11/25完結【第六章】世界周遊終盤　豪州その3（SYD-CBR-MEL-HBT-ADL-MEL編）

2023/11/17 - 2023/11/24

　わたしは2023年2月からワンワールド世界周遊ビジネスクラス航空券16区間（MEL-NRT-BKK-HND-PAR-DOH-LHR-DOH-MAD-EZE-MIA-LAX-BOS-NRT-KUL-AKL-SYD）を利用し、途中の一時帰国期間も含め9ヶ月にわたり長旅をつづけてきましたが、いよいよ最終盤を迎えました。2週間先には帰国します。
　あくまでも安心・安全・快適を基準に旅を続ける中、これまでたくさんの人に支えられ、たくさんの人に出会え、たくさんの貴重な経験を積むことができていることに感謝します。
　

エリア ホバート(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今日は2023年11月17日（金曜日）。
　シドニー最終日にホテルをチェックアウトしてから、気の向くままに歩いていたらPower House Museumとかかれた大きな建物にでくわしました。入口にいた方によると「ここは以前は市内を走るトラムや可動橋に電力を供給するための発電所だったんですよ。蒸気機関や航空機、科学や宇宙だけでなく20世紀以前の様々な生活に関連した展示がありますよ。興味があればそのの右側から入って二つしたの階まで下りてご覧になってください。」と丁寧に教えてくださいました。

パワーハウス博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　下りてみてすぐに目に飛び込んできたのがこちらの航空機。

　宇宙探査機などもありました。他にも磁力や電気に関するちょっとした実験ができる装置があったり、蒸気機関車などの展示があったりで、2時近く童心に返って楽しむことができました。
　

　ここで日本人の母子連れに出会いました。お子さんは4、5歳くらいのお嬢さんお二人でした。ビザの関係でいまは学生をされているご主人さまのご希望で、海外でお仕事を見つけて生活したいとのことで1年ほど前にご家族4名でシドニーに来られたそうです。海外移住！夢を感じる素敵な響きです。

　ただ、現実は大変なこともあるようですね。思った以上に生活費がかかるので、まだシドニー以外にオーストラリア国内を旅行したことがないとおっしゃっていました。奥さまは「海外旅行は好きだけど生活までは想像していなかった。シドニーは日本と違ったところはそれほどないし、安全で食事も美味しいレストランが多いので暮らしやすいけれど、思った以上にお金がかかります。特に保育園の費用は一日15,000円かかるので大変です。まだシドニー以外どこにも旅行できていないんです。」とおっしゃっていました。でもきっと夢の大きさが現実をちっぽけなものだと感じさせるだけのパワーとなっているのでしょうね。良いお仕事が見つかって、夢が叶うとよいですね。

　無料の博物館で時間の経つのも忘れて展示を楽しんでいたら、もう1時を回ろうとしているところでした。5分ほど歩くといまやもう見慣れた景色となってきたダーリングハーバースクエア着きました。あれ？クリフリチャードさんて、sirの称号を戴いていらっしゃるんだ…。ここでコンサートか何かををされた記念でしょうか。他にもビリージョエルさんやニールダイヤモンドさんなど、世界的に超有名な方々のモニュメントがありました。

　ダーリングハーバーテラスの居酒屋レストランIchoumeにまたまたやって来ました。これで3日続けてです。きのう、すき焼きをいただいたあとでお店のシェフの方に「ここに初めてお伺いした日はチキンカツカレーとどちらにしようか迷ったけれど照り焼きチキンにしました。美味しくいただきました。」とお伝えすると「照り焼きは誰が作っても同じレシピだから、料理人からするとカレーを食べていただきたかった。スパイスの種類や配合を工夫してそのお店ならではの味を提供することができるから…。わたしは明日はいないですけど、ぜひカレーを召し上がりにまたお見えください。」とおっしゃってくださいました。とても気さくで元気の良い方で、驕りはないけど気概はしっかりとお持ちのように感じられる魅力ある方でした。
　
　お腹はぺこぺこぽこちゃん。さあ、いよいよ今日はチキンカツカレーをいただくぞ！オーダーを取りに来てくださった方に"I'd like begin with 5 pieces of kimuchi-gyoza with Sapporo as usual."とお伝えしました。サーバーの方もみなさん日本人の方のようです。心の中で「メニューはいらないよ。今日いただくものは決めてあるもん。」とつぶやしました。勝手に常連を気取ってしまいました。

　いつも接客してくださる笑顔がすてきなMさんが「今日はカレーになさいますか？お店から３日も続けて来ていただいたお礼です。」とおっしゃって「和牛を巻いた握り寿司のフォアグラのせ」を持って来てくださったのです。フォアグラなんて高級食材がわたしの口に入るのは何年、いや何十年ぶりでしょう。感激です。

