2023/09/26 - 2023/09/28
8位(同エリア342件中)
ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2023/09/26
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松山に到着して松山駅からJRに乗車。
ホームから広い海を見下ろせる駅として評判の下灘駅を訪れた後、宇和島に到着しました。
昼食に宇和島グルメ「宇和島鯛めし」を食べた後、ホテルで借りた自転車で宇和島城、天赦園などを巡りました。
日本航空のJALタイムセール航空券を使って愛媛を旅してきました。
4トラ地図塗りつぶしの旅です。
愛媛県を訪れるのは四国を一周した新婚旅行以来42年振りです。
*日程
9月26日(火)
羽田空港→松山空港→JR松山駅→JR下灘駅→宇和島駅
*宇和島観光
宇和島城、天赦園、大山益次郎居住跡、樺崎砲台跡、
和霊神社、穂積橋
*JRホテルクレメント宇和島泊
9月27日(水)
宇和島駅→伊予大洲駅
*伊予大洲観光
盤泉荘、大洲神社、臥龍山荘、明治の街並み、
おはなはん通り、おおず赤煉瓦館、思ひ出横丁、お殿様公園、
大洲城
伊予大洲駅→松山駅→大街道駅(路面電車)
*道後温泉夜景観賞
*カンデオホテルズ松山大街道泊
9月28日(木)
大街道駅→道後公園駅
*道後温泉観光
道後公園(湯築城跡)、伊佐爾波神社、宝厳寺、圓満寺、
空の散歩道(足湯)、道後温泉本館、椿の湯、飛鳥乃温泉
道後はいから通り、放生園
道後温泉駅→大街道駅
*松山観光
松山城、坂の上の雲ミュージアム、大観覧車くるりん
JR松山駅→松山空港→羽田空港
*飛行機代
羽田空港⇔松山空港18,340円
(内訳:航空券16,000円、国内線施設使用料740円、消費税1,600円)
*ホテル料金
JRホテルクレメント宇和島 9,000円(朝食付・税込)
カンデオホテルズ松山大街道 11,200円(朝食付・税込)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自転車 JALグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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伊予大洲駅から12:03発の特急「宇和海11号」に乗車して、12:47に宇和島駅に到着しました。
宇和島駅 駅
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予讃線の始終点駅なので、ホームの端に車止めがあります。
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ホームの一角に「予土線三兄弟」の顔出しパネルがありました。
「予土線三兄弟」とは、宇和島駅と高知県の窪川駅間の予土線を運行している観光列車で、山吹色のトロッコ列車「しまんトロッコ(長男)」、河童の世界をイメージした「海洋堂ホビートレイン(次男)」、初代新幹線0系をモチーフした列車「鉄道ホビートレイン(三男)」のことをいうそうです。 -
駅ビルの入口です。
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今日宿泊する「JRホテルクレメント宇和島」にキャリーケースを預けてから観光します。
ホテルは駅ビルの上にあるので、駅の待合室の横にあるドアからホテル入口へ直接に行くことができます。 -
ホテル1Fのエレベーターです。
1Fにはレストランがあるだけで、フロントは2Fにあります。 -
ホテルの正面入口はこちらです。
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2Fのフロントです。
1Fのエレベータ前にスポーツタイプの自転車が2台置いてあったので、尋ねたら無料でレンタルしているというのでお借りしました。
自転車の写真は撮り忘れました。 -
ホテル外観です。
駅の真上にあるホテルです。JRホテルクレメント宇和島 宿・ホテル
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昼食は、ホテルの近くにある「かどや 駅前本店」にしました。
かどや 駅前本店 グルメ・レストラン
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店内を入って直ぐのカウンター席です。
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私が案内されたのはテーブル席です。
既に午後1時を過ぎているので空いていました。
先ず、生ビールを一杯。 -
メニューです。
お目当ては、宇和島の郷土料理「宇和島鯛めし」です。 -
メニューです。
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メニューです。
郷土料理を一通り味わうことが出来るメニューです。 -
メニューです。
おすすめ一品料理です。
南予地域独特の揚げかまぼこ「じゃこ天」は、後に秋田県知事の失言で注目を集めることになりました。 -
「宇和島鯛めし」(税込1,930円)です。
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食べ方は、先ず醤油ベースのだし汁と生卵が入った器に鯛の刺身と海藻を入れて混ぜ合わせます。
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鯛の刺身と海藻をだし汁と一緒にご飯にかけて食べます。
鯛の淡泊な味と少し甘めのタレが相まって美味しいです。
簡単にいうと卵かけご飯に刺身をのせたような感じです。
昼食を終えた後は宇和島城に向かいます。 -
宇和島城の北側登城口から入城します。
入口の門は、筆頭家老の桑折(こおり)家屋敷から移築された「桑折氏武家長屋門」です。
