■ 2023 クロアチア・スロベニア・モンテネグロ (８) ■

2023/10/06 - 2023/10/06

2023年10月6日(金)　 第５日目 後半　
●ドブロブニク(その２)　　泊

東京トラピックス「絶景のクロアチア・スロベニア・モンテネグロ ３ヶ国周遊８日間」に参加しました。スペイン、バルト三国、につづいて今年３回目の海外旅行です。高価格しかも暑さと混雑でひどい目にあう夏場を避けて10月に。各社のツアーを吟味比較の末これに決定。羽田成田まで自己負担かつポストイナ鍾乳洞が抜けてますが、一筆書き移動でザグレブ・リュブリャナ両首都がそろっていて(モンテネグロの首都ポトゴリツァも)、なんと他より約10万円も安い！…ということでこれに。
※関西出発タイプが年明けからスタートします。

【ツアー旅程】
1.2日目　羽田 ー イスタンブール ー ザグレブ ー リュブリャナ
３日目　 ー ブレッド湖 ー オトチャッツ(プリトヴィツェ近郊）
４日目 　 ー プリトヴィツェ ー スプリト
５日目 　 ー ドブロブニク
６日目　 ー コトル ー ブドヴァ ー ポトゴリツァ
7.8日目 ー イスタンブールー成田

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

第５日目 後半 2023年10月6日(金) 14:35、「オノフリオ大噴水」で一旦解散。　 　
ツアー本隊は、ここで再集合の20:00まで、５時間以上も自由時間。
オプショナルツアー組は、このままガイドさん添乗員さんと行動を共にします。なんだかオプションの方が本隊ぽい感じ。

オプション組は９名、約半分。もっと多いと思っていました。
ピレ門から一旦城壁の外に出ました。暑かったです。26~7℃はあったかも。

ピレ門 史跡・遺跡

海に突き出た「ボカール要塞」。ドニロブニクの西側を守っていました。海の水がきれい過ぎ。

城壁の外側からみた「ミンチェタ要塞」城壁の最高部にあります。後ろに見えてるのがこれから行く「スルジ山」。

ロープウェイ乗り場へ向かいます。歩道が細いので一列にならざるをえなかった。時計で例えると、城壁の９時の所から１時の所あたりへの移動でした。

海から見ると、ちょうど真裏側の城壁。オプション組以外にもケーブルカーに乗る方もいて上までご一緒でした。帰りは歩いて下りるんだとか。

ほどなくロープウェイ乗り場到着。「ケーブルカー」とありますね。
日本では、高野山とか高尾山とかにある、ワイアーで引っ張られながら昇り降りする電車のような乗り物が「ケーブルカー(索道)」で、

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

こういうワイヤーで吊るされるゴンドラ状の乗り物は「ロープウェイ」を呼んでますね。

あの悲しい紛争の際は、ここも戦禍に遭いました。

山のふもとの乗り場ですら、なかなかの眺めでしたよ。

「聖イヴァン要塞」の裏側が改修中のようでした。
さてロープウェイ、ハイシーズンにはけっこう長い待ち時間長い行列になるみたいですが、

15:10、運よく待ち無しで乗れましたが満員満員。運よくゴンドラの海側に。

ぐんぐん昇っていきます。視界もどんどん広がっていきます。

絶景。逆光＆ガラス反射でくすんでしまいますが、あまりにも有名なあの絶景が肉眼で見られました。

頂上駅には、レストランと土産店(ちょっと値段高かったかも)が入ってました。しばらく自由時間に。山側の景色はこんなでしたよ、意外にも平坦。

ロープウェイのゴンドラ。山がちな国土の日本では、けっこうどこでも見られますね。

スルジ山 山・渓谷

眼下にドブロブニク。頂上駅のテラスから。他にも展望スポットあり。

少し下った所にある大きな十字架のたもとの展望台からなら、ロープウェイのワイヤーが写り込まなくてGOODでした。

旧港やルジャ広場付近をアップで。よく見えました。

15:50、戻りのゴンドラの中。短い時間でしたが、景色眺めて写真撮ってWC済ませたらもうじゅうぶんでした。

下から上を。青空がキレイでした。右側に見える十字架の所がおすすめポイント。

「ロープウェイでスルジ山」の次は「城壁ウォーク」です。真夏は地獄、暑いし混んでて歩きにくいし…、のようなことを耳にしていたので、10月初めならどうなんでしょうか。

