2023/10/15 - 2023/10/15
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polnpolnさん
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2023年10月、どこかにマイルを利用して伊丹空港から近畿地方を縦断してきました。(話は変わりますが、最近の国内線需要の回復を受けてなのか、平日を絡めても行先が提示されないこともあり、不満を感じています)。
往路は金曜日・復路は月曜日でチャレンジして、消去法的に良いと思う行き先を揃えて申込み、目的地は大阪伊丹に決定しました。伊丹空港は昨年も利用しておりますが、今回はほぼ初訪問の地域を中心に近畿地方を縦断することしました。
旅行記は基本的に1日毎に作成しており、こちらは3日目の高野山から南紀白浜での様子を纏めています。よろしかったら、お付き合いください。
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我々が宿泊した土曜日は満室のため、翌日の朝食は通常より1時間早い6時スタートでした。(スマホを忘れたので朝食時の写真はありません)朝型の我々には好都合で、予定より1時間早く観光をスタートすることが出来ました。
なおホテルの感想として、部屋の中だけでなく全体的に経年劣化はありますが、一定の清潔感はあったと思います。スタッフのホスピタリティも若い方から年配の方まで、琵琶湖マリオットほどではないにしても、問題はなかったと思います。もちろん駅チカのロケーションも良かったです。難点を上げるとすると、ホテル日航は朝食のクオリティが高いことで有名ですが、こちらについては今一つに感じました。ホテル日航奈良 宿・ホテル
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最初に訪れたのは柿の葉すしの「九和楽」。この日は4日間の中で最も距離を走る日で、効率的に動きたかったため、ランチ用として購入するために立ち寄りました。
九和楽 グルメ・レストラン
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奈良市から高野山方面に行く際に立ち寄りやすい位置にあること、味に対する評価が高いこと、オーダーのバリュエーションが豊富なこと、事前に予約可能なことなどに加え、8時から営業していることも、この日にとっては大変ありがたかったです。(本日終了はイートインのことのようでした)
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事前に9:00から9:59の受取で予約し、店頭に到着したの8:15でしたが、問題なく商品を受取ることが出来ました。万が一、45分足止めされていたらと思うと、大変ありがたかったです。
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この奥の方にイートインスペースがあるようでした。
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購入したのは、鯖3・鮭2・鯛2・椎茸3の9個入り(1,380円)。高野山から南紀白浜への車中で大変美味しくいただきました。
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県道を挟んだ反対側に3台分の駐車場がありますが、やや狭いので注意が必要です。
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柿の葉すしを受取り、奥の院に近い駐車場を目指します。Googleマップに従い最短ルートの国道370号線から国道480号へ経由するルートを進みますが、道が狭い上に工事区間が複数ありました。結果論ではありますが、県道から早めに国道480号に経由するルートにすべきでした。
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高野山奥の院駐車場に到着。標高約800mなので、平地に比べて5~6℃気温が低いそうです。奈良をスタートしたときは半袖でしたが、羽織るものが必要でした。
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駐車場から約1km先にある奥の院を目指します。
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駐車場から直ぐのところには、高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」のショップがあります。
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灯籠が並ぶ参道を進みます。
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高く真っ直ぐに伸びるヒノキがたくさんあって印象的。
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こちらはヤクルトの企業墓。企業墓は、企業が建てた供養塔や慰霊碑のことで、創業者の偉業を讃える象徴的な意味合いや、社員への弔いの気持ちが込められていると言われています。
企業墓の始まりは、松下電産が建立したものとされ、以後、多くの企業がこれに習ったようです。 -
企業墓が目立ちますが個人の墓も普通にあります。
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更に進みます。奥の院までもう少し。
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御廟橋の説明と注意書きです。要は、ここから先は聖域で弘法大師の永遠の禅定を邪魔するなといってます。
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御廟橋と、その先に奥の院が見えます。奥の院では弘法大師が永遠の禅定を行っています。
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御廟橋近くにある水向地蔵。仏像の前に置かれた水盤にある水を柄杓で仏像に手向けて供養することに由来しています。
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奥之院の御供所。ここでも外国人が目立っていました。
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参拝を終え駐車場に向かいます。
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紅葉の気配を感じました。
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日曜日でしたが幸い観光客は多くなく、全体的に静かだったので雰囲気が一段と良かったです。
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奥の院駐車場からクルマで移動して、金剛峯寺にやって来ました。途中、やき餅を買って食べたのですが、写真を失念しました。
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主殿の檜皮葺きの屋根上にある桶は「天水桶」といって、いわゆる防火水槽です。
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拝観料1,000円を払い金剛峯寺の内部を見学します。
