
2023/10/03 - 2023/10/13
164位(同エリア478件中)
TAKさん
モントリオールをベースにカナダの秋を楽しんだ後、オーロラ観賞のためイエローナイフに向かいます。あまり天候が良くない10月、しかも直前のフライトキャンセルで、観賞の機会が3晩から2晩に減った中での訪問です。さらに長年連れ添った相棒のカメラの性能を過信したため、「オーマイガッ!」という場面も…。
5日目
モントリオール地下街ほか中心部散策
バスでモントリオール空港へ
17:00 モントリオール空港発
AC421
18:24 トロント空港着
20:55 トロント空港発
AC177
23:09 エドモントン空港着
6日目
7:00 エドモントン空港発
AC8117
8:42 イエローナイフ空港着
イエローナイフ市内観光
オーロラ観賞ツアー参加
7日目
フレーム湖周辺散策
オーロラ観賞ツアー参加
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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昨日夜から降り始めた雨は、全くやむ気配がありません。今日は市内を散策した後、747番バスで空港まで行く予定でしたが、外の散策は諦め、地下街を使って市街地中心部を回ることにします。
ホテル&スパカレーサン=ルイ ホテル
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ホテルにテラスがあるので覗いてみました。晴れていれば出発までの間サン・ルイ広場の景色を楽しめたのに残念です。
ホテル&スパカレーサン=ルイ ホテル
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できるだけ雨に当たらないように、シェルブルック駅へ行って24時間券を購入します。空港までのバス運賃と同額ですから…。
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身軽になるため、ベリ・ウカム駅で降りバスセンターのコインロッカーにスーツケースを預けます。センターの発券カウンターでトークン(6$)を買う方式です。トークンに溝が切ってあり、ロッカーのトークン投入口の溝に合わせて入れるというやり方で、気づくまでに少し時間がかかりました。
バスディーポ (モントリオール) バス系
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グリーンラインでマギール駅に来ました。ここから地下街のお店を見ながら散策します。
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とは言うものの、アラ還オヤジではそう見る所もなく(ウィンドーショッピングといってもねえ…。)、地上へ出ても雨に当たるばかり(験を担いで雨具は携帯していません。)、結局早めに空港へ行き時間を潰すことにしました。
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ベリ・ウカム駅に戻って、バスセンターを目指します。
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地下通路網が充実しているモントリオールですが、なぜかベリ・ウカム駅とバスセンターの間約150mが地下道でつながっておらず、折から雨が強くなってくる中、バスセンターへ急ぎます。
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747番バスの乗り場は15番、乗り場に着いてすぐにバスが来ました。
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空港に向かう途中でも雨は強くなるばかり、飛行機飛ぶのかなあ。
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空港に着きました。Air Canadaのチェックインフロアに向かいます。事前にオンラインチェックインを済ませておいたので、チェックイン機でバッゲージタグを印刷します。自分で初めてタグを着けたのですが、意外に難しいのですね。
モントリオール ピエール エリオット トルドー国際空港 (YUL) 空港
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フライトに欠航は出ていないようです。お昼がまだだったので、サブウェイでサンドイッチを購入しました。
ここでもチップを要求されました。レストランであれば何らかのサービスがあるので、チップは理解できるのですが…。昨日スターバックスでコーヒーをテイクアウトした時も同様だったのですが、「特にサービスもないのに…」と思いながらも、"NON"は押せない小心者のオヤジなのでした。
サンドイッチを食べている間にAir Canadaからスマホに荷物預入の確認メールが入りました。エドモントンで1泊するので一度荷物を引き取る必要があるか係員にも確認したのですが、改めてメールで「イエローナイフまでピックアップの必要はない。」との連絡です。こういうサービスはありがたいです。モントリオール ピエール エリオット トルドー国際空港 (YUL) 空港
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やっとトロントに向けて出発です。上空へ上がると分厚そうな雲が一面に…。これでは土砂降りにもなりますね。