　それ以上にこのカレー、涙が出そうなくらい美味しい。シェフがあのようにおっしゃっていたわけがよく分かります。こんなに美味しいカレーはわたしが今まで食べた中でこことあと1箇所あそこだけだなぁなどと思っていたら、きょうはいらっしゃらないとおっしゃっていたあの女性シェフが「お味はお気に召していただけましたか？」と言って奥の厨房からわざわざ出て来てくださったんです。二重の感激です。「シドニーの日本食レストランは日本人の経営ではなく、シェフも日本人でないところが多いんです。私たちは経営も料理人もスタッフもみんな日本人です。すべての食材を日本から持ってくるわけにはいかないのでいろいろ苦労もあるけど、インテリアも含めて日本国内にいるのと同じように楽しんでいただけるようなんとか頑張っています。」とおっしゃっていました。
　
　ちょうど食事を終えた頃、Mさんがわざわざ「わたしはこれから休憩に入ります。気をつけて旅をお続けください。」とこちらもまたわざわざテーブルまで来てくださいました。三重の感激でした。

　ダーリングハーバースクエアのIchoumeのみなさん、三日間、どうもありがとうございました。

　お腹も気持ちも満たされて、お土産屋さんに立ち寄りました。

　ホテルで預かってもらっていた荷物を受け取ってから空港に向かいます。

　シドニーからキョンベラ→メルボルン→パース→メルボルンの区間は普通席を22,000マイルで交換です。キャンベラ行きのフライトはQF1455便。カンタス航空のビジネスクラスラウンジに立ち寄りましたが、お昼ご飯に満足して何も入りません。

　搭乗です。機材はDH8-400、座席は3Bです。なかなかかっこいい。あっという間にキャンベラ到着です。

　午後10時を回っていましたが、道案内表示がすごく分かりやすく迷うことなくホテルに着きました。空港から歩いて5分。Vibe Hotelという名の新しくてなかなか洗練された感じのするホテルです。荷物整理をして眠ります。　

【ここから2023年11月18日（土曜日）の夜に追記】
　実は、数日前から少し体調を崩し気味で持参した葛根湯やイブプロフェンがなくなりかけたのでこっちで買い足す状態です。ここ数日最大量服用して何とか症状を抑え込んでいる状態です。ありがたいことにだいぶ楽になりました。
　昨夜は体調も考えてホテルで寝てた方がいいかなと思っていました。

　ところがこういう時に限って、朝早く目が覚めてしまいます。
　

　ならばとホテルで朝食を済ませて、出かけることにしました。

　それはそうと、キャンベラ空港徒歩5分のVibeホテル、かなり良かったです。煌びやかさとかはなしですが洗練されたデザインでさすが首都の玄関に相応しい感じでした。

　キャンベラはオーストラリアの行政上の首都だから見ておこうかな？くらいの気持ちでした。シドニーからメルボルンに向かい、メルボルン・パース間を往復する行程でマイル交換で航空券を手配する際に、キャンベラ経由でも同じマイル数で交換できることが分かったので、同じマイルを使うなら敢えて寄り道するのも良いだろうくらいにしか思っていませんでした。ですから、キャンベラに関してはオーストラリアの行政上の首都であるということ以外に何の知識も計画もありません。
　チェックアウト後に、とりあえず空港に移動して「夕方の5時頃には戻りたいのだけどバスに乗ってパーリアメントは見ておきたいのです。他はどこがおすすめでしょうか。」と案内係の方にお訊ねしました。「パーリアメメントに行きたいなら、近くにライブラリーがらあるから行ってみて。その前にミュージアムにはぜひ行ってみて。ここで乗り換えてね。」と地図にマーカーを付けてバスの乗り場や乗り方なども含めて詳しく教えてくださいました。バスのチケットは約1,000円の1日乗車券を勧めてくださいました。

　空港から市街地に向かうR3系統のバスに乗車。ものは試し、バス遠足気分でどこまで行くのか終点まで乗ってみようと思いました。
　終点に着く直前に運転手さんにDoes this bus go back to the city centre?と聞くと「いや。15分か20分ほどここで待ってたら次のバスが来るよ。」ということのようでした。あたりにはコンビニのようなリカーショップが一軒ある住宅地のようで、さして何にもありません。わたしが乗っていたのと同じバスから終点で降りて、わたしと同じように次のバスが来るのを待っていた方がいたのでしばらくお話ししました。大連から来た留学生さんで４日前に試験を終えて明日帰国するとのことでした。試験の結果次第でまた2月に大学に戻れるかどうか、とおっしゃっていました。専攻はapply economicsだそうです。Finger Crossed!
　シティセンターらしきところでバスを降りて、時刻表を確認するとミュージアムに向かうバスは53番、乗り場は8番のようです。ところが数分前に出発したばかりで次の便はなんと2時間後。仕方なくGoogle mapsを開くことにしました。すると徒歩なら25分ほどと表示されます。「よし、それくらいなら。」と歩き始めました。これが大正解。

　途中の景色が美しくて、ちょっと進むと写真を撮ってまた進むの繰り返し。遠くに裕に50メートルはあろうかという高さに吹き上げられた巨大な水柱が見えます。迫力があります。（あとでネットで確認したら、「キャプテン・クック記念噴水」という114メートルの高さまで吹き上げられているウォータージェットのアトラクションだそうですね。そんなことも調べてないままキャンベラまで行ったの？と言われそう…。）