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「高野杉」の切り株が飾ってあり、樹高57m、直径2.87m、根元周囲9mとありました。樹齢は650~700年だそうです。
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右側は大広間などがありますが、襖絵が撮影禁止なので廊下の写真しかありません。
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こちらは新進気鋭の若手アーティストたちが、高野山の芸術品からインスパイアされたパブリックアートだそうで、向かって左が「Rose 薔薇」右が「Tsutsumu 包む」だそうですが、凡人には良く分かりません。
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主殿から別殿に向かう廊下。
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多くの外国人で渋滞していました。
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少しずつですが紅葉の気配を感じます。
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石庭の蟠龍庭は2,340平方メートルもあり、国内で最大級。
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こちらの建物は一般には非公開の奥殿で、貴賓室のような役割があるそうです。
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金剛峯寺の案内図。
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全体的に吹き曝しなので、寒い時期の見学は厳しそうです。
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囲炉裏の間は土室と呼ばれ「土を塗り固めて作った部屋」という意味だそうです。
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江戸期以降僧侶たちの食事を作っていた場所です。
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見学を終え、外に出ると雨がちらついていましたが、本降りになることはありませんでした。
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金剛峯寺の目の前にある駐車場にも多くの観光バスが。因みに我々はこちらに停めることが出来ず、離れたところにある第2駐車場を利用しました。
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壇上伽藍前の駐車場が空かないため、胡麻豆腐の名店「角濱ごまとうふ総本舗 本店」にやって来ました。因みに、こちらには専用駐車場がないので注意が必要です。
角濱ごまとうふ総本舗 本店 グルメ・レストラン
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店内はいたってコンパクト。
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生のごま豆腐の賞味期限は当日で、しかも1個単位では売らないとのことなので、真空パックの商品を購入しました。
この後に再度壇上伽藍前の駐車場をチェックしに行きましたが、空きがないので高野山を後にし南紀白浜に向かうことにしました。 -
高野山から京奈和道・阪和道をひたすら走り、白浜方面の最後のSA、印南SAに立ち寄りました。
印南サービスエリア 道の駅
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ショップがあったので一応パトロールします。特に目を引くものがなかったので、白浜町に向かいます。
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南紀白浜の景勝地、三段壁にやって来ました。
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こちらは展望台の様子。
なお、三段壁周辺には有料駐車場と無料駐車場があります。有料駐車場も、お土産1,000円以上購入すると無料になります。 -
三段壁は太平洋を見渡す絶景と「三段壁洞窟」とよばれる地底洞窟が有名な白浜の観光地です。
三段壁 自然・景勝地
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展望台からの見学を終え、大人1名1,500円を支払い、三段壁洞窟に向かいます。
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洞窟は地底36mにあり、専用エレベーターにより24秒で到着します。
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洞窟に到着するとスタッフから見学に関する簡単な注意事項の説明があり、それが終わると「(観光地で良くある)気に入ったら買ってください」形式の写真撮影を促されます。
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先ほどの展望台から見えた、三段壁の先端が見えます。
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この時間帯は概ね波は穏やかな感じでした。
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奥に見えるのは、牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)。
三段壁洞窟 自然・景勝地
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三段壁洞窟は平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説があるそうです。
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三段壁洞窟は海蝕洞窟(かいしょくどうくつ)と言われ、海岸の崖に波が浸食してできたものです。
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三段壁洞窟に1,500円はやや高いかなと思いましたが、大して期待していなかったので、金額に見合っていたと思います。但し、リピートするかは判断が分かれるのではないかと思いました。
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三段壁は崖の先端方向に散策することが出来ます。
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ルートが奇麗に整備されているわけではないので、スニーカーなどでないと苦労すると思います。
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この先は進入禁止となっていました。
三段壁の後は千畳敷に向かいます。 -
南紀白浜の景勝地、千畳敷にやって来ました。1500万年以前に出来た地層が波の浸食を受けて出来たものだと書いてあります。
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広さは畳千枚分よりも広く、2ヘクタールあると書いてあります。
