■ 2023 クロアチア・スロベニア・モンテネグロ (５) ■

2023/10/05 - 2023/10/05

2023年10月5日(木) 第４日目 前半　
●オトチャッツ(プリトヴィツェ近郊）ー プリトヴィツェ湖群国立公園 ー

東京トラピックス「絶景のクロアチア・スロベニア・モンテネグロ ３ヶ国周遊８日間」に参加しました。スペイン、バルト三国、につづいて今年３回目の海外旅行です。高価格しかも暑さと混雑でひどい目にあう夏場を避けて10月に。各社のツアーを吟味比較の末これに決定。羽田成田まで自己負担かつポストイナ鍾乳洞が抜けてますが、一筆書き移動でザグレブ・リュブリャナ両首都がそろっていて(モンテネグロの首都ポトゴリツァも)、なんと他より約10万円も安い！…ということでこれに。
※関西出発タイプが年明けからスタートします。

【ツアー旅程】
1.2日目　羽田 ー イスタンブール ー ザグレブ ー リュブリャナ
３日目　 ー ブレッド湖 ー オトチャッツ(プリトヴィツェ近郊）
４日目 　 ー プリトヴィツェ ー スプリト
５日目 　 ー ドブロブニク
６日目　 ー コトル ー ブドヴァ ー ポトゴリツァ
7.8日目 ー イスタンブールー成田

エリア その他の都市(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

第４日目 2023年10月5日(木)
06:10、クロアチア プリトヴィツェ近郊 オトチャッツという町の「ホテル パーク エクスクルーシブ」の前にて、かなり涼しかったです。旅行の服装準備っていつもたいへんですね。

ホテル パーク エクスクルーシブ ホテル

暑い寒いが明確な季節や地域なら話は早いけれど、今回は難しかった。添乗員さんの事前アドバイスでは、夏から冬まで対応できる用意を、雨が多い時期に当たるため雨具、特にプリトヴィッツェでは傘よりレインコートの方が望ましい…のような。

ホテルロビーのＷＣ。なかなかの上品さ。

ハンドソープのサーバーか。プリトヴィッツェの滝の写真が。

08:00ホテル出発でした。ホテル裏手の風景。この写真、なんだか日本みたい。

日本で調べていた天気予報では、この日だけ雨予報だったタイミングがあって、ちょっと憂鬱でした。カッパ着て山の中ハイキングなんて嫌ですもん。

08:05、晴れ予報に変わって喜んでいたのですが、なんとこんな霧が出てきました。

かなり濃い霧でした。朝日は出ていますが、どうなるのでしょう。しかし、たまたま雲海の風景が見られて、とても得をしました。

多様な自然の風景が見られるのがクロアチア＆スロベニアのツアーの特長だ、みたいなことをどこかで見ましたが、なんと霧まで見られました。

なぜか霧は、出たり晴れたりを繰り返しました。

幻想的な風景です。

霧は低いところに溜まるように出ているようでした。

日がのぼって気温が上がると消えていくもの…と思っていましたが、

なかなかすっかり消えなかったです。

08:32。たくさん撮っていましたが、これが最後の霧の写真です。なかなかの濃霧でした。

08:55、もうすぐ到着です。ベルビューというホテルの看板がありました。

09:00、パーキングに到着。さ、これからプリトヴィッツェ湖群国立公園を楽しませてもらいます。霧なんかどこへやら。すっかり晴れてとても良い天気です。神様ありがとう。

「Lička kuća」というレストラン。凝った造りですね。パーキングのすぐそばにありました。私たちは、下湖群の端っこにある第１入口にいます。

「Lička kuća」の側面。けっこう規模が大きい建物。

現地ガイドさんと合流。まだ若いお兄さんでした。

プリトヴィッツェ下湖群 滝・河川・湖

大きな熊の像。あの大きな地図版の写真を撮りたかったのですが、次々に団体さんが囲んでしまい無理でした。

トレードマークとして熊を使ってるんですね。

09:15、あっちが混んでるので、こっちの小さい方で説明がありました。

09:20、展望台のような所。スタートしてすぐにこの景色に出会いました。

対岸をズームアップ。人が歩いていますよ。

さらにアップ。狭い通路に行列ができてます。まだ朝早いのに…。

こりゃたいへんだ。雨でなくてホントによかった。

階段や坂道を下りて行きます。湖面が近づいてきます。先頭にガイドさん、最後尾に添乗員さん。

09:33、あっち側に渡るポイントが見えてきました。

風もなく湖面が落ち着いているので、きれいな鏡面になっていました。

時折、このような断面図が立ってました、段差をわかりやすく図示しています。矢印が現在地かな。一番下流の所にいるようです。

プリトヴィッツェ…、納得の美です。
が、日本で類似の自然をたくさんたくさん見ているので、特に感動というのは感じなかったかな。欧州の人々には珍しくて見ごたえのある風景なのかもしれません。