　結局50分ほどかけてミュージアムに着きました。

　中もなかなか面白いけど、ここの魅力は他には真似のできない周りの景色かな？

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ジュースとチョコドーナツとスコーンなどでランチにします。カフェの中もいいけど、せっかくの青空と美しい湖の景色を眺めながら外で食べることにしました。

　うーん、いい眺めだ。

　よく見かける海外のバス。自転車も運んでもらえるのってすてきですよね。

　バス停で感じの良い紳士に対岸（キャピトルヒル）のパーリアメメントに行くにはどのバスに乗ればよいか訊ねてみました。その方は「R2かR6ですよ。あと2分ほどでR6が来るはずです。Libraryかその次で降りれば右側に旧議会、その奥に新議会がありますよ。」とおっしゃるので「こちらにお住まいの方ですね。お詳しいですね。」てお伝えすると、パーリアメントの先にお住まいの方で「毎日この路線に乗っているからお答えできたけど他の場所の行き方を聞かれたら分からないかもしれない。ほら、来たみたいです。わたしも乗るから降りる場所をお知らせしますよ。」と笑っていらっしゃいました。すてきな方に道をお尋ねできてラッキーでした。
　

旧国会議事堂 建造物

　旧パーリアメメント内部。

　バラ園もありました。ばんざーい。

　すぐ隣にはテニスコート。

　これ、一際鮮やかな色でした。

　国会議事堂を見学したあとはバスでひと停留所戻ってライブラリーに行ってみます。8匹の子ウサギを連れた母ウサギを発見。あっちの方にあと2匹いました。

　図書館の閲覧室はこんな感じ。　
　実は入館したとたんに「当館はあと8分で閉館となります。」とのアナウンスが聞こえ、レセプションのお兄さんにJust a couple of minutes.と言って入れていただき、でも時間が気になってとりあえず閲覧室だけざっと眺めて写真撮って出ようとしたんです。そしたらその方が「本当に2分で出てきたのか？ギャラリーの展示は見てないでしょ。わたしがお連れしましょう。付いてきて。右と左に2箇所あります。警備が追い出しにくるまであと4分あるから見て行って。」と言ってくれたおかげで、こんな珍しいものも見つけたんです。

国立図書館 博物館・美術館・ギャラリー

　どうやらわたしが生まれるよりも前の時代のオーストラリア国内リーグ優勝トロフィーのようです。ラグビーボールも今とは少し趣きが違っているようです。

　こういう並木道が整備されてあるとそれだけで高級感がありますね。

　本当に良かったです。観光地ではないと言われ、日本人はほとんど見かけませんが、とっても素晴らしいところでした。ぜひまた来てみたい、いや一年くらい住んでみたいなぁ、と思わせる魅力ある町でした。

　キャンベラ空港のレベル1にこんなのが…。かつてここから飛び立っていたんでしょうかねぇ…。

　カンタスラウンジ。メルボルンへはQF959便。この便はキャンベラ空港のその日の最終便ということもあり、広ーいラウンジの利用者はわたしを入れても数えるほど。シャワーを浴びさせていただいたあと、時折スタッフの方々とお話をしながらゆっくりとすごしました。仕上げにいただいたコーヒーを淹れてくださった方は一年前にご結婚されてご主人さまのお仕事の関係でこちらにお見えになったブータンご出身の方でした。初めてブータンの方とお話ししました。元皇室のあのプリンセスのことも話題にさせていただきました。確かに幸せそうでした。
　機材はB737-800、座席は6Aでした。10月以降ここまでわたしが搭乗してきたフライトはほぼ満席が続いていましたが、ざっとみた感じ珍しくこの便は30%程度だったようです。

　メルボルン空港からスカイバスに乗ってサザンクロス駅構内のターミナルに。そこから86番の路面電車でドックランズにあるフォーポイントホテルにチェックインすると、お部屋にはこんなのがおかれてありました。ありがとうございます。（と言いながら手付かずのままですが、気持ちだけでも嬉しいです。）
　あっ、そうそう。60歳以上の方はスカイバス利用の際、シニア割引のチケットが往復AUD30（8ドル引き）で購入できるんですよね。今まで知りませんでした。

　客室からの眺め。今日はこれでおしまいです。おやすみなさい。では、また明日。

【ここから2023年11月19日（日曜日）の午前中に追記】
　おはようございます。昨夜部屋から見えた夜景は夜が明けてみるとこんな風景でした。ホテルのプールがすぐ下に見えます。只今午前9時過ぎ。天気予報のサイトによると外気温14℃。

　ホテルの朝ごはん。普段は朝食は軽く食パンかロールパン一個にコーヒーくらいですが、旅行中は毎日数キロメートルは歩くので結構食べます。今日もほぼ完食でした。

　フォーポイントホテルの朝食。

　おなじみ、メルボルンの路面電車。シティサークルのあの焦げ茶色の車両はとうとう一度もお目にかかれませんでした。引退しちゃったのかな？どなたがご存知の方は教えてくださーい。