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本来は夕日の時間帯がおススメなのだそうです。
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駐車場には観光バスも停まってましたが、広いので混雑している感じは全くありません。
千畳敷 自然・景勝地
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「落書き禁止」という看板もありますが、おバカさんには通じない模様。
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先ほどの三段壁の崖の上に比べると、表面がゴツゴツしていないので歩きやすかったです。
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このアングルだと地層がキレイに見えます。
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通常は岩盤の上をフリーで歩くけますが、波浪注意報・警報が発令されている時は立入りが禁止されるみたいです。
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千畳敷の後はホテルに行く予定でしたが、まだ早いので「とれとれ市場」へ行くことにしました。
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この日、最後の観光スポットとなる「とれとれ市場」にやって来ました。
とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街
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とれとれ市場は約15,000坪の敷地面積を誇る西日本最大規模の海鮮市場で1995年の開業。
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目を引く商品はあったのですが、魚類は持ち帰りの点と、自宅の冷凍庫に余裕がないので、基本的にはスルーしました。
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地物だけではなかったですが、伊勢エビは目玉商品だったようです。
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奈良は全国2位でしたが、和歌山の柿の生産量は全国1位。
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本格シーズンには早いのですが、ミカンも充実。試食が出来たので、味を確認の上で購入しました。
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こちらは食事コーナー。4トラの旅行記などを見ると、昼時は鬼のように混雑するそうですが、日曜日とはいえ4時近かったので、流石に空席が十分にあります。
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とれとれ市場には魚介やフルーツ以外にも、お菓子や梅干しなど、お土産的な買物をすることが出来ます。私もここでお土産を調達しました。
この日の観光を終え、ホテルに向かいます。 -
宿泊する南紀白浜マリオットホテルには16時頃に到着。
南紀白浜マリオットホテル 宿・ホテル
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広々としたフロント周辺。私の前にチェックインの手続きを行っていた3組は、全て外国人でした。
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ロビー周辺も天井がやや低いので上方の解放感はありませんが広々としています。
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アサインされた9階のプレミア温泉付ツインです。
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露天ではありませんが部屋に温泉があるとテンションが上がります。
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まずは最上階にある大浴場にやって来ました。大浴場は露天風呂もあって良かったです。湯上り後は同じフロアにあるラウンジ的な場所でビールを飲みながら海に沈む夕日を眺めることに。
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この日、白浜町の日の入りは17:25。
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相方によると部屋の温泉からも良く見えたそう。
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予約した時刻になったので、ホテル3階にあるレストランにやって来ました。
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やや早めの時間だからか、小さな子供連れのグループが結構目につきました。
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ドリンクはスパークリング梅酒と紀州梅のワインをオーダー。
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この日のコースメニュー。
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スターターは「トリュフ香る龍神椎茸とポルチーニ茸のクロケット」。クロケットはコロッケに近い感じで、椎茸類の濃厚な味わいと相まっていました。
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アペタイザーは「戻り鰹の瞬間グリルとリエット 巨峰と金山寺味噌のアクセント」。巨峰ソースが斬新。
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スープは「和歌山産柿のポタージュ シナモンの香り」。柿のポタージュというだけあって、ほんのり甘く、シナモンのかかったポン菓子をいれると、更に甘みを感じます。
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魚料理は「和歌山県産真鯛の香りを閉じ込めたアクアパッツァ 和歌山県産レモン胡椒を添えて」。一昨日の琵琶湖マリオットホテルのイトヨリダイに比べると、身がしっとりしていました。なお、左下の小さな塊がレモン胡椒。
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肉料理の「カナダ産牛リブキャップのグリル 南高梅のソース 秋野菜のロースト」は写真を失念。
写真はデザートの「和栗のモンブラン 有田みかんのソース」。コース全体の比較としては、琵琶湖よりこちらの方が相性が良かったと思います。 -
食後には、ホテル1階のショップをパトロールします。最近訪れた修善寺や一昨日の琵琶湖に比べ、南紀白浜のショップはかなり充実していました。
2日はここまでとなります。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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