2023/11/12 - 2023/11/12
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norio2boさん
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須藤玲子: NUNOの布づくり
Sudo Reiko: Making NUNO Textiles
テキスタイルデザイナーの須藤玲子(1953~)と彼女のグループNUNOの作品展示
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
20231008~1210
大人950円大学生650円高校生以下無料
NHKの日美アートシーンでも紹介された
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
地下の駐車場を利用
1時間無料
美術館でスタンプ貰うと+1時間無料丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 美術館・博物館
-
美術館方面出口へ
-
階段を上がると右側に丸亀駅
丸亀駅 駅
-
左側には
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 -
設計は谷口吉生(1937東京~)
-
美術館の入り口
左側に谷口吉生が設計した施設のリストがある
このうち行ったことがあるのは
東京国立博物館、香川県立東山魁夷美術館、NYのMoMA、金沢の鈴木大拙館
山形県酒田の土門拳記念館に行ってみたい
イサムノグチの彫刻「土門さん」がある -
突き当たりがチケット売り場
写真の右手奥にミュージアムショップ -
チケット売り場の左手奥にエレベーター
-
エレベーター3階から特別展に向かう
廊下部分 -
廊下の途中で左側のガラス越しに階段の空間が見える
突き当たりにミュージアムカフェ
谷口吉生のコンセプトは開かれた美術館だったと思う -
入り口
須藤玲子
1953年茨城県石岡市生まれ
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科
東京造形大学名誉教授
現在は株式会社良品計画のアドバイザーリーボード
ニューヨークMoMA、メトロポリタン美術館
ボストン美術館などにパーマネントコレクションがある -
フライヤー
表紙は2種あるが裏面は同じ
今回の展示は
2019年に香港のミュージアムCHATで企画開催されヨーロッパから日本へと世界巡回されている -
最初の展示作品
個性的な288の布で構成されたパッチワーク -
圧倒的な大きさ
手前のショーケースに布地見本が並べられている -
幕 幔幕
幔幕(まんまく)は布製の障屏具
欧米ではカーテン
全国26の織物や染物の産地から取り寄せた288種の布をパッチワークしている -
布見本
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288種の由来
素材と製造 -
撮影は静止画、動画共に許可されている
更に触って触感を楽しみ布を知ることが出来る演出になっている -
触る鑑賞者
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ジャガード織物
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ジャガード織
総本数2060本の糸から密度のある織物が出来上がる
右手に糸巻き -
和紙プリント「アマテ」
日本の和紙の歴史は奈良時代
こうぞ、みつまた、がんび
などを使う
アマテはメキシコの樹皮から作る紙
展示品は彼女のグループであるNUNO製の
オリジナル「アマテ」 -
ピンタック織
「折り紙織」 -
天井へ巻き上げた展示
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収縮布の活用「ジェリーフィッシュ」
奥に動画の映写スペース -
ニードルパンチ
「糸乱れ筋」 -
展示正面から
-
シルクスクリーンの作業の動画
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実施例のパネル展示
マンダリンオリエンタル東京
森と水をコンセプトにした内装デザイン
エントランス正面の大型タペストリー
客室の内装
日本の布表現を駆使している -
300匹のこいのぼり
インスタレーション
展示履歴
2008年ワシントンのケネディセンター
2014年パリのギメ美術館
2018年六本木国立新美術館 -
NUNOのオリジナル布
-
NUNOの布製品
クッション
トートバッグ -
小さな田舎町で育った私は、春に秋に、着物の反物を肩に背負った小売行商が来る日を楽しみにしていました
座敷に次々と並べられる美しい着物の反物を、祖父の前に座る母、叔母の陰に隠れてうっとり見入っていました
その時からでしょうか、いつかはこの美しい布をつくる人になろうと夢見ていました
その子供の頃の夢が、私のテキスタイルデザイナーになる大きなモチベーションになったと今では思います。
須藤玲子
テキスタイルデザイナー -
動画上映
-
猪熊弦一郎現代美術館
室内空間の設計
作品が映える空間 -
須藤玲子
特別展を終えて出ると
ミュージアムカフェ -
左側ミュージアムカフェ
右側に空間カスケードプラザ
黄色のフレーム彫刻は猪熊弦一郎
「トライアングルアンドレインボー」
その奥に小さく映っているのは
イサムノグチ -
ミュージアムカフェから振り返ると
駅前への階段がある
入場券なしでミュージアムカフェまで上がって来れる設計になっている
設計者の谷口吉生と猪熊弦一郎は詳細に打ち合わせを継続し設計を煮詰めた
オープンな美術館が2人の共通のコンセプトだった
猪熊弦一郎は4万点の作品を美術館に寄贈した -
アーティストを評価するポイントのひとつに画風が変化しても同じ共通項があると思う
建築設計も同様
谷口吉生設計建造物には同じ共通項がある -
吊り下げられた須藤玲子の巨大作品
猪熊弦一郎の彫刻3点
その奥が丸亀駅
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2023/12/02 22:37:20
- 美術館
- norio2boさん
こんばんは。
お久しぶりです。
須藤玲子: NUNOの布づくりの旅行記を拝見しました。
丸亀市には、駅のすぐ近くに素敵な美術館があるんですね。
その名前は、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。
初めて聞いた美術館の名前でしたが、作品が映えるいう空間に
展示されたNunoは、まさにふさわしい場を得たようで
のびのびと展示されているように思えました。
私にとりましては、館内の写真、そして後半の設計者についての
コメントが更に興味深かったです。
谷口吉生氏、
国立博物館、MoMAなどの有名どころに混じって、鈴木大拙館も。
つい最近鈴木大拙館には行ったばかりでした。
小ぶりな大拙館でしたが、思索する為の空間の設置、
水に浮かんだような建物の見せ方などなど
空間づくりが素晴らしいなあと思いましたが、
こちらの現代美術館でも同様な感想を抱きました。
書かれていますように、山形県酒田の土門拳記念館には
私も行ってみたいと思います。
mistral
- norio2boさん からの返信 2023/12/03 17:26:30
- Re: 美術館
- コメントありがとうございました
谷口吉生のお父さん
谷口吉郎も設計家で帝国劇場や東京国立近代美術館がそうです
金沢には息子設計の谷口吉郎吉生記念金沢建築館があるようです
ニューヨークのMoMA新館(2004年)設計者に谷口吉生が選ばれた経緯は
選考者委員会が候補設計者の各地の作品をみてまわった結果
谷口吉生の丸亀猪熊弦一郎現代美術館(1991年)をみて採択されたようです
メッセージをありがとうございました
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