元は間口の長さが35mもあったそうですが、現在地に合わせて向かって左側の長屋部分の一部がカットされているそうです。
確かに非対称になっているのが分かります。
入場時間は3月~10月が6:00~18:30、11月~2月が6:00~17:00。
料金は無料(天守は除く)です。 -
長屋門を潜ると、目の前に本丸へと続く石段があります。
写真の左側には緩やかな坂道が造られているので、脚に自信がない方でも上ることが可能です。 -
私は石段を上ります。
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険しい石段が続きます。
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規模が大きい見事な石垣が見えてきました。
櫓や門などは改修されているそうですが、石垣は築城当初のものをほぼ引き継いでいるそうです。 -
ここは「井戸丸跡」です。
深さ約11mの井戸を備えた曲輪です。 -
上側から眺めた「井戸丸跡」。
四角形の井戸の形が良く分かります。 -
更に急な石段を上ると・・・。
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「本丸石垣」です。
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「本丸石垣」の説明。
この石垣では、同じ面で2つの積み方の違いを見ることができます。
石垣の右下半分は自然石を用いた「野頭(のずら)積み」で、左上半分は隅角部は鑿(のみ)加工の石材を用いる「切込(きりこみ)ハギ」、築石部は玄翁(げんのう)加工石材を用いる「打込(うちこみ)ハギ」で築かれています。
これは17世紀初頭ごろに築かれた石垣が江戸時代末期に修理されたことによるようです。 -
途中で振り返ると「天守」が見えました。
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「二之丸跡」です。
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「二之丸跡」から見る「天守」です。
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「本丸跡」です。
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「本丸跡」からの北西方向の眺め。
宇和島城は水城として築かれ、城郭のこの部分は海(宇和島湾)に面していたそうです。
現在は城の周囲は堀部分も含めて埋め立てられてしまい当時の面影は残っていません。 -
元禄年間の宇和島湾の復元イメージ図がありました。
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「天守」です。
構造は3重3階、層塔型、白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりこめ)です。
高さは15.7mと小ぶりですが、堂々とした存在感があります。
寛文6(1666)年に再建された、江戸時代以前の姿を留める「現存12天守」の1つです。
「天守」正面には、玄関は唐破風、1階は比翼千鳥破風、2階は千鳥破風、3階は軒唐破風と5つの破風を備えている凝った造りになっています。宇和島城 名所・史跡
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「天守」入口になっている「玄関」からの「本丸跡」の眺め。
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「玄関」正面です。
開館時間は3月~10月が9:00~17:00、11月~2月が9:00~16:00。
入館料金は200円(中学生以下は無料)。 -
「天守」1階です。
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甲冑(レプリカ)が展示されています。
左から、「豊臣秀吉」着用、宇和島伊達家「伊達秀宗」着用、仙台伊達家「伊達政宗」着用。
宇和島藩主伊達家の始祖「伊達秀宗」は、独眼竜として有名な「伊達政宗」の長男です。
しかしながら、庶子(側室の子)のため仙台伊達家の家督を相続できず、宇和島藩主になったという経緯があります。 -
宇和島城の木組模型。
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1階の「武者走り」。
頭上の梁桁組には太い材木が使われています。
釘やカスガイは一切使っていないそうです。 -
1階の「武者走り」。
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1階の「武者走り」。
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急傾斜の階段を2階に上ります。
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2階です。
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愛媛県松山市出身の墨絵画家「茂本ヒデキチ」氏によって描かれた墨絵の屏風が展示されています。
屏風の左側に描かれているのは、「伊達政宗」(左)と「伊達秀宗」(右)だそうです。 -
2階の「武者走り」。
1階に比べて幅が少し狭くなっています。 -
2階の「武者走り」。
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2階の「武者走り」。
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2階の「武者走り」。
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3階に上がります。
