■ 2023 クロアチア・スロベニア・モンテネグロ (２) ■

2023/10/03 - 2023/10/03

2023年10月3日(火) 第２日目 後半　
●ザグレブ ー リュブリャナ 泊

東京トラピックス「絶景のクロアチア・スロベニア・モンテネグロ ３ヶ国周遊８日間」に参加しました。スペイン、バルト三国、につづいて今年３回目の海外旅行です。高価格しかも暑さと混雑でひどい目にあう夏場を避けて10月に。各社のツアーを吟味比較の末これに決定。羽田成田まで自己負担かつポストイナ鍾乳洞が抜けてますが、一筆書き移動でザグレブ・リュブリャナ両首都がそろっていて(モンテネグロの首都ポトゴリツァも)、なんと他より約10万円も安い！…ということでこれに。
※関西出発タイプが年明けからスタートします。

【ツアー旅程】
1.2日目　羽田 ー イスタンブール ー ザグレブ ー リュブリャナ
３日目　 ー ブレッド湖 ー オトチャッツ(プリトヴィツェ近郊）
４日目 　 ー プリトヴィツェ ー スプリト
５日目 　 ー ドブロブニク
６日目　 ー コトル ー ブドヴァ ー ポトゴリツァ
7.8日目 ー イスタンブール ー 成田

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

2023年10月3日(火)　第2日目後半
13:00、ザグレブ市街観光を終えてバス発車。スロベニアの首都リュブリャナへ向かいます。

ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会

ザグレブ市内を走行中。集合住宅。ベランダの発展利用がこちらでも盛ん。

オリジナルのままのところと見比べるとよくわかります。

星の王子様ふうの少年に遭遇。何かの資材置き場かな。

宇宙基地みたい。パラボラがいっぱい。ＴＶ局でしょうか。

かわいらしい防音壁。こういうところ落書きまみれになりがちの街が多いなか、なかなかレベルが高いザグレブです。

やがて高速道路に入ると思われます。

素晴らしい建築。あの曲線、かっこいいです。

鮮やかな外壁。真っ赤っ赤。

楽しい建物がいくつも見られて得しました。

高速道路の表示に「Ljubrjana」「Bred」「Rijeka」など、旅行ガイド本にのってる地名が出てきました。

13:40、前方に料金所ふうのゲートが。国境検問所跡かな。シェンゲン協定のおかげでスルーです。

で、国境表示はいつ現れる？

このゲートをくぐって、

次のゲートとの間にありました。13:42、スロベニア入国です。

引き続き高速道路を快走します。素晴らしい晴天でよかったよかった。

前の方の席だったので、前面車窓もよく見えて幸せでした。

バスの影が映ってました。

スロベニアに入ってから素敵な風景が目立ち始めました。

コレ、農機具などを収める倉庫のようですが、おもしろい造りですね。いくつも見かけました。屋根がドイツからスイスにかけた地域に多い形状(名称を知らない)じゃないかなと思います。

斜面にも耕作地があって、なんだか日本的。

西日にさらされ可哀そうな運転手さん。

この感じでは、なんだかアルプス地方ふう。そう言えばスロベニアの北隣りはオーストリア。

明日行くブレッド湖は、もうオーストリアの国境に近いです。

小さな教会もよく見かけました。こんなふうに。

こんなふうに。

こんなふうに。

高速道路をまたぐ橋も、わざわざ美しく作られていて感心します。

またあの農業用の小屋。

美しい教会や、

農業小屋がたくさんあったので、ぜんぜん退屈しませんでした。

15:00頃、リュブリャナ市街に入りました。

「リュブリャナ城」が車窓からも見えました。中心部はもうすぐそこです。

市民の皆さん。暖かかったからか、まだ半袖の人も多かったような。

連接型の長いバス。

15:15頃バスを下車。旧市街へ移動中。鮮やかな建物。調べると、「Vurnikova hiša(ヴルニクの家)」、イヴァン ヴルニクという人の設計？色彩が際立つリュブリャナを代表する建物の ひとつ…らしいです。

公証役場が入っていて内部見学不可みたいですが、観光資源として活用されることを願っています。こんなにキレイだからもったいない！ 役所はどっかよそに移したらいい。

市街中心部にあったこのレストランで、観光前に遅ーいランチ。乗継便でも食事が出たので平気でした(笑)　「Allegria(アレグリア)」というお店。

アレグリア 地元の料理

思えば、入国して初の食事。メインは牛肉のシチュー「グヤーシュ」、めちゃくちゃ美味しかったです。食べ終って店出たらもう16時まわってました。

ガイドさん先頭でリュブリャナ旧市街の名所めぐりスタート。前方は「プレシェーレノフ広場」この街の観光拠点です。

広場の中央でガイドさんの解説を聴きつつ、周囲を見回します。「三本橋」の向こうには観光案内所などいろいろ入っている歴史的建造物。後方に「リュブリャナ城」、のぼれないのが残念です。

「リュブリャナ中央薬局」が入っている歴史的建造物。
コンパクトな国のコンパクトな首都…、ですが気品たっぷりでとても素敵なたたずまいです。ぜひいらしてください。

「Emporium Gallery」という、高級衣料品店が入っている歴史的建造物。橋のこちら側が新市街で、多様な様式の建築が意図的につくられたとのこと。

で、お城がある橋の向こう側が旧市街です。
美しく造られたエントランスの軒。

てっぺんにはエルメスの像。

「フランシスコ会教会」きれいなピンク色。中も見たかった。

聖フランシスコ教会 寺院・教会

てっぺんの像。

「Filipov dvorec(フィリップの邸宅)」の名がある歴史的建造物。１Fはいろいろなショップ。

「Hauptmann House」という歴史的建造物。えらく出っ張った軒が面白いです。

風が出てきたのか、お城のてっぺんの旗がいい感じに。ケーブルカーのようなリフトで上り下りできます。

広場の名前になった詩人「フランツェプレシェーレン」の像。

おつむのハトがちょんまげみたいでおもしろかった。

三本あるとはわかりにくい「三本橋」を渡ります。

ふりかえります。

川沿いに東の方へ進んで行きました。

黄色い大きな教会の横っ腹を通り過ぎました。「リュブリャナ大聖堂(聖ニコラス大聖堂とも)」です。

「肉屋の橋」を渡りました。こちらでも永遠の愛を誓う錠前がびっしりかけられていました。好っきやなぁ～(笑)

