誕生日の南ドイツ一人旅 4日目 ちょっとだけオクトーバーフェスト

2023/09/29 - 2023/10/05

ある日突然｢今年の誕生日は自分を盛大に祝うために海外に行こう！｣と思いたちました。

思いつく行先はアイスランド、キューバ、メキシコ、など。アイスランドはツアーまで申し込んではみたものの時間が経つとしっくりこないな、とキャンセル。キューバとメキシコは単独で行くには怖かったのでツアーを探しましたが日程が合わなかったり、｢キューバに入国歴があるとアメリカの入国がめんどくさい事になる。｣と言われ、アメリカに行く予定は無いものの考え込んでしまったり。

こういう時は原点回帰だ！と考え直し、｢あ、私ドイツとオーストリアのお菓子が大好きだった！｣とドイツ行きを決定しました。（オーストリアもちょっと寄ろうと思ったけど結果、行きませんでした。）

滞在4日目、この日しかまともに買い物に当てられないのでショッピングモールに行き、オクトーバーフェストを少しだけ覗いてきました。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

前日まで朝早くから出かけていたので4日めにして初めてホテルで朝ごはんを食べます。

写真のお料理以外にも初日にミュンヘン市内を案内してくれたMさんが元気にオムレツを焼いてくれました。これがすごく美味しかったのです。

デザートにはメロンとパイナップルも食べてお腹パンパンです。

明日は統一記念日のためどこもかしこも閉まってしまいます。最後の貴重な平日なので色々しなければ！

まずは近くの郵便局に行き、エアメールを出します。ドイツ語でなにやらまくし立てられ全くわからなかった。ポストカードの切手は90セント/枚でした。そんなに高くない。

お土産の買い出しに行きますが、開店前に少し中心地を回ることにします。やってきたのはフラウエン教会。

フラウエン教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

入口すぐに悪魔の足跡があります。地球の歩き方によるとこの上に立って前を見ても、

窓が見えないから、悪魔が｢変な教会だ。」と勝ち誇った気持ちで足跡を残したんだって。昔は正面にも祭壇があって窓が見えなかったそう。

でも内部に進むと素敵なステンドグラスが現れますよ。

2日目のノイシュバンシュタイン城ツアーのガイドさんによればドイツの教会はほとんどが無料で入場可能とのこと。また、歩き回って疲れた時に休むのに立ち寄って良い、どんな人でも受け入れるのが教会だと。なるほどー、日本の神社仏閣もそうですもんね。

愛嬌のあるイノシシちゃん

レジデンツ。逆光でまぶしく、あまりいい写真が撮れなかったな。

またSバーンとＵ（ドイツ語でウーと発音）バーンに乗って、

リームアルカデンというショッピングモールにやって来ました。

今日しかお土産を買えないぞ！と焦って食べ物や歯磨き粉などを買いまくりました。

思い出にかわいい雑貨や文房具も、と思ったのですが結局買わず。コロナ騒動で国内を沢山旅行するようになり、こけしやら鷽やら天草ボタンにハマりました。そんな今、海外の雑貨を見ても心が浮き立たなくなった自分に気が付きました。文房具も私から見ると日本製が1番、mono消しゴムの消えっぷり、ジェットストリームの滑らかな書き味ったら！私の中の日本ラブ濃度が濃くなったようです。

買ったものはお土産編で載せようと思います。

ミュンヘン リーム駅 駅

何故かZARAでシャツだけ購入。ホテルのMさんのシャツとジーンズ姿が猛烈にかっこよくて真似っこしたくなったのだと思います。

一旦荷物をホテルにおいて、身軽になります。ビールが全然好きじゃないのですが、オクトーバーフェストという特別な期間にドイツに来たのだから行かないとね。(あんまり気乗りしていないけどノルマをこなすような気持ち^^;)