　2月にも来ましたが、その姿の美しさに惹かれてまたまたやってきました。

　内部も美しい。

　そこで会った台湾からの旅行者の方に誘われてクロワッサンで有名な行列が絶えないこちらのお店に。わたしはチョコパンとコーヒーをいただきました。日本人のお客さんもたくさんお見かけしました。スタッフの方もお一人日本人の方でした。

　ありゃりゃ、かの有名なコーヒーチェーン店がこんな姿に…。Mで始まるハンバーガーチェーン店のカフェも同様な姿になっていました。こういう抗議の仕方は…？

　メルボルンでは150年も前の英国様式の美しい建物が丁寧に残されていて、そうした建物を見て回るだけでも楽しいです。

　その建物の前、スワンストンストリートではライブラリーあたりからフリンダースストリートステーションあたりまで、大勢がシュプレヒコールを上げながら抗議活動をされていました。（記事とコーヒーチェーン店の写真との関連は不明です。）

　ライブラリーの中は静かです。当然ですが…！

　このライブラリーもシドニーやキャンベラのもほんとに美しいです。

ビクトリア州立図書館 建造物

　やあ、きみ。まだそこにいたんだね。お久しぶり。元気にしてた？わたしは今日はこのあと空港近くのホテルで一泊して、明日ホバートに向かうとするよ。タスマニアは初めてなんだ。次に戻って来るまでまたここでずーっと待っててくれるのかい？風邪ひかないでくれよ。じゃあ、行ってくるから。
　というわけで、今日はこのあたりでお休みなさい。ではまた明日。

【2023年11月20日（月曜日）午前に追記】
　メルボルンにさよならする日がきました。昨夜お世話になったibis budget Melbourne Airport.レセプションの方は皆さんタイの方のようです。サワディカー。コップンカー。プーケットのホテルでスタッフさんから教えていただいたタイ語を話すと笑顔で返していただけました。皆さん感じの良い方々でした。
　こちらのホテルは2泊で5万円近くしたのだけど19-20、24-25の2泊予約しました。それは20-24の間に大きな荷物を預かって頂いて身軽に移動ようと思っていたからです。メルボルンからホバート、アデレードへの小旅行に出かけますが、荷物の預け入れが有料となるJet Starさんを利用するので、それをケチろうとしたわけです。24日に戻って翌25日のカンタスさんのパース行き早朝便に搭乗するためもう一泊するつもりでした。でも、ここにこんなに大きな落とし穴が待っていたとは…。
　今朝、チェックアウトの際にあたり前のようにHi. I had a great stay. Thanks. I'd like to leave my luggage here, and I will pick it up on arriving on 24th and stay here over night again.と伝えると「それはできません。」と、まさかのお返事。
　Is this an airport hotel, isn't it? Why not? I don't want to bring this suitcase, which is kind of heavy, all through my travels to Hobert and Adelaide. I'm coming back in five days. I have decided to stay here that I thought I could deposit my luggage. When I stayed at other ibis budgets before they were always pleased to keep my luggage with nice smile. This is one of ibis budget hotels, isn't it?と食い下がりましたが、「ここには荷物の専用室がないので保安上預かれないんです。当日だけなら預かることはできますが、日を跨いで預かることはできません。ターミナル2と4ににコインロッカーがあります。」と言われました。No way! Do you say that the guest who wishes to leave his or her luggage just for the day, not overnight on the website of yours? と食い下がりましたがだめでした。
　あとでホテルのホームページで確認したらThis hotel is an accredited ALLSAFE hotel - practising the highest of standards in health and hygiene for the comfort and well-being of all our guests.（宿泊客の快適、幸福のため最高水準の健康・安全を実践）と書いているのですが、快適の中にどうやら荷物預かりは含んでいないということでしょうか？やっぱり荷物預かりなどの情報は当たり前と思わずに、同じホテルでも場所が違えば事前に確認しておくべきことなのでしょうね。皆さんも荷物を預けることを前提にホテルを利用する際には気をつけてくださいね。

　空港でJet Starさんの自動チェック機の近くで利用客のサポートをしていた係員さんにExcuse me, Sir. I'm looking for a coin locker? と訊いたのですが「どこに行くの？ホバートのフライトならこの機械でもうチェックインできるのに何でコインロッカーが必要なの？」と訊き返されたので「それは分かっている。コインロッカーの場所を訊いているんですけど？」と伝えたら「ここにはないよ。」とそっけなく他の利用客の対応をはじめました。自分で探そうにも面倒なので結局チェックインラゲージの追加を依頼ようとその係員の方にもう一度声をかけたら「あなたはわたしの話を聞かなかったのでわたしもあなたの話は聞かないよ。いま、他のお客さまの対応してるし。」と不機嫌そうに言われてしまいました。
　頃合いを見計らってわたしは彼にOkay, sir. My bad. I just wanted to find a coin locker because a hotel clerk told me to do so, I mean to store my luggage in a locker, as they had no room for luggage in the hotel, which is ridiculous for me. I can't believe that and I was a little confused. Sorry about that.と伝えました。
　すると彼は「そうだったのか。じゃあこっちについてきて。よし、これで大丈夫。料金をあっちで支払ってきて。」て言って、荷物の預け入れの作業を手伝ってくれました。わたしが彼にDo I have to pay this amount in Hobert and Adelade as well? とため息まじに言うと「次は事前にオンラインでやったら安くなるよ。」と教えてくれました。

