅で観光した小浜島も妻の要望で再訪しました。
*飛行機代
羽田空港⇔新石垣空港54,280円
(内訳:航空券24,000円×2、国内線施設使用料740円×2、
消費税4,800円)
新石垣空港⇔与那国空港28,004円
(内訳:航空券12,730円×2、消費税2,544円)
*宿泊料金
23日(前泊)ホテルJALシティ羽田東京ウエストウイング
15,390円(スタンダードツイン朝食無し)
24日 ホテルイーストチャイナシー(石垣島)
20,944円(ジュニアツイン朝食付き)
25日 星野リゾート リゾナーレ小浜島(小浜島)
79,200円(デラックススイート朝食付き)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 一休.com
PR
-
11:00に与那国空港に到着。
石垣島に戻る飛行機が出発する16:30までの時間を使って、レンタル自転車で観光スポットを巡ります。与那国空港 空港
-
レンタルした2台の電動自転車の内、1台はオファーしたわけでもないのに何故かチャイルドシート付です。
これには私が乗りました。
「ラクにコトーレンタサイクル」で事前予約。
料金は4,000円/台(8時間3,000円+空港配車料金500円×2)。 -
空港がある場所は、島の北側中央の海岸沿いです。
空港の敷地を出ると滑走路に平方して走る道路があり、正面に交通案内板があります。
先ずは、「日本最西端の碑」がある島西部の岬「西崎(いりざき)」に向かいます。
「西崎」までの距離はは5.8kmです。
向かって右側に進みます。 -
滑走路と並行して走る直線の道路です。
道路の右側の奥の方には牧草地「北牧場」があります。
この辺りは、ほぼ平坦でラクチン。 -
道路の脇で鎖に繋がれた山羊が長閑に草を食んでいます。
雑草対策で飼っているようです。 -
直線の道路を過ぎると下り坂になりました。
-
25分位自転車を走らせて、島の西部の久部良(くぶら)地区に到着。
T字路の一角に、赤瓦屋根で覆われた観光案内図とカジキのモニュメントがあります。
近海で獲れるカジキは与那国島の特産品だそうです。 -
久部良地区のマップです。
-
観光案内板の裏側に描かれたカジキの絵が秀逸でした。
-
ここには久部良漁港があります。
久部良漁港 名所・史跡
-
海には模様の鮮やかな魚が泳いでいます。
-
ちょうど12:00を回ってお腹もすいたので、途中で見かけた「与那国島漁業協同組合」の漁協食堂で昼食をとります。
営業時間は水・日曜日を除く11:00~14:00です。
食堂の入口上部に「志木那島漁業協同組合」の看板が掛かっていました。
「西崎」の後にテレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地になった「志木那島診療所」を訪れる予定ですが、この場所もロケ地だったようです。漁協食堂 グルメ・レストラン
-
店内です。
直ぐに入店できましたが、この後、満席になりました。 -
メニューです。
カジキのメニューがあります。 -
先ず、生ビール。
もちろんオリオンビールです。 -
私のチョイスは「カジキ定食」1,000円。
カジキの刺身盛り合わせ(カジキ、腹身、漬け)、カジキの竜田揚げ、小鉢(モズク)の定食です。
新鮮な刺身、ホクホクした竜田揚げの違った味が楽しめて美味しかったです。 -
妻のチョイスは「与那国産アザミ入りそば」です。
定番のラフテーの他にカジキの角煮がトッピングされています。
麺にイリオモテアザミの葉・茎・根の粉末が練り込んであるそうです。
スープは、沖縄そばがカツオベースなのとは違ってカジキベースだそうです。 -
漁協食堂の裏側の岸壁で記念撮影。
後ろに見える海に突き出た岬が「西崎」です。 -
ズームアップ。
岬の突端に灯台が見えます。
与那国島は八重山諸島の他の島と違って断崖絶壁があるダイナミックな地形になっています。 -
「西崎」の手前に「ナーマ浜」があります。
ナーマ浜 ビーチ
-
