2021/08/01 - 2021/08/31
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ほわほわわかな。さん
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東京・昭島市の家具専門の博物館。
アンティーク好きにはヨダレモノのスポット。
全2話の今回は後編。
まだまだじっくり見ていきますよ~(≧▽≦)ノ
▽使用機材:CANON IXY 150
※ イラストは、そんちょ様・イラストAC様のご厚意で使用させていただいております(〃'▽'〃)
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
前回の続きとゆーコトで。
今回の出だしも和風家具。
こちらは水屋戸棚になります。
現代風にゆーと、食器棚ね (〃'▽'〃) -
こちらは明治時代の作で。
杉とケヤキの部材を使って作られています。
仕上げは漆を使った春慶塗り。
非常に贅沢な逸品に仕上がっています(*'∀'人 -
家具コーナーってゆーよりか。
フツーに民芸コーナー?
や、こーゆーのがいいのです。
和むんです(☆^▽^☆) -
自在鉤。
いろりの上とかにセットして。
お鍋とか鉄瓶みたいなを吊るすのに使います。
架けるモノの種類によって、チェーンで高さを調節できます。
まさに高さ自在な便利グッズ!(*ゝ∀・*)b -
こちらも水屋戸棚。
なんだろう。
ココに展示してある水屋戸棚は、目隠しの出来がすごくいい。
アーティスティックな香りがプンプンするよ!( ̄∞ ̄)クンクン
ちなみにこれは秋田で見つかったモノ。
五城目町の農家から出てきました。
大正時代のモノなんだって! Σ('◇') -
踏み台。
お子ちゃま用の椅子にも使えます♪
これも釘1本使わずに出きてたり。
木組み。
いかにも職人のお仕事ってカンジ(*´ω`*) -
だんだん仕様の家具がめっちゃ気になるけど。
はやる心をおさえつつ。
手前の什器から見ていこう(≧∇≦) -
もはや現代の一般家庭では見ることは稀。
和風旅館に泊まったときでぐらいでなければ、とんとお目にかかれない。
でもこーゆーお膳でゴハン食べると。
しみじみほっこりしちゃうのは、なんでかな(*´▽`*) -
箱火鉢。
スクエア形状なのかどうかはさておき。
火鉢自体、今の時代ではすっごいレア。
これは外側の仕上げは漆かな?
そこそこ高級仕様だと思います(*^ヮ^*) -
で、さっきのだんだん家具。
階段箪笥といわれるものです。
コレ自体を階段として使うわけじゃなく。
階段下のスペースに、すぽっとハマるように作られた箪笥です。
そのお家ごとに階段のサイズが違うので。
まず階段ありきで、箪笥は設置先の階段に合わせて造られるのがデフォでした。 -
家具としては、特異な形状もあり。
単独で用いると、めちゃめちゃカッコいいディスプレイ台にもなっちゃったり。
実際、この展示場でもディスプレイ台として活躍しておりました♪(☆^▽^☆) -
次は車箪笥。
足元に滑車がついていて、移動に便利なようにつくられた一品。
横長の箪笥に用いられることが多いんだけど。
これは意外にも縦長仕様なのだ!(σ`・ω・)σ -
や、それよりも何よりも。
細かな部分の細工がすんばらし!(*≧∇≦)ノ -
明治時代のもので、発掘先は福井県の武生。
武生は、今の越前市です。
『明治五年七月新調 武生町櫻 千葉久平』の墨書あり。 -
どっしりした重厚感のある箪笥。
これも車箪笥です。
何気にココ、車箪笥が多い・・・
収集の際に運びやすいように。
あえてこういった仕様のモノを好んで選んだ? -
こちらの箪笥の出所は岩手県。
奥州市で発掘されました。
もっと詳しくゆーと、岩谷堂。
旧江刺市で見つかりましたヾ(*´▽`)ノ -
牡丹がモチーフの台座に、蕨型の引手。
手間かかりすぎな金細工。 -
車長持。
日本の伝統的な衣装ケースである長持。
これにキャスターをつけて。
車箪笥みたいなものができました♪ -
これは江戸時代のもので。
山形県は米沢から出てきました。
江戸時代の米沢といえば、上杉氏のご領地。
質実剛健なスタイルは、上杉家の家風にピッタリ? -
こちらもシックなブラック仕様。
衣装箪笥でございます(*´▽`*) -
あえて通風孔を組み入れて。
中に湿気がこもらないように。
そんな職人さんの心遣いを感じます。
使い勝手はかなりいいかも(*^ヮ^*) -
上部には戸棚も標準装備。
しかもこんな豪華な意匠が施されてるとか!
Σ(・∀・;) -
これはタダの箪笥じゃなくて。
婚礼用に作られた特別仕様。
こんな立派な箪笥を持って嫁入りさせる。
実家の財力がよくわかる・・・(;・ω・) -
この箪笥に使われてる金物。
とにかくたくさんのモチーフが使われてるの。
松竹梅は言うに及ばず。
鶴亀やウグイス、アゲハチョウ、牡丹の花・・・
まさに意匠のデパート♪ (*´ω`*) -
こちらも意匠箪笥になります。
フツーにリビングなんかに置いて。
キャビネットとしても使えそう。 -
これも金物がごっつい!