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最上階の3階です。
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反対側の位置から。
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「宇和島城下絵図屏風」(元禄6~8(1693~1695)製作の複製品)が展示されています。
宇和島城を南西の方角から描いた鳥瞰図が描かれています。 -
この「天守」には廻縁が無いので「武者窓」から外を眺めます。
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西方向の眺め。
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北方向の眺め。
JR宇和島駅がある宇和島市の中心部です。 -
ズームアップ。
JR宇和島駅の上に立つ「JRホテルクレメント宇和島」が見えます。 -
東方向の眺め。
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南方向の眺め。
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宇和島城の次は「天赦園」へ。
天赦園 名所・史跡
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入口の門です。
「天赦園(てんしゃえん)」は、2代藩主「伊達宗利」が寛文12(1672)年に造った「浜御殿」の一部を7代藩主「伊達宗紀(むねただ)」が文久3(1863)年に自らの隠居所として改造した大名庭園だった場所です。 -
受付です。
入園料は大人500円、高校生・高齢者(65歳以上)300円、中学生200円、
小学生100円。
開園時間は8:30~16:30(4月~6月は17:00まで)。 -
園内案内図です。
広さが11,240㎡あり、池庭が全体の3分の1を占める池泉回遊式庭園です。
入口は左下です。 -
受付を過ぎると野田藤の藤棚があります。
伊達家の祖「藤原鎌足」の「藤」に因んで造られたものだそうです。 -
季節が違うので花が咲いていませんが「花菖蒲園」です。
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四方竹と養老の滝。
竹は、伊達家の家紋「竹に雀」に因んだもので、園内には竹・笹が沢山植えられています。 -
「潜淵館付属茶庭(せんえんかんふぞくちゃてい)」です。
居館だった潜淵館(現在は残っていません)の付属建物として建てられた書院式茶庭です。 -
「潜淵館付属茶庭」です。
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「潜淵館付属茶庭」です。
大正11(1922)年、当時の皇太子だった昭和天皇が訪れた際に御座所(居室)に充てられたそうです。 -
池の畔に建つ書屋「春雨亭」です。
「伊達宗紀」は能書家で、多くの貴重な所を遺したのだそうです。
池の「中ノ島」に渡る飛石の横には「腰掛石」があります。 -
綱引石です。
この場所が海岸だった当時に、船の綱引に使われた石だそうです。 -
「中ノ島」と「春雨亭」。
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「中ノ島」にある陰石と陽石。
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「中ノ島」から見る「春雨亭」。
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「天赦園」の周囲は常緑樹などで囲まれて外部から遮断されていますので、静寂に包まれています。
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「枯滝石組」から落水した水が流れる流れ出る「枯流」です。
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「枯流」の岸に配された臥牛石。
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「枯流」の岸に配された起牛石。
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「枯流」の岸に配された虎吠石。
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「東屋」です。
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「天赦園碑」です。
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「天赦園碑」の足元にある、烏帽子の形をした手水石。
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池上に架かる太鼓橋式の藤棚です。
種類は白玉藤だそうです。
花が咲くと綺麗でしょうね。 -
池を1周して、「春雨亭」まで戻ってきました。
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「春雨亭」内部。
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「春雨亭」内部。
これで「天赦園」は終了です。 -
次に、「宇和島市立伊達博物館」に向かいましたが、残念ながら定休日(火曜日定休)でした。
宇和島市立伊達博物館 美術館・博物館
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近くに「大村益次郎住居跡」があるので寄ってみました。