灯台を目指して急な坂を上ります。
-
妻も頑張って上ってきます。
-
「西崎」に到着し、記念撮影。
西崎展望台 名所・史跡
-
「日本最西端の碑」までは、まだ上り坂が続きます。
自転車は駐車場に置いて、歩いて上りました。 -
見えてきました。
-
「日本最西端の碑」です。
台湾までの距離が約111kmの場所です。日本最西端の碑 自然・景勝地
-
もう少し上ると灯台と展望台があります。
-
展望台です。
-
展望台からの眺め。
北側の海。 -
久部良漁港全景です。
-
自転車を停めた駐車場です。
トイレもあります。 -
南側の海岸に打ち寄せる波が美しいです。
-
展望台の床に描かれた図です。
-
与那国島と台湾の距離感が良く分かります。
-
「西埼灯台(いりさきとうだい)」です。
昭和32(1957)年に建設された日本最西端の灯台です。
この方角に台湾があるのですが、その姿を見ることはできませんでした。西崎灯台 名所・史跡
-
「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の記念碑があります。
2019年7月、最初の琉球列島人が3万年前に台湾から黒潮を超えてやってきたことの実証実験を行い、丸木舟で男女5人が台湾から45時間をかけて与那国島にたどり着いたそうです。 -
次は、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地「志木那島診療所」に向かいます。
島の南部中央付近の比川地区にあります。
「西崎」から一気に下ります。 -
島の南側の海岸沿いの高台に広がる牧草地「南牧場」を通る道路を東に向かって進みます。
写真は、牧場の入口にある、道路を横切って刻まれた溝「テキサスゲート」です。
車が徐行すれば通過できる程度の溝ですが、この溝があると放牧した馬や牛が外に出ないのだそうです。
自転車は車輪が溝にはまるので降車して通過します。 -
坂道を上ってくる妻。
後ろに「西崎」が見えています。 -
道路の傍らでは、放牧された日本在来種の与那国馬が草を食んでいます。
南牧場 動物園・水族館
-
道路の傍らまで普通に出てくるので、至近距離で馬を見ることができます。
西洋種と違って小型の馬です。 -
途中、陸上自衛隊の与那国駐屯地がありました。
-
長閑な牧場からは海が一望できます。
-
ここが映画版『Dr.コトー診療所』のポスター写真の撮影場所です。
下り坂の正面に紺碧の海が見える絶景の場所です。 -
これがポスター写真です。
私もこれくらいズームアップして撮ればよかったのですが・・・。 -
坂道を下ってくる妻。
-
坂道を下ってくる妻。
-
写真を撮っている私を追い越していきました。
-
海を背景に記念撮影。
-
海岸沿いの道路が更に続きます。
-
海岸沿いの道路がまだまだ続きます。
この場所からの眺めも良いです。 -
「志木那島診療所」に到着。
Dr.コトー診療所 名所・史跡
-
記念撮影。
-
診療所の中に入ります。
玄関を入って直ぐの受付です。
入館料は15歳以上300円。
開館時間は9:00~18:00で年中無休です。 -
受付の内部です。
-
待合室です。
テレビで見たことのある風景です。 -
内側から見た玄関です。
-
事務室と病室です。
-
事務室です。
-
事務室です。
-
事務室です。
白衣も展示されています。 -
病室です。
-
処置室です。
-
中に「Dr.コトー診療所」に登場した小道具の「ヤシガニラーメン」と「『あきおじ』の藁草履」がありました。
-
テレビ番組内で診療所の屋上に掲げられていた旗と五島先生が使用した往診用の自転車もあります。
-
屋上に上がる階段。
急な階段なので、上る際には注意が必要です。 -
屋上からの眺め。
-
屋上からの眺め。
広くて美しい海岸です。 -
屋上からの眺め。
妻が疲れたというので、島を反時計回りで1周する予定を変更して空港に戻ることにしました。