　ホバート行きのフライトは2時間遅れに。Jet Starのフライトなのでラウンジを利用しようにもワンワールドエメラルドステータスはなんの役にももたちません。泣きっ面に蜂の気分です。
　待っている間にすることもないので、残る2便の荷物の追加をあの係員さんが教えてくれたようにオンラインで購入しました。3便合計で12,000円余りの思わぬ追加出費が生じてしまいました。仕方ないとはいえ痛いですね。ibis budgetのキャンセルが無料でできたことだけはせめてもの救いとなりました。

　搭乗機の到着遅れにより他のフライトの出発時間が接近したためか、40分ほど前までガランガランだってロビー（場内のアナウンスではラウンジと呼んでいるみたいですが…）はブリズベン行きとサンシャインコースト行きと合わせて３つの異なるフライトの搭乗待ちの乗客でごった返しています。そのため、降機してきた乗客は1列で移動せざるを得ない状態となり混雑にさらに拍車がかかっているように思えました。
　搭乗ゲートでわたしがボーディングパスをかざすとブブッー。一度発券後に荷物の追加をしたので、元の搭乗券が無効になったようでした。そのことを説明すると、ゲートの係員の方がその場で再発券をしてくださいました。ことなきを得ました。

　ホバートへのフライトはJQ705便、機材はA320-200、座席は11Ｄ通路側です。着陸前に窓側の席の方に写真を撮っていただくようにお願いしました。ダズマニアは初めて？と聞かれました。Air Walk に行くといいよと勧めてくださったところは名前からして高所が苦手なわたしにはどうやらかなりスリリングな場所のように思えます。

　こちらが搭乗機。快適なフライトでした。

　荷物の受け取り場所はこんなに混雑。3便連続で到着したみたいなのにターンテーブルは2箇所。

　お仕事犬が移入禁止の植物や食べ物などの検知をしているようです。到着から30分あまりかかって無事荷物を受け取りました。ここでもワンワールドのステータスによるプライオリティ・ラゲッジ・サービスは当然適応外です。ここのところ待ち時間が短くて最初の荷物がターンテーブルに現れてから1から3分くらいで自分の荷物が出てくる贅沢に慣れてしまったからか、今回は待ち長く感じました。荷物を持ってレンタカー屋さんのカウンターの列に並びます。

【ここから2023年11月20日（月曜日）の夕方に追記】
　お昼過ぎに車を無事レンタルすることができました。予約の際に空港から市街で24時間の予定にしていましたが、荷物もできたことから空港に戻ることを考慮して48時間に延長していただくことにしました。

　コンパクトなこちらの車、オーストラリアの国産車のようです。なかなか気に入りました。これでプチ生活者気分を味わいたいと思います。

　ホテルに向かう途中でコールズに寄ってイチゴやリーフレタスなどを購入。

　ホバートではアーガイルアコモデーションに2泊します。こちらがわたしに使用が許されたお部屋。施設入り口のカギはセキュリティコードを入力する電子キーです。部屋は非接種式のスマートキーです。これならセキュリティも万全です。

　お部屋の中はこんな感じ。一人旅にはちょうど良い広さに思えます。シャワーとトイレは一旦部屋を出て5、6歩移動したところに…

　こちらにあります。部屋ごとの専用のブースになっています。見た目は新しくありませんが広さもあり清潔に保たれいて、何だか学生時代に戻って寮生活をしている気分になれます。

　ランドリーもあります。助かります。

　共用のラウンジスペースもあります。

　ボートゲームや絵本なども置いてあります。

　こちらがキッチン。

　キッチンの冷蔵庫は６つの部屋で共用です。各棚に部屋ごとのプラケースが設置されているので、それぞれ自分の食材は整理して保管ができます。素晴らしいアイデアですよね。

　早速、徒歩2分のところにあるウルワースに買い出しに行って夕飯を作りました。

　洗い物も済ませたので、そろそろシャワーを浴びて寝もうかと思います。なんか、旅行記というより生活記事みたいになってますが、わたしはこう言うこともしたくてオーストラリアにやってきたのでご容赦いただきたいと思います。
　では、続きはまたあした。おやすみなさい。

【ここから2023年11月22日（水曜日）の朝に追記】
　ホバート２日目の朝を迎えました。セントジョンズ英国国教会。夕べ寝る前にどこに行こうかネットで調べていて、タスマニア島にはいくつか島があることを知ったのです。その中でもホバートから一番近い島に行ってみることにしたのですが、実は道を間違えて南に向かうはずが北に向かっていたんです。でも、もとより気ままな一人旅です。ステキな場所に来ることができてかえってよかったです。

　今度は間違えずに島に渡るフェリー乗り場にたどり着きました。おしゃれなカフェがありました。

　店員さんのお許しを得て店内も撮影させていただきました。ここにしかないような絵はがきを見つけたので2枚購入しました。

　小型に見えてフェリーにはバスやトラック、キャンパーなどの大きな車体も含めて一度に20台以上運ぶことができます。2隻が概ね20分間隔でシャトル運行しているようでした。

