2021/08/01 - 2021/08/31
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ほわほわわかな。さん
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東京・昭島市にあるミュージアム。
こちらは家具専門の博物館。
写真とりまくっちゃったので。
前編後編にわけさせてくださいね。
今回は前編です(*´▽`人)
▽使用機材:CANON IXY 150
※ イラストは、そんちょ様・イラストAC様のご厚意で使用させていただいております(〃'▽'〃)
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
東京は多摩地域にある昭島市。
こちらにはフランスベッドさんとゆー、国内屈指のベッドメーカーの東京工場がありまして。 -
その敷地内に、こんな博物館があるのです。
もともとは家具の歴史館とゆー名前で。
東京の晴海にありました。 -
そして2004年になって。
よりパワーアップして現在地でリニューアルオープン。
所蔵アイテムは1800点! Σ('◇')
そのうち展示しているのは180点ほどだそう。 -
有料施設なので、管理人さんも常駐。
入場料は200円です (〃'▽'〃) -
基本的には古道具。
いわゆるアンティーク品を展示しています。
このあたりはダイニングチェアのコーナー。
見慣れたカンジのイスが並びます(*^-^*) -
なつかし~O(≧∇≦)O
ベーシックなタイプの小学校の机。
軽くて運びやすい、実用性に優れた逸品。 -
小学校なんかではおなじみのこの机とイス.。
製作に当たっては、工芸指導所とゆー国立の研究指導機関でプロトタイプを作ったんだって。 -
わざわざ机を作るのに、国が動いたとか!
国家レベルのプロジェクト!?
なんかすっごい話だな・・・Σ (´Д`ノ)ノ -
ココは休憩スペース?
それとも、家庭のお茶の間の再現?
勝手に座って怒られたらヤだし・・・
でも、オッケーなら座ってみたかった♪ -
英国製のロッキングチェア。
ゆらりゆらりと揺れるタイプのイス。
揺りカゴのイスバージョンね(*^ヮ^*)
実はこのタイプのイスはね。
ホントに子どもを抱いたお母さんが、自身も気持ちよく休憩できるように作られたのが始まりなんだって! -
パタンパタンと折りたたんで、大きさを変えられる便利なテーブル。
ドロップリーフ・テーブルいいます(*^-^*)
どこかの特急列車の個室にこんなのあったよね。
九州のかもめだったっけ?(*´▽`*) -
イスばっかりじゃなくって。
本格的な家具なんかもあったりします。
むしろそっちのほうが楽しみだったり♪ -
コートカップボード。
英国発祥の家具です。
カップボードとは食器棚のコトで。
ティーカップなどの出し入れがしやすいように。
あえて背丈を低めに作っています (〃'▽'〃) -
こちらはスペイン製の戸棚。
クローゼット仕様になっています。
地方のお家では、こちらのタイプのものが良く使われていたそう。
日本でゆー茶箪笥みたいなもの。 -
扉を開けるときは、これを引っ張ります。
ドアノブみたいなカンジ。
カギみたくなってるのかな?
ガチャガチャ触って確かめたかったけど。
触りたくても触れないのが、良識ある観覧者のつらいトコロ。
基本的に外ヅラだけはいっちょ前(*´艸`*) -
カボードセッツル。
日本語でゆーと、戸棚付きの長イス。
イスと収納棚を合体させた、究極のプロダクト。
地方の農家から発掘されたもので。
しっかりした造りで超頑丈~♪(≧▽≦) -
こちらはミニチュア系。
シルバニアファミリーなんかで出てきそう?
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ワクワク♪ -
ミニチュア作品なので、実際に人が座ったりとかはムリです。
あくまで鑑賞作品ってコトで(*'∀'人 -
こちらのミニチュアを製作されたのは、菊地敏之さん。
あ、登山家の人とは別です(≧m≦) -
菊地さんは本業はインテリアデザイナー。
その手腕は高く、東京・赤坂の迎賓館の什器納入の大役を仰せつかるほど。
インテリアデザインとミニチュア製作。
繋がるようで繋がらない?
ま、什器好きなんだろーねとゆーコトで (*^ヮ^*) -
ナヌ!Σ(・ω・ノ)ノ
高島屋にいたですと!?
高島屋といえば、デパートとして有名だけど。
実はインテリア業界でも大御所だったり。
目利きのプロがいっぱいいてね。
すごいんだ、あそこのチーム。
(。 ・ω・)(。 -ω-)ぅんぅん -
そしてまたまたチェアシリーズ。
両方とも英国製。
左はスピンドルバック・チェア。
背もたれにスピンドル(つむぎ棒)を使った、イギリスの伝統的チェアです。
右はサイドチェア。
こちも背もたれ部分が特徴的。
ゆるいS字の花瓶形になっています(*´ω`*) -
サイドチェアのシート部分。
伝統的な柄のモケットです。
実はこのイス、かなりワザありで。
なんとシートが簡単に取り外せちゃう!
とゆーコトは違った柄のモノをキープしておいたら、気分次第でいろいろチェンジして遊べちゃう?
すごいぞ!ヽ(´▽`)/ -
これはまた・・・
フツーに立派すぎて、ビックリなんですけど!