妻は、前年11月に病気で入院してから体力回復が道半ばの状態なので少し無理をさせてしまったかもしれません。 -
比川地区から島の中央部を北に約3km真っ直ぐ進むと空港です。
島の中央部には山があって少し上り坂がきつかったのですが、何とか乗り切りました。
写真は、空港に向かう途中で見かけた、与那国のブランド牛「どなん牛」を飼育する「真嘉(まか)牧場」の石碑です。 -
14:00過ぎに空港に到着。
妻を待合室で休ませた後、飛行機の時間までまだ余裕があるので、妻の勧めもあり私1人で島の東端の岬「東崎(あがりざき)」を訪れることにしました。与那国空港 空港
-
空港の滑走路東端に位置する祖納(そない)地区の集落を通り抜けて東に進みます。
祖納地区は与那国町役場がある島の中心部です。
写真は、祖納地区にあるナンタ浜です。ナンタ浜 ビーチ
-
空港から自転車で30分位走ると、島の東南部に向かう分かれ道がありました。
この道を進むと観光スポットの景勝地「軍艦島」、「立神岩」があるのですが、土地の起伏が激しくて時間的に行くのが無理そうなので諦めました。
「立神岩展望台」は遠望できました。 -
更に道路を真っ直ぐに進むと風力発電の大きな風車あり、その向こうに小さく灯台が見えてきました。
-
「東崎」の灯台です。
周囲の牧草地は「東牧場」で、道路を与那国馬がのんびりと歩いていました。 -
「東崎展望台」入口です。
東崎 自然・景勝地
-
地形の説明。
-
岬の先端部まで続く遊歩道を歩いて進みます。
-
北側の海岸です。
-
「東崎」は、海面から約100mの高さに切り立った断崖絶壁の岬です。
-
展望台は台風による被害でしょうか、破損して利用不可です。
-
与那国馬の説明板があります。
-
一心に草を食んでいます。
-
「東埼灯台(あがりさきとうだい)」です。
-
「東崎」の突端です。
この方向66kmの距離に西表島があり、晴れた日には見えるそうです。 -
北側の海岸です。
白い波浪が見えます。
「アリシ」と呼ばれる場所でサーフスポットだそうです。 -
空港に戻る途中、道路の傍らに石垣で周囲を囲った場所がありました。
-
これは、「ダティクチディ」の史跡です。
ここには、琉球王朝の時代に近くの海を通過する船の監視と通報を行った監視台「火番盛(ひばんむい)」が置かれていて、毎年旧暦8月に「火番盛」の小屋を造り替えることを「ダティクチディ」と呼んだそうです。
現在は石垣が残っていているだけですが、「ダティクチディ」の代わりに祭事が行われているそうです。 -
祖納地区まで戻ってきました。
地区の南西部に上部が平たく屏風状にそびえている断崖が見えました。
そこに「ティンダバナ(ティンダハナタとも呼ばれている)」という断崖の岩穴を利用した展望スポットがあるというので行ってみます。 -
集落から急坂を上って断崖の中腹まで来ました。
これが与那国島で私が通った道路で1番の急な坂道でした。
道路から一段高い場所に駐車スペースがあります。 -
「ティンダバナ」の入口です。
-
崖伝いに遊歩道が整備されています。
-
ゴツゴツとした岩肌が迫る遊歩道です。
-
「ティンダバナ」の地形は、サンゴの隆起と浸食によって形成されたものです。
上層は「琉球石灰石岩層」、下層は砂岩と泥岩からなる地層「八重山層群」から成っていて、両層の間から湧いて出る豊富な水が八重山層群を侵食することにより、崖に切り込みが形成されたのだそうです。 -
開けた場所に出ました。
ベンチがあり展望所になっています。 -
展望所からは祖納地区の雄大な姿が一望できます。
澄み切った青さのナンタ浜とその向こうに広がる東シナ海の色のコントラストが美しいです。 -
更に先に進みます。
岩肌に横方向に縞模様が走っているのが確認でき、地層がの様子が良く分かります。ティンダハナタ 名所・史跡
-
昭和18(1943)年にに建立された、石垣島出身の詩人「伊波南哲(いばなんてつ)」の詩碑がありました。
-
遊歩道はこの先で終わっています。
-
断崖のダイナミックな窪みに造られた遊歩道でした。