　島内ではナビを使わずに気の向くままに車を走らせることにしました。フェリーを降りてそのまま15分か20分ほど車を走らせているとすごくきれいな砂浜海岸にでてきました。

　少し行くとまたまたこんなにきれいな海が。

　郵便局がありました。さっきフェリー乗り場で買った絵はがきを書いて送りました。

　Two Tree Pointというところにやってきました。

　なんて美しい景色なんでしょう。感動で涙が出てきます。この島はブルーニー島。レンタカーを借りてフェリーに乗って来た甲斐がありました。

　帰りにウェリントン山に登ってみました。と言っても車でですが…。こちらの景色にも感動しました。今日は一日中Amazing!とかWhat's a view!とかThis is breath taking.などと呟き通しでした。

　宿のすぐ近くの駐車場に車を停めて付近を散策。港町ホバートのハーバーには新鮮な海鮮がいただけるお店がいくつか並んでいます。

　何やら絵に描いたような港町のシーフードレストラン。

　ここで軽く生牡蠣をいただくことに。ワインは当然タスマニア産のをチョイス。いやぁ、うますぎて参りました。6個盛りの牡蠣はAUD20、グラスワインはAUD11。

　南極海と太平洋とが接しているあたりにあるタスマニア島ですが、サーモンは大西洋産がおいてありました。
　牡蠣もワインもお代わりしたいくらいだし、サーモンもいただきたいところですが、昨日買って残っている食材があるので帰ってからまたお料理をして食べることにしていますので、ここはちょっと我慢しておきます。

　教会かと思いきや郵便局でした。ホバートは人口5万人（訂正:5→20）余りの町とは思えないくらいの賑わいを感じます。

　今夜の食材はこれ。

　うん。上出来。ビールもタスマニア産をチョイス。

　22日の朝になりました。お天気も良さそうなので散歩に出かけましょう。宿の通りを挟んで正面は病院。

　嬉しいことにここでもバラ園を発見。大学のようです。病院が近いからか、早くから通勤されている医療従事者と思しき方をお見かけします。

　公園に入ろうとして門の開け方に戸惑っていたらちょうど看護服を着た方が通りがかりに開けてくださいました。訊くと「この上の駐車場は一日4ドルで安いの。病院の近くだと16ドルするのよ。」ちなみにわたしはレンタカーを停めるのに夜間料金も含めて２日でAUD48かかりました。

　戦争記念碑にやってきました。

　ホバートは、どこも眺めがよいです。

　右側の煙突は何となくウィスキーの蒸留所が何かかな？

　こちらがお世話になったArgyle Accommodationの入り口。スーパーマーケットの入っているビルの市営駐車場入り口から徒歩1,2分。ハーバーまでも5,6分。 最高の立地でしたし、オーナーの方もとても感じが良かったです。

　散歩をおえてチェックアウト。鍵をボックスに入れておしまい。今日はどこに出かけようかな。ホバートの北と南を結ぶ大きな橋の手前でロイヤルボタニカルガーデンを発見。英国連邦を訪れたさいの定番。

　木陰でピノキオのオペレッタをやっていました。なかなか上手でこのあとゾクゾクと小さな子どもを連れた方々が集まって来ました。

　ホバートの北と南を結ぶ大きな橋の手前でロイヤルボタニカルガーデンを発見。英国連邦であるオーストラリアの主要都市には必ずと言っていいほどあるので、庭を見るのが好きはわたしとしては寄り道せざるを得ません。

　いろんな種類のランを栽培しているハウスがとても素敵でした。

　ここには日本庭園もありました。入ってすぐにIt's a small world.と言う声が聞こえて振り返ると、昨日ブルーニー島で写真を撮ってあげたネパール人の5人グループの一人がわたしに気づいて声をかけてくれたのです。こういうことってあるんですね。

　海外の日本庭園は時として竹や手水をもってちょっとだけ日本風みたいなところもあってがっかりするようなこともありますよね
　でもここは違いました。庭園から出ようとした時オーストラリアの方から「いつか日本に行って日本庭園を見たいのだけれど、ここはどうなんだろう？」と訊かれました。Actually, I'm traveling around the world now. To be honest, I visited Japanese gardens in some other cities during my travels and unfortunately I often felt disappointed. Nevertheless, this is beyond my expectations. This is just like a Japanese garden that we see in Japan. This is great.というと「あなた方日本人だと思って確かめたかったんだ。訊いてよかったよ。」とおっしゃいました。

　では、お目当てのポート・アーサーに向かいます。途中で海を渡るこのような橋を2ヶ所続けてわたります。すごい景色です。

　橋の上ではレクレーションフィッシングを楽しんでいる人たちが。橋の下で写真を撮っていたら目の前でかなりの大物がかかっていたので、急いで橋の上まで移動してみると…。釣り人が持っていたロッドは2.2メートルほど、リードは0.8くらい。残念ながらリールを撒き始めたらボチャン。小型のサメでした。逃した魚は大きい。