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トロントに着く頃にはご覧の通り晴天となりました、「良かった!」。
お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、この飛行機はA220という日本では就航していない機材です。「帰ったら、子供に自慢してやろう。」 -
エドモントンの到着が深夜になるので、トロントでの乗継の間に夕食を済ませます。この時にもAir Canadaから乗継に関するメールが…「了解しました、ありがとうございます。」
トロント ピアソン国際空港 (YYZ) 空港
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エドモントンに着きました。今晩の宿は「クリスタル・スター・イン・エドモントン・エアポート(Chrystal Star Inn Edmonton Airport)」。空港から無料のシャトルバスを利用できます。
ホテルに電話を入れて待っていると、少し前から近くに止まっていたバスのドライバーから、このバスに乗るように言われました。数軒のホテルのステッカーが貼ってあるので、空港付近のホテルが共同で運行しているようです。
何軒かのホテルで乗客を降ろした後、ホテルに着きました。 -
深夜の到着にもかかわらず、フロントには人がおり、温かく迎えてくれました。
チェックインと同時に明日のバスの予約を入れます。1時間毎の運行で、空港まで何か所ホテルを回るのか分からないため、6時の便では不安なので5時の便に予約を入れました。
部屋は数時間眠るには広すぎるくらいの部屋です。奥の方の暖炉は、本物の火が入るようになっており、リッチな気分で眠ることができました。 -
一眠りしたと思ったら、アラームが鳴りました、出発です。到着時フロントにいた係員が、にこやかにチェックアウトに対応してくれました。
シャトルバスに乗り、空港へ向かいましたが、これほど早く出発する人は多くないのか、1~2軒のホテルを回っただけで、空港に着きました。 -
空港でサンドイッチをテイクアウトします、サンドイッチばかり食べているなあ。
エドモントン国際空港 (YEG) 空港
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イエローナイフ便のボーディングが始まります、天気はどうかな?
エドモントン国際空港 (YEG) 空港
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イエローナイフ空港に着きました。手荷物のピックアップ場所ではお約束のシロクマのお出迎え。
イエローナイフ空港 (YZF) 空港
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よく見ると海中に逃げるアザラシを追っているシーンなのですね。
イエローナイフ空港 (YZF) 空港
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空港ではベックスケンネルの方が出迎えてくれました。
まっすぐホテル「シャトー・ノヴァ・イエローナイフ(Chateau Nova Yellowknife)」に向かいます。ホテルに到着するまでの間、車内で今夜のピックアップ時間等の説明を受け、いったん分かれました。シャトー ノヴァ イエローナイフ ホテル
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部屋の準備ができていない(あたりまえです。まだ午前10時前なのですから。)ため、スーツケースを預かってもらい、ダウンジャケットを着て、散歩に出ることにします。地図で見るとホテルは街外れにあるように見えるのですが、中心部に徒歩数分で行くことができます。
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観光客御用達のスーパーマーケット「インディペンデント」の前を抜けて中心部方面へ歩きます。
ユア インディペンデント グローサー (Glen's YIG店) スーパー・コンビニ
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日曜日の朝ということもあるのでしょうか、人通りも少ないようです。
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「センター・スクエア・モール(Center Square Mall)」にあるビジターセンターにやってきました。開いたばかりのせいか訪問客もほとんどおらず、丁寧に対応していただきました。
イエローナイフ観光案内所 散歩・街歩き
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お約束の訪問証明書とピンバッチもいただきました。
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オールドタウン方向に歩きます。ただいまの気温は9℃、予想よりも大分暖かく歩いていると汗ばむ程です。
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オールドタウンの入口が見えてきました。
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入り口付近に装飾が施された岩があります。市のガイドブックには「ペインテドロック(Painted Rock)」と表記されています。イエローナイフ在住の芸術家ほか国内の芸術家の作品で、異なる民族の理解と協力を象徴しているのだそうです。