三叉路。下は清流。

ここの有名なホテルの名にもなってる「イェゼロ(JEZERO)」って湖という意味の言葉だったようです。この看板で気付きました。

どの辺で撮ったのか。妻のスマホより。ガイド本などに、湖や滝の名前がのっていますが、あまり意味を感じないので省略します。

ただ、ここは別。「ヴェリキ滝」とも「プリトヴィッツェ滝」とも。プリトヴィツェで最大の滝で、記念写真ポイントだそうです。

ちょっとした広場のようになっていました。あまり自分たちが写る写真を撮らない方なのですが、ここでは添乗員さんにシャッター頼みました。

逆戻りして再び三叉路に。さっきは向かって左側からやってきました。今度は右側へ進んでいきます。

水はかなり透明で、水草とかあまり生えていないようでしたが、魚は元気に泳いでいました。

鏡面の風景。ガイド本によると、「上湖群」の方はプランクトンの量の差で、より青い色をしているそうです。

午前も午後も使って、プリトヴィッツェの上下両湖群とも回まわるツアーもありますね。

欲を言えばその方がいいに決まってますが、そんなツアーは10日間くらいのものだったはずです。多くのツアーは、半日滞在で手軽に半分だけまわるタイプのはずです。

「シュプリャラ洞窟」

石灰岩の石灰質の沈殿によって、こういう段差が、長い時間をかけて次々にできたんだとか。このツアーではカットになった「ポストイナ鍾乳洞」も石灰質の浸食と沈殿でできています。

向かいの白い岩盤も石灰岩。日本ではそれこそあちこちに点在してますし、あまり珍しくない。こういう「カルスト地形」のカルストは、スロベニアのクラス地方が語源だとか。

気温は、まさしくちょうどいい感じでした。長袖１枚でＯＫ。肌寒ければ薄いのを羽織る程度で。朝の寒さでびびってダウン着てたらたいへんでした。

しかし、欧州全般に、湿度が低いせいかちょっと曇ったり雨が降ったりすると、一気に寒くなりがちです。着たり脱いだりして調節しつつが基本です。猛暑がまだ続いていた日本から脱出してきたので、お先に秋を感じさせていただいたことになります。

ここも10月中旬下旬は紅葉の季節。その頃は、もう一段二段寒くなってるのでしょう。そもそも標高が高い所ですから。

「ミルカ トルニナ」というオペラ歌手の名が付けられた滝、の立て札。それぞれの滝の立て札には落差の表示がありました。

鏡面の風景。11月に入ると雪らしいですよ。

解説板あり。

「ミラノヴァチュキ滝」のはずです。もうすぐゴール。

10:40、こんな広場に着きました。奥にＷＣ。テイクアウトの食べ物屋とベンチが並んでました。ハイキングの休憩ポイント。

地図で見ると「Ｐ３」という所です。ボートの発着所もあり。この後乗ります。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

世界中どこでも、女性はこういう時は気の毒です。

土産物店あり。けっこうな品揃えでした。マグネットだけ買いました。

へんなとまり方をするハトたち。

11:05、あの舟に乗りました。ふだんは「Ｐ２」行きらしいですが、この舟は直接「Ｐ１」に行きました。

満席です。国際色豊かな乗客たち。

心地よい風とともに風景を楽しみます。

わんこが船首にいました。賢そうな子でした。

湖畔を行く人々。手を振りたかったですが、窓際ではなかったのでやめておきました。

逆向きの舟とすれ違い。

「Ｐ２」の船着き場、上湖群へはあそこから行きます。「Ｐ１」の対岸です。

「Ｐ１」です。ホテル「イェゼロ」などがあるプリトヴィツェの中心地です。

大きなイラスト案内板。

上湖群をアップにするとこんな感じです。

Ｐ１のゲートの様子。

プリトヴィッツェ上湖群 滝・河川・湖

ホテル「イェゼロ」です。広い駐車場。ここでは一番大きなホテル。環境悪化を避けるためにホテルの追加建設を禁じたらしく、たくさん観光客が来るのにホテルは数軒しかありません。

ホテル ジェゼロ ホテル

「イェゼロ」の前でバスに乗り、これから向かうスプリトとは逆方向のザグレブ方向にやや走って、このレストランに到着。

「Plitvički Dvori」という名前。向かって右隣りに小さな観光案内所。調べると、ザグレブからプリトヴィッツェに向かう場合、この辺りが直前の町になるみたいで、ホテルがいくつもあります。

Hotel Grabovac ホテル

メインは大きなピーマンの肉詰めふうの料理。美味しかったです。

この後は、約3.5時間かけて「スプリト」へ行き、観光をして宿泊です。

後半につづく・・・