　橋の上からはこの眺め。犬を連れて散歩されているご高齢の方が「わたしはこの先に15年住んで毎日この辺りを散歩してるわ。とても良いところよ。ここの景色も毎日違って見えるわ。」

　本日のメインイベント、ポート・アーサーにやってきました。途中、日本なら60km/hかな？と思うような道でも80～100Km/hの表示でした。所々恐々でした。

　ここは江戸時代で言う「えんとうもうしつける。」って言うあれ？でも、勝手に抱いていたイメージとは全然違ってました。

　入場券の売り場の方にコンセッション（各種割引）に適合するか確認してみたら66歳からですって。「2年後にまた来てね。」ですって。湾内のクルーズ付きでAUD47ならコスパ的には悪くはないなって思いました。
　ボートは完全自動操舵のようでした。

　景色が美しい。ちょうどあの大型豪華客船Pが寄港していました。

　完全に遺跡巡りという感じでした。

ポートアーサー流刑場跡 建造物

　行く途中で狙いを定めていたビーチに帰り道で一度クルマをとめて写真を撮りました。海の色が何色にも見えて感動しまくりです。

　海と山があって、どことなく日本の景色にも見えてきます。

　こんなに美しいところとは思いませんでした。ホテルも快適だったし、1週間くからいかけて、もっといろんなところをゆっくりと見てまわりたかったです。

　アデレード到着は遅くなるので、空港で食事を摂りたいと思います。

　カウンターには常に十人程度が並んでいます。店員さんすごく忙しく大変そうでした。
　それでは、今日はこの辺で。また明日。

【ここから2023年11月23日（勤労感謝の日）の朝に追記】
　ホバート空港の制限区域内のアデレード行きJQ607便の出発案内の表示が8:10pから8:40pに変わりました。時間は1時間近くありそうだしダンドリチキンだけでは少し足りない気がしたのでデザートを追加しようとしたら売り切れでした。だったらとなぜかFish&Chipsを追加し料理が届いたのは7:55でした。
　そしたらなんと、再び案内表示が変更となり今度は8:05pになったではありませんか…。急いで食べなきゃ。タルタルソースがとてもまろやかで美味しかったです。時間になったのでゲート2に移動したのですが結局15分余り待って、搭乗開始は8:20pを過ぎていました。こういうことにいちいちイライラしていては楽しくありませんが、もう少しゆっくり食べたかったなぁ。

　レンタカーの返却はとってもスムーズで満タンにしたか訊かれただけでした。ホバートではレンタカーを借りたことで、わずか2泊でしたが時間をすごく有効に使えました。レンタカー料金はフルプロテクション補償付きにして、まるっと２日で約16,000円（レンタル料金が約6,500円、追加の保険が約9,500円）でした。走行距離は400Kmほどになったでしょうか。ガソリン代は6,000円近く。195円/ℓ前後のスタンドが多い印象でした。

　ホバートからアデレードに向かうA320。座席は14Aでした。

　機内で夕陽を見てたら少し眠くなり、気づいたら着陸態勢に入っていました。

　ちなみに搭乗機の機長さんはアナウンスの声やお名前からして女性の方のようでした。

【ここから2023年11月23日（勤労感謝の日）の夜に追記】
　予報では今日は曇りのはずだったのに、朝からポツポツと冷たい雨が降ったり止んだり。体感的には10℃くらい。とりあえず、雨が凌げる軒が連なるショッピングベルトを歩いてみましょう。

　アデレードアーケードの内部。

　アーケードの角のチョコレート屋さん。お店の人に訊いたらアデレード発祥の有名なチョコの専門店らしい。その方に、アデレードの見どころを教えていただきました。

　町はクリスマスの飾り付けが始まっています。

　まずやって来たのはアートギャラリー。

　小規模な美術館ながらも見応えのある作品が数多くありました。

　蜘蛛の巣をイメージしているのでしょうか？

　なんと北斎や広重の浮世絵も…。

　一眼でわかる草間弥生さんの作品も。

　次はボタニカルガーデン。

　職員の方がお二人立ったままじっと何かを見守っています。そう、カメです。Does this live in that pond? Are you protecting it?と訊くと「そうよ。見守ってるの。誰かが触ったり持っていったりしないようにね。」
　

　何という広さ。何という奇妙な根の張り方。

　40分ほど経ってカメがいた場所に戻るとさっきもいた職員の方がまだそこにいらっしゃいました。Did he go home?と訊くと「そう。たった今戻って行ったわ。」とのことでした。He didn't walk very quickly, did he?と冗談を言いと「そうなのよ。とてもゆっくりなのよね。」と笑っていらっしゃいました。