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「ブシュパイロットモニュメント(Bush Pilots Monument)の登り口に来ました。木製の階段が整備され頂上まで登りやすくなっています。
パイロット モニュメント モニュメント・記念碑
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頂上からダウンタウン方向を撮影しました。風は強いのですが、天気もだんだん良くなってきたので、この周辺を歩きます。
パイロット モニュメント モニュメント・記念碑
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坂道を降りてくると夏季限定で営業している「ワイルドキャットカフェ(Wildcat Cafe)」がありますが、今年の営業は9月末に終了していました。
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ラッサム島の入口まで来ました。後方の広い水面から飛行艇が発着しています。極北の交通の要衝として発展してきたイエローナイフの歴史を感じます。左後方の白い建物は、昔のカナダパシフィック航空の営業所だそうです。
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お昼になったので、ガイドブックに載っている「フィッシー・ピープル(Fishy People)」を訪ねるも、何と臨時休業とのこと。近くには、かの有名な「ブルックス・ビストロ(Bullock's Bistro)」や地ビールレストランがあるのですが、両店とも日曜日は定休日。「さて、どうしたものか。」と、とぼとぼダウンタウン方向に歩いていると、ベトナム料理の店(The Vietnamese Noodle House)が営業しているではありませんか。
早速入店し、チャーハン・エビフライ・野菜炒めのセットを食べていると、程なく店内は観光客らしき人で満席に。
繁忙期ではないので日曜日に営業している店は少ないのでしょうか。ベトナムヌードルハウス アジア料理
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お腹も満足したので、「ノーザン・ヘリテージ・センター(Northwest Territories Archives)」を見学します。
ノーザン ヘリテージ センター 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料は無料なのですが、若干のドネーションを…。館内ではノースウエスト準州の自然や生活の様子が紹介されていました。
ノーザン ヘリテージ センター 博物館・美術館・ギャラリー
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続いて州立法議事堂を見学します。
入口へ行くと、本日当番らしき方がドアを開けて中に入れてくれましたが、2階へは上がれないとのこと。あまり長居できそうにない雰囲気だったので、すぐにお暇しました。州立法議事堂 建造物
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ホテルに戻ると、部屋の用意ができており、暫し部屋で休憩します。
シャトー ノヴァ イエローナイフ ホテル
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さて夕食を、と考えた時、昼間のように食堂探しに苦労することを恐れ、「インディペンデント」で明日の朝食の分も購入してきました。ホテルに戻ってきた途端、「ホテルにレストランがあったんだ。」と思い出したオヤジなのでした。
シャトー ノヴァ イエローナイフ ホテル
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さて、お待ちかねのオーロラ観賞ツアーです。厳冬期であれば、防寒セットを借りるところですが、それほど寒くないので、ヒート○ックのシャツとタイツ、ソックスにダウンジャケット程度の防寒(真冬の北海道の装備ですね)で対応できそうです。
朝の打ち合わせ通り22時に迎えに来てくれました。ここで何人かの参加者を乗せて出発です。
ベックスケンネルは何棟かの建物を借りて、その日の状況に応じて場所を変えて観賞するそうです。出発して程なく湖の畔で停車します。
「オーロラは、肉眼では白い雲のように見え、レンズを通して初めて光って見える。」と言われております。私もその言葉を思い出しながらバスを降りると、上空になにやら白い雲らしきものが…。参加者の皆さんは歓声をあげながらシャッターを切っています。
「あれがオーロラなんだ。」と思いながら、撮影しようとすると、カメラのISO(撮影の感度)が必要な数値に設定できません。「そんな筈は…。」と思っているうちに出発時間です。次の場所へ移動するバスの中でインターネットで調べるのですが、解決方法が出てきません。
普通オーロラを撮影するためには1眼レフを用意するよう勧められていますが、私の場合長年の相棒であるコンパクトカメラを持参したのです。出発前に撮影に必要なISO、シャッタースピード 、絞りを設定できることは確認していたのですが、なぜか1秒以上のシャッタースピードに設定するとISOが勝手に80という低い数値に固定される設定となっているようです。これまでの旅行では、いつも思い通りに動いてくれたカメラで…。「こういうシーンで使ったことなかったなあ。」これではいくらシャッターを切っても、オーロラは写ってくれません。
