日本最西端の与那国島への旅　①羽田から石垣島経由で与那国島へ

2023/10/24 - 2023/10/26

今年5月、JALの航空券が全路線一律6,600円になる「スマイルキャンペーン」を利用して1人で訪れた石垣島ですが、その際に渡航できなかった波照間島への心残りがあったので、「スマイルキャンペーン」ほど割安ではありませんがJALのタイムセールを利用して再び石垣島へ行くことを計画しました。
そこで妻を誘うと「与那国島に行くなら行っても良い」と宣うので、私も以前から行ってみたいと思っていた場所でもあり、「渡りに舟」で行くことにしました。
石垣島～与那国島は、フェリーも利用できるのですが、与那国島の主だった観光スポットを巡るのに4～5時間もあれば十分だと思ったので飛行機を利用して日帰りにしました。
私が前回の石垣島の旅で観光した小浜島も妻の要望で再訪しました。

＊飛行機代
　羽田空港⇔新石垣空港54,280円
　（内訳：航空券24,000円×2、国内線施設使用料740円×2、
　　消費税4,800円）
　新石垣空港⇔与那国空港28,004円
　（内訳：航空券12,730円×2、消費税2,544円）

＊宿泊料金
　23日（前泊）ホテルJALシティ羽田東京ウエストウイング
　　　　　　　15,390円（スタンダードツイン朝食無し）　　　　
　24日　　　　ホテルイーストチャイナシー（石垣島）
　　　　　　　20,944円（ジュニアツイン朝食付き）
　25日　　　　星野リゾート　リゾナーレ小浜島（小浜島）
　　　　　　　79,200円（デラックススイート朝食付き）

エリア 与那国島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: JALグループ JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは品川駅です。

石垣島への出発便が早朝の6:45発。
私1人なら当日に最寄り駅の始発電車に乗れば何とか間に合うのですが、妻同伴ということもあって前泊することにしました。
羽田空港近くのホテルに向かう途中、「寿司が食べたい」という妻のリクエストに応えて、品川駅の「駅ナカ」の立喰い寿司「魚がし日本一」で夕食です。