　見たことないような花をいくつか見つけました。

　アートギャラリーやボタニカルガーデンへの移動はLRTを利用しました。便利で無料ってありがたいです。

　アデレードと兵庫県姫路市は姉妹都市関係にあるそうで、市街地南東の角の広い公園の中にアデレード姫路庭園という日本庭園があります。気になったので行ってみました。

　入るなりいかにもプロのカメラマンと思しきインドの方々から「日本の方ですよね。ここの庭園はいかがですか。」と声をかけられました。わたしはIn fact as I love gardens I am traveling around the world travels now and wherever I visit I always go to gardens there . Before coming here, I saw a Japanese garden as well in Royal Botanical Gardens in Hobert. It was good, but this is even more beautiful, I guess.とお答えしました。

　この庭園には石庭もありました。そこに年齢が30代から70代くらいの方々4人が腰掛けていらっしゃいました。毎週一度はここに来るくらい気に入っているそうです。This reminds me of a Japanese stone garden in Kyoto, which is called 'sekitei' in Japanese.と話しかけました。すると「日本から来たのですか？わたしたは教師をしていたんです。もう随分前になるけど、岡山県からわたしたちの学校に日本語を教えるために日本人教師が来ました。その方とはまだ交流が続いています。」と教えてくださいました。その日本人教師はMMさん（実名でおっしゃっていましたがイニシャルにしておきます。）という方だそうです。すごく懐かしそうにお話してくださいました。Bobさん、Gregさん、Christinaさん、そしてAndrewさん、仲良くしてくださってありがとうございました。

　

アデレード姫路庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

　バラ園をまだ見ていなかったのと、午後4時を過ぎていたのでパビリオンで開催されていた写真展を見逃してしまったし、ハスの花も閉じていたから、昨日も来たボタニカルガーデンにもう一度やって来ました。写真展の入場料はAUD10でした。寄付と思えばそれなりに。

　すぐ近くにワインセンターがあるようなのでどんなところか気になって立ち寄りました。大学のワイン作りの研究機関でありレストランやコンベンションホールがある複合施設のようでした。ちょうどお昼時となったのでレストランでランチにしました。

ナショナル ワインセンター オブ オーストラリア 博物館・美術館・ギャラリー

　南オーストラリア州の州都アデレードはわたしがこれまで訪れた他の7つのオーストラリアの都市とは、うまくいえませんがどことなく違った雰囲気を感じました。特に…この公園の付近は昼間でも少し近づかない方が無難かな？夜はかなり怪しいんじゃないかな？と直感しました。

　ネット情報で、アデレードの空港にはGate20の付近にピアノがあると見たので探してみましたが見当たりません。警備に当たっていた4人の警官にExcuse me. I'm not sure if I should ask you this kind of question about the airport, but do you happen to know where a public piano is?とお尋ねしました。
　そのうちの一番若手に見える方が「たしか2週間前にはここにあったけど、いまは一つ下のインターナショナルアライバルのエリアの端っこに移動したみたいだよ。セキュリティチェックを改めて受けなきゃならなくなるけど、一旦そこから出ることは可能だよ。」と教えてくれました。
　空港まで思ったより順調に来て搭乗手続きもあっという間に終わったので、時間はまだたっぷりあります。下りてみると、たしかにその警察官が教えてくださったところに、結構立派な？アップライトピアノが置いてありました。クリスマスの飾り付けのために移動させられたのでしょうかね。よく分からないけれど、ここのピアノはド素人のわたしにも弾きやすかったです。
　再びセキュリティチェックを通過して、さっきの警官にほんの2、3秒動画を見せながらお礼を言うとニコッと笑顔を返してくださいました。他の方々も「おかしなやつだなぁ。」みたいな笑っていました。
　

　メルボルン空港には予定通り深夜に到着しました。荷物すら預かってもらえない例の空港ホテルを予約していましたが、翌日のパース行きのフライトは早朝ですので数日前にキャンセルしてしまいました。数時間空港内のどこかで時間を潰せばいいやと考えたからです。
　でも、カンタス航空さんのアプリを開いてびっくり…！出発時間が大幅に遅れて午後2時過ぎになるらしい。今朝のメールでは定刻どおりと通知が来ていたのに？
　これによって、わたしの予定は大幅に狂ってしまい、大きなトラブルにはまり込むことになってしまったのです。
　この先は、また改めて…。あまりにも長くなってきたので、別冊にします。ここまで、ご高読いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• harurunさん 2023/11/22 00:23:50

  体調はいかがですか？

  サムさま
  
  こんばんは。
  
  色々と忙しく、しばらくフォートラを封印していました（笑）
  第2弾にご出発されて、早いものでもう1ヶ月ですね。体調を崩されたと旅行記にありましたが、その後いかがですか？
  旅のお疲れでしょうか？
  
  ゴールまでもう少し。
  しっかり体調を整えて、楽しく旅をお続けくださいね (^ー^)／
  
  harurun
  

  World Traveler 1959さん からの返信 2023/11/22 21:23:56

  Re: 体調はいかがですか？

  　わたしの体調をお気遣いいただきありがとうございます。おかげさまでほぼ全快したように思います。
  　旅の滞在先は残すところあとアデレードとパースの2箇所となりました。まだまだ続けたい気持ちと、そろそろ我が家にという気持ちが交錯し始めています。と言いながらも、harurunさまはじめ、みなさまの旅行記を拝見しながら次の行き先を考えてみたりもしています。