「オーマイガッ、なんだよ~。もう最悪だよ~。」という某有名タレントのセリフが溢れてきたのでした。シャトー ノヴァ イエローナイフ ホテル
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ガイドさんに相談すると「対応のしようがないので、オーロラが強くなった時を狙うしかないですね。」とつれない返事。(そりゃそうです。私が悪いのです。)
そうしている間に本日の観賞場所である小屋に到着しました。こうなったら開き直ってオーロラを目に焼き付るしかありません。(ということは光って見ないのですが…。)
外気温も低くないのでずっと外で「白い雲らしきもの」を眺めます。すると突然天上からシルクのカーテンのようなものが「サーッ」と次々に降りてきます。その美しさと迫力は感動ものです。 -
その時、ふとガイドさんの「オーロラが強くなった時…。」の言葉を思い出し、カメラの設定を変えながらシャッターを押すと。「写った!」暗いながらも何とかオーロラらしきものが撮れました。
オーロラ観賞の記録を残せたと安堵しながら、ホテルに戻ったのでした。
ローレンシャン高原ツアーでご一緒したご夫婦の皆さん、「オーロラ見えましたよ!」 -
ホテルに着いたのは午前3時過ぎでしたが、朝はいつもどおり目が覚めました。(もう年なのかな。)
今日はカナダの祝日「感謝祭」です。なので、朝食をとりながら、開いている観光施設は無いだろうと考え、昨日と反対方向の新市街地の方へ散歩することにします。
フランクリン通を南方向に向かいます。祝日のためか通りに人影はありません。左の建物はカナダ政府機関の庁舎です。 -
小学校の前に来ました。これがイエローナイフで最初の学校の校舎なのだそうです。
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フランクリン通りから「旧空港通(Old Airport Road)」に入ります。秋の晴天、空の雲が昨日のオーロラに見えてきます。
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フレーム湖を半周したところで、ここから道路が空港の方へ向かうため遠回りとなるので、湖沿いの「フレーム湖散策路(Frame Lake Trail)」を進むことにします。
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入口には「人家から離れている場所であることを心得てください。適切な靴を履き、同伴で歩いてください。」等々との注意書きが。(これは、州立法議事堂付近の看板です。)まあ、念のための看板だろうな、と高をくくって歩き出すと…。
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道はすぐに岩場に出くわします。岩場には階段やロープらしきものはありません。
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もちろん写真のような歩きやすい場所もあるのですが。何回も岩場を通らなければなりません。
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展望所に着きました。行程のほぼ半分、正面にホテルが見えます。
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階段が設けられている所もあるのですが…、
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また岩場に出くわします。どうやら赤と白のポールがコースの目印のようです。
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やっと議事堂のところまで来ました。「ああ、疲れた。」良い運動になりました。
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ダウンタウンへ行っても店はどこも休みだろうと考え(「ブルックスビストロ」も感謝祭のため夕方から常連客のみで営業するとのことでした)、昼はホテルのレストランでラザニアをいただき、午後はホテルのスチームサウナで汗を流し、体を休めることしました。
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夕食は、昨日「フィッシー・ピープル」が臨時休業で食べられなかったChar(北極イワナ)にオニオンスープを添えていただきました。
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22時になりました、ベックスケンネルの迎えで最後のオーロラ観賞に向かいます。観賞場所は昨日とは異なり、ティピーのある小屋でした。今日も外気温は暖かいので、ずっと外にいてオーロラを見続けます。
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写真も昨日の要領で撮影します。今日は少し穏やかな現れ方だったような気がします。
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ホテルに戻る途中でオーロラが強くなったので、空港入口向いのロングレイクの畔に停車し、再び撮影会。こんな街中でもオーロラを撮影できるのですね。
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