絶景を堪能できて、ここまで来た甲斐がありました。 -
15:50分に空港に戻り、レンタル自転車を返却。
セキュリティチェックを通過後、出発待合室へ。与那国空港 空港
-
搭乗開始。
飛行機は往路と同じ機種でしたが、機体は違っていました。 -
座席です。
中央通路の片側2席づつの1列4席。 -
機種はカナダのデ・ハビランド・カナダ社(その後、ボンバルディア・エアロスペース社が買収)製DHC8-Q400CC型です。
-
滑走路へ。
ターボプロップエンジンを装着。 -
定刻の16:30に離陸しました。
離陸直後に「ティンダバナ」の姿が見えました。
奥に見える山は、与那国島で1番高い「宇良部岳」(標高231m)です。 -
「東崎」も見えました。
周囲が断崖になっているのが良く分かります。 -
西表島上空を通過。
島の南西部にある大原港と仲間川が見えました。 -
約20分の飛行で新石垣空港に着陸。
-
飛行機からエプロンを歩いてターミナルビルへ移動。
-
エプロンから空港ターミナルビルを眺めるのは得難い体験です。
-
空港ターミナルビルの到着ロビーです。
情緒がある光景です。 -
ターミナルビルの外に出て記念撮影。
新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港
-
バスで石垣市街に向かいます。
国際線の前にあるカリー観光のバス停です。 -
石垣港離島ターミナル直通のバスです。
料金は500円です。 -
石垣港離島ターミナルに到着。
石垣港離島ターミナル 乗り物
-
今日宿泊するホテル「ホテルイーストチャイナシ―」です。
石垣港離島ターミナルから歩いて5分位の場所にあります。ホテルイーストチャイナシー <石垣島> 宿・ホテル
-
1階にある独立したレセプションです。
客室に向かうには、レセプションの外にあるエレベーターを利用します。 -
エレベータの横に熱帯魚が泳ぐ水槽があります。
-
客室です。
-
客室です。
ジュニアツインルーム。
窓辺にソファがあり、行動に不自由を感じない程度の広さです。 -
客室です。
-
冷蔵庫です。
-
バスルームです。
-
このホテルは全室オーシャンビューでベランダがあります。
-
竹富島の向こうに夕日が沈みます。
-
ズームアップ。
西表島の島影も見えます。 -
夕食をとりに外出。
写真は、730交差点です。 -
夕食の店は「ひとし本店」です。
19:00の予約です。
2か月前から何度も電話し続けてやっとつながり予約できました。
ホテルから歩くには距離があるのでタクシーを利用しました。
1メーター500円です。ひとし 本店 グルメ・レストラン
-
店内です。
こちらはカウンター席です。 -
テーブル席に案内されました。
-
メニューです。
-
メニューです。
-
メニューです。
私が好きな「島らっきょう」はシーズン終了。 -
メニューです。
-
メニューです。
-
地元食材の紹介。
-
先ずオリオンビールの生です。
-
海ぶどうです。
-
刺身盛り合わせ(2人前)です。
11種類の刺身が2切れづつ+玉子焼。
どれも新鮮で美味しく、ボリュームもあります。 -
生ビールの次は泡盛です。
ロックでいただきます。
沖縄の酒器「カラカラ」で提供されます。 -
石垣牛のカルビ串です。
-
近海魚の煮付けはグルクンです。
少し甘めの味付けですが、これがまた美味しいです。
他に握りずしを食べましたが写真を撮り忘れました。
「予約がとりずらい店」との評判の店だけに、どの料理もとても美味しかったです。
この後、タクシーでホテルに戻り就寝。
長い1日が終了しました。 -
「日本最西端の証」です。
与那国空港で販売していました。 -
与那国空港の「御翔印」です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
与那国島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023年与那国島の旅
0
145