まるで神社とかお寺さんの飾り物によくあるような? -
龍だけでなく、唐獅子なんかもございました。
ますます寺社っぽい(≧m≦) -
丸に梅鉢紋が施されていました。
菅原氏の代表的な家紋。
職人さんが菅原氏なのか、それともオーダー主の家紋なのかー。
とにかく。
家紋が入ると、なんかかっこいい!(≧▽≦)ノ -
ちなみにこちらの箪笥は東北産で。
いわゆる『仙台箪笥』。
ブランド化してる有名な郷土系箪笥です。 -
指物・漆塗り・金具にこだわりを持って作られる、重厚&堅牢な箪笥です。
長く使えるのって嬉しいよねー♪ -
すすけた風合いが渋い・・・
江戸産の箪笥です (〃'▽'〃) -
薄くなっちゃってるけど。
花菱の紋章が彫られています。
じっくり見ないと、気がつかないよね(笑 -
このスタイルの箪笥は、18世紀の終わりごろに江戸の町で流行ったんだって。
-
まだまだ和箪笥は続きます。
とにかくいっぱいあるんだ。
売り物じゃないのが惜しい。
一つぐらいお家に欲しいな (☆^▽^☆) -
奥州・南部の和箪笥。
南部は今の岩手県です(*^ヮ^*) -
明治時代の末ごろに作られたもので。
春慶塗と派手な金物が特徴的。 -
引手もごっつい。
専門的な言い方をするとー。
打出し三階松通し座+木瓜引手というらしい・・・ -
竹に雀の線彫り。
薄くて分かりづらいけど。 -
こちらは牡丹の線彫り。
芸が細かい・・・ -
これは家具じゃなくって、民具。
マクラです。
籐枕っていって、ラタン細工のマクラ。
夏向きの涼しげな一品です。 -
こっちはちょっと珍しい。
陶器で作られたマクラ。
これも涼しげではあるけれど。
堅くてアタマ痛くなるんじゃない?(≧m≦) -
家具コーナーがいつのまにか民具コーナーになっちゃいました(笑
や、むしろ民具は得意です。
知識じゃなくって、見るのが得意ってだけですけど(*゚▽ノ゚*)おほほほ♪ -
せんぷーき。
に、見せかけて実はそうじゃない。
カタチだけに惑わされちゃいけない。
よーく見ると、真ん中に変なのがついてる。
果たしてこれは・・・?(●´・ω・)a -
これでも電気ストーブなのだ!
さっきのはストーブの部品!(σ`・ω・)σ
昔の人は間違わなかったのかな。
夏に扇風機かと思ってコード差し込んだら、熱風出て来て付近は阿鼻叫喚の大騒ぎ(*´艸`*)
紛らわしいデザインやめい!( ̄▽ ̄;) -
むかしなつかしちゃぶ台。
アニメ『巨人の星』で、星一徹がよく引っくり返してたアレ。
何かにつけてお父ちゃんは、ちゃぶ台返しをしてたけど。
ゴハンが上に乗っかってるときにか、引っくり返さないという謎。
食べもん粗末にするとバチ当たるで?(≧m≦) -
あ、これはわかる!
昔の冷蔵庫!
一番上は冷凍庫じゃなくって。
ココに氷屋さんが、おっきなブロックアイス運んできて。
それを入れて全体を冷やすの。
冷気は上から下へと流れる習性があるので。
ある意味、究極の発明です♪ -
昔ながらのトタンの米びつ。
写真のは昭和30年~50年ごろに使われていたモノ。
実はコレ、プロダクトとしてはなかなか優秀で。
今も製造がされていたりします。
古臭いカタチではあるんだけど。
なかなか壊れないんだよねー(☆^▽^☆) -
婦人雑誌の付録。
昭和11年の婦人之友の新年号のおまけです。
6平米分の台所にある調理器具いっさいがっさいの絵。
これだけあれば文化的な暮し? -
最後にもう一回。
チェアシリーズで〆め。 -
一般的に鹿鳴館スタイルといわれる、アンティークな椅子。
明治時代の作です。 -
この当時、ヨーロッパで流行ってたヴィクトリアン・ロココ様式のチェアを参考にして作られたものらしい・・・
でも日本で付いた名前は『ダルマ椅子』。
なんかダサくない?( ̄▽ ̄;) -
大正時代の応接間に用いられたチェア。
例の高島屋が納入したそう。 -
よーく見ると、ハートの模様が繰り抜かれてたりして。
ココでも技術の無駄遣いが(≧m≦) -
個人的には好きだけどね♪
-
フツーにオシャレだもん♪
かわいい、かわいい (*´ω`*) -
-
白木屋タイムスの1ページ。
白木呉服店(現在の東急百貨店)の通販カタログです。
例えば、書棚は19円50銭。
テーブル&チェアのセットは145円。
大正7年のお値段。
当時の大卒初任給が50~60円ぐらい。
なかなか高価です(´Д` ) -
レセプション前には、いろいろな小冊子があり。
-
お値段も結構したりしますけど。
-
内容的には、すっごい面白い。
目の保養、心の保養になる。
いいモノを見ると、心も豊かになる(*´▽`*) -
特別展もときどき開催されてるみたい。
クラフト作家の展覧会もあるみたいで。
アンティーク家具とはまた違った魅力をみつけるのも楽しそう。 -
来場記念スタンプ。
こーゆーシンプルなのがカッコいい。
海外のスタンプみたい。 -
記念スタンプ・その2。
例の階段箪笥なんだけど。
向きが明らかにアレだ。
F-117?
ステルスかい (。・w・。 ) プププ -
博物館だよりの旧報をお土産にドッサリ。
お家に帰ってお勉強にいそしみました♪
入場料200円でめちゃめちゃ楽しめた!(≧▽≦) -
楽しかったよ♪
フランスベッドさん、ありがとう (≧ω≦)ノ
おしまい。
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