入店まで10分位待ちました。

寿司 魚がし日本一 エキュート品川サウス店 グルメ・レストラン

店の外にあるメニュー看板です。

メニューによって2貫提供と1貫提供があります。

生ビール（税込650円）。

北寄貝と帆立貝（各2貫税込440円）。

秋刀魚（2貫税込440円）。

生さば、鳥貝 （各1貫税込275円）。

写真はありませんが、他に漬けマグロなどを食べました。
メニューが充実していて美味しく、値段もリーズナブルで良かったです。

品川駅から京浜急行で穴守稲荷駅に到着。

穴守稲荷駅 駅

駅前の通りを抜けて環状八号線の広い通りに出ると、宿泊するホテルJALシティ羽田東京ウエストウイングが見えました。

ホテルJALシティ羽田東京 WEST WING 宿・ホテル

エントランスです。

このホテルを選んだのは、羽田空港までの無料送迎バスを運行していて宿泊料金が程々なことです。

フロントです。

床に羽田空港の鳥瞰図がデザインされているのがJALの名前を冠したホテルらしいです。

宿泊客専用ラウンジです。

無料のドリンクバーがあります。
テイクアウトの夕食を食べている人がいました。

客室です。

ツインの部屋で、それぞれのベッド幅が広いのは良いのですが、それに比較して部屋が狭く、ベッドの間に通路スペースが取れていないためにダブルベッド状態です。

ベッドの乗り降りに不便でした。

バスルームです。

まだ時間が早いので、1人でホテル近くにある穴守稲荷神社を訪れました。

穴守稲荷 寺・神社・教会

拝殿です。

御祭神は、天照大神（あまてらすおおみかみ）の食事を司るという穀物と食物の女神「豊受姫命（とようけひめのみこと）」です。

「穴守」とは、「堤防に空いた穴がもたらす禍から羽田の土地を守る」という意味だそうです。

千本鳥居です。

稲荷山です。

ホテルと穴守稲荷の間にあるヤマトグループ物流ターミナル「羽田クロノゲート」です。

「羽田クロノゲート」です。

24日（火）の朝です。

4:30に起床。

5:30発の無料シャトルバスで羽田空港第1ターミナルへ向かいます。
第3ターミナルを経由で到着まで約15分かかります。

無料シャトルバスです。

予約不要ですが、満員になることがあるので早めに乗車するのが賢明です。

羽田空港第1ターミナル南ウイングに到着。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

セキュリティチェック通過後、南ウイングのさくらラウンジへ。

羽田空港国内線ラウンジ 南ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ

今日の朝食は、空港で購入した「柿の葉寿司」です。

さくらラウンジからの眺め。

6:45発、JAL971便新石垣空港行に搭乗します。

新石垣空港から与那国空港行に乗り継ぎして一気に与那国島に向かいます。

搭乗機です。

搭乗する際に、東京ディズニーリゾート40周年を記念した特別塗装機「JAL Colorful Dreams Express」が見えました。

座席は窓側のK・Hです。

機種はボーイング767‐300型です。

定刻にプッシュバック開始。

タキシング中にA滑走路に着陸する飛行機が見えました。

C滑走路から離陸しました。

離陸するまでに少し時間がかかりました。

羽田空港全体を眺めることができました。

横浜港です。

厚木航空基地です。

富士山です。

ズームアップ。

南アルプス付近。

連なる山の谷間に雲が低く立ち込める「雲海」が綺麗でした。

伊勢湾です。

手前に突き出しているのが知多半島です。

和歌山県の潮岬。

奄美大島です。

写真右下に奄美空港が見えています。

奄美市の名瀬港が見えました。

2022年10月に訪れた場所です。

加計呂麻島です。

翼の下方のに、虹の輪が現れました。

背後から差し込む光の影響で影の側にある雲や霧によって光が散乱されることによって発生する「ブロッケン現象」です。

石垣島が見えてきました。

島の北端の平久保崎が見えます。

島に沿って南下。

サンゴ礁がとても美しいです。

一旦、新石垣空港を右側に見ながら通過。

ズームアップ。

新石垣空港です。

そして島の南側の白保海岸付近で右旋回を始めました。

途中、遠くに石垣市街地が見えました。

白保海岸です。

飛行機は北向きに180度旋回し、空港に向かいます。

着陸しました。

新石垣空港ターミナルビル全景です。

定刻から5分遅れの9:55にスポットイン。

乗り継ぐ与那国島行の飛行機が10:05発だったので、時間が迫り少し焦りましたが杞憂に終わりました。

降機する際に、ブリッジから駐機しているプロペラ飛行機が見えました。

次に搭乗する飛行機ではないかと思いましたが、実際にその通りでした。

新石垣空港空港です。

10:05発、RAC（琉球エアコミューター）741便与那国行に乗り継ぎます。
RACは、沖縄の島々を結ぶ11路線を運航するJALグループの航空会社です。

しかし、搭乗が開始されたのは10:20でした。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

搭乗です。

空港ビルから飛行機まで徒歩で向かいます。
こういう機会は滅多にないので写真をしっかり撮ります。

正面から。

右側から。

記念撮影。

機種はDHC8-Q400CC型です。

この飛行機は、カナダのデ・ハビランド・カナダ社（その後、ボンバルディア・エアロスペース社が買収）が開発した双発ターボプロップ旅客機です。

機種の最後のCCとはカーゴコンビの略で、通常の仕様よりも貨物室を拡充して客室を50席に抑えてあるそうです。

機内です。

中央通路で片側2席づつの1列4席です。
満席でした。

座席は右側の2席H・Kです。
直ぐ横にプロペラが見えます。

機窓からは羽田から搭乗してきたJAL機が見えました。

タキシングで滑走路に侵入。

離陸しました。

北向きに離陸して左旋回。

離陸して直ぐに平久保崎方面が見えました。

西表島の少し北側にある鳩間島上空を通過。

そして与那国島です。

離陸してから約25分の飛行時間でした。
フェリーだと石垣島から週2便で4時間かかります。

着陸しました。

タキシング中。

与那国空港の滑走路の長さは2,000mだそうです。
ボーイング737型機の発着も可能ですが、現在の定期便に使用されているのはDHC8-Q400CC型のみです。

与那国空港の空港施設が見えてきました。

ターミナルビルは平屋建てでボーディングブリッジはありません。

当然、沖止めです。

飛行機から徒歩でターミナルビルに向かいます。

ターミナルビル。

記念撮影。

バゲージクレームのベルトコンベアーは1台。

羽田～石垣島間では機内持込OKだったキャリーバッグが、石垣島～与那国島では飛行機が小さいために預け手荷物にしなければなりませんでした。

バゲージクレームの壁に、与那国島がロケ地になったテレビドラマ『Dr.コトー診療所』のポスターが所狭しと張られていました。

ズームアップ。

『Dr.コトー診療所』の「志木那島診療所」の前に立つ主人公の医師「五島健助」役の吉岡秀隆氏です。

後ほどこの場所を訪れる予定です。

こちらは、16年振りの続編として製作され2022年12月16日に公開された劇場映画の特大特大ポスターです。
紺碧の海に向かって疾走する自転車のシーンが印象的でした。

この場所も訪れる予定です。

預け手荷物を受け取って制限エリアから出ると、売店が数店営業していました。

空港内にはコインロッカーがありますが、小型ですのでキャリーバッグ程度の大きさになると使用できず、また荷物預かり所もないので注意が必要です。

私たちのキャリーバッグは、写真の店ではありませんが、たまたま荷物預かり所の場所を尋ねた売店で荷物預かり所が無いことを聞き落胆していたところ、ご厚意で無料で預かっていただきました。
ありがとうございました。

帰りにその売店でお土産を買ってご厚意に応えました。

ターミナルビル内にある与那国島案内観光図です。

東西約10㎞、南北約4kmの島です。
空港は島のほぼ中央北側の海岸沿いにあります。

外側からの与那国空港ターミナルビルの眺めです。

シーサーが鎮座していました。

これからレンタル自転車で島内を巡ります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

与那国空港 空港