ブッチャーズ橋 建造物

行き交う遊覧船、涼しそう。

橋の反対側はこのとおりものすごい逆光。「三本橋」が見えてます。

少し行くともう「竜の橋」のたもと。写真撮る人でいっぱい。

こんな橋です。竜の像以外は普通です。

橋からはお城が遠望できました。まあまあ高いところに建てられてますね。平地宮殿然とした城も多い欧州ですが、ここは城塞的。

昇降するリフトもわずかに見えました。

にぎわう川沿いの小径。

「竜の橋」の竜。全部で４つ。

竜の橋 建造物

日本の狛犬なら片方は口をつむります。阿吽の呼吸ということで。

川沿いの細長いあれはレストランなどが入っている商業施設です。歴史的景観を損なわないようデザインされています。

右は自由に使える「秤」、市場で買った品の重さを確かめるために用意されているんだとか。
左は牛乳の自販機、新鮮な原乳が毎朝買えるそうです。

さっき見かけた「大聖堂」にやって来ました。

偉かった方々が表現されている門。解説の内容が思い出せません。ガイドさんは現地の女性で、とても張り切っておられて、話の内容が濃く話すスピードの速めで、ちょっとしんどかったかな。

違う門にも。スロベニアの歴史を上から順に表現した彫刻だそうです。

お話を真剣に聴き入る、(私も含めて)真面目な日本人観光客たち19人。

大聖堂の南の路地を西に移動中。

「ZAKLADI SLOVENIJE(スロベニアの宝物)」というお店。GoogleMapではスーパーマーケットのくくりになってますが、記念になるような品がいっぱいで土産物店的。

「Robbov vodnjak(ロブの井戸)」という噴水。

リュブリャナのおしゃれな市庁舎です。ノーマークでしたが見られて良かった！　案内してくれたガイドさんに感謝。

市庁舎 (リュブリアナ) 建造物

てっぺんの時計塔が美しい！ 緑の色あいは珍しいのでは。

15:15、市庁舎前を通り過ぎて進んで行きます。

「シュシュタルスキ橋」を渡って新市街側へ。

旧市街側のたもとにあった建物。茶色くてくたびれてて侘び寂び。

「リュブリャナ大学」です。これも実に美して立派！　オーストリア＝ハンガリー帝国時代に国会議事堂として建てられたものだとか、そりゃそうですね。もっとちゃんと撮っておけばよかった。

リュブリャナ大学 観光名所

この直前、急に足がつってしまい、数分間皆さんを足止めしてしまいました。申し訳なかったです。これは、「スロベニアフィルハーモニー管弦楽団」のホールでした。

「Ursuline Church of the Holy Trinity」とありました。「三位一体教会」です。これも素晴らしいデザインですね。色合いも美しいです。後方は何かの政府機関が入ってるビルかと。

リュブリャナ城に夕陽が差してます。

17:30頃、「プレシェーレノフ広場」に戻って来ました。ここで約20分自由時間、お買い物にGo。

「三本橋」、もともとの橋に馬車などが通るようになったため、左右に歩行者用の細い橋を架けたとか。今は全部歩行者用みたいです。

三本橋トロモストヴイエ 建造物

ちゃちゃっとマグネットだけ買ってきました。なんとか３本見えるように撮りたいのですがなかなかです。

銅像のたもとの段差にのぼってこれがやっとでした。樹木がじゃま…。

妻が撮ってたこれがいちばんわかりやすいかも。橋が三つ架かってるということが。

18:05、バスが待ってるポイントに到着。ホテルは近くです。

18:30、無事チェックイン。お宿は「Ｍ(エム)」世界最短の名前ですな。荷物広げたらもう使えないので、真っ先に撮るようにしてます。

M ホテル リュブリャナ ホテル

客室からの景色。お向かいは学校のようです。夕食はこのホテルにて19:00からでした。さっき食べたばかりであまりお腹は空いていませんでした。

18:40。ほどよく雲があってきれいな夕景が撮れました。ご希望の方は夕食の後近くのスーパーにご案内します…、と添乗員さん。気が利きますね、もちろん参加です。

夕食、ビュッフェだったようです。記憶が無くなってます。ただこのビールは実に美味しかった！ スロベニア製。スーパーで缶のを買いました。

そのスーパーはホテルから徒歩５分くらい。大きな道路の地下道をくぐった先にありました。で、見事なアートがいっぱい描かれていたのです。

ごくごく普通の住宅街みたいなんですけど。

メルカトルと読むのでしょうか。あちこちで見かけました。地理で習った「メルカトル図法」を思い出します。帰りは各自のタイミングで。ごく普通の小規模スーパーなので、ぐるっと一周して戻りました。

20:20、また地下道を通って戻っています。しかしよく描けてますね～。

スロベニアは治安が悪くない国らしいので、こういったものにも心無い上書きがあまり出ないんでしょう。尊敬します。
この後の写真一枚も無し。夜行フライト明け＆いっぱい観光という長い長い一日でした。睡魔が襲ってくる…。

第３日目につづく・・・