城壁の外を移動中。時計で例えると、１時の所から３時の所へ。

お昼に立ち寄った「プロチェ門・レヴリン要塞」の所に来ました。旧港がよく見えます。

プロチェ門 史跡・遺跡

ゆっくりできませんでしたが、ここ、人が少なめでおすすめです。

城壁内に入ってすぐの所に城壁出入口あり。反時計回りで歩きます、そういうルール？　出入口は３か所。ここと、ピレ門そばと、聖イヴァン要塞そばと。

上ってすぐに見える港。

こんな通路を進みます。一方通行の理由がわかります。高低差があり階段もいっぱい。

旧港の北側から。

まさしく防御のためにつくられた城壁ですね。

内側はこんなに素敵な世界。

旧市街内の路地も見えます。

強い日差しを避けるためには、すぐ日陰を作る狭い路が理にかなっているのですね。

民家の煙突。

ずいぶん高さが出てきました。

反対側にはさっき行った「スルジ山」

16:25、最高所の「ミンチェタ要塞」は、もうすぐそこに。

16:28、「ミンチェタ要塞」到着。

ミンチェタ要塞 史跡・遺跡

最高所からの眺め。

最高所からの眺め。

「ミンチェタ要塞」を過ぎると下りに。ああ楽ちん、でもないか。下りは下りで疲れます。

望遠で。ひときわ大きな「聖イグナチオ教会」の後ろ側。あまりＰＲされていない感じですが、なぜでしょう。

ピレ門の上まで下りてきました。真下には「オノフリオの大噴水」

「プラツァ通り」

にぎわってます。

ピレ門の外側。日が傾いてきてます。

ピレ門 史跡・遺跡

ドブロブニク城壁の外郭「ロヴリイェナツ要塞」　
月に見えますがギラギラした太陽。

山側の城壁の様子。

私たちの城壁めぐりも終盤に。海沿いに東へすすみます。高低差は少なめでした。

オレンジ色の屋根がぎっしり並んだアングル。

昔のまま残されている一角もありました。

「ロヴリイェナツ要塞」　

ほぼ平坦な区間が続きました。らくちんらくちん。潮風が心地よかった。

ビーチ…ではないけど、海水浴してました。10月なのに大丈夫？

ロープの外に出ないでね。

岩肌にへばりついたビーチパラソルが、白いきのこみたいに見えました。

遊覧船も走ってます。もう半日あれば、あれにも乗ってみたかったです。

17:05、海に突き出た見張り台の真下に。どなたでしょうか、聖人ふうの像。外敵からドブロブニクを守ってくれているみたいです。

17:10、旧港あたりまでやってきました。スルジ山の山上駅がくっきり見えました。

小さなギャラリーあり。看板だけ。

もうすぐゴールです。

旧港 旧市街・古い町並み

きつい陽射しに晒されていたミンチェタ要塞にも、夕暮れが近づいています。

ランチしたあのレストラン。

出たり入ったりの各種遊覧船。

17:25、城壁を一周してきました。楽しかったです。日差しも人の混み具合も、心配したほどではなく、というかむしろ空いていました。良いお天気でよかったです。

右側が城壁出入口です。案内なしでは絶対見落としてましたね。

17:30、またまた「聖ヴラホ教会」前。
城壁は各自のペースでご自由にでした。途中で降りてもＯＫ。再集合がこの教会前。そろったら夕食へＧＯ、という段取り。

教会の中を拝見させていただきました。美しい祭壇。

日没迫る「スポンザ宮殿」

日没迫る「ルジャ広場」

日没迫る「プラツァ通り」

17:50、全員集合。夕食のレストランへ移動開始。こういう路地を進んで行きました。

こういう人けのない路地もありました。

18:00頃、レストランがいっぱい並んでいる路地のテラス席に。日本語も上手な店員さんがいるお店。シーフードのリゾット。お店の写真は撮ってなかったです。