Σ(・ω・ノ)ノ
ライティングキャビネットと申します。 -
英語綴りはwriting cabinet。
日本語だと書台と訳します。
収納がメインの家具でありながらも。
必要なときはスライドさせればテーブルが出てきて、デスクとしても使えます。 -
で、これは1880年代頃に作られたもの。
ヴィクトリア時代の後期ぐらいでしょうか (〃'▽'〃)
何がすごいかって、なんといっても意匠。
細かい部分の装飾が、技術と人件費のムダ遣い的な (。・w・。 ) ププッ -
アーチとか菱形の装飾が随所に施されていて。
雰囲気としてはネオ・ルネッサンス。
こーゆー家具を自宅にも置いてみたいけど。
引越しのときにめちゃめちゃ苦労しそう(笑 -
18世紀から19世紀にかけて流行した、ネオクラシシズム。
新古典主義ってゆーんだけども。
こちらのイスもその影響下で作製されたモノ。 -
さっきスピンドルチェアとサイドチェアが出てきたけど、あれの合体バージョンみたいなカンジ。
一本のスピンドルに花瓶型の意匠を組合せています (*^ヮ^*) -
ウィンザーチェアがいっぱい♪
これも英国発祥のスタイルで。
バイオリンの弦のような背もたれが特徴です。
中にはイレギュラーなのもあるけど(≧m≦) -
ホイールバック・ウィンザーチェア。
名前の通り。
車輪のモチーフをくっ付けたモノです (〃'▽'〃) -
このタイプのチェア。
当時はめちゃめちゃブレイク。
すっごい流行ってたんだって。
今から200年ほど前。
1780年から1820年頃のイギリスのお話ね (●´ω`●) -
ウィンザーチェアの背もたれに使われる、柱の意匠いろいろ。
花瓶型のもあれば、さっきの車輪型もあって。
これらが王道的スタイルでした (*´ω`*) -
と、英国家具が続くかと思いきや。
なぜかなぜか。
ココからはジャパネスクもーど。 -
家具じゃないけど。
なんかハッピみたいのが掛かってた!
実はこれ、服ではなく寝具なのです。
カタチは服だけど、寝るときに使う掛け布団。
毛布とかでもこんなのあるよね♪ -
金ピカ仏壇。
目が痛くなりそうなぐらいピカピカで、かなり気合の入った作り。 -
これももちろん、アンティーク家具。
製作時期は大正6年。
東京は浅草の仏具店の手によるもの。
ちなみに、浅草には今も仏壇通りってゆーのがあって。
多くの仏壇屋さんが軒を並べています。 -
意匠とか飾りから推測して。
こちらの仏壇は、浄土真宗大谷派(東本願寺)のものではないかと思われます (〃'▽'〃) -
こちらの仏壇は何度か人の手に渡ったようで。
寄贈者の父君が美術品として手に入れて。
その後しばらく保管していたとらしい・・・
仏壇をコレクションするとか!
筋金入りの収集家だねっ!(*ゝ∀・*)b -
商家の店先にタイムスリップ?
帳場の雰囲気そのまんま。 -
机の前にあるアミアミ。
これ帳場格子といいまして。
衝立の役割をしています。
現代でいうパーテーションね(*^ヮ^*)
岐阜県の高山で発掘。 -
別になくても仕事はできるけど。
結界的な意味があったといいます。
ココから先は金銭を管理する場所だから。
部外者立ち入り禁止!みたいなね。 -
純和風なレターケース。
めちゃ渋い!
これ掛硯箱といいまして。
お習字セットを入れる硯箱と、書類なども入れられる小物ケースが一体型になったもの。
結構しっかりした作りです。
ちょっと重そうだけど。
長く使えそうでいいなぁと (*´▽`人) -
銭函。
文字通り、お金を入れる箱。
スタイルとしては、千両箱の派生型。
お金の差し入れ口が付いてるのが特徴。
島根県は松江にて発掘。 -
色合いがすごく美しい和ダンス。
帳箪笥っていいます。
書付や帳面などの書類を入れるタンスで。
どちらかといえば業務用。
商家で使われるコト多し(*・ω・*) -
まさに和ダンスのオンパレード。
ミュージアムってゆーより。
どこかの家具屋さんのショールームに来たみたい(人・ω・)☆ -
なんか昔の脱穀機みたい?
箱の上に投入口っぽいのが付いてます。
でも、これ家具だよね?
農機具だったら家具とは言わないよね(≧m≦) -
正解は升付きの銭函です。
郵便局や銀行にあるコインカウンターっぽいカタチ。
計測機能はないけど(*´艸`*)
採集地は北海道の札幌です♪ -
車付き和箪笥。
見た目は下駄箱みたいなカタチ。
さりげに足にはキャスターが付いてて。
コロコロ動かせる優れもの。 -
シンプルなタンスなんだけど。
この金物がまたカッコいいのだ!
箪笥を作るのは職人さん。
金物は金物で別に工匠がいたりするのです。 -
芸術品だよねー。
匠の技ココにありってカンジー♪
+゜*。:゜+(人*´∀`)ウットリ+゜:。*゜+
江戸時代に大阪で作られた一品。 -
こちらも帳箪笥。
大阪なのかどうかまでは不明だけど。
こちらも関西で発掘された品です。
年代は明治。 -
底板の裏には工匠の名があって。
『大工 三浦佐助 六十才』と墨書されてるそう。
大量生産品では絶対見られない。
昔ながらの『本物の品』ならでは。 -
むかしの暦。
暦には大の月と小の月があって。
大の月のときは大の文字、小の月のときは小の文字を表にして使っていました。
自宅はともかく。
商家で日付を間違えたら、大事にだもんね。
(*´・д・)(・д・`*)ネー -
今でもフツーにインテリアとして使えそうな暖簾。
意匠は『梅に薬玉』。
薬玉には邪気払いの意味があって。
魔除けにもなります(☆^▽^☆)
と、今回はここまでにします。
次回も長いです♪ (o・・o)/~マタネェ
To be continued...
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