オクトーバーフェストは財布とスマホぐらいの小さい荷物しか持ち込めません。荷物を預けると7ユーロもかかるんですって、、こわいこわい。

平日の昼過ぎと比較的空いている時を狙いましたがたくさん人がいました。駅から会場までもノロノロ進みます。暑かった、、、

みんなが民族衣装を着ている中、1人で普通の格好で佇む東洋人の私。正直寂しかった。ビール好きじゃないし。

可愛い馬もいますが、顔はガブリとされたら怖いので

横に回って撫でておきました。

馬も大変だ。

ビールは屋内テントで飲めますが、すごい賑わいでとても入る勇気はないです。しかも1リットルジョッキ一択らしくとても飲みきれない。ちなみに値段はチップを入れると1杯15ユーロ超えるらしいですよ。こわいこわい。

レープクーヘンを首にかけている可愛い女の子達もいました。

移動遊園地もあります。

とにかく会場に来たという既成事実は作ったので退散します。

Sバーンに乗る時は酔った若者が走りながら奇声を発してエスカレーターの非常ボタンを押したりしていてドン引きしました。

場所を移動して初日に来たマルクトへ。

ヴィクトアリエンマルクト 市場

クリスマス雑貨もかわいいけど日本の雑貨ラブになった私は買いたいとまでは思わずまたも見るだけ。

ビールが嫌いだけどミュンヘンでビールを飲んだという既成事実も作っておきたい、ということで勇気を出して飲んでみました。

すると相席をしたイタリア人グループのお兄様方と盛り上がり、苦手なビールをもういっぱい飲むハメになりました。でもすごく楽しかった。少し酔いましたが旅先ということで気を引き締めてホテルまで帰りました。

美しいものを見聞きしたり、美味しいものを食べる経験も素敵だけど1番覚えてるのって人との交流だったりするものです。そればかりを求めてギラギラするのも違うけど、適度なオープンマインドを心がけて大切な出会いはキャッチできるようにしたいです。

買い物や既成事実作りとたんたんとノルマをこなすような一日になることを覚悟していましたが、楽しくしめくくることが出来ました。

この旅行記へのコメント （2）

• たまさん 2023/10/14 14:59:55

  出会い

  よよさん♪
  
  いやー、旅先での人との出会いはやっぱりよよさんの真骨頂ですね（日本語合ってる？）
  既成事実づくりの1日だったはずなのに、ステキな出会いもある！イイね！
  
  にしても、ホテルの朝食おいしそう！
  これをずっと逃していたのは残念ですねー（いや、早朝から出かけるのもまたいいんだけども）
  何でか知らないけど、外国のなんでもない朝ごはんが超美味しかったりする。
  昔、イギリス滞在中に行ったオランダ貧乏旅行で、現地の案内所で紹介された安宿が、
  アンネが隠れていた家みたいなところだったんだけど、朝食のパンとチーズがめちゃくちゃ美味しくて（出てきたのはそれだけ）こっそりお昼のサンドイッチを作ってそーっと持ち出してたのを思い出しました。やっぱ素材が違うんだろうか、あと、空気も関係あるかもねｗ
  
  奇声を発して非常ボタンを押す、、、読みながら苦笑しました。
  日本だったら即、アルソックが走ってくるね(;´∀｀)
  
  たま

  よよさん からの返信 2023/10/14 20:47:10

  Re: 出会い

  たまさん
  
  全く人と交流しない時もあるし今回みたいにいろんな出会いがある時もあるしその時の運ですね。またいい出会いがありますように！
  
  今回は動きすぎてあまりご飯をちゃんと食べなかったのが心残りです。(というより毎度のことかもしれません。)なのでホテルのご飯が最もちゃんと食べたーって思えたかも！外国の1人外食って緊張しますしね。パンやハムやチーズやジュースは本当に美味しかった！土地にあったものなんでしょうね。
  
  食事問題の解決として次回はケーキを1回に2個食べる、という作戦にしようと思います。
  
  どこの若者もはしゃぐもんですね。騒ぐだけならまだいいんですが走り回るのがこわかったです。特別な期間だったからだと思うので今度は人が少なめな時期を狙っていきたいなー。
  
  よよ