19:15頃、レストランを出ました。全体集合の20:00にはまだ時間があるので、そろって夜景観賞ということに。嬉しい誤算！！

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

思えば、ドブロブニク宿泊とうたいつつ、周辺都市ホテル利用のツアーもたくさんあります。こんな時間帯はもう宿入りなのでは。

城壁内のホテル利用はリーズナブルなツアーでは価格的に望み薄。

城壁外ですが、バスで10分足らずの立地のホテル利用だったから、こういう貴重な体験ができたんだと思っています。

20:00までの長い自由時間も、夕景夜景が見られるメリットを考えれば、むしろ儲けものだったかも。

日没が遅い夏場はどうなのかわかりませんが。この時はいい頃合いに日が暮れたのでよかったです。

ランチしたレストランに再び。お目当てのドブロブニクが午後からの観光だけで物足らないなぁ…などと思っていましたが、いやいやたっぷり楽しめました。

全体集合の場所へ行きます。せっかくだから裏通りも歩いて行きましょう、とのことで…、

昼間とはまた違った表情の街並みも見られましたし、

こんな感じの、いい雰囲気の裏通りも歩けました。

お土産物屋さん。あまり買い物はしなかったからか、「驚くほど物価が高い」という評判は感じませんでした。

途中から「プラツァ通り」に。

ダリのお店の中から、あいかわらずダリさんがこっち見てます。

20:00にはまだ15分くらいありました。みなさん、あちらこちらでおしゃべり中。どこ行ったか、何食べたか、買ったお土産の見せあいっことか。

オノフリオの大噴水 広場・公園

夜のドブロブニク、とても思い出に残りました。感謝感謝です。

20:00を待たず全員集合完了。これからバスに乗ってホテルへ直行です。

「ピレ門」を出た所から「ミンチェタ要塞」を望む。ライトアップされていて美しく夜空に映えていました。

走行中のバスから。停泊中の客船。

20:30、「ホテル アドリア」客室到着。断崖斜面に貼り付くように建てられた設計で、最上部にエントランスとレストラン、客室フロアは下へ下へ。

ホテル アドリア ホテル

部屋からの眺め、いいですね。リーズナブルなツアーなのに、とてもとても得したと思ってます。

明日はモンテネグロ入りして最終泊です。

第６日目につづく・・・

この旅行記へのコメント （2）

• はなはなさん 2023/11/02 07:24:43

  ありがとうございます

  ご覧いただきおそれいります
  妻ともよく話しているのですが
  私どもは天気に恵まれて運が良かったです
  
  今後ともよろしくお願いいたします

• 旅好きじいさんさん 2023/10/31 17:52:10

  はなはなさんこんばんは　ドヴロブニクの旅行記懐かしく拝見しました。

  　私も戦争が終わって５年くらいの時、大阪阪急で１人参加で行きました。
  　アリタリアでローマへ飛び、トランジットでヴェネチアの東のトリエステへ飛び、そこからバスでした。
  　ブレッド湖は無しでした。
  　バス２台で添乗員も２人で、何より寝ずをして最初の日にホテルへ入ったのは翌日の午前１時ごろでした。
  　スルジ山にはまだゴンドラは壊れたままでしたから、上がれませんでした。
  　私共はモンテネグロはOＰでコトルへの半日行っただけですが、ボスニアヘルツェゴビナの、モスタルにはドブロヴニクから行き、その後プリトビッツェヘ。
  　私達は、雨でどうにもならないドブロブニクとコトルでした。
  
  　貴女の旅行記を拝見して、大雨のドブロブニクを思い出しましたが、今ではそれも良き思い出です。