周囲を壁と竹柵で囲まれた場所がそれでした。大村益次郎の住居跡 名所・史跡
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大村益次郎(旧姓:村田藏六)は、周防国鋳銭司(すぜんじ)村(現:山口県山口市)の村医の家に生まれ、蘭医学塾だった大阪の「適塾」に入り、緒方洪庵に師事し、門下の逸材といわれました。
嘉永6(1853)年、宇和島藩に召し抱えられ、蘭学の教授の他、兵学の翻訳に従事し、約2年半の間ここを住居としました。
その後、長州藩に増し抱えられて軍事体制の整備といった重要な藩政改革をすることとなり、名前を大村益次郎と改名しました。
幕末の戊辰戦争では官軍の実質の総司令官(名目の総司令官は皇族)として勝利の立役者となりましたが、明治2(1869)年に不平士族に襲撃された際に受けた傷がもとで亡くなりました。
日本陸軍の創始者として、靖国神社の参道の中央に銅像が建てられています。 -
「大村益次郎住居跡」の近くにある「オランダおいねの三角屋敷跡」です。
写真左側に川がある狭い三角形の土地で、もちろん建物は残っていません。
「オランダおいね」とは、長崎のオランダ商館付医師「シーボルト」と遊女「たき」との間に生まれた女医「楠本イネ」のことです。
シーボルト門下生でもあった宇和島藩の準藩医「二宮敬作」の勧めで宇和島に来住し大村益次郎に学びました。
後に藩主伊達家のお抱え医師になりました。 -
次は、「樺崎(かばさき)砲台跡」に向かいます。
途中、正面に宇和島城が見えました。 -
宇和島城の周囲を反時計回りに移動します。
途中、通りの分離帯に植えられた高い椰子の木が見えました。
ここが宇和島のメインの通りのようです。 -
「樺崎砲台跡」に到着。
自転車で15分位かかりました。
頑丈に組まれた石垣の上に砲台の防壁が造られていて、当時の威容が偲ばれます。樺崎砲台跡 名所・史跡
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正面からの眺め。
樺崎砲台は、宇和島湾防備のため安政2(1855)年に宇和島藩によって海を埋め立てて築造されました。
現在は周囲が埋め立てられて陸地に取り込まれていて、砲台の前は空堀さながらの姿ですが、当時は海に面していたそうです。 -
堀越しに見る砲台跡の全景です。
洋式工法で築造られた、正面に5門の砲と左右の側面に各1門の備砲を備えた大規模な砲台だったそうです。 -
砲台跡の一角に、竣工記念碑が建立されていました。
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こちらは「樺崎砲台跡」の隣にある「宇和島市歴史資料館」です。
休館日(火曜日定休日)でした。
レトロな建物は、明治17(1884)年に宇和島警察署として建てられたものだそうです。宇和島市歴史資料館 美術館・博物館
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次は、須賀川沿いの道を「和霊神社」に向かいます。
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「和霊神社」に到着。
といっても、「和霊神社」とは須賀川を挟んで対岸にある「和霊公園」に建つ石造りの大鳥居「二の鳥居」です。
大鳥居の奥に「和霊神社」の「神門」が見えます。 -
向かって右側の狛犬と燈籠。
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向かって左側の狛犬と燈籠。
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「和霊神社」の正面、須賀川に架かる太鼓橋「神幸(みゆき)橋」です。
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「神幸橋」の両脇に建つ燈籠の彫刻が見事です。
「神幸橋」は階段状になっていて、自転車を抱えて渡るのが大変でした。 -
「神門」です。
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「神門」を潜ると正面に手水舎があり、その両脇に石段があります。
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社殿は石段を上った上にあります。
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拝殿です。
御祭神は、山家清兵衛公頼(やんべせいべえきんより)公です。
山家清兵衛公頼は、宇和島伊達家初代藩主「伊達秀宗」の家老で藩制草創期に活躍しましたが、元和6(1620)年にその手腕を疎ましく思う一派の凶刃に倒れました。
その後、この事件に関与した者が変死したため、山家清兵衛公頼の怨霊によるものとして恐れ、その霊を祀ったのがこの神社の始まりだそうです。和霊神社 寺・神社・教会
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拝殿前のブロンズ狛犬。
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拝殿前のブロンズ狛犬。
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「神門」右手奥に鎮座する境内社「竃神社」。
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「竃神社」の更に右側に鎮座す境内社「三島神社」。
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御朱印をいただきました。
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ホテルに戻ってきました。
JRホテルクレメント宇和島 宿・ホテル
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JR宇和島駅前には、宇和島の伝統行事「宇和島闘牛」の像が建立されています。
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その隣には小型の機関車の復元模型が展示されています。
この機関車は、宇和島で初めて走った機関車「コッペル社(ドイツ)製9.66t 形式ケ220」だそうです。 -
ホテルにチェックインして客室へ。
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客室です。
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テーブルの下に冷蔵庫があります。
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バスルームです。
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客室からの眺望。
駅前広場ビューです。 -
部屋で少し休憩してから夕食に出かけます。
写真は、夕食の店に向かう途中に見えた宇和島城です。 -
夕食の店の手前に辰野川という小さな川が流れていて、そこに「穂積橋」という小さな橋が架かっています。
穂積橋 名所・史跡
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橋の袂に小公園があり、そこには「老生は、銅像にて仰がるるより 万人の渡らるる橋になりたし 穂積陳重」と刻まれた石碑が建てられています。
「穂積陳重(ほずみのぶしげ)」は、宇和島市出身で「民法の父」と言われるほどに近代に活躍した法学者です。
大正13(1924)年に市民がその功績を記念して穂積氏に銅像建立を申し出た際に同氏は固辞しましたが、その際の言葉が石碑に刻まれているのです。
没後、その言葉通りに昭和5(1930)年の橋の架け替えに際して宇和島市が「穂積橋」と命名したのだそうです。 -
「穂積橋」です。
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橋を渡るとそこが大衆割烹「ほずみ亭」です。
事前に18:00で予約していました。郷土料理 大衆割烹 ほづみ亭 グルメ・レストラン
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メニューです。
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メニューです。
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メニューです。
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メニューです。
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先ずは生ビールです。
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「板うに」です。
これは失敗でした。 -
「鯛の薄造り」です。
身が締まって美味しいです。 -
日本酒は、愛媛県西条市の石鎚酒造の「石鎚 純米吟醸」です。
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「鯛はらぼ焼き」です。
鯛の腹身を焼いたものです。
珍味です。 -
食事は愛媛の郷土料理「鯛そうめん」にしました。
鯛が丸ごと1匹のった綺麗な盛り付けで食欲を誘います。
鯛は焼物かと思っていましたが煮物でした。 -
取り皿の絵柄がまた良いです。
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素麺の上に薬味の錦糸卵、シイタケなどと共に鯛の身をのせて、鯛の煮汁が入ったツユを掛けて食します。
量が多めでしたが、美味しかったので完食しました。
トータルで税込7,030円でした。 -
店を出ると周囲は夕闇に包まれていました。
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夕食後、ホテルに戻る前に周辺を散策しました。
写真は、昼食をとった宇和島鯛めしの「かどや」です。 -
20:00を過ぎたばかりですが、商店街には人が見当たりません。
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アーケード街「宇和島きさいやロード」があります。
「きさいや」とは、この地方の方言で、「来てください」という意味だそうです。宇和島きさいやロード (宇和島商店街) 市場・商店街
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殆どの店が既に今日の営業を終了していました。
地方都市は引けが速いようです。 -
床のマンホールの蓋が、「宇和島闘牛」のデザインになっています。
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こちらは宇和島の夏祭り「うわじま牛鬼まつり」の「牛鬼」のデザインです。
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ホテルに戻る途中、宇和島城のライトアップが見えました。
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ホテルに戻ってきました。
本日はこれで終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。JRホテルクレメント宇和